新型アウディQ7 試乗しました!【6】乗らなきゃ良さはわからない!!

アウディ新型Q7の試乗インプレッションもすで6回目!

前回までは新型アウディQ7の内外装のレポートと、S lineパッケージをつけたモデルの内外装を比較してみました↓

新型アウディQ7 試乗しました!【1】エクステリアの評価は?

新型アウディQ7 試乗しました!【2】内装の評価は期待を超えるか?!

新型アウディQ7 試乗しました!【3】後席・3列目・ラゲッジの評価は?

新型アウディQ7 試乗しました!【4】S lineパッケージとノーマルのエクステリアの違いを比較!

新型アウディQ7 試乗しました!【5】S lineパッケージとノーマルの内装の違いを比較!

5回にわたって詳細に新型アウディQ7をお届けしましたが、ようやく気になる試乗ドライブフィールのインプレッションです!
大変長らくお待たせしましたwww

Q7S17.jpg

そして乗って初めて分かるアウディの良さ。
毎回価格とか内装の質感とかで文句言ってても、乗ると「う~ん良い」となってしまうのがアウディなんですよね。
どんなインプレッションだったのでしょうか。


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※例によって、当ブログの車に関する口コミ・評判・インプレッションは個人の主観に基づくものです。一部、辛口なコメントも含まれる可能性もありますので、気分を害する可能性がある方はご遠慮ください。

ご了承いただける方のみ、続きをどうぞ↓


 






まずアウディQ7のグレード展開のおさらいですが、2.0Lターボ3.0Lターボの2つのパワートレインで展開。

価格は、

Audi Q7 2.0 TFSI quattro 804.0万円〜

Audi Q7 3.0 TFSI quattro 924.0万円〜


となっています。

試乗させてもらったのは、Audi Q7 2.0 TFSI quattroのS lineパッケージ装着車です。

S lineパッケージは、2.0Lのモデルには82万円、3.0Lのモデルには71万円
のオプション料金となります。

Q7S32.jpg

ではさっそく新型アウディQ7 2.0 TFSI quattro S lineに乗り込んでみましょう。

Q7S20.jpg

内装のインプレッションでも書きましたが、S lineパッケージ装着車は、内装がグンとよくなっています。
ドアを開けた瞬間から見栄えがだいぶ良いです。

ドアシルプレートにはS lineのロゴがあり、ドアトリムもアルカンターラになっていたり、ペダルも金属のクラスターになっています。
個人的に良いなと思ったのは、パワーシートの調整スイッチが高級感があるものになっていたこと。

Q7S21.jpg

こういうマニアックなところにもこだわっているのはGOOD。
というかノーマルでもこのスイッチにして欲しかった。


乗り込んでみると、すでにエンジンがかかっています。

Q7S13.jpg

アイドリングの音よりも、エアコンの風の音のほうが聞こえるほど、静粛性は高いです。
運転席まわりの質感も、S lineパッケージをつけていれば納得のできるものだと思います。


新世代アウディの特徴的なシフトをDレンジに入れ、走り出します。
電動パーキングブレーキなので、アクセルを踏めば自動で解除されます。
昨今では高級車では当たり前になりつつありますが、個人的には電動パーキングブレーキは必須ですね。

新型アウディQ7にはブレーキのオートホールドも付いているのも良いですね。

なぜかアウディでは、ブレーキのオートホールドとアイドリングストップの両立ができてない車が多く、ブレーキのオートホールドはあるのですが、ブレーキペダルから足を離すとアイドリングストップが解除されてしまいます。
新型A4と新型Q7では、それが改善されて、ブレーキのオートホールドとアイドリングストップが両立できるようになっています。
これは嬉しいところ。
他の車種にも早く導入して欲しいです。


ゆっくりとディーラーから幹線道路に出ていきます。
クリープで出ていきますが、8速ATであるアウディのティプトロニックはとてもスムーズ。
DCTのSトロニックなんじゃないか?と思わせるほど、低回転からトルク感があり乗っているときは完全にデュアルクラッチのトランスミッションだと勘違いしていました。
ATでもここまでダイレクト感のあるシフトだったとは…

幹線道路で少しアクセルを開けてみますが、これまたトルクフルに加速。
2,060kgもある車重を物ともせずグイグイとダイレクトに加速
完全にDCTと勘違いしてしまっていたほど。
2.0Lのエンジンでここまでのトルク感とは…恐れいりました。

やはりフォルクスワーゲングループのTSIエンジンとミッションの協調性は、もはや円熟の域に達していますね。
先日試乗したポロでも感動しましたが、この新型アウディQ7でも同様に感動しました。

新型アウディQ7は今回のフルモデルチェンジで大幅な軽量化をしたそうで、その効果もあるんでしょうね。




そして走っている時に目に入ってくるのは、このバーチャルコクピット。

Q7S15.jpg

バーチャルコクピットは2.0Lモデルには9万円のオプションですが、個人的にはぜひとも付けたい装備です。
いろいろカスタマイズもできるので、自分好みのデジタル表示にできます。



幹線道路を走らせていると、その乗り心地の良さに驚きます。
路面が荒れているところを通過しても、まったく微振動やビビリ音、ロードノイズすら感じません。
普通は「ゴー」とか「ザー」とか音くらいはするんですけどね。
これは恐ろしい(笑)

こちらの試乗車の新型Q7には、S lineパッケージがついていますので、アダプティブエアサスペンションがついているのも乗り心地の良さに起因しているのでしょうね。

アダプティブエアサスペンションは、車高も調整できます。
オフロードを走るときには車高を上げて、高速を走るときは車高を下げるなど、ある程度オートでやってくれるそうですが、いろいろ使い分けできるのがいいですね。

試しにエアで車高を上げてもらいましたが、アイポイントが上がって見晴らしもよくなります。
それでもフワフワとした感じになるわけでもなく、走りは硬質感のあるしっかりとした手応えをキープしています。



信号で捕まって停止します。

ブレーキのタッチも違和感なく上質。
柔らかすぎたり、カックンになったりしません。
当たり前のことですが意外と違和感があるブレーキの車もある中で、Q7は良い感じ。

停止するとアイドリングストップしました。

Q7S11.jpg

オートホールドボタンを押していると、ブレーキペダルから足を離してもブレーキがホールドされます。

信号が青になって走りだす際は、アクセルペダルを踏めばブレーキホールドとアイドリングストップが解除されます。

踏んですぐにエンジンがかかりますが、若干タイムラグを感じます。
レクサスRX200tのほうが始動は明らかに早い。
メルセデスのGLCなどと比べても若干ラグがあるかな?

フォルクスワーゲングループのアイドリングストップ再スタートはパサートでもトゥーランでも若干ラグを感じましたが、その点だけは課題ですね。
ただ、他の車と乗り比べれば、というくらいですので慣れで解決すると思います。



そのまま加速しますが、シフトアップしているのが全くわからないほどどスルスルとシフトインジケーターの数字が上がっていきます。
45km/hで6速まで入っています。

4速くらいから踏み増しをしても、シフトダウンしないままグイッと加速します。
このダイレクト感とトルク感はスゴイな。

DCTじゃないのにこのダイレクト感は本当にスゴイ。
レクサスも8速ATが出ていますが、ここまでのトルク感やダイレクト感は実現できていません。
レクサスRX200tやNX200tの2リッターターボエンジンと比較しても、車重は重いアウディQ7のほうがトルクフルに加速します。
これはレクサスの完敗です。この円熟したパワートレインとミッションは、アウディやフォルクスワーゲンの強みです。
メルセデスのGLCなどと比較しても、ダイレクト感やトルク感はアウディのほうが強いです。
これは乗らなきゃわからない良さですね。


Q7S28.jpg


ちょっと空いている道があったので、アクセルを思い切り踏んで加速してみます。
「グァァァァァァァン!」と遠くでエンジンが回る音がして、トルクフルに加速!
2.0L直4ターボエンジンでも綺麗に高回転まで回り、加速性のは2.0Lでも十分です。
静粛性も良く、エンジンからくる振動も抑えられており、エンジン音もガラガラザラザラする音質ではないので心地よいです。

V6 3.0LのQ7はさらに力強いのでしょうけれど、私なら2.0Lでも十分だと思いました

レクサスLX570と比較しても、2.0LのQ7のほうが出足の発進加速もエンジンからの静粛性も勝っています。
RX200tと比較しても同様です。
こと、走りにおいてはアウディ圧勝です。
ダウンサイジングターボと、多段AT、DCTに関してはフォルクスワーゲングループのほうが使いこなしている感があります
レクサスもこのくらいダイレクト感がある走りになると良いなぁと思いました。

Q7S16.jpg

ステアリングの手応えもアウディならでは。
骨太で剛性感があり、不快な微振動はカットしながらもロードインフォメーションはしっかり感じます。
全開加速をしてもハンドルをとられるようなことは全く無く、直進安定性も高いです。

そして何より驚いたのは新型アウディQ7の静粛性です。
全開加速をしても、ロードノイズがほとんど聞こえないです。
同じ道を新型アウディA4でも以前に走らせてもらいましたが、静粛性が高いと売りにしていた新型A4よりもさらに静か。
さすがに本体価格も車格も高いだけに、新型Q7はその上を行っていました。

街乗りで走っていても、ロードノイズを始め、エンジンの音や窓からの騒音の侵入もなく、エアコンの風の音だけが静かに聞こえます。
いやぁ、この静粛性はスゴイなぁと。
レクサスLX570は、思いの外エンジンからの主張が大きく、車外の音の侵入よりもエンジン音が気になりました。
それと比べると、Q7のほうがすごく静かな印象です。
レクサスRX450hは、V6エンジンの主張が意外と大きいので、これまた静粛性という点ではQ7より一歩劣ります。

やっぱり乗るとアウディの良さが改めてわかりますね。

Q7S25.jpg


そんな感じで15分程度の試乗も終了。
ワインディングなどを試せるわけではないのでその実力がすべてわかるわけではないですが、新型アウディQ7の良さは実感できました。

アウディらしい、角の取れた硬質感のある乗り味は、車高が高いSUVでも健在。
SUVだからふわふわするといったこともなく、むしろ静粛性が高まり、より快適になっている印象です。
1000万円近い価格帯なので良くて当たり前なのですが、LX570などと比べても、走りにおいてはQ7のほうが好印象でした。
2.0Lと5.7Lでは排気量が全然ちがうのですが、街乗りのしやすさやダイレクト感ではアウディQ7のほうが印象がはるかに良いです。
やはりダウンサイジングターボと多段ATの協調性は、アウディの円熟さが際立ちました。
それに加えて、アウディらしい角の取れた硬質感も健在。
この硬質感とダイレクト感はアウディならではの世界観ですね。

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内装の質感や、オプション価格などではいろいろ言いましたが、やっぱり乗るとそれらを含めても良いと思える商品力があると思いました。
内装もS lineパッケージをつければクラス相応の質感になりますし、S lineパッケージにはアダプティブエアサスペンションも付いていますので82万円と高価ですが、ぜひとも付けたいオプションだと思いました。


Q7S32.jpg


新型アウディQ7にご興味ある方は、ぜひ見るだけではなく試乗されることをオススメいたします!
展示車で「こんなもんか」と思わずに、乗れば分かる良さがあります。
私も試乗して印象がだいぶ良くなりました。アウディは、やっぱり乗らなきゃ良さはわからないですね。

さて、そんな新型アウディQ7ですが、納期がヤバイことになりつつあります。
もともとそれほど台数が出る車ではないので、あまり船便にも乗っていないそうで、現在プールしてる在庫で好みに合うものがあれば即納できるそうですが、その台数もほぼ捌けてきているそうです。

先代Q7からの乗り換え需要は、特に3.0Lモデルのほうが人気だそうで3.0Lはオーダーすると年内の納車はもう無理だそうです…
新型アウディQ7の3.0Lでオーダー発注にすると8ヶ月くらいの納期になっているそうです。
どんだけー?!
毎月船便で来るものの中で、気にいるのがあれば、もう少し早く納車もできると思いますが、それも争奪戦になっている模様。

2.0Lのほうもオーダーすると5〜6ヶ月待ちだそうです。
気になる方は、買いたいと思ってからでは納車待ちが長くなるので、早めに動かれたほうが納車時期が読めると思います。

新型アウディQ7にご興味ある方は、お近くのアウディディーラーまでどうぞ^^
さいたま近郊の方は、営業マン紹介しますので、メールフォームからご連絡いただければと思います^^

新型アウディQ7の見積りももらいましたが、Q7の記事もちょっと長くなりましたので、リクエストが有れば掲載したいと思います。


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ということで、新型アウディQ7など、そろそろ新車の購入をご検討の方は、実際にディーラーに行く前・もしくはディーラーで見積もりとった後でも、ネットで愛車の無料下取り見積もりをしておくことを激しくオススメしますよ。

何故かというと、営業マンから「今契約しないと納車が更に遅れる!」とか「今日ハンコ押してくれるならこの条件で!」とかプレッシャーかけられて、下取り価格の吟味をする前にうっかりハンコを押しちゃったりすることがあるからです(実際私も経験あり^^;)。

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アウディQ7の動画がありましたので共有しておきますね。







ご興味ある方はどうぞ^^

では次回のワンダー速報もお楽しみに!










 

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コメント

Q7本当にいいですよね。
僕は両方試乗しましたが、街乗りの場合、3リッター方が静粛性が高くて良い印象でした。
外車
アウディ、いいですね〜。
でも、外車は、保守費用がかかりますよね〜。
故障もしますね〜。
やはり、国産がいいです。
ご意見をお聞かせください。
Re: タイトルなし
おにくさん、コメントありがとうございます。

Q7、乗れば納得の良さでした。
2Lしか乗っていませんが、2Lでも十分な加速感で驚きました。
乗り換えオーナーさんには3Lのほうが人気なようで、余裕のある方は3Lを選ばれるんですね。
Re: 外車
Foreiger national さん、コメントありがとうございます。

アウディ、乗らなきゃ良さはわからないですね。
保守費用はわからないです^^;

レクサスは5年10万キロまでの新車保証ですが、壊れないわけではないですからね。
国産の品質に慣れている人だと、外車の異音や故障は耐えられないかも知れないですね^^;

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