前回まではXC90のエクステリアと内装を3回に渡ってお届けしました↓
ボルボ新型XC90試乗しました!エクステリアは評判良いね!納期はなんと来年3月?!
ボルボ新型XC90試乗しました!内装は質感高い!!本木目がイイネ!
ボルボ新型XC90試乗しました!2列目3列目ラゲッジの実用性は?
今回はようやくドライブフィールのインプレッションです。
私自身もレクサスRX450hに乗っていますが、LX570やアウディQ7も乗ってみてそれらと比較したインプレッションができればと思います。
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※例によって、当ブログの車に関する口コミ・評判・インプレッションは個人の主観に基づくものです。一部、辛口なコメントも含まれる可能性もありますので、気分を害する可能性がある方はご遠慮ください。
ご了承いただける方のみ、続きをどうぞ↓
今回試乗させてもらったT6 Inscriptionは、2.0Lのスーパーチャージャー付きターボエンジンとなっています。
最高出力は235kW(320ps)、最大トルクは400Nm(40.8kgm)となっています。
パワー・トルクともに十分な性能。
そして、それに組み合されるのが8速ATとなっています。
燃費は11.7km/Lと、クラス相応の燃費となっています。
同じく2.0L ターボのアウディQ7は、最高出力185kW(252ps)、最大トルクは370Nmとなっており、力強さはボルボXC90のほうが上ですが、燃費はQ7が12.6km/Lと若干リード。
ボルボXC90 T6 AWD Inscriptionの価格は909.0万円〜となっています。

さっそく新型ボルボXC90 T6 AWD Inscriptionに乗り込んでみましょう。

乗り込んで感じるのは、やはり内装の質感の良さ。
特にこのウォールナットと本杢目パネルの質感が温かみがあって非常に良いです。

↑クリックで拡大します。
変わったエンジンスターターを右に回してエンジンを始動させます。

遠くでエンジンの音が聞こえますが、静粛性は高いです。
エンジンの主張よりも、エアコンやシートベンチレーションの音のほうが大きいです。
シートベンチレーションの音はかなり大きめなので、風量を控えめにしたほうが良さそうです。
シートはさすがの出来。

シートの調整できる場所も多く、しっくりした位置に決めることが出来ます。
ボルボXC90のInscriptionというグレードは、レクサスで言うところのversion Lのようなグレードですが、リセールなどもこのグレードが良さそうな感じです。
シートのマッサージ機能まで付いているのには驚き。
さて、試乗に出かけます。
シフトをDレンジに入れて走り出します。
パーキングブレーキは電動ですが、押して解除して走り出します。

ディーラー前の段差を降りて幹線道路に出ます。
段差を超えた時に感じるショックは硬め。
アウディのそれよりも硬く感じます。
ボルボXC90 T6 AWD Inscriptionは20インチのタイヤ&ホイールを装備していますが、20インチでも結構固めだと感じました。

この上にはR designの22インチやT8 Inscriptionの21インチも控えているので、そっちの乗り味が心配になります。
とはいえ、街中を走っている限りでは不快に感じるほど硬いわけではないです。
さすがにラグジュアリーSUVなだけあって、クラス相応の快適さはもちろん備えています。

最初の信号に捕まって停止します。
ブレーキのオートホールドがあるので、ブレーキペダルから足を離してもブレーキが保持されます。
これは快適。
このクラスになると当たり前かと思いきや、レクサスLX570にはブレーキのオートホールドはありません。
そういう面でも、ボルボの新型XC90は快適。
オートホールドからの復帰は、アクセルを踏めば解除されます。
信号を右折して少しアクセルを開けてみます。
するとグイグイと2トンを超えるボディをトルクフルに加速させます。
これは良いぞ!
低速域ではスーパーチャージャーが効いているそうで、それと8速ATのマッチングが良いのか、重さを感じること無く加速していきます。
アウディQ7のようなダイレクト感ともまた違いますが、ボルボXC90もドライブフィールは良好です。

ボルボXC90はメーターが12.3インチワイド液晶なのが良いですね。

アウディのバーチャルコクピットは2.0Lモデルにはオプションでしたが、ボルボXC90には全グレード標準装備です。
MAPもナビ上に表示できるのが良いです。
上位グレードのInscriptionにはヘッドアップディスプレイも標準装備。
LX570やメルセデスGLSには液晶メーターの設定はありません。
そういう面では後発の強みで、Q7やXC90が先進的ですね。

右左折をしてみますが、そうした時に踏み込む微低速域からの加速も非常にトルクフルです。
車重の重さを感じさせない加速感なので、ボディが大きく感じないです。
RX450hのほうがもっと出足が重い感じがするので、ボディ自体も大きい錯覚をしますが、XC90はその逆でボディは大きいのにキビキビと加速するので、狭い道でもなければ大きい車に乗っている感覚があまり無いです。
これは良いですね。

ボディも箱型なので見切りも良いです。
ステアリングホイールの握り心地も良好。

握りが来る位置に革の継ぎ目が一切ない縫製はお見事。
握っていてチクチク気になるなんてこともないです。
ただ、パドルシフトが無いことと、ステアリングホイールの電動チルト&テレスコが無いのはマイナスポイント。
スポーツグレードのR-designにはパドルシフトが付いています。
エンジンが温まってきたのか、信号で停止した際にアイドリングストップもしました。
ボルボXC90でも、アイドリングストップとブレーキのオートホールドは当たり前に両立できます。
やっぱりこれが無いとね。
アイドリングストップからの復帰も、アクセルペダルを踏めば瞬時にエンジンが始動します。
これはかなり早いですよ!
アウディのアイドリングストップからの復帰より明らかに早いです。
レクサスRX200tのそれと同じくらい早いです。
そして、静かに振動などもなくエンジンが再始動します。
さすが、ボルボXC90は1000万クラスのSUVなだけに、こうしたストップ&ゴーの動的質感も非常に高いです。
そしてこちらのナビ画面。

画面も9インチと大きく、全てタッチパネルになっているので停まっている時に見る分には視認性も良いですが、運転している際にはやはりリモートタッチなどの手元のデバイスのほうがブラインドタッチはしやすいかもしれません。
絶対に視線を向けないと押せないですから。
ただ、この専用設計のナビ画面は、質感的にもクオリティは高いと思います。
プラスチックむき出しの部分もないですし、見た目も先進的。
こうした専用設計の部分が所有欲をそそるのだと思います。
しばらく街中を流していましたが、やはりマンホールなどの凹凸はダイレクトに感じますね。

もう少し、角の取れた感じにコツコツと来ると良いかなぁ。
この辺りは、アウディQ7のほうが乗り心地は良いかもしれません。
また、ロードノイズもアウディQ7のほうが静かに抑えられている印象です。
しばらく走っていると、前の車が左折で減速した際、こちらがスピードを落とさなかったので自動ブレーキのアラートがなりました。
他のメーカーの自動ブレーキではアラートがならないくらいの距離でしたが、ボルボXC90の安全装備は警告を発しました。
ブレーキを踏むところまでは行っていませんが、他のメーカーよりも警告するタイミングが早めだと思います。
この辺りは、安全に関する意識の差かもしれませんね。
ボルボは安全装備に関しては世界でも最先端を行っていると言っても良いくらい先進的なので、ボルボXC90の車重を考慮して安全に止まれる範囲で早めに警告を発しているのだと思います。
これは賢くて良いと思いました。

そんな感じで、15分程度の試乗も終了。
割と混雑している市街地の走行だったので、細かいところまではわかりませんでしたが、市街地の走行ではかなりトルクフルに走るので心地よかったです。
乗り心地は若干硬さを感じる乗り味ですが、LクラスSUVとして全体的には乗り心地は良いです。
今まで試乗してきたLクラスSUVと比較しても、商品力は高いと思いまいた。
ベースグレードとなるXC90 T5 AWD Momentum(2.0L直4ターボ)774.0万円〜でも、安全装備に関してはすべて標準装備となっていますし、ヘッドライトなども同じなので、エクステリアに関しても見劣りするところはありません。
用意されているオプション自体も少なく、サンルーフとオーディオとエアサスとレザートップのインテリアくらいなもんです。
それ以外はほぼほぼ全部入りの車なので、どのグレードを買っても、満足度は高そう。
その中でも、今回試乗したボルボXC90 T6 AWD Inscriptionは2.0Lでは上位グレードとなるので、満足度も高いです。
見積りももらってきたので、次回以降でお届けしたいと思います。
そんなボルボの新型XC90ですが、日本だけでなく中国やアメリカでも人気だそうで、生産が追いついていないんだそうです。
なので2016年6月時点で発注したとしても、納車は来年の3月とか!?
どんだけー?!(笑)
気になってから商談したのでは、車検が切れてしまいそうですね^^;
ボルボの新型XC90が気になる方は、お早めにボルボディーラーに足を運んでみてはいかがでしょうか?
とその前に、ボルボ新型XC90など、そろそろ新車の購入をご検討の方は、実際にディーラーに行く前・もしくはディーラーで見積もりとった後でも、ネットで愛車の無料下取り見積もりをしておくことを激しくオススメしますよ。
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とりあえず自分の車の下取り価格見てみようかな…

2013年の3月にブログを開設して以来、毎日更新を貫いています!!
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今後も気になる旬な車を中心にお届けしますので、応援よろしくお願いいたします^^
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ボルボXC90の動画がありましたので共有しておきますね。
ご興味ある方はどうぞ^^
では次回のワンダー速報もお楽しみに!

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コメント
- 管理人様がお感じになった「最も静粛性が高いSUV」とは?
- 度々ブログを拝見しております。
コメントにて失礼させていただきます。
過去のアーカイブも拝見したところ、ドラヨス様はこれまで、オーナーとしてLexus RXに、また試乗としてLexus LXやAudi Q7、それにボルボXC90など、様々な「高級SUV」にお乗りになった経験があるんですね。
そこで伺いたいのですが、ドラヨス様がお感じになった、「最も静粛性が高い高級SUV」「最も乗り心地が良い高級SUV」とは、一体どんな車種なのでしょうか?
私自身は到底購入できるお金を持っていないのですが、個人的に興味がありまして・・・。
やはり、静粛性といえばトヨタという風潮からして、LexusのフラッグシップSUVである LXが最もそれに当てはまるのでしょうか?それとも、LXのようなクロスカントリー車ではなく、あくまでオンロードに特化している造りのQ7やXC90が当てはまるのでしょうか?
オフロードはまず走りませんし、ほとんどは市街地や郊外、それに遠距離に向かうための高速道路を走っている私なので、「走りの良さ」よりも「快適性」・「静かさ」を求めています。
突然のコメントとなり失礼とも思ったのですが、この機会にと思い、投稿いたしました。
よろしければ、ご回答願います。
- Re: 管理人様がお感じになった「最も静粛性が高いSUV」とは?
- とどりこーんさん、コメントありがとうございます。
そうですね、気づけばフラッグシップクラスのSUVに試乗する機会がありました。
リクエストがあったから試乗しに行ったのもありましたが。
BMWX6もお友達のに乗らせてもらいましたしね。
静粛性、という点だと全てのモデルの3Lクラスに乗っていないのでなんとも言えないのですが、個人的な好みを言えば、アウディQ7はドライバビリティに関してはかなり好印象でした。
BMW X6も静粛性はとても良かったです。
LXはエンジンからの主張が思いの外大きいです。
反面、内装クオリティではボルボやLXが印象は良いです。
どのメーカーもそれぞれ個性があって良いと思います。
SUVの比較レポートとかも書いたら面白そうですね。
考えておきますね。
- 返信コメントです
- こんばんは。早くにお返事を頂戴し、ありがとうございます。
ドラヨス様のご意見も、拝見させていただきます。
Q7の静粛性が良いということや、反対にLXではエンジン音の主張が大きめという点については、意外でした。特に、LXはレクサスブランドのフラッグシップSUVということもあり、「静粛性に磨きがかかっているのは当然なのかなぁ」と思っていたので…。
こればかりは、実際に乗ってみないとわからないのでしょうね…
(^_^;)。
ところで、SUV比較の記事をもしお書きになるのであれば、もしよろしければ、静粛性の高さや、振動・路面からの突き上げの有無など、乗り心地の成績付けや比較を行っていただければ、さらにありがたいです。
特に、今まで縁もゆかりもないランドローバー・レンジローバー(イヴォークではない方)の評価も見られたらいいなぁ…
(/ω・\)チラッ
とまぁ、わがままを書き連ねてしまってスミマセンが、とにかく、お返事をいただきありがとうございました!
- Re: 返信コメントです
- とどりこーんさん、コメントありがとうございます。
LXはいろいろ既成概念が通用しない車だと思います(笑)
特にエンジン音の主張も想定外でした。
不快な音ではないですけどね。ファーンという回転音が低回転から聞こえます。
相対的にロードノイズなどはあまり気になりません。
Q7はめちゃくちゃ静かです。
2Lであれなら、3Lはさらに静かでしょう。
リクエストのあるローバーは機会があれば乗ってみたいと思います。
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