オーナーが語る!トヨタC-HR(CHR)の試乗&納車されてわかったダメなところを徹底評価!
トヨタのコンパクトSUV「C-HR(CHR)」!!
販売状況は依然好調のようですが、各地の口コミでは結構辛口な意見も散見しています。
今回の記事ではC-HR関連の情報をだいぶ詰め込みましたので、ウィキペディア並の情報量となっていますので覚悟して見てくださいね(笑)
ただ、この記事を読めば、C-HRの良いところも悪いところも予習は完璧!
私自身もC-HRが納車されて実際に乗っていましたが、100%満足できる車でないことは確かです。
最近では街でもたくさん見かけるようになりましたが、実際に走っている姿を見てトヨタC-HRが気になってきている方も多いのではないでしょうか?
今回は、トヨタC-HRのダメなところを、身銭を切ったオーナーならではの辛口の口コミとして、書き出してみたいと思います!
逆に言えば、「それらのデメリットを理解した上でトヨタC-HRを購入すれば、後悔しない!」ということです。

トヨタC-HRはどこがダメなのでしょうか?
トヨタC-HR(CHR)の購入を検討している方、納車待ちで修行中の方の参考にしていただければと思います。
ダメなところだけじゃなくて、C-HRには良いところもいっぱいあります!
私がトヨタC-HR購入を決めた6つの理由 C-HR納期最新情報も!
上記記事も併せてどうぞ!
過去のトヨタC-HR関連の記事や、これから加筆されていくC-HRの最新情報については、以下のトヨタC-HR関連記事一覧でチェックしてみてください↓
トヨタC-HR関連記事一覧
※例によって、当ブログの車に関する口コミ・評判・インプレッションは個人の主観に基づくものです。一部、辛口なコメントも含まれる可能性もありますので、気分を害する可能性がある方はご遠慮ください。
ご了承いただける方のみ、続きをどうぞ↓
トヨタC-HR(CHR)エクステリアの評価は?
ではさっそくトヨタC-HR(CHR)HYBRID Gを見てみましょう!

上記は2019年のマイナーチェンジ後のC-HR GR SPORT。
通常モデルよりも顔つきが精悍になっています。
そしてこちらがマイナーチェンジ前のデザイン↓

この時は入庫したてホヤホヤだったところを、洗車してわざわざ私のレクサスRX450hの隣に停めてくれました。

↑クリックで拡大します。
こうして見ると、サイズは全然違いますが、顔つきの迫力やアグレッシブなスタイリングによって、レクサスRXに負けていない存在感です。
左右1mにもおよぶ大型のヘッドライトは顔つきを大きく見せていて、サイズ以上に車を立派に見せています。
そしてLEDフォグランプも良いですね!
トヨタC-HR(CHR)は、すでにレースにも参加していましたが、そのイメージも強く感じます。
正面から見比べるとこんな感じです。

↑クリックで拡大します。
さすがに高さの違いは目立ちます。
トヨタC-HR(CHR)のハイブリッドは、マンションなどの立体駐車場OKな、1,550mmに全高を抑えてあるので、SUVとしてはかなり低い印象です。
一方で全幅は1,790mmと1.8m近くあるのでワイド&ロー感があります。
レクサスRXの全幅は1,890mmあるので、10cm幅が違います。
同じ白系ですが、レクサスRXのF SPORTは、ホワイトノーヴァガラスフレークという白色度が強い白なので、トヨタC-HR(CHR)HYBRID Gのホワイトパールクリスタルシャインと並ぶと、後者のほうが黄色がかって見えます。
ちなみにホワイトパールクリスタルシャインは別途32,400円のオプション料金が発生します。
(レクサスでは無料)
さて、トヨタC-HR(CHR)HYBRID Gのエクステリアを細かく見てみましょう!

↑サービスサイズです。クリックで拡大します。
素直にかっこいいと思いました。
特に、サイドロアにある黒い樹脂パーツがボディを薄く見せていて、そしてタイヤが4隅に踏ん張って見えるスタイリングはとてもスポーティ。
トヨタらしからぬ、アグレッシブなスタイリングです。
これは好き嫌いがハッキリ別れるでしょうね…。
私はアリです。だから買ったんですが(笑)
トヨタC-HR(CHR)HYBRID Gを正面からもどうぞ。

こうして見るとコンパクトな感じもします。
ライバルのホンダヴェゼルと同じくらいのサイズ感といえば、想像つきやすいでしょうか?
もっと近づいて撮ってみました。

近づくとヘッドライトの大きさからとても迫力がある車に見えますね。
見る角度によって、かなり印象が変わる車です。
そして気になっていたヘッドライトを点灯!

ピカァ!!
「目がぁ!目がぁぁ…!(笑)」
やっぱりLEDのフォグが白くていいですね!
LEDフォグは上位グレードのG・G-Tに標準仕様。
S・S-Tはハロゲンになります。

夜のC-HRの表情もとても目立ちそうですね!
ちなみにスモールだけだとこんな感じです。

目の下に入るアイラインは、デイタイムランニングライトになっているそうで、ライトをAUTOにしておけば日中でも光ります。
しかも流れるウインカーである、シーケンシャルターンシグナルをトヨタ車としては初採用!

これは確実に目立ちます!
ちなみにこのLEDヘッドランプは、上位グレードG・G-Tにのみ151,200円のオプションでのみ用意されます。
これを付けないと、上位グレードでもハロゲンランプになります…
300万円近い車がハロゲンランプだなんて。
しかも、下位グレードのS・S-Tには、オプション装備すらできないので、強制ハロゲンとなります。
これがC-HRのネガティブポイントです。
でも、やっぱりLEDヘッドランプ&シーケンシャルターンシグナルはカッコイイから上位グレードでオプション装備したくなります。

うまい商売です。
特別仕様車でLEDが付いたモデルが2017年末にデビューしたので、そちらを買われてもお得ですね。
全灯させてみるとこんな感じです。

いや〜、賑やかだ!(笑)
これは夜間でも目立ちそうですね。
レクサスRX450hもライトを点灯させてみました。

C-HRも負けてないですね。
RXのアイラインは、ツブツブが目立つので、シームレスに光るC-HRのほうがきれいに見えます。

しかも開発者がこだわって作ったこのヘッドライトは、上から見ると細かい点々が浮き出るように表現されています。
これがほんとうに綺麗で。
このライトだけでお茶碗一杯いけちゃいそうです(笑)

表情豊かなヘッドライトユニットは、車の印象を大きく左右しますからね。

そういう意味ではC-HRは成功していると思います。
さて続いて、トヨタC-HR(CHR)HYBRID Gのサイドの方にも回ってみましょう。

こうして横から見比べても、C-HRのヘッドライトの大きさがわかると思います。

フロントフェンダー上部にまで回り込んだヘッドライトは、とても強そう。

RXよりも立派に見せています。
そして張り出した前後のフェンダーから、えぐられるようなボディサイドが印象的。
このデザイン処理により、タイヤが四隅に踏ん張って見えています。
その分、全幅に対する居住性は犠牲になっていると思いますが、それも狙いのうちだとか。
広くて四角い車は他にもたくさんありますからね。
それ以外の選択肢としてのトヨタからの提案なのだと思います。
気に入った人が買えばよろしい、と。
続いて、トヨタC-HR(CHR)HYBRID Gのリアサイドのほうにも回ってみましょう。

これまた特徴的なリアビューですよね!!
レクサスNXでもリアビューがアグレッシブだと思っていましたが、それより攻めていると思います。
何より、リアウィンドウの傾斜角がスポーツカー並!
と言うか、確実に後方視界が犠牲になっていると思いますが、それでもこのエクステリアデザインを採用したのは拍手です。
特徴的なのは、クーペスタイルを意識させるため、リアドアのハンドルが隠されたデザインになっている点。

実際に初めて開けてみましたが、操作感覚は悪くないです。
ただ、握りやすいかと言われると通常のドアハンドルのほうが握りやすくて当たり前。
でもシトロエンDS4やヴェゼルなどと比べると握りやすいかもしれません。
ドアハンドルの上半分のところをブラックアウトすることで、サイドのウインドウグラフィックからリアガラスまでを貫通するデザインになっています。

張り出したフェンダーと絞り込まれたボディ上屋がとてもスポーティに見えます。
続いてトヨタC-HR(CHR)HYBRID Gのリアも見てみましょう。

リアガラスの傾斜角がスゴイですよね。
大型のルーフスポイラーは空力的にも計算され尽くしているそうです。

ルーフスポイラーに穴が開いているのも空気の流れを取り込むためだとか。
このデザインによっても、C-HRのキャラクターになっていますよね。
通常のルーフスポイラーより、見た目的にもユニークです。
トヨタC-HR(CHR)HYBRID Gのリアを正面から。

C-HRのリアは、キュッと引き締まった感じで小尻な印象。
顔が大きいのでリアの小ささも余計際立ちます。
特徴的なのは、このリアコンビネーションランプも。

サイドからリアデッキまで回り込んだデザインになっていて、とても印象的。
リアコンビネーションランプを点灯させてみました。

チューブ状にシームレスに光るリアコンビネーションランプはとてもきれいですね!
惜しむらくはナンバー灯がLEDじゃないこと…
これはディーラーオプションや社外品で対応するとしましょう…
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LEDヘッドライトを15万円でオプション装備すると、リアコンビネーションランプもフルLEDになります。

ちなみに、前回もお伝えしましたが、このLEDヘッドライト&フルLEDリアコンビネーションランプのオプションを付けても、リアのターンシグナルは流れません。

そこだけはご注意を。
リアを逆サイドからも撮ってみました。

リアバンパー周りもかなり複雑に入り組んだデザインになっていますね。
隣のRXのリアがシンプルに見えるほど(笑)
暗くて見えませんが、マフラーは隠されたデザイン。
そして逆サイドで気になるのがこちらのミラー。

トヨタC-HR(CHR)には、パノラミックビューモニターなどの設定がないため、この補助ミラーが標準装備になります。
パノラミックビューモニターは便利なため、あると嬉しかったですが…
何よりこのミラーの形がかっこ悪いです(笑)
おそらく年次改良などでパノラミックビューモニターなどは追加されていくんだろうな。
と言った感じで、画像大量でトヨタC-HR(CHR)HYBRID Gのエクステリアをぐるっと一周見てみましたがいかがでしたか?
メタルストリームメタリック以外のC-HRを初めて見ましたが、ホワイトパールクリスタルシャインも思っていたよりもすごく良かったです。
私は無難なブラックマイカにしましたが、C-HRのようなコンパクトでアクティブな車には、明るい色やビビッドな色も似合いますよね。

トヨタC-HR(CHR)内装の評価は?
うちのディーラーに展示してあったのは、ホワイトパールクリスタルシャインのトヨタC-HR HYBRID Gでしたが、内装インプレッションをお届けするのは、違うディーラーで明るいときに見せてもらったイエローのトヨタC-HR G-Tです。

うちのディーラーで撮ったのはすでに暗くなってしまっていたので、明るい写真のほうが見やすいかと思いまして。
ハイブリッドの「HYBRID G」とターボ車の「G-T」では装備は同様になるのでご参考まで。
しかもこちらのイエローのトヨタC-HR G-Tは非本革仕様だったので、HYBRIDG同様に一番需要が多そうな内装パターンです。
ではさっそく、トヨタC-HR G-Tの運転席側ドアを開けてみましょう。

例によって、運転席側ドアの内側からチェックです。
スカッフプレートは無し。
その代わりドアシル部分にはダイヤモンドをイメージしたパターンがあります。
社外品マットが販売されていますのでこっちで十分かも。
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さて、続いてはトヨタC-HR G-Tのドアトリム。

パッと見の質感は悪くありません。
ドアトリム上部はソフトパッド。
トリム中央の茶色の部分は、編み込んだファブリックなのかと思っていたらちょっと違いました。
樹脂製の凹凸の付いたマテリアルで、硬くひんやりとしています。ココは期待していた素材とは違いましたね。
見方によっては安っぽくも見えます。
肘置きなどは一応ソフトパッドです。
中央の茶色の部分だけは期待と違いましたが、それ以外はトリム上部にもソフトパッドを使うなど、Cセグ車としての質感は担保していると思いました。
インナーガーニッシュがソフト塗装になっているのは、上級グレードのG、G-Tのみとのこと。
続いてトヨタC-HR G-Tのウインドウスイッチを見てみましょう。

ココは質感はGOODです!
台座部分はグロス塗装されており、スイッチにもシルバー調の加飾がなされています。
ココだけ見たらレクサスの一部車種より上等に見えます。
ドアポケットにはドリンクホルダーも完備。
ちなみに、暗い所で撮った写真では、ドアにはイルミが仕込んでありました。

こちらは上級グレードの専用装備。
続いて、トヨタC-HR G-Tの運転席に乗り込んでみましょう。

非本革仕様なので、上級ファブリック+ブラウン本革のコンビネーションシートです。
パワーシートではありませんが、何故かランバーサポートだけは電動。
オプションの本革シート(75,600円)にするとパワーシートになるのかと思いきや、本革シートにしても、パワーシートにはなりません。
電動ランバーサポートのみ。
本革仕様だとシートの色が黒になるので、このブラウンの色が嫌な人は本革にすると良いかも。
ただ、本革シートの生産枠が少なく、納期はかなり延びているみたいですので、本革を検討中の方はディーラーにて納期をご確認ください。
続いて、トヨタC-HR G-Tの前席全景を見てみましょう。

↑クリックで拡大します。
C-HRのデザインは今までのトヨタ車にはなかったデザイン。
グロス塗装も随所に配置され、手に触れる部分はソフトパッドなどがあしらわれており、質感は高いです。
細かく見てみましょう。
まずはステアリングホイールから。

C-HRのステアリングホイールは本革で、サラサラとした手触り。
やや硬めの手触りで、VWゴルフと同じような触感。
下半分にはグロス塗装された部品が付いていたり、凝ったデザインになっていますね。
質感GOOD!
ステアリングスイッチはこんな感じです。

ステアリングスイッチがダイヤモンドをイメージしたひし形になっているんですが、上下左右が直感的にわかりづらく、ひし形の角の部分を押したくなってしまいます。
まあこれは慣れで解決すると思いますが。
レーダークルーズコントロールのレバーは、他のトヨタ車同様に右側に備わります。
C-HRは全車速対応のレーダークルーズコントロールなので、使用頻度も高いと思います。
反対側のスイッチはこんな感じです。

音楽などのボリュームや、ハンズフリーやボイスコントロールのスイッチが備わります。
ちなみに、どのグレードでもパドルシフトは設定無し。
これは残念。
あると便利なんですけどね。
C-HR専用デザインのステアリングホイールでお金はかかっていますね。
続いて、トヨタC-HR G-Tのメーターも見てみましょう。

C-HRのターボ車のメーターは左側がタコメーターになっていますね。
中央にはカラーのマルチファンクションディスプレイが備わります。
マルチファンクション内のデザインは装飾過多な気もしますが^^;
まあそういう車があっても良いと思います。
ちなみにハイブリッドのメーターはこんな感じです。

左側がハイブリッドインジケータになっています。
トヨタのオプティトロンメーターは、イグニッションONでメーターの針が白く光るのがきれいです。
針の形も特徴的ですね。
C-HRはメーターフードにもソフトパッドがあしらわれています。

ステッチ付きに見えますが、こちらはフェイク。
ヴェルファイアなどと同じようなシボで表現されたステッチですが、見た目の質感は上質に見えます。
ステアリングホイールの右側はこんな感じです。

エンジンスタートのスイッチがココに備わります。
エアコンの吹き出し口も凝ったデザインになっていますね。
続いて、トヨタC-HR G-Tのインパネ周りを見てみましょう。

ナビはすべてディーラーオプション扱いになるので、パネルがはめ込まれていました。
ここの質感も良いですね。
ナビが入っていないとわかりづらいですが、ピアノブラック調のグロス塗装されたパネルで覆われ、それ以外の部分もソフトパッドになっています。
無塗装プラむき出しの部分がほとんど無く、上質なインパネです。
スイッチ類も整理されており、とてもシンプル。
国産車というよりフランス車のような印象です。
エアコンパネル周りはこんな感じです。

ここもスイッチはダイヤをモチーフにしています。
イグニッションONでこんな感じに点灯します。

シートヒーターも上級グレードには標準装備。
その下にはちょっとした収納スペースがあります。

スマホなどを置いておくには良さそうです。
その手前にはカップホルダー1つが備わります。
続いては、シフト周りも見てみましょう。

アルミ削り出しみたいなシフトノブも特徴的ですよね。
握り心地も上々。
C-HRには電動パーキングブレーキが標準装備!!
そしてブレーキのオートホールドも備わります!
これは嬉しい!

夜間はブルーのイルミネーションが付きます。

こちらも上級グレードの装備となります。
シフトの前後には1つずつカップホルダーが備わります。

後方にあるカップホルダーは2重底になっていて、2つの穴に指を突っ込んで取ると、深いホルダーになってペットボトルなどを置くのに適した深さになります。

フタが残っちゃうのが難点ですが、深さを変えられるのはありがたいですね。
このあたりのユーティリティは、ライバルであるヴェゼルのほうが上手です。
今度、「ヴェゼル vs C-HRの比較対決」記事も書いてみたいと思います。
センターコンソール部分。

2重底になっているドリンクホルダーの後ろには、アームレストがあります。
表面はハードプラではなく、ちょっとソフトな手触りになっていますが、合成皮革では無さそうです。
アームレストを開けると、コンソールボックスになっています。

深さはそこそこあります。
USBソケットが備わっています。
続いて、トヨタC-HR G-Tの助手席方向も見てみましょう。

上位グレードのHYBRID Gと、ターボのG-Tに標準の上級ファブリックと本革のコンビネーションシートです。
実際に触ってみましたが、ファブリック部分の手触りはスキーウェアみたいなちょっとゴワゴワした触感ですが耐久性は高そう。
アルカンターラみたいな手触りならなお良かったのですが、キルティング調のシートは見た目的には質感高そうに見えます。
続いてダッシュボードを見てみましょう。

ダッシュボード上部は、フェイクステッチの付いたブラウンのソフトパッドで覆われ、ピアノブラックとサテンシルバー調の塗装がなされていて見た目はとても上質な感じです。
その下の部分もソフトパッドになっています。
グローブボックスを開けるとこんな感じです。

ちょっとピントが合ってませんが^^;
中は起毛仕上げにはなっていませんでした。
新型CX-5は起毛仕上げになっていたなぁ…
続いて、トヨタC-HR G-Tのオーバーヘッドコンソールも見てみましょう。

サングラスホルダーなどの収納は無し。
ルームランプも豆球です。
LEDに打ち替えたいところです。
C-HRの前席内装ですが、予想を超える部分と期待のほうが大きかった部分もありました。
シンプルで先進的なデザインと、しっとりとしたマテリアルを随所に配置しているのは質感がとても良いです。
グロス塗装されたパネルも多いので、見た目の質感は良いですが、皮脂や指紋が目立ちやすくちょっとペカペカした感じもあります。
イルミネーションも随所に仕込まれていて、トヨタ車としてはかなり質感的には良いと思います。
運転席周りの広さとしては、Cセグ車としては標準的ではないでしょうか。
視界も新型プリウスよりはちょっと高いですが、SUV的な高い視界ではなく、あくまで乗用車感覚です。
前席はプレミアムな雰囲気も感じられて、価格相当の質感を担保していると思いますが…
トヨタC-HR(CHR)の後席の評価は?
続いては、気になるトヨタC-HR G-Tの後席を見てみましょう。

ムムム…
広いのか狭いのか微妙なところですが…
はやる気持ちを抑えて、まずは後席ドアの内側からチェックしてみましょう。
トヨタC-HR G-Tの後席ドアの内側はこんな感じです。

パッと見、前席と変わらないように見えますが、触ってみるとだいぶ印象が違います。
それは悪い方に。
前席ではソフトパッドになっていた、ドアトリム上部や肘置き部分は全部ハードプラになっています。
トリム中央の茶色い部分もハード樹脂素材なので、全体的にプラスチッキーな印象。
ドアポケットが無い代わりに、ドリンクホルダーがウインドウスイッチの前方に仕込んであります。

ウインドウスイッチの台座部分も、前席とは違って無塗装プラなので、質感は著しく劣ります。
スイッチにのみ、シルバーの加飾が付いていますが、他がプラスチッキーなので印象は変わりません。
完全に後席の質感は割り切った感じがします。
まあ、ゴルフ7でも、後席上部はソフトパッドになっていなかったり、質感に前席と差がありましたけどね。
続いて、トヨタC-HR G-Tの後席シートを見てみましょう。

後席シートもキルティング調の上級ファブリックと本革のコンビネーションシートです。
さて、気になる後席の広さですが、「思っていたよりは狭くない」というのが最初の感想です。
運転席を身重173cmの私のドライビングポジションに合わせた状態で、後席足元はこのくらいのゆとりがあります。

広々、とまではいきませんが、思ったより狭くないというのが印象です。
レクサスCT200hなどの後席よりは広いかな?
膝前には拳2つ分くらいは空いてますかね?

さらに、前席下につま先が入るので、足入れ性は悪くないです。

足が組めるほど広くはないですが、Bセグ車コンパクトよりは広いと思います。
そして、「後席の広さ問題」と併せて、「後席の閉塞感問題」も検証です。
クーペスタイルの追求のため、後席ガラス部分は後ろに行くに連れて切れ上がっていくデザインになっています。

そのため、後席内側から見ると、窓ガラス部分が狭いので「暗く閉塞感があるのでは」ということです。
実際の後席から外を見るとこんな感じです。

たしかに窓が小さく、暗い感じがします。
そういう面では確かに閉塞感があるともいえますが、頭上高が思いの外あったので、窮屈な感じはしませんでした。
事前情報では「狭い!暗い!」と散々聞かされていたので、実際にC-HRを見てみたら「なんだ意外と狭くないじゃん」と言った印象でした(笑)
ミニバンのような使い方は出来ませんが、Cセグハッチバックとしてみたら標準的な広さだと思います。
大人が常時4人乗るような使い方でなければ、子供が幼いファミリーなどでも十分実用に足りると思います。
続いて、トヨタC-HR G-Tのセンターコンソール後端を見てみましょう。

ココは至ってシンプル、というか何もありません。
エアコンの吹き出し口なども無く、本当に後席は重視していないのがわかります。
寒冷地仕様のオプションを装着すると、リアヒーターダクトが足元に備わるとのこと。
ちなみに、後席にはアームレストも備わりません。

Cセグハッチバックなら用意されていて然るべきと思うので、そこは割り切り過ぎかなぁと。
さて、続いては、トヨタC-HR G-Tのラゲッジスペースも見てみましょう。

テールゲートを開けるとこんな感じです。
こちらも「思っていたよりは狭くない」と言った印象でした。
デミオやレクサスCT200hなどよりはよっぽど実用的でしょう。
ただ、ライバルであるヴェゼルのほうが広いのは一目瞭然。
ヴェゼルとの比較も近いうちに記事にしたいと思いますが、「拍手ボタン」などでリクエストが多かったら早めに記事にしたいと思います。

C-HRのラゲッジ容量は318L。
ラゲッジアンダーボックスはこんな感じでした。

ターボとハイブリッドで違うのかと思ったら、どちらもそれほど変わりません。
↓こちらがハイブリッドです。

ただし、テンパータイヤや1500Wのアクセサリーコンセントをオプション選択肢た場合は、デッキアンダートレイの形状が変わるそうです。
良いなと思ったのは、C-HRの後席を6:4分割で倒すことができ、その際にラゲッジフロアとフラットになる点。

後席を倒した状態だと、1,112Lまでラゲッジスペースは拡大します。
斜めに寝れば車中泊もできるかも?!(笑)
後席を倒す際に、ヘッドレストを外したり、前席を前にスライドさせたりしなくても、簡単にフラットになるのは良いですね。
トヨタC-HR G-Tの後席やラゲッジスペースの感想としましては、事前には「C-HRの後席は狭い暗い」と噂されていましたが、実際に座ってみた印象としては「思ってたほど狭くない」です。
さすがに広々とはいきませんが、前席下へ足先が入るし、膝が前席シートバックに付いてしまうような狭さはありません。
後席窓ガラスが狭いですが、頭上高は思っていたほど低くないので、身長173cmの私が座っても窮屈感は無かったです。
ただ、ドアトリムの質感や、アームレストがない点などは不満。
トヨタも割り切って作ったとのことですが、CX-5の質感などを見るとどうしても見劣りしていまいますね…
そんなCX-5の後席のレポートは次回以降でお届けしますのでそちらもお楽しみに。
ただ、C−HRの後席の割り切りも、開発サイドからしたら織り込み済みであって、その割り切りがコンパクトさと走りの質感向上に注力できた理由でもあると思います。
そこに価値を求める人にとっては、唯一無二の存在となる車がC-HRなのだと思います。
「大きい車は必要ない。必要最低限の広さと、コンパクトでキビキビした走りが欲しい。」という方には、C-HRは刺さるのではないでしょうか。
あとは、一番の魅力はアグレッシブなエクステリアだったりするかもしれませんね。
トヨタC-HR(CHR)試乗インプレッション!
続いてトヨタ C-HR(CHR)の試乗インプレッションをお届けします!
試乗させてもらったのは、トヨタ C-HR(CHR)HYBRID G。

C-HRの価格や見積もりに関しては以下の記事に詳しく書いてあります↓
【速報】トヨタC-HR(CHR)見積もった!コミコミ価格はやっぱ高い!でも欲しいwww
全グレード見積もりもらいましたので、C-HRの購入を検討されている方の参考になれば。
さて、キーを受け取り、さっそく乗り込んでみます。

↑クリックで拡大します。
この角度から見るトヨタ C-HR(CHR)はなかなかかっこいいと思います。
ちなみにキーはプリウスと同じ形状です。
ステアリングの右側にあるスタータースイッチを押して、トヨタ C-HR(CHR)HYBRID Gのハイブリッドシステムを起動させます。

「ピ!」という音ともに、システムが起動。
システム起動直後はエンジンがかかっていませんが、数秒するとアイドリングチェックのためにエンジンが始動します。
これはだいたいトヨタのハイブリッドカーでは同じですね。
水温が低かったり、バッテリーが足りなかったり、エアコンがかかっていたりすると、ハイブリッドとは言えエンジンはかかったままになります。
逆に言うと、水温が低すぎず、バッテリーが足りていれば、アイドリングチェックが終わるとエンジンは止まります。

アイドリング中のエンジン音は、そこそこ聞こえます。
レクサスのハイブリッドのイメージで乗ると、「意外と聞こえるな…」という印象。
振動も若干感じることができるレベルですが、トヨタのハイブリッドのシエンタやアクアと比べれば確実に静か。
プリウスと同程度ではないでしょうか。
ドラポジを調整しますが、シートは手動。

残念ながらC-HRにはパワーシートの設定はありません。
でもなぜか、ランバーサポートだけは電動。
ステアリングホイールはテレスコチルトがあるのでシートポジションは適切に決まりました。

このC-HRのステアリングホイールは本革巻きで手触りは良いです。
シートはトヨタ C-HR(CHR)HYBRID Gに標準装備の本革と上級ファブリックのコンビネーションシートですが、これも座り心地はなかなかGOOD。
本革シートにしてもパワーシートがつかないなら、これで十分かと思いました。
上位グレードのGにはシートヒーターも標準装備ですしね。
特殊な形状のシフトノブをDレンジに入れます。

スイッチがシフトノブの中央裏側にあるので、中指で押してシフトを操作する感じになるので、慣れるまではちょっと違和感がありますが、すぐに慣れるでしょう。
トヨタ C-HR(CHR)は電動パーキングブレーキなので、シフトをDレンジに入れると自動でパーキングブレーキが解除されます。
これは便利!
止まるときは同様に、Pレンジに入れると自動でパーキングブレーキがかかります。
なので、電動パーキングブレーキのボタンを押すことは、実はほとんどありません。

電動パーキングブレーキのボタンの後ろにはブレーキのオートホールドボタンがあります。
オートホールドが押されていると、車速が0km/hになった時、自動でブレーキが保持されるようになります。
信号などで止まった際に、ずっとブレーキペダルを踏み続けなくても、停止状態が維持されるのでとても楽です。
ただ、右折待ちや車庫入れなどで止まった際にもいちいち停止状態が保持されてしまうので、慣れるまでは戸惑うかもしれません。
私はすでに慣れました(笑)
オートホールドボタンは、エンジンをかけるごとに押す必要があります。
私は普段乗っているレクサスRXで、HOLDボタンを押すのは習慣化していますが、慣れていないといちいち毎回ボタンを押すのを煩わしく感じるかもしれません。
私は、この電動パーキングブレーキとブレーキのオートホールド機能をとても重要視していて、購入する重要な要素になっています。
それが惜しげもなくC-HRに導入されたのは素直に嬉しいことですね。

さて、トヨタ C-HR(CHR)HYBRID Gで走り始めます。
クリープでそろそろと動き出し、片側1車線の国道に出ます。
アクセルをグイと踏むと、「クゥオオン…」とモーターの音が聞こえてトルクフルに走り出します。
このトルク感は、プリウスやCT200hなどで感じたレベルの加速感とほぼ同じ。
トヨタ C-HR(CHR)HYBRID Gだからと言って、モーターの出力が上がったわけではありませんからね。
走り出しの印象としては、「まぁこんなもんか…」という感じです。
トヨタのハイブリッドシステム「THS2」に慣れている身なので、特段の感動はありませんが、ハイブリッド初体験の人にとっては、新鮮かもしれませんね。
この時は、システム始動したばかりで水温も低くエアコンもかかっていたので、エンジンは常に回っています。
国道を40km/hで流れに乗って走っていると、まず気になったのはロードノイズ。
想定しているよりも大きな音で「コー」というロードノイズが聞こえてきます。
試乗車のトヨタ C-HR(CHR)HYBRID Gは標準装備で18インチタイヤが装着されています。

下ろしたてホヤホヤの試乗車で16kmしか走行していないからタイヤが剥けていないのだと思いますが、静粛性に気を遣ったというC-HRにしては、「結構ロードノイズが聞こえるな…」という印象は否めません。
ただ、このロードノイズも走行距離が300kmくらい過ぎて一皮剥ければだいぶ静かになると思われます。
トヨタ C-HR(CHR)HYBRID Gの乗り心地は、やや硬めです。
これもタイヤがこなれていないせいもありそうですので、もう少し走行距離が伸びればもっとマイルドになると思います。
そしてボディ剛性がとても良さそうな乗り味です。
ガタピシ言うこともなく、ドイツ車顔負けの硬質感です。
良い意味で、トヨタの車じゃないみたいです(笑)
アウディのそれにも近いような、かなり硬質な乗り味。個人的には好みですね。

ブレーキのタッチは、トヨタのハイブリッドではお馴染みの回生ブレーキならではの遊びが少なく、踏み初めから制動力が立ち上がる感じですが、私は慣れているのでまったく違和感はなし。
むしろ、良く効くブレーキという感じです。
C-HRのステアフィールはなかなか好ましい感じですね。

車速が出ていない微低速では軽めのステアフィールですが、40km/hくらいからドッシリした感じになります。
山道などを走ったわけではないからスポーツ走行時のステアフィールはわかりませんが、軽すぎるステアフィールは好みではないので、C-HRのやや重めなステアフィールはなかなか良いと思いました。
しばらく走っていると、水温やバッテリーの条件が満たされたのかエンジンが止まりました。
エンジンが止まると当たり前ですがとても静かです。
窓方向からの騒音の入りもとても静か。
停止しているときは本当に静かですね。
ブレーキのオートホールドがあるので足もブレーキペダルから開放されますし、イイカンジです。
走り出すときは、アクセルペダルを踏めばブレーキホールドが自動で解除されるので自然に発進することが出来ます。
これは一度味わうと病みつきの便利さなので、私が購入検討する車には必要条件となっています。

トヨタ C-HR(CHR)は「後方視界が悪い」と聞いていたのでどんなもんかと思っていましたが、実際に運転してみるとルームミラーから見える視界は思っているより悪くありませんでした。

写真だと伝わりにくいですが、ルームミラーのサイズと同じくらい、窓からの視界が見えますので、それほど後方視界が悪いという印象はないです。
また、「C-HRは斜め後方の視界が悪い」という評判もありましたので見てみましたが、こちらも個人的には気になりませんでした。

運転中、ここまで身体を捻って斜め後ろを見ることもないですし、サイドミラーと合わせれば、左折時の死角確認には十分だと思いました。
これなら、Bピラーが巨大なヴェルファイアやアルファードのほうが斜め後ろの視界は悪いです。
ちょっと強めにアクセルを開けて加速してみます。
「ブロロロロ…!」とアトキンソンサイクルエンジンではお馴染みのサウンドで加速しますが、絶対的な加速感はそれほどでもありません。
エンジンノイズは、「うるさすぎず静かでもなく…」と言ったところ。
相対的にロードノイズのほうが気になる感じです^^;
ちなみに、C-HRに試乗した後、その足でヴェゼルの試乗に行きましたが、ヴェゼルのエンジンノイズよりは静かでした。
マイチェンを繰り返し、乗り心地も改善されたヴェゼルの試乗レポートはページ下部にリンクがありますので良かったら併せてどうぞ。

さて、トヨタ C-HR(CHR)HYBRID Gの加速感ですが、プリウスと同じシステムで車重はプリウスよりも重いので、そこそこの加速というのも想定内ですが、もっとパワフルに走ってくれると良いなぁという印象。
そこで、ドライブモードをSPORTにしてみました!

ちなみに、ドライブモードセレクトは、メーターのマルチインフォメーションディスプレイ内にあり、ステアリングスイッチで操作して決定します。
レクサスだとドライブもセレクトスイッチが物理スイッチとしてインパネになるので選びやすいですが、C-HRにもこんな機能あるなんて、気づきませんでしたよ^^;
ドライブモードをSPORTにすると、加速感は一転!!
一気にトルクフルになりました!
モーターの出力も昇圧されているのか、踏んだ瞬間からグイッとトルクが立ち上がり、想定しているよりも強いトルク感を感じることが出来ます。
最初からこのくらいのトルクの味付けで良いのに!と思えるほど。
これならキビキビ感も増して街中でも楽しくドライブできます。

比較的混んでいる街中での試乗だったので、スポーツドライビングは試せませんでしたが、街中でのC-HRのドライブフィールは大体わかりました。
で、「C-HRのドライブフィールはの評価は期待を超えるか?」ということですが、結論から言えば「期待を超えたところと超えないところがトントンか…」というのが率直な感想。
期待を超えている点としては、
・硬質感のあるボディ剛性と乗り味
・軽すぎないステアフィールと手触り
・スポーツモードのときのトルク感
・適切なドライビングポジション
・思いのほか悪くなかった後方視界
一方で、期待値よりも評価が悪かった点は
・ロードノイズとタイヤの硬さ
・エンジンの音と振動
・ノーマルモードのときの加速感
と言ったところ。
ロードノイズとタイヤの硬さに関しては、走行距離が伸びれば改善されると思います。
18インチという大口径タイヤ&ホイールも硬さを感じる部分がありますので、意外と17インチのほうが乗り心地のバランスもいいかもしれません…が乗ってないので評価できず。
それにしても、ロードノイズはそれでも想定しているよりは大きい印象。
エンジンのNHV(振動騒音)は、想定しているよりは音と振動も体感できる感じでした。
静粛性や振動面では、さすがにレクサスレベルとまでには及ばなかったか…レクサスCT200hのほうが静かだと思います。
また、トヨタ車としても、騒音振動面ではC-HRよりハリアーのほうが良さそうです。
さすがに車格相応と言ったところでハリアーも面目躍如です。
一方で、期待以上なところとしては、キビキビ感のあるステアフィールと、ドイツ車顔負けなボディ剛性など、ドライブフィールに関しては良かったです。
コンパクトなボディサイズで、電動パーキングブレーキ+ブレーキオートホールドを実現している車は国産車では、ほとんど無いです。
また、全車速対応のレーダークルーズコントロール、ステアリング制御付きのレーンキープアシスト、ブラインドスポットモニターやリアクロストラフィックアラートなどの安全装備も充実している車もほとんど無いので、そういう意味でもC-HRは唯一無二の選択肢となりえます。
全車速対応レーダークルーズコントロールやブラインドスポットモニターはヴェゼルにもない装備です。
流れるウインカーや、アイライン調に光るLEDがデイタイムランニングライトもいいですよね。

デイタイムランニングライトの設定がある国産車も、まだ珍しいと思います。
結論として、コンパクトなサイズのSUVで、安全装備は最高クラスのものがテンコ盛り、そしてドイツ車ライクな硬質感のある走り、というのがC-HRの個性ではないでしょうか?
そういうところに価値を見出す人には、唯一無二の選択肢になりそうです。
さて、試乗インプレッションをお伝えしたところで、C-HRを購入する際に覚悟しなければならないデメリットをまとめてみました!!
トヨタC-HRのデメリット
トヨタC-HRの評価 ダメなところ その1
「後部座席は割り切っている」
まず最初に挙げておかなければならないのは後部座席についてでしょう。
というのも、トヨタC-HRでは後部座席は確信犯的に割り切って作られており、広さはそれほど狭くはありませんが、質感面・開放感ではライバルに対してかなり劣ります。
個人的に一番気になったのは、リアドアの内側の質感。

こちらの写真に写っている部分すべてがハードプラです。
ゴルフでも後席ドアトリム上部はハードプラなので、そこは仕方ないにしても、中央部分のダイヤモンドパターンを配した部分も樹脂パーツなので、手に触れるすべての部分が硬いです。
肘置きすらハードプラ。
コミコミ300万円を超える価格帯になる車なら、後部座席をいかに割り切っていると言ってももう少しなんとかして欲しかった!
後席ドアの質感は、デミオのほうがよっぽど良いです。
ウインドウスイッチにのみ、シルバー調の加飾がありますが、正直これでは焼け石に水。

ドアの肘置きにドリンクホルダーがあるのは、一見便利そうに見えますが、ドアの開閉時にこぼれるおそれがあるため、コンビニコーヒーなどは置かないほうが得策です。
センターコンソールの後端にもエアコンの吹き出し口などは無し。

後席アームレストも無いので、ドリンクホルダーはドアのものを使うしかありません。
また、デザインを優先したクーペスタイルゆえ、後席ドアの窓面積が小さく、座った感じかなり暗く閉塞感があります。

窓の面積も小さく、リアクォーターウインドウなども無いため、斜め後方の視界が悪いです。
良いように言えば、「穴ぐら感がある」ので、押し入れなどに秘密基地ごっこで遊んだ人には受け入れられるかもしれません(笑)
後席に人を乗せる機会が多い人や、閉所恐怖症の人には、C-HRはおすすめできません。
しかし、トヨタC-HRの後席は思ったほど狭くはなく、大人でも無理なく座れるほどの広さは確保されていました。

背もたれの高さも適切で、ヘッドレストもしっかりしているので、ヴェゼルの後席シートより座り心地は良いくらい。
足元の空間も、上記写真の通り膝が前席シートバックについてしまうようなことはありませんでした。
「心配していたよりも狭くない」という印象です。
後席には、主にお子さんを乗せるファミリーなどは、C-HRでも十分事足りると思います。
トヨタC-HRの評価 ダメなところ その2
「割高感のある価格とオプション」
次に気になるのは、やはり価格の問題です。

トヨタC-HRの価格は
C-HR 1.2Lターボ
S-T 2,516,400円
G-T 2,775,600円
C-HR 1.8Lハイブリッド
S 2,646,000円
G 2,905,200円
となっており、250万円からのスタートは割高感はありません。
今時ハロゲンのヘッドランプが強制になります。
ただこの15万円には、流れるウインカーのシーケンシャルターンシグナルと、リアコンビネーションランプのフルLED化も含まれているので、多少高いのは仕方ない部分もあります。
後にLEDパッケージが割安の2万円ちょっと高で設定されて、初期モデルで不満だった割高感が払拭されました!
初期モデル買った私のような人は思わず「ぐむむ…」と悔しい思いですが、これから買う人には朗報ですね。

一方で、ナビには以前割高感があり、9インチT-CONNECTのディーラーオプションナビは28.1万円、7インチのナビでも17.7万円かかります。

↑9インチT-CONNECTナビ
そのため、ハイブリッドモデルのC-HR Gでは、コミコミ価格は350万円に近くなり、そうすると割高感を感じます。
ただ、コンパクトなSUVで、クラウンやハリアー同等の先進の安全装備を備えた車は、トヨタにはC-HR以外には存在しません。
プリウスやプリウスPHVでも、C-HRの先進性には及びません。

電動パーキングブレーキ、ブレーキオートホールド機能、全車速対応のレーダークルーズコントロール、ステアリング制御付きのレーンキーピングアシスト、ブラインドスポットモニター、リアクロストラフィックアラートなど、これらをすべて装備しているトヨタ車は、2017年1月時点では、C-HRのみとなっているため、価格も許容して購入している人が多いです。
その後は、アルファード・ヴェルファイアのマイナーチェンジでは次世代トヨタセーフティセンスが採用されるなど、商品力が向上しているのでC−HRがベストではなくなっていますが、このクラスのSUVで、電動パーキングブレーキ+ブレーキホールドや全車速対応のレーダークルーズコントロールを採用している車もまだ少ないので、C-HRを選ぶメリットはあります。
トヨタC-HRの評価 ダメなところ その3
「アクの強いエクステリア」
これは賛否両論なので、トヨタ C-HRのエクステリアに惚れ込んで購入している人がほとんどだと思います。
最近のトヨタやレクサスでは、「嫌いな人がいても構わないから好きな人には刺さるデザイン」を意識して車が作られています。
そのため、このトヨタ C-HRも、エクステリアを批判する人は一定数いますが、このエクステリアだからこそ興味を持った人も多いのです。
発売後1ヶ月で48,000台もの受注を記録したので、支持している人の多さも伺えます。

ただ、トヨタ C-HRのフロントマスクに関しては、C-HRを購入した人の中でも賛否両論の口コミ評判が存在しています。
かくいう私も、全体的なシルエットとコンパクトなサイズには満足していますが、フロントマスクは100%好きとは言えません。
ただ、見慣れてくるに従って、以前よりも気に入ってきているのは確か。
トヨタやレクサスのデザインは、デビュー当時には「やりすぎ!アクが強い!」と思っていても、見慣れてくると「これはアリかも!カッコイイ!」に変わる車が多いです。
C-HRもそういう性質を秘めているエクステリアだと思います。

街中で見かける際には、どれも似通ったデザインの車が多い中、このくらいインパクトがあって初めて個性を放つのだと思います。
それでも「このエクステリアが受け入れられない!」と言う人は、買わなければ良いだけですから。
トヨタC-HRの評価 ダメなところ その4
「パワートレインと駆動方式が限定的」
こちらも悩ましい問題になっています。
というのも、人気のハイブリッドモデルには4WDの設定がありません。
2018年5月の年次改良で、1.2LモデルにもFFが追加されました。
価格も229万円からとエントリーしやすくなったので、さらに販売台数が伸びそうですね。
一方でハイブリッドモデルには4WDの設定がないのは相変わらずで、雪国などで4WDが必要な人には、1.2Lターボモデルを選ばざるをえない状況になっています。
新型50プリウスでは、今回からE-Fourというモーター駆動の4WDが設定されていますが、C-HRにはハイブリッドに4WDの設定がありません。

ただ、私もそうですが、もともとハイブリッドのFFしか考えていない人には、困る選択肢ではありません。
そういう人が多いから、トヨタC-HRの初期販売台数48,000台のうち、
ハイブリッド車 37,000台
ターボ車 11,000台
とハイブリッド車が3倍以上の人気となっているのだと思います。
トヨタC-HRの評価 ダメなところ その5
「動力性能と静粛性」
私はC-HRのハイブリッドモデルにしか試乗していませんので、ハイブリッドのみの感想となります。
また、C-HRの前に乗っている車によって感じ方が様々だと思います。
アクアやシエンタ、先代プリウスなどに乗られている方がC-HRに乗り換える場合、静粛性も高まったと感じるでしょう。
ライバルであるホンダのヴェゼルなどと比べても、全体的に静かです。
一方で、ヴェルファイアやハリアー、レクサスなどからのダウンサイジングを検討している方にとっては、「意外とうるさいな」と感じるでしょう。
私は普段レクサスRXに乗っていますし、今までレクサスハイブリッドやヴェルファイアハイブリッドなどを乗り継いで来ているので、C-HRに初めて試乗した際に感じたのは「ロードノイズが意外と聞こえる」ということでした。
また、強めにアクセルを開けた際にも「ブロロロロォォ」というこもったエンジン音が結構聞こえます。
この辺りはさすがにレクサスなどとは差別化が図られているなと感じたところです。
とは言え、ライバルのヴェゼルよりはエンジン音も静か。
やはり比較対象によって印象が変わります。
また、動力性能ですが、1.2Lターボは試乗していませんが、ハイブリッドモデルでは感動する動力性能はありません。
アクセルを強く開けても、加速感はほどほど。
CVTのラバーバンド感もあり、エンジン音が先行して大きくなるのに加速は後からついてくる感じです。
新型プリウスと同じハイブリッドシステムですが、車重がC-HRのほうが重いので、体感的にもプリウスよりも若干重さを感じる乗り味です。
ただ、それは言い換えれば重厚感にもなっており、ゴルフ7よりも硬いというボディ剛性と相まって、トヨタ車らしからぬ硬質感のある乗り味になっています。
18インチタイヤ&ホイールは、やや硬さも感じますが、走行距離が伸びれば落ち着くと思いますし、高いボディ剛性による角の丸まった硬質感は、アウディの乗り味を彷彿とさせます。
また、モーターのトルク感も、街乗りでは必要十分な加速感となり、無音無振動で滑るように走り出すトヨタのハイブリッドカーの世界観は、他のメーカーでは味わえないものがあります。
ヴェゼルハイブリッドなどよりも、モーターの初速は力強いです。
絶対的な加速感はそれほどでもないけれども、街乗りでは必要十分以上の動力性能があるC-HRハイブリッドだと思います。
また、C-HRハイブリッドは、30.2km/LというSUVでは圧倒的な燃費も魅力。
踏んでも速くて、ここまで燃費のいい車なんて存在しません。
車に何を求めるかによって、C-HRを選ぶメリットも出てくると思います。
C-HRより燃費が悪くて速い車は、他にもたくさんありますから。
トヨタC-HRの評価 ダメなところ その6
「USBポートが少ない」

こちらは2019年のマイナーチェンジで1つは付きましたが、前期型はUSBポートが1つもないという、今日日のクルマではあり得ない仕様でした。
最近はスマホをクルマで充電する人がほとんどなのではないでしょうか。
軽自動車はおろか、輸入車ですらUSBポートは最低1つくらいは付いているものです。
それがC-HRには「USBポートが一つもなかった!」んです。
コミコミ300万円を超える車でそりゃないでしょうよ…
マイナーチェンジで付いたとは言え、1つだけなので、助手席や後席の人と喧嘩になりますよこれ(笑)
なので、シガーソケットUSBチャージャーが必須になります。
C-HRオーナーさんにはおすすめしたいのですが、見た目も性能も高品質なシガーソケットUSBチャージャーがワンダー速報限定割引で購入できます!!
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と言った感じで、「ネットで囁かれているC-HRのココがダメ!」という口コミ評価を挙げつつ、契約したオーナー目線で辛口批評してみましたがいかがでしたか?
簡単にまとめると、
・後席が質感がショボくて閉塞感がある!
・オプションの組み合わせが限定的でコミコミだと割高感がある!
・デザインが奇抜過ぎる!
・ハイブリッドに4WDがない!1.2LターボにFFがない!
・絶対的なパワーは無い!
・USBポートが少ない!
と言った感じです。
それらが許容できるのであれば、トヨタC-HRは選ぶに値する車だと思います。
また、C-HRには悪い面だけでなく、もちろん積極的に選びたくなるメリットもあります。
私がC-HRの購入を決めた理由は以前記事にしていますので、そちらもご参照いただければと思います↓
私がトヨタC-HR購入を決めた6つの理由 C-HR納期最新情報も!
C-HRの購入を検討している方は参考にしていただければ幸いです^^
C-HRの納期や賢い買い方は?
気になるC-HRの納期ですが、当初はかなり長い納車待ちが発生していましたが、現状では落ち着いてきているみたいで、2ヶ月程度の納期になっているようです。
納期は今後は大幅に伸びることはないと思いますが、気になる方はお早めにディーラーに行かれたほうがいいかもしれませんよ。
でもその前に、トヨタC−HRなど、そろそろ新車の購入をご検討の方は、実際にディーラーに行く前・もしくはディーラーで見積もりとった後でも、ネットで愛車の無料下取り見積もりをしておくことを激しくオススメしますよ。
何故かというと、営業マンから「今契約しないと納車が更に遅れる!」とか「今日ハンコ押してくれるならこの条件で!」とかプレッシャーかけられて、下取り価格の吟味をする前にうっかりハンコを押しちゃったりすることがあるからです(実際私も経験あり^^;)。
ディーラーでの下取り交渉で、良い条件を出すためには、予めネットなどで愛車の買取り見積もりを取っておいて、ディーラーでの下取り金額の交渉材料として使うのがかなりオススメの手です。
買取店で出た査定金額を持ってディーラーに行くと、値引き+下取りで価格交渉ができるので手ブラで行くより良い条件が引き出せる可能性が高いんです!
実際に私がおすすめしたこの方法で、ブログ読者の方から「買取店よりも良い条件でディーラーで下取ってくれた」という報告もいただきました^^
ディーラーによっては、値引きが良くても下取りの条件が悪いことも良くありますので、そういう時は、買取店に売却してしまえば良いですしね。
逆に、ディーラーで下取りの見積りをした後で買取店で査定する際には、ディーラーでの下取り見積もり額を予め伝えておくと、それ以上の価格で買い取ってくれることが多いです!
ちなみに、私がいつも使っているサイトはこちら。
かんたん車査定ガイド


1分程度の入力で、ざっくりした価格感がわかるのでとりあえず調べてみるのも良いと思います。
ガチで売却価格を上げたいのならば、上記のような一括見積もりサイトに車の査定を入力すると、複数の買取店が実際に車を見て買取額を決めたいと電話をかけてきます。その際、複数の買取店を同じ時間にアポイントを入れます。
「同じ時間帯にしないで欲しい」と言われるかもしれませんが、「まだ他の買取店からかかってきてない」と言っておけばOK(笑)
次に買う車の納期がわかっていると、売却時期について聞かれた時に答えやすいと思いますが、もしわからなかったら「現在の愛車の価値が知りたい」と言っておけばOK。
買取店が集まったら、「入札制にしますので、査定金額を名刺の裏に書いて、せーので見せてもらって、一番高いところに売ります!」と言うと、最初からMAX価格で勝負してきます。
何社も別の時間にアポイントをとるのも時間がもったいないし、一番この方法が良い条件出る可能性高いです。
この「入札制で」というのがポイントです!
ブログ読者の方からも、この裏ワザでディーラー見積りより数十万円も高く買取店で買い取ってもらえた!というご報告も多数いただきました!^^
私自身もディーラー査定よりも最大で100万円以上高い査定額で買い取ってもらいましたよ!→その時の模様はコチラ
まじでディーラーだけの下取り見積もりではもったいないですよ!
オプション追加できるくらい、買取額に差が出ますからね。
本気で高く売りたい方は、お試しあれ^^
売却時期がハッキリしていない人は、「とりあえず愛車の相場が知りたい」と言えばOK。
ディーラー下取り額が適正かどうかの判断材料として、愛車の価値を知っておくのは良いと思います。
ただ、ネットの一括査定では、①電話がジャンジャン鳴ること、②聞いたこと無い業者による高圧的な押し買い、などのストレスが挙げられます。
それらのリスクを避けるのには「MOTA一括査定」がオススメです。

通常の一括査定サイトとドコが違うのかと言うと、エントリーした時点では電話がジャンジャンかかってくることはありません。
翌日の18時までに、複数の買取店(最大20社)から査定が上がってきて、その中から査定額が高い上位3社とだけ商談をすればOKというサービスです。
上がってきた査定額は、上位3社以外の金額も確認出来るので、上位と下位の査定額にどのくらいの差額があったかも知ることが出来ます。
その後、査定額上位3社だけから、実際にクルマを見て査定してもらうための電話連絡が入ります。
結局その3社からは電話はかかってくるのですが、通常の一括査定サイトよりは電話の件数が少なく、しかも査定額がある程度保証されている買取店からだけになるので、煩わしさや胡散臭い業者はある程度この時点で選別が可能となります。
上位3社とも、実際にクルマを見て査定をしたいと言ってくるので、同じ時間帯にアポイントを入れて競わせるのは、通常の一括査定サイトと同じ手順となります。
MOTA一括査定のデメリットとしては、
①翌日18時まで一次査定が上がってくるのを待たなくてはならないので、通常の一括査定サイトより時間がかかる点
②結局現車を見ての査定勝負になるので、たくさんの買取店を集めたほうがビックリ価格が出る可能性もある点
が挙げられます。
なので、一括査定に慣れている人は、ナビクルなどの通常の一括査定サイトを使ったほうが良い場合もありますし、一括査定に慣れていない人はMOTAを使ったほうが安心感があります。
どちらでもお好みに合わせて使えば良いと思います。
一括査定に慣れている人はコチラ↓
かんたん車査定ガイド


一括査定に慣れてない人にはMOTA一括査定もオススメです↓

MOTAでも最終的には3社が実際にクルマを見ての査定になるので、同時間帯にアポイントを入れて、名刺の裏に査定額を書いてもらって入札制にする手順は同じになります。
私も昔は、特に何も考えずディーラーで下取りに出してしまっていましたが、今ではこのフローにしたがって買い換えるようにしています。
ネット一括査定にエントリーすると電話がジャンジャン鳴ったり、同じ時間に呼んで入札制にするのは面倒くさいという人も居ますが、それをやるだけで数十万円高く売れるのであれば、やらない理由はないということです。
さて、最後によくある質問についてもお答えしておきましょう。
Q:古い車や過走行のクルマでも高く売れるの?
A:程度にもよりますが、ディーラー査定よりは高く売れる可能性は高いです。ディーラーでは廃車と言われた実家の10年落ちストリームが、一括査定をした結果、17万円で買い取ってもらえました。
Q:軽い気持ちでエントリーしたら、電話が鳴りまくってビビったw
A:エントリーするなら休日や仕事時間外など電話を受けられる時がオススメです。着信履歴は多くても、実際に電話してるのは3〜4社なので、4回くらい電話を受ければ終わります。すぐに売るつもりが無ければ「愛車の現在の相場が知りたかっただけ」と言って断ればOKです。
Q:納車までが長いんだけど、いつ一括査定にエントリーすればいいの?
A:納車日の1ヶ月〜2週間前くらいがベストです。ただし、毎年1月下旬〜2月中旬が中古車買取相場が高くなる時期なので、多少前後してもそのタイミングでエントリーしたほうが高く売れる可能性が高いです。下で解説しますが、引き取りのタイミングは調整可能です。
Q:売却するのが決まったらすぐ引き取られちゃうの? 代車は出してくれるの?
A:引き取りのタイミングはこちらの要望を聞いてもらえます。ただ、数ヶ月先などになると、査定額も本気では出してくれないので、エントリーのタイミングは納車の1ヶ月前〜2週間前くらいがベストです。そして納車日の前日とか翌日とか都合のいい日に引き取ってもらえばOKです。
また、買取店が「今すぐ引き取りたい」という場合には、代車を数週間貸してくれるところもあるので、相談してみると良いでしょう。
Q:ローンや残クレの途中なんだけど、売却できるの?
A:問題なく売却できます。ただし、売却が決まったら残債を精算しなければならないので、査定額が残債額未満の場合は、買取店の指定する口座に振り込む必要があります。残債以上で売れた場合には、差額が自分の口座に振り込まれます。
Q:買取店からの電話で、他の買取店と時間をずらして欲しいと言われるんだけど…
A:買取店は、他店が居ないところでの独占交渉を持ちかけてきますが、相見積もりさせないで「押し買い」される危険性があるので、独占交渉はできるだけ避けたほうが良いです。「他の買取店はまだ居ない」とか「こちらの都合が聞けないなら降りてもらって結構です」と言えばOKです。
Q:一括査定だと裏で談合されると聞いたけど…
A:談合されるよりも、独占交渉で押し買いされるほうが安い価格で売らざるを得なくなる可能性があるので、複数社集めて入札にしたほうが良いと思います。また、ディーラーでの下取り査定額プラス10万円くらいを最低価格として最初に言っておけば、少なくともそれは超えてくるので損することは有りません。
また、何件も別々に査定させたり、買取店をハシゴしたりすると、それだけで丸一日以上かかってしまうので、一括査定で2時間以内で終わらせるほうが時間的コストもかかりません。
Q:自宅の駐車場に何社もいっぺんに集めて査定させるのは厳しい…
A:近隣のコインパーキングや公園など、他の場所に来てもらうのも有りです。ただし、査定する際に車検証などが必要になるので、それは車内に置いておきましょう。実際に売却が決まったら、ハンコや書類の手続きが必要になるので、自宅に呼びたくない場合は印鑑や免許証(これは確実にあると思いますが)は持参するようにしたほうが良いでしょう。
たった一日の苦労で、数十万円の差が出るのなら、試してみない手はないと思います^^
実際にワン速方式で数十万円得した「喜びの声」も多数いただいてます(笑)
ちなみに車はドラヨスさんのワン速方式で一括査定をしたところ、ディーラー査定+67万円で売ることが出来ました!!
— けんぞー (@cx5kkno7) January 11, 2022
このお金で新しい車をニコニコ現金一括払いで買いたいと思います😆
自分もワンソク方式でやったら、ディーラー査定より+59万円で売れました!
— T (@lexus_t18) January 11, 2022
絶対にやったほうがいい! https://t.co/DGE6haIQyR
@phoshiaki
— つのっち (@LEXUS_nori) January 15, 2022
ドラヨスさん、こんにちは〜☺️
本日ワンソク流、一括査定実践しました!
ディーラー査定より+56万つきました!
気持ちよく契約です!✨
この度はたくさん勉強させて頂き、
ありがとうございました🙇♂️ https://t.co/eE8CF0UDeJ
60ハリアーをワン速方式にて@phoshiaki 一括査定!!
— だいご☺︎(ゴダイゴ☻) (@daigodayodayo) January 14, 2022
ディーラー下取り220万でしたがビックリ価格出ました✨✨
100万以上の違い👍
買取価格上がってますね✨✨👍
ありがとうございます😊#ハリアー#ハリアー買取 pic.twitter.com/Wxk6wruJHK
ワンソクさんの知識を拝借して車売る時は、複数業者一括召還同時査定して競合してもらったら、下取り提示額の2倍になった。。しかも、まだ途中
— はく (@haku_g2s) January 13, 2022
知らなかったら絶対損してた。ありがたや
一括査定の結果、112万円で売ることになりました!! ディーラー下取り+42万円🤤🤤 ドラヨスさんありがとうございます( 笑 ) 浮いたお金で今流行りのTRDいっちゃおうかしら🤔( 笑 )
— じーさん@G's (@gsn0325) January 10, 2022
数十万円の差になるなら、電話の対応くらい安いもんです!
数十万円高く売れたら、エアロとかオプションも追加できちゃうし、旅行だって行けちゃう。
今すぐ売却する予定がない人も、こちらのページをブックマークしておいて、納車が近づいてきたら試してみると良いですよ^^
そしてエントリーするなら、私も利用しているコチラの一括査定がおすすめです↓
かんたん車査定ガイド


一括査定に慣れてない人にはMOTA一括査定もオススメです↓

人生は有限です。
残クレとかローンで買うというのは、残りの人生の時間を買っているのと同じです。
70歳とか80歳の人が「お金貯まったらクルマ買う」と言うでしょうか?
目先の損を気にして時間を浪費するより、多少なり金利を払っても、好きなものを早く味わうほうが幸せな人生になると私は思っています。
(あと、残クレとかローンで買ったほうが値引きを引き出しやすかったりしますw)
それに、「お金がない」とか「贅沢は敵だ」なんて言って買い控えしていたら、日本経済が停滞してしまいます。
車やモノを買ってお金を使うということは、そのお金が誰かの給料になっているということです。
そして自動車はまさに日本の主軸産業。
それにお金を使うということは、社会貢献でもあるのです。
自分自身が良いものを買って身につけて行かなければ、身の丈は誰も引き上げてはくれません。
身の丈を上げてくれるモノを買って、自分自身の仕事の活力にしていきたいものですね^^

想像してみてください。貴方の欲しいクルマがガレージに停まっている姿を。
ワクワクしたときが買い時ですよ^^
ワンダー速報は、買いたい貴方の背中をグイグイ押します!(笑)
ということで、当ブログが参考になったよ、という方は、ネット見積もりをする際には↑の広告リンクから見積もっていただけると、毎日ブログを更新するうえで大変励みになります(笑)
とりあえず自分の愛車の現在の相場を調べてみるぜ!って人はこちらをクリック!

今後も気になる旬な車を中心にお届けしますので、応援よろしくお願いいたします^^
貴方と新しいクルマとの出会いが、素敵なものになりますように!^^
※後日追記したトヨタC-HRの試乗記事や比較記事も人気となっています!
トヨタC-HR(CHR)見てきました!【C-HR祭り第一弾】エクステリアの評価は?
トヨタC-HR(CHR)見てきました!【C-HR祭り第二弾】内装の評価は?
トヨタC-HR(CHR)見てきました!後部座席は本当に狭いのか?!【C-HR祭り第三弾】
トヨタC-HR(CHR)試乗しました!評価は期待を超えるか?!【C-HR祭り第四弾】
ライバルであるホンダヴェゼルとの比較記事書きました!
【比較】トヨタC-HR vs ホンダヴェゼル 買うならどっち?【エクステリア編】
【比較】トヨタC-HR vs ホンダヴェゼル 買うならどっち?【内装編】
【比較】トヨタC-HR vs ホンダヴェゼル 買うならどっち?【試乗ドライブフィール編】

さらに価格帯や発売時期が似ている、マツダ新型CX-5との比較記事もどうぞ!
【比較】トヨタC-HR(CHR)VS マツダ新型CX-5(CX5)【第一弾】サイズや価格感は?!
【比較】トヨタC-HR(CHR)VS マツダ新型CX-5(CX5)【第2弾】装備はどっちが優れてる?
【比較】トヨタC-HR(CHR)VS マツダ新型CX-5(CX5)【第3弾】燃費はどっちがお得?

そして、後に購入したアウディQ2とのコンパクトSUV対決記事も書いています!
アウディQ2 vs トヨタC-HR(CHR) コンパクトSUV比較インプレ【1】見た目の評価はどっちが好み?
アウディQ2 vs トヨタC-HR(CHR) コンパクトSUV比較インプレ【2】内装を辛口評価!
アウディQ2 vs トヨタC-HR(CHR) コンパクトSUV比較インプレ【3】後席の広さやラゲッジの実用性を辛口評価!
アウディQ2 vs トヨタC-HR(CHR) コンパクトSUV比較インプレ【4】ドライブフィールの評価は?

そして、トヨタC-HR購入しました!!
私がトヨタC-HR購入を決めた6つの理由 C-HR納期最新情報も!
そしてうちのC-HRの納車日も決定!
うちのC-HRの納車日決定!納車準備しなきゃね!納期最新情報も!
それ以外でもC-HR納車以降に記事は加筆しています↓
トヨタC-HR ブルーバナナTVキャンセラー付けてもらいました。
トヨタ C-HR 隠れたオススメオプション「寒冷地仕様」リアフォグランプの評価は?
上記記事もぜひどうぞ!!
※2017年9月11日追記!!
C-HRが納車されてから、続々と記事をエントリーしています!
うちのトヨタC-HR HYBRID Gが2017年1月28日にめでたく納車されました。
トヨタC-HR(CHR)ハイブリッドG 納車されました!納車式レポート!
トヨタC-HR(CHR)納車後インプレッション 実燃費はどんなもんだ?!好燃費を出す走り方は?
…が、納車2日目にして飛び石で窓ガラスが破損!
さっそく入庫になってしまいました^^;
「ついてねえときゃ…こんなもんか…」C-HR納車2日目の悲劇!
そして、ワンダー速報では定番の「納車されてわかったシリーズ」も好評連載中!
トヨタC-HRのココが良い!納車されてわかった良い所【2】ト…トイレ〜!(笑)
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~追記ココまで~
動画で見るワンダー速報「ワンソクtube」も随時更新中!!
では次回のワンダー速報もお楽しみに!
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コメント
- まさにツボ
- いつも直感的な記事を楽しみにしています。
当方も貴記事を見てCーHRの購入に踏み切った一人として、今回の記事も"正に!!"という所です。でも分かっていながらの購入なので今の修行の身を楽しんでいます(来週納車の予定です)。
惜しむらくはプジョー308も候補だったのでどうだったかと言うところですが、燃費を考慮しての決定でした。走りは捨てがたいものでしたが…
車に興味なかった妻が、こちらで勉強して"寒冷地仕様に!"と言ったのにはびっくり(笑)感謝してます!今後の記事も楽しみにしております。
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- No title
- いつも読ませて頂いてます。
今回の「ここがダメ」については私も思い当たる事があります。
ただしいずれも問題にならない或いはむしろ気に入っている点が多いですね。
まず後部座席ですが、うちは原則二人乗りで
おそらく後部座席はつねに前に倒しっぱなしにしてアクセサリーカタログ
P26に載ってる065ロングラゲージマットを同時購入して荷台として使い
ます。だったら2シーター買えよという意見もあるかもしれませんが
それだとお盆、年末年始、お彼岸、親戚の子の入学式といった年中行事で
臨機応変に対応できないし、荷台も狭いものにしかならないでしょうから。
そういう訳で後部座席は適当で構わないのもC-HR購入動機のひとつです。
フロントは色々言われてますが、なんかスヌーピーみたいに見えて
わたしは結構気に入ってます。
ただドリンクホルダーやアームレストなどは、確かにもう少しなんとか
ならなかったかな、とは思いますが。
明日(28日)が納車でしたね。心待ちになさっている事でしよう。
私の場合も仕様はほぼ同じですがディーラーがカローラで
明後日(29日)に受け渡しがきまりました。
日曜日なのでそのまま試運転に行って高速にも乗ろうと思います。
- G-SHOCK当たりました!
- ワンダー様
明日納車との事、羨ましいです
自分は11月初めに成約して、3月納車です
ディーラーからは2月納車と言われたのですが、何せ北国に住んでおります
どうせなら雪が解けた春に納車したいと思い、3月納車にしてもらいました
ちなみに車のスペックは
HV-G
メタルストリームメタリック
MOは
BI-BEAMLEDヘッドランプ
アクセサリコンセント
寒冷地仕様
DOは
リモートスタート
エントリナビ
ETC
バックガイドモニタ…等々
総額で360万円弱のところ350万円で契約しました
ところで昨日ディーラから連絡がありまして
成約キャンペーンでG-SHOCKが当たったとのこと…全然知りませんでした
早速受け取ってきましたが、ただ時計の背面にC-HRのロゴが刻印されているだけの代物です
それでも嬉しいことには変わりませんが、某ネットオークションでは6万円で出品されています
さすがにそれだけの価値はないと思いますので、皆様お気を付けください
ちなみにワンダー様はエクステリアのカスタマイズはなさらないのですか?
いまさらながらのですが、自分はちょっとC-HRのエクステリアは好きじゃないものですから…
今後、そこらへんのところも取り上げてくだされば幸いです
- ヴェゼルユーザーさんには申し訳ないのですが、ヴェゼルはコストも安くて評判の悪い韓国ザックス、CH-Rは欧州ザックス。
CH-Rの一体どこがヴェゼルのパクリなのか全くわかりません(^^;
似ても似つかないと思いますが、一体どこが?(・・;)
ヴェゼルのリアドアハンドルをピラーに隠す処理の事を言ってるなら、あれは20年近く前にアルファロメオが156でやり始めたものです。
- Re: まさにツボ
- papainさん、コメントありがとうございます。
C-HR契約おめでとうございます。
来週納車なのですね。修行お疲れ様でした。
プジョー308もとてもよかったですが、安全装備とナビで少し見劣りしてしまいました。
ディーゼルは驚くほど良いので惜しいです。
奥様が車に興味を持っていただけたなんて光栄ですね(^ ^)
寒冷地は私もつけましたが、コスパの良い装備に思います。
- Re: No title
- 匿名B様、コメントありがとうございます。
あと少しですね!
しかし税金面ではディーラーの配慮も欲しかったですよねぇ。
私は気付かずにスルーしてしまいそうですが(笑)
ブルーバナナ早く欲しいところですが、ブルーレイの再生に対応してないのは残念なポイントでもあります。
- Re: No title
- ワンダーな名無しさん、コメントありがとうございます。
後部座席はクーペやBセグ車よりはよっぽど実用的です。
思ってる以上には狭くないはずです。
本日納車されてる頃でしょうか?
ドライブ楽しまれてくださいね(^ ^)
- Re: G-SHOCK当たりました!
- Daisenさん、コメントありがとうございます。
ご契約おめでとうございます(^ ^)
納車3月なら税金面でも良さそうですね。
G-SHOCKなんて当たるんですか??
ディーラーの施策なのかな?
うちではそんな話聞いてませんでしたf^_^;
私はエクステリアのエアロなどはつけませんね。
メーカーオプションでホイールなどはつけますが、エアロはつけないです。
私の場合、下取りのサイクルが早いので弄りはしなくなりました。
- Re: タイトルなし
- ヴェゼルさん、コメントありがとうございます。
韓国製とトルコ製で評判が違うのは承知しておりますが、市街地の走行ではさほど支障はないかと思います。
ただ、ヴェゼルはリアがトーションビームなので、その点は不利ですね。
その分、後席やラゲッジに降っていますので、ミニバン系SUVと言えると思います。
C-HRは居住性はいまいちですが、走りに振っている部分もあるので、ある意味ヨーロッパ車に近いものを感じます。
どちらが優れているというわけではなく、好みの問題かと思います。
SUVにリアドアハンドルを隠すデザインで入れたのはシトロエンDS4やジュークのほうが先でしたね。
- もう少し文量を減らす方が良いかなあとかんじました。長くて疲れます。参考動画も載せ過ぎてちょっと驚き。必死感?のような物を感じました。
細かいレポートには好感持てました。
- Re: タイトルなし
- ワンダーな名無しさん、コメントありがとうございます。
こちらのまとめ記事は、過去記事を集約していますので文章量が多くなってしまっています。
本来なら、毎日少しずつの記事がアップされていますので、ワンダー速報も毎日チェックしてみてくださいね^^
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