ネタはたくさんあるのですが、更新をサボっていたのでここいらでいくつか蔵出ししてご紹介したいと思います。
今回お届けするのは、昨年の夏に北海道へ行ってきた時のネタです。

北海道旅行ネタはまだまだ残っています。
ワンダー速報らしく、フツーの観光地じゃないところばかり巡ってきました(笑)
過去にお届けした北海道ワンダーツアーシリーズも併せてどうぞ↓
北海道ワンダーツアー行ってきました(笑)
非日常的な巨大建造物の世界 北海道夕張市 夕張シューパロダム ワンダートラベル79

自然に還りゆく街 北海道夕張市南部青葉町 ワンダートラベル80

消えて結ぶ幻の国キネマの世界 北海道夕張市本町 キネマ街道 ワンダートラベル81

今回はそれらの続きで、夕張市内を観光した後、近くにあった夕張「石炭の歴史村」に行った時の話です。
続きをどうぞ↓
前回記事で書いた夕張市内を散策し、ラーメン店で食事をした後、夕張と言えば炭鉱ということで、有名な石炭博物館に行ってみることにしました。
しかし、石炭博物館は改装中らしく、半分しか見ることが出来ないとのことでやめました。
仕方なく帰ろうかと思い、お友達の車に乗車しますが、駐車場の出口とは別に、隣接したところにある「石炭の歴史村」への入り口へ車で入っていけるようになっていました。

石炭の歴史村は、1977年(昭和52年)に当時の夕張市助役の中田鉄治が構想して「炭鉱から観光へ」をキャッチフレーズとして周囲を説得し、事業が開始。
1980年(昭和55年)7月に運営母体の第3セクター「石炭の歴史村観光」を設立し一部施設が開園。
1983年(昭和58年)6月1日には遊園地なども含めて全面的に開園したそうです。
北海道に住んでいる人なら見たことがあるのでしょうか。
「バリバリ夕張」のキャッチフレーズでお馴染みだったというテレビCMがあったそうです。
ココへ連れてきてくれたお友達からそのCMの話を聞いたので、You Tube探したら出てきました。
この石炭の歴史村を運営していた第3セクター「石炭の歴史村観光」は、自己破産を申請する直前の2006年(平成18年)3月期決算までも黒字と申告していましたが、実態は大幅な赤字だったそうです。
そのため、2006年(平成18年)に夕張市長が「財政再建団体」申請を行うことを表明して夕張市が事実上倒産となった後、夕張市の第3セクター「石炭の歴史村観光」は「今後は委託料など市からの収入が見込めないこと」から同年11月29日に札幌地方裁判所に自己破産を申請して破綻しました。
入口付近には、大きなステージのようなところがありました。

かなり大きくて立派なステージです。

ここ石炭の歴史村は、「愛・ラブ・夕張1983年コンサート」やレゲエの音楽祭「ユーパロ・ミュージック・フェスティバル1990年」も開催されたとのことで、このステージがその会場だったのでしょうか。

横倒しにされているポール越しに見るステージは、晴れ渡る空とは対照的に、どこか物悲しさを感じました。

またいつか、ここでアーティストがライブをやる日はくるのでしょうか。
車で道なりに進んでいくと、開けたところに巨大なSLが見えてきました。

な、なんじゃこりゃ~!!?
どのくらい大きいかわからないと思いますので、比較用にレクサスRXを並べてみます(笑)

↑クリックで拡大します。
お友達のレクサスRX450hが小さく見えるほど、巨大なSLです。

ココだけ切り取れば、本物のSLと見まごうほどよく出来ています。
こちらはどうやらSL館という建物のようで、後方に入り口らしきものがありました。

ただ、すでにバリケードで覆われていて中をうかがい知ることはできませんでした。
他のネット記事を見ると、中には本物のSLが展示されていたようです。
雑草も生い茂り、近づくのすら阻まれます。

しかし、廃墟となった今でも、この巨大なSL館は非日常的な異形感があり、見るものをワクワクさせてくれます。

車と対比するといかに巨大かお分かりいただけますでしょうか。
お友達はRXと共にここで待機していてもらい、私は奥へと徒歩で散策を開始しました。

夏だったので雑草も生い茂り、視界を遮ります。
どこからか熊が出てきやしないかと警戒しながら進みます。

もはや何に使われていたのかわからない小屋がいっぱい。

すべて入り口は塞がれているので中をうかがい知ることはできません。

しかも迂闊に近づくと蜘蛛の巣にひっかかってしまいました。
気をつけましょうね。
奥へ進むと、ちょっと大きな建物も見えてきました。

食事も取れるレストランのようなものでしょうか。

でも入り口には日本怪談物語の文字が。

お化け屋敷とレストランの融合?!
それはそれで新しい気がしますが(笑)
さらに奥へと進むと、巨大なウォータースライダーのようなものが見えてきます。

さらに近づきたいところですが、雑草も生い茂り行く手を阻みます。
さすがにかき分けて入る気にもならず、遠くから望遠で狙います。

かなり大きなウォータースライダーですね。
でも途中で崩れてしまっているみたいです。

上からスライダーで流れてきたら、ここで落下してしまいますね。
この石炭の歴史村にはジェットコースターや観覧車などもあったようですが、それらはすでに撤去済み。
このウォータースライダーだけは撤去されずに残っています。
老朽化や倒壊の危険により、これらのアトラクションや建物も解体されてしまうかもしれませんね。
車でそのまま入って行けるのも貴重ですし、巨大SLとツーショット写真が撮れるスポットとして、気になる人はお早めに訪れてみてはいかがでしょうか。
夕張に訪れたら併せて立ち寄りたいスポットです。
北海道をめぐるワンダートラベル、まだまだ続きます。
お楽しみに^^
「フツーじゃない旅」のカテゴリー、ワンダートラベルでした。
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