内装の評価は価格に見合うのか?! 2017新型アウディQ5試乗インプレッション

アウディ新型Q5の試乗インプレッション内装編!


2017年10月2日に正式に日本発売された新型アウディQ5に試乗させてもらいました、と言う話の2回目です。


前回はまず新型アウディQ5のエクステリアを見てみました↓

【画像大量】カッコイイのか?! 2017新型アウディQ5試乗しました!価格は657万円から!エクステリアインプレッション

今回はその続きで、新型アウディQ5の内装を、運転席周りを中心にインプレッションします!

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果たしてアウディQ5は、価格に見合う内装クオリティを発揮できているのでしょうか?



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※例によって、当ブログの車に関する口コミ・評判・インプレッションは個人の主観に基づくものです。一部、辛口なコメントも含まれる可能性もありますので、気分を害する可能性がある方はご遠慮ください。

ご了承いただける方のみ、続きをどうぞ。





新型アウディQ5の内装をチェック!


今回試乗させてもらったのは、限定250台のAudi Q5 TFSI quattro 1st edition

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ミトスブラックメタリックのボディカラーで713.0万円からとなっています。


ではさっそく新型アウディQ5 TFSI quattro 1st editionの内装を見てみましょう。

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例によって運転席ドアの内側からチェックです。

新型アウディQ5のドアヒンジは鋳造製。

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さすがドイツ車、当たり前のように鋳造製のヒンジです。
国産車でドアヒンジが鋳造製なのはレクサスLSやLC、RC FやRXくらいなもんです。
フランス車のプジョーやシトロエンでも、鋳造ヒンジではありません。
こうした見えない所へお金をかけていることが、ボディ剛性などに効いているのでしょう。


続いては、新型アウディQ5 TFSI quattro 1st editionのドアトリムです。

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新型アウディQ5 TFSI quattro 1st editionのオーナメントパネルは、アルミニウムランバスという金属調のフィルムになっています。

一見本物のアルミのように見えますが、フィルムです。
本アルミにするには、カタログモデルのSPORTにS lineパッケージを装備しなければなりませんが、2017年初期ロットではそのグレードはまだラインナップされていません。

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肘置き部分もソフトパッドにはなっていますが、ステッチ付きの合成皮革などではありません。
SQ5になると、この部分の質感は向上するみたいですが、プラスチック製のウインドウスイッチ台座やドアグリップなど、600万円以上の車としてはもう少し質感が欲しい所。

同じクラスとなるレクサスRXではステッチ付きの合成皮革や本アルミのパネルもF SPORTで用意されています↓

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内装カラーも豊富に選べますしね。


メルセデスのGLCでもドアトリムはこのくらいの質感はあります↓

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GLEはモデル末期でデザインが古いのでGLCのほうが質感が良いですが、こちらも本アルミがあしらわれていたり、ステッチ付きのトリムだったり、質感は良いです。




続いては、新型アウディQ5 TFSI quattro 1st editionの運転席シートを見てみましょう。

AudiQ5_36.jpg

フロントシートはパワーシートになっています。
スイッチに加飾はありません。

ドアシルプレートには発光式のS line専用プレートが装備されています。
こちらは新型アウディQ5 TFSI quattro 1st editionの特別装備。

フォルクスワーゲングループのアクセルペダルは最近は吊り下げ式です。
ペダルレイアウトに関しては、右ハンドル仕様としてはややアクセルは左寄り、左足のフットレストもミッションの張り出しがあるのでやや中央寄りになっています。
マツダなどの自然なドライビングポジションから比べると、やや違和感がありますが、慣れるとは思います。

続いては新型アウディQ5 TFSI quattro 1st editionの運転席のシートです。

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新型アウディQ5 TFSI quattro 1st editionはパーシャルレザーのシートとなっています。
お買い得ポイントの一つですね。
シートのデザインは意外とシンプル。
外装やドアシルプレートはS lineのものですが、シートはS lineシートではありません。



続いて新型アウディQ5 TFSI quattro 1st editionの前席全景です。

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↑クリックで拡大します。

アウディらしい緻密なインテリアデザインです。
白いバックライトなどがとても質感高く見えます。

細かく見てみましょう。

新型アウディQ5 TFSI quattro 1st editionのステアリングホイールですが、こちらもS lineのものではないみたいです。

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SPORTグレードにつくステアリングホイールとも違うノーマルのステアリングホイールです。
加飾はかなり控えめですが、レザーの質感などは良いですね。

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パドルシフトも付いています。

S lineのステアリングホイールにすると質感もさらに高まるんですが、こちらはカタログモデルのS lineパッケージ待ちですね↓

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こちらはアウディA4のSPORT S lineパッケージのものです。

新型アウディQ5 TFSI quattro 1st editionは、エクステリアなどはS line相当になっていますが、内装はベースグレードに近い状態で、エクステリアの見た目を向上させたお買い得モデルってことですね。
2018年以降にカタログモデルとなるであろうQ5 SPORTにS lineパッケージを付けるとかなり金額も上がるでしょうから、見た目を向上させた新型アウディQ5 TFSI quattro 1st editionや、デビューパッケージがあるうちに買ってしまうのも魅力的だと思いました。
ただその分、内装の質感は本来のS lineパッケージには劣りますが。


続いては、新型アウディQ5 TFSI quattro 1st editionのメーターです。

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新型アウディQ5 TFSI quattro 1st editionにはアウディお得意のバーチャルコックピットは装備されていません。
カタログモデルのQ5にはオプションで選択可能。

ただ、ノーマルのメーターでも中央の大型マルチインフォメーションディスプレイにナビの地図を表示させることも可能。

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これならバーチャルコックピット嫌いの人にも歓迎されそうです。
フォルクスワーゲンのアクティブインフォディスプレイでは、地図の拡大縮小は自動で任意にはできませんが、こちらの地図は拡大縮小は任意にできます。


新型アウディQ5 TFSI quattro 1st editionのステアリングホイールの右側はこんな感じです。

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ヘッドライトのスイッチがココについているのがドイツ車ですね。
シルバーの加飾がついて、見た目は悪くないです。



続いて新型アウディQ5 TFSI quattro 1st editionのインパネ周りを見てみましょう。

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アウディA4以降、アウディではこうしたインテリアデザインになっていますね。
薄型の8.3インチワイドナビ画面は格納式ではありませんが、視認性は良いです。

A4よりも幅広いセンターコンソールが大きな車に乗っている感じがありますね。
ちなみにA4のインテリアがこちら↓

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MMIのタッチパッドがデザインが違いますね。

Q7からはこちらのタイプのタッチパッドになっています↓

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Q7はさらにセンターコンソールの幅が広いですね。



続いて、新型アウディQ5 TFSI quattro 1st editionのナビ画面です。

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薄型の8.3インチワイドディスプレイで、タブレットみたいなデザインはスッキリしていて良いですね。


その下にはエアコンの操作パネルがありますが、バックライト式でダイヤルと温度表示が一体化されたデザインはとても質感が高いです。

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その下は収納になっていますが、LEDで照らされています。

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エンジンスタータースイッチと、シガーソケットが左右に配置されていますね。

シガーソケットのフタの部分も、質感に拘って作られています。

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シルバー調のトリムと、ピアノブラックの塗装がされていて、フタなのに質感高いです。
ソケット部分はLEDで照らされています。


続いては、新型アウディQ5 TFSI quattro 1st editionのセンターコンソールを見てみましょう。

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センターコンソールには、ナビなどの操作デバイスであるMMIタッチパッドと、パームレストを兼ねたシフトノブ、そして電動パーキングブレーキやドリンクホルダーが備わります。

シルバー調に見えるのは、ドアにもあったアルミニウムランバスというフィルムです。
S lineパッケージにしないと、本アルミはつかないみたいです。

ヘアライン加工された樹脂パーツの面積が広く、個人的にはこのクラスの価格帯ならば、ピアノブラックや本アルミなどの質感演出があるといいなぁとは思います。

MMIと呼ばれるアウディのタッチパッドはQ7から新しいデザインになっています。

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ナビの操作などをこちらのタッチパッドで行いますが、手書き文字入力などにも対応しています。
また、アウディのナビは車載の通信端末でインターネットに繋がり、Google Earthの航空写真をMAPを表示することもできます。
これはアウディならではのサービスですね。


新型アウディQ5 TFSI quattro 1st editionのシフトレバーは電気式で、パームレストを兼ねた大型のものになっています。

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こちらのデザインもユニークですよね。
触り心地も良く、次世代アウディのインテリアのデザインアイコンにもなっていると思います。

その後方には電動パーキングブレーキとブレーキのオートホールドボタンが備わります。
やはり電動パーキングブレーキ+ブレーキホールドがあるのはいいですね。

アウディのブレーキホールドは、一度セットしておくとエンジンを切っても保持状態を記憶しておいてくれるので、エンジンスタートのたびに押す必要がありません。
このあたりの使い勝手は国産車以上ですね。


新型アウディQ5の内装の評価は?


新型アウディQ5 TFSI quattro 1st editionのインテリアを運転席まわりを中心に見てみましたがいかがでしたか?

個人的な感想としては、「1st editionはエクステリアがS lineになるけど、内装はベースグレード相当。でも価格面ではお買い得感がある!」と言った感じです。

新型アウディQ5 TFSI quattro 1st editionは701万円からで、しかもquattroになっているのを考慮すると、内容的にはお買い得かと思います。
来年からカタログモデルになると思われるQ5 SPORTにS lineパッケージを付けると、ベースグレードの657万円から100万円くらいは上乗せされると思われます。
それから比べるとかなり安価にS line相当のエクステリアを手に入れることができます。

内装の質感的には、昨今のアウディはベースグレードではライバルに対してやや劣る印象がありますが、シンプルでケレン味のないインテリアは落ち着いた大人の雰囲気です。
メルセデスは質感は高いですが、ややギラついた感じもあるので、アウディくらい落ち着いた内装のほうが良いって方もいるかもしれませんね。
バーチャルコックピットや、Google Earthと連動したMAPなどもハイテク感満載で、個人的にはとても好きです。



新型アウディQ5、値引きや納期は?


さて、そんな新型アウディQ5ですが、船便で運ばれてくる関係で、2017年に販売されるファーストロットになるのが上記でも述べた「Q5 TFSI quattro 657.0万円」「SQ5 887.0万円」の2グレードのみ。
この初期モデルのQ5 TFSI quattroには、先ほども書きましたが、トラフィックジャムアシストなどが無い代わりに、S line相当のエクステリアが42万円のデビューパッケージというオプションで装備できます。

新型アウディQ5の値引きに関しては、当たり前ですが、デビュー当初は相当渋いです。
4月にデビューしたQ2も未だ渋いままの状態みたいで、5〜10万円程度となっているみたい。
Q5もそれに近い状態だと思いますが、車両本体価格がもう少し高いので、もう一声いけるかもしれません。
ただ、限定数があるので値引き無しで買っていく人も多い時期なので、デビュー当初はしばらくは値引きは期待しないほうが良いかもしれませんね…

2017年に販売分の新型アウディQ5の初期ロットも200台程度とのことで早々に売り切れる可能性がありますので、気になる方はお早めにディーラーへお問い合わせくださいね。
今回取材させてもらったアウディさいたま店さんの「大山さん」という営業マンさんを捕まえて「ワンダー速報を見たんだぜ…」とこっそり言うと何か良いことがあるかもしれません(笑)


とその前に、新型アウディQ5など、そろそろ新車の購入をご検討の方は、試乗や見積りなどで実際にディーラーに行く前でも・ディーラーに行った後でも、ネットで愛車の無料下取り見積もりをしておくことを激しくオススメしますよ。

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ネット車買取一括査定使ってみた!買取査定必勝法の実践結果は!?デミオXDの買取価格はまさかの…


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では次回のワンダー速報もお楽しみに!
















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コメント

No title
ドアヒンジはボディ剛性に関係あるのかぁ・・・
勉強になるなぁ・・・
アウディのインテリアは評価分かれますね。プレミアムブランドらしいといえばらしいし質素といえば質素。A4同様安っぽい感じが強いような。
ドイツ御三家の中ではBMWが一番バランス良いかな?
Re: No title
通りすがりさん、コメントありがとうございます。

ボディ剛性というか、全体的な剛性には効いてるんじゃないですかね。
じゃないとコストを掛けて鋳造ヒンジにする必要もないですしね。

それでもヒンジのパーツが以前のものより小型化してきているといいますが。
Re: タイトルなし
ワンダーな名無しさん、コメントありがとうございます。

アウディの質感は、最近は私の周囲の人からの評判はあまり良くない印象です。
本国仕様などでは色やマテリアルも良かったりしますが、日本導入モデルは質素な感じがします。
本国ではアルカンターラのトリムやステッチ付きの肘置きが付いていたり、質感が良いグレードもあるみたいなんですけどね。

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