先日、昼飯を食べるために職場の近所をブラブラしていたのですが、そこでいつもはスルーしてる看板が目に入りました。
古いビルの地下街にある喫茶レストランのランチメニューの看板でした。
ふと気になって地下街に降りてみると、これがまた昭和から時間が止まったかのような素敵なお店で。

これも何かの縁、とこの日のランチはこのお店でいただくことにしました。
D級グルメ通信ではありませんが、昼時のグルメ日記です。
気になる方は続きをどうぞ。
もともとは他にも飲食店のテナントが入っていたであろう作りになっている昭和レトロな地下街には、今では空になったネオンサインがあったりと、個人的には非常にそそる作りになっていました。
写真撮っておけばよかったなぁ。
D級グルメ通信の下見編ということで。
他のテナントは、飲食以外が入っていました。
こういう昭和なビルを散歩するのは、たまらなくワクワクするなぁ。
地下街の中で一件だけ営業している飲食店に入店します。
中は全席喫煙席。
まさに昭和。
スモーカー愛用のお店のようで、老若男女問わずプカプカとタバコを飲んでいました。
15時過ぎに行ったにも関わらず、広い店内には15人程度お客さんが入っていました。
私のような遅いランチ難民の憩いの場のようです。
愛想の良いおばちゃんウエイトレスに「食事?」と聞かれ、そうですよと。
エプロンのポッケからややクシャクシャになった本日のランチメニューを出してくれました。
なんともアットホームな雰囲気で、一気にこの店が好きになりましたね。
メニューはどれもボリュームありそうで、なかでも気になっていたAランチを発注。
牛焼肉とチキン南蛮のセット。950円。
メニューを発注していましたが、店内のほとんどの人が喫煙してるので、非喫煙者の私にはきつい空間。
喉が痛くなってきたので、おばちゃんに「全席喫煙ですか?」と聞くと「タバコ吸わない方ですか?ごめんなさいね、全席喫煙なのよ。」と。
でも、なるべく煙がこない席へと案内してくれました。ありがたや。
待つこと数分でAランチが運ばれてきました。

おお〜。
予想以上のボリュームに思わず嬉しくなります。
型で盛られたライスも懐かしくて良いですね。
サラダもついて、その下にはパスタも少し盛られています。、
洋食屋さんのランチと言った感じでお得感があります。
甘塩っぱい濃いめの味付けに胡椒が効いた焼肉は、ご飯がススム!
さらにチキン南蛮も、普通のチキン南蛮とは違ってハンバーグのようなケチャップ風味の味付けにタルタルソースがかかっています。
食べたことないのに、どこか懐かしい味で。
実家で作ってもらっていたハンバーグを思い出しました。
どちらもご飯がススムお味で、あっという間に完食。
ボリュームあって美味しくて、大満足!
ごちそうさまでした。

食後には喫茶レストランらしく珈琲が出ましたが、こちらも香りの豊かな美味しい珈琲でした。
食後はまったりと珈琲をいただきながら、このレトロな空間を満喫。
かなり暗めの店内は、落ち着くんですよねえ。
こんな昭和レトロな喫茶レストランが、身近にあったなんて。
お昼時にはもっと混雑してるんだろうなぁと思いつつ、また遅いランチになる時には立ち寄りたい店になりました。
いつも決まった店ばかりじゃなく、たまには散歩してワクワクする路地などに入ってみると意外な発見がありますね。
ランチなワンダー速報でした。
夜21時の更新もお楽しみに。