2017年10月19日にフルモデルチェンジして日本発売されたBMWの新型X3を見てきました!
東京モーターショーで見てきたのは、2.0Lのディーゼルターボモデル「BMW X3 xDrive20d M Sport」。
前回は、BMW X3 xDrive20d M Sportのエクステリアを見てみました↓
BMW新型X3見てきた!変わってないようで大幅進化!価格は639万円から!
今回はその続きで、新型BMW X3 xDrive20d M Sportの内装編として運転席周りを見てみたいと思います。

もうBMWは走り優先だから内装は二の次なんて言わせない!
そのくらい気合が感じられる内装の質感でした!!
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BMW新型X3のグレード展開と価格は?
まずはBMW新型X3のグレード展開と価格をおさらいです。
日本に導入された新型BMW X3は、2つのパワートレインで展開。
BMW X3 xDrive20i 2.0L直列4気筒ガソリンターボ 8速AT
BMW X3 xDrive20d 2.0L直列4気筒ディーゼルターボ 8速AT
の2つのパワートレインで、いずれも4WDのみの展開となります。
FFを用意していないあたりは昨今の都市型SUVなんて言われる時代に硬派だと思います。
それだけコストのかかった車を日本導入するということで気になるのはX3の価格です。
BMW新型X3の価格は
BMW X3 xDrive20i 6,390,000円
BMW X3 xDrive20i xLine 6,840,000円
BMW X3 xDrive20i M Sport 6,870,000円
BMW X3 xDrive20d 6,620,000円
BMW X3 xDrive20d xLine 7,070,000円
BMW X3 xDrive20d M Sport 7,100,000円
となっています。
2.0Lガソリンモデルが4WDで639万円からという価格帯は、安くはありませんがナビなども含まれているので、内容を考えれば高すぎもしないと思います。
上位グレードなどではコミコミ800万円に近づいていきそうですね。
このあたりのクラスだと、レクサスNXなどよりは100万円以上高い価格帯になりそうです。
GLCやQ5と同じくらいですかね。
BMW新型X3の内装をインプレッション!
では続いてBMW新型X3の内装を見てみましょう。

展示車両は、BMW新型X3 xDrive20d M Sport。
2.0Lディーゼルターボで車両本体価格が7,100,000円の最上級グレードです。

オプションがなんだかんだ100万円ついてコミコミ価格は800万円を超えていました。
ちなみに諸費用は含まれていません。
それではさっそくBMW新型X3 xDrive20d M Sportの運転席ドアを開けてみましょう!

ムムム…!
いきなり質感が高そうなインテリアが見えてきます!
BMW新型X3 xDrive20d M Sportの運転席ドアの内側はこんな感じです。

こりゃすごい!
ドアトリム上部がステッチ付きの合成皮革で覆われているだけじゃなく、このブラウンのカラーと木目のパネルも質感高い!
BMWと言えば「走りが良いんだから内装の質感なんてコマけぇこたぁイインダヨ!」って感じでスイッチ周りの質感などは低かった印象でしたが、それはもう完全に過去のものですね。
これは素晴らしい。
2シリーズアクティブツアラーあたりから、内装の質感が飛躍的に高まっているのを感じていましたが、この新型X3はそれがさらに昇華したような印象です。
細かく見てみましょう。

ポプラグレー・ファインウッドトリムという本杢目のパネルですが、見た目も素晴らしい。
どうやらこちらはオプションのようです。
通常M SPORTはアルミロンビクルトリムというアルミ調のトリムになるみたい。
こちらの展示車は、レザーシートがオプション装着されているようで、コニャックというカラーのレザーの内装になっています。
この色合いがまた良いですね。
BMW新型X3 xDrive20d M Sportのウインドウスイッチ周りをアップで見てみてましょう。

ここも質感いいですね!
スイッチもサテンメッキ調なのかアルミ素材なのか、とても見栄えが良いです。
ここまで来ると、先日見たアウディ新型Q5が霞んで見えてしまいます。

内装の質感と言えばアウディというイメージがありましたが、それもまた過去のものになってしまわないか、ちょっと心配です。
内装の評価は価格に見合うのか?! 2017新型アウディQ5試乗インプレッション
ドアトリムのクローム部分には「X」の刻印が。

この演出は好みが分かれるところだとは思いますが…
展示車にはハーマン・カードンのサウンドシステムがオプション装備されていました。
このあたりの見栄えも非常に良いです。
ドアヒンジは当たり前に鋳造製。
写真は撮り損ねました^^;
ブログ読者の方から「鋳造製ヒンジとそうでないものの差がわからない」という質問がありましたので別途記事にでもしたいと思います。
明日の昼のワンダー速報をお楽しみに。
さて続いては、BMW新型X3 xDrive20d M Sportの運転席周りを見てみましょう。

コニャックの内装カラーが良いですね。
ドアシルプレートにはMスポーツのロゴが。イルミネーション付きだそうです。
金属製のプレートがあると見た目にも高級感がありますよね。

さらに、パワーシートの調整スイッチにもサテンメッキ調の加飾がなされています。
アクセルペダルはオルガン式。
M SPORTにはステンレス製のペダル類があしらわれます。
続いて、BMW新型X3 xDrive20d M Sportの前席全景を見てみましょう。

↑クリックで拡大します。
いかにもBMWらしい、今までのBMW車のイメージを色濃く残すインテリアデザインです。
サテンメッキ調のハイライトパネル、そしてオプションのポプラグレーのファインウッドトリムがとても質感高いです。
ダッシュボード上部もステッチ付きの合成皮革で覆われ、安っぽさは一切ない。
これが最新のBMWのインテリアか!と感動しました。
細かく見てみましょう。
まずはBMW新型X3 xDrive20d M Sportのステアリングホイールです。

M SPORT専用のマルチファンクションステアリングホイール。
こちらもデザインが新しくなったでしょうか。
相変わらず革の質感・手触りは最高です。
ステアリングホイールの触感だけで言ったら、個人的にはBMWのM SPORT系のステアリングホイールが一番好きかも。
もちろんパドルシフトも付いています。
BMW新型X3 xDrive20d M Sportのメーターはフル液晶のメーターパネルになっていました。

マルチディスプレイメーターパネルと言うそうで、12.3インチワイド液晶がはめ込まれていますが、メーターリングの部分は物理的な装飾がされていて平板に見えない工夫がなされています。
こちらは全グレード標準装備。
他のメーカーでは液晶メーターはオプション扱いが多いのに、標準装備とは。
ただ、アウディのバーチャルコックピットのように、地図を表示することはできないみたい?
ちなみに、ヘッドアップディスプレイもオプションで用意があります。
装備内容は完璧ですね。
続いては、BMW新型X3 xDrive20d M Sportのステアリングホイールの右側部分。

ここにはヘッドライトのスイッチがあります。
ドイツ車ではこの位置が定番ですよね。
サテンメッキ調の加飾も付いて、エアコン吹き出し口周りもピアノブラック調のパネルが少しの面積でもあしらわれていたり、質感に気を遣っていることがわかります。
ライトのスイッチの下にはちょっとした収納がありますが、ここもしっかり起毛仕上げされているので、小銭などを放り込んでおいても異音が発生しにくいです。
続いては、BMW新型X3 xDrive20d M Sportのインパネを見てみましょう。

BMWらしい伝統的なインパネデザインを踏襲していながらも、質感は飛躍的に高まっています。
オプションのポプラグレーのウッドパネルの印象は大きいですね。
標準状態でもアルミ調パネルになるので、見た目が著しく低下することはないと思います。

インパネ上部に配置されたナビ画面は、10.25インチと先代よりも大型化しています。
こちらはタッチパネルになっていて、タッチでの操作も可能となっています。
さらにこのコントロール・ディスプレイには、7シリーズから採用が始まった「BMWジェスチャー・コントロール」がオプションで用意されています。
フォルクスワーゲンのゴルフ7.5からもジェスチャー操作に対応したナビが出ていますが、BMWのジェスチャー・コントロールはそれよりも先進的で、任意のジェスチャーにコマンドをカスタマイズすることが可能だそうです。
例えば「車内にかかってきた電話にはスワイプで応答 / 指差しで拒否」とか、「人差し指で円を書く動きで音量を調節」といったジェスチャーで操作することが出来るようになります。
正しいスイッチの位置を目視で探さなくても、ジェスチャー操作ならば視線をそらさずに操作可能です。
安全面でのメリットも大きそう。

BMW新型X3 xDrive20d M Sportのインパネ中央には、オーディオ系のスイッチやエアコン系の操作パネルが並びます。
サテンメッキ調のスイッチ類は見た目的には質感は良いですよね。
昨今の車の内装は、ボタン類を少なくする方向にトレンドが進んでいる中で、BMWのインテリアは物理スイッチ多めだと思います。
ただ、個人的には、物理スイッチが多いほうが、タッチパネルでメニューを呼び出したりする手間もないので、操作は直感的にできて良いと思います。

インパネの下の方には、「X3」のロゴのオーナメントと、シャッター付きの収納があります。
このロゴ入りオーナメントに関しては演出過剰な気がするので、個人的には無くてもいいかな^^;
シャッターを開けるとこんな感じ。

非接触充電のQiとUSBポート、そしてドリンクホルダーがあります。
欧州車でも非接触充電が備わっている車も増えてきましたね。
センターコンソールには、BMWではおなじみの電気式のシフトレバーがあります。

その後方には電動パーキングブレーキ、そしてブレーキホールドのスイッチもあります。
BMWでもブレーキホールドがようやく普及してきましたね。
これから発売される車にはだいたいついてくるのではないでしょうか。
シフトレバーの右側には、ドライブモードセレクトのボタンや、安全装備系のスイッチなども並んでいます。
このあたりのスイッチのデザインや質感も良いですね。
シフトの左側には、BMWのiDriveの操作デバイスがあります。

こちらもBMWに乗っている方にはお馴染みなんでしょうね。
ナビや車両設定などをこちらのデバイスを使って操作することが可能です。
ナビ画面はタッチ操作にも対応しているので、文字入力などは画面タッチ操作でやったほうが早そう。
続いては、BMW新型X3 xDrive20d M Sportのアームレストコンソールを見てみましょう。

肘置き部分ももちろんレザーになっているので、触り心地も良いです。
アームレストコンソールを開けるとこんな感じ。

広さはそこそこです。
中は起毛仕上げなどにはなっていませんでした。
まあ十分でしょう。
BMW新型X3の運転席周りの内装の評価・感想は?
さて、ここまで画像たっぷりで、BMW新型X3 xDrive20d M Sportの運転席周りを見てみましたがいかがでしたか?
個人的な感想としては、「正直質感の高さに驚いた!駆け抜ける歓びに内装の質感まで加わったら鬼に金棒じゃん!」って思いました。
今までのBMWは、先程も書きましたが走りが良いから内装は多少質感悪くても我慢、って印象がありましたが、最近のBMWでは内装の質感もライバルに追いつき追い越そうとしています。
内装の分野では抜きん出ていたアウディが、特に日本導入モデルが質感がプアに見えてしまい、メルセデスやBMWのほうが質感が高く見ているという現状があります。
メルセデスはさすがに本木目のパネルなどをふんだんに使って見た目も触感も素晴らしいのですが、日本導入モデルではカラーが1色展開だったりと、こちらも我慢を強いられるような状態になっています。
それに比べると、BMWは質感面でも文句なしですし、さらにオプションで質感向上させることも可能、さらにカラーバリエーションもメルセデスやアウディなどよりも選べる状態なので、自分好みの内装カラーやパネルを選ぶことができます。
この辺りはライバルにはない魅力になるのではないでしょうか。
質感だけでなく、先進装備でもライバルに引けを取りません。
「BMWコネクテッドドライブ」では、車載の通信端末でインターネットに繋がり、Googleなどのサービスを利用したり、レクサスのヘルプネット同様の、SOSコールが使えたりと、コネクティビティでもライバル同様のサービスを搭載しています。
安全装備も、全車速対応のアダプティブクルーズコントロールや、レーンキープ、ブラインドスポットモニターなどなど、もはやてんこ盛りでフル装備と思ってOKです。
ここまで商品力が高いとは思いませんでした。
価格も高いですが、サイズも大きすぎず、安全装備も充実、質感も高いSUVなら十分検討の余地がありますね。

BMW新型X3に興味を持たれた方は、お近くのBMWディーラーに足を運んでみてはいかがでしょうか?
記事が参考になれば幸いです。
BMWの新型X3を試乗インプレッション追加!
【良すぎて耐えられないw】BMW新型X3試乗しました!内装・価格見積もり・試乗インプレッションまとめ!
上記記事にまとめてありますので、よかったらそちらもどうぞ!
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では次回のワンダー速報もお楽しみに!

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コメント
- お疲れ様です!いつも欠かさず見てます!
新型x3メッチャ良いですね!記事の通り内装が本当に素晴らしいです!
ただ2リッターでこの値段は高いなーと思ったりもしますw
そしてもし余裕があれば新型プラドの記事を作ってくれたら嬉しいです…笑
- No title
- ちょっとシルバー部分が多すぎのような気がしますが、価格相応な質感は担保されている感じですね。
実車を見に行ってみようかな。
- No title
- 外装より内装がいいですね!月末にディーラーに実物がくるので見るのが楽しみです。
洋服でブラウンのジャケットにはブラウン系のズボンが基本なところ、今年はグレーを合わせるのが流行りと聞きました。
たまたまでしょうけど、ブラウンレザーにグレー木目いいですね!
- Re: タイトルなし
- ウエムーさん、コメントありがとうございます。
いつも見ていただきありがとうございます!
x3良いですよねぇ。
価格は確かにお高いんですよ。
Q5も高めだし、そうなるとNXとかもお買い得に思えて来たり。
プラドは取材できてないんですよね。
機会があれば取材したいと思います!
- Re: No title
- ワンダーな名無しさんコメントありがとうございます。
確かにシルバー部分は確かに多目ですね…
でも質感は良いですよ。
- Re: No title
- ワンダーな名無しさんコメントありがとうございます。
そうなんです。内装良いですよね!
今までBMWと言うと内装はあんまりなイメージでしたが、それも過去のものになりました。
これから出る全てのBMWに期待です!
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- 今回の東京モーターショー2017は不評?期待のモデルが出展されてない?
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