新型レクサスLSの試乗インプレッションドライブフィール編!
2017年10月19日に11年ぶりとなるフルモデルチェンジを行ったレクサス新型LSに試乗してきました!と言う話の3回目です。
前回までは新型レクサスLS500h F SPORTのエクステリアと内装をノーマルと比較してみてみました↓
レクサスLS500h F SPORT試乗しました!【1】外装はノーマルと比較してどこが違う?
内装を他グレードと比較インプレッション!レクサスLS500h F SPORT試乗しました!【2】
今回はその続きで、お待ちかねの新型レクサスLS500h F SPORTの試乗ドライブフィールをお届けします!!

今回試乗させてもらったのはLS500hのF SPORT。
レクサスのフラッグシップモデルとして、そしてドライバーズカーとして、どんな仕上がりになっているのか興味津々です!
以前にお届けした新型レクサスLS500h version Lを見てきたという記事はこちら↓
レクサス新型LS500h見てきた!ため息が出るほど美しい!外装内装インプレッション短評
【画像】レクサスLS見てきました!外観は宝石のように美しい!!エクステリアインプレッション
【内装の質感を高解像画像でレポート!】レクサス新型LS見てきました!内装インプレ【フルモデルチェンジ】
【後席の広さ快適性は?】レクサス新型LSフルモデルチェンジ内装インプレッション
新型レクサスLSの価格やスペック、先進装備、見積もりなどについてまとめました↓
レクサス新型LSの価格は980万円から! 見積もり・燃費・スペックなどフルモデルチェンジ情報まとめ
新型レクサスLSの価格やスペックなどは上記記事もご参照ください。
これから加筆されてる新型レクサスLSの最新情報や、過去のエントリーが気になる方は以下の新型LS関連記事一覧でチェックしてくださいね↓
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ご了承いただける方のみ、続きをどうぞ。
新型レクサスLS500h F SPORT試乗ドライブフィールレポート!
試乗車は新型レクサスLS500h F SPORT。

↑クリックで拡大します。
価格は1310万円〜となっています。
ではさっそく新型レクサスLS500h F SPORTに乗り込んでみましょう。

フレアレッドのシートが鮮烈ですね。
シートは28WAYで調整可能なので、しっくりした位置にドライビングポジションを調整できるのは良いですね。

当たり前ですが、シートヒーターやシートベンチレーションも完備されています。
シートを動かすモーターも良いものを使っているっぽいですね。作動音がめちゃくちゃ静かです。

プッシュ式のエンジンスターターを押して、システムを起動させるとオープニングサウンドと共にシートとステアリングホイールがメモリーした位置に動きます。

レクサス車にはパワーイージーアクセスが装備されているので、乗降時には乗り降りしやすい位置にシートとステアリングホイールが勝手に動くのが高級車に乗ってる感じがして良いんですよねぇ。
ドラポジを調整して感じるのは、ドライバーの視点としてはルーフが近く感じて、意外と斜め上方に圧迫感を感じます。

Aピラーが寝ているからでしょうか、天井と頭が近い感じ。
久しぶりにセダンに乗ったからというのもあるかもしれませんが。
RXもかなりAピラーが傾斜していると思いますが、それよりもルーフが近く感じます。
おそらく、ムーンルーフも装着しているから余計にそう思うのかもしれません。
普段SUVに乗っていると、セダンの低い視点が新鮮です。
新型レクサスLS500h F SPORTはハイブリッドなので、システムが始動してもすぐにはエンジンがかかりません。
アイドリングチェックやバッテリー残量、水温やエアコン使用などの状況によって、しばらくするとエンジンが始動します。
エンジンがかかっても、車内はとても静かですが、エンジン音はそれなりに聞こえます。
レクサスのフラッグシップモデルだから遮音性に関してはトップでしょうけどもあえて聞かせるようになっているのかもしれません。

新型レクサスLS500h F SPORTの電気式のシフトレバーをDレンジに入れて走り出します。
これ、ターボのLS500もシフトは同じなのかな?
LS500も試乗してみたいな。
新型レクサスLS500h F SPORTは電動パーキングブレーキなので、アクセルを踏めば自動でパーキングブレーキは解除されます。

この解除の躾も非常に洗練されていて、RX450hのような突っかかりはありません。
というかRX450hのブレーキホールドが強すぎるだけかもしれませんが。
新型レクサスLS500h F SPORTでディーラーの駐車場から国道に出ようとしていると、ヘッドアップディスプレイに見慣れない表示が。

斜め前方から車が近づいてきている警告表示が出ました。
こりゃすごい。
さすが24インチ相当のヘッドアップディスプレイなだけのことはありますね。
いろいろな表示が、フロントガラスに投影されるようです。人が横切った時には人のマークが出ました。

ロードサインアシストが備わったので、速度制限の表示などもヘッドアップディスプレイとマルチインフォメーションディスプレイに表示されます。
国道に出てソロリとアクセルを踏んで走り始めます。

アイドリングチェック中だったので、エンジンがかかった状態からの加速でしたが、加速フィールはやや重厚感を感じるものの、気持ちよくエンジンが回ります。
「クゥォォォーン、クゥォォォーン」と、変速フィールを感じる音が聞こえます。
新型レクサスLS500h F SPORTはCVTですが、マルチステージハイブリッドのミッションはあえて10速のトランスミッション的な変速フィールをつけてるみたいで、このほうがCVTのラバーバンド感が無くていいですね。

一度走り始めると、長いとかデカイとか車体の大きさをあまり意識せずに走ることができました。
結構クイックなステアフィールになっています。
アクセルの応答性もよく、一昔前のレクサス車やトヨタ車のようなふんわりゆるゆるな感じは一切ありません。
ただ、重さは感じるドライブフィールなので、言い換えれば重厚感があります。

↑クリックで拡大します。
走っている際の静粛性は当たり前に高く、ロードノイズや窓方向からの騒音はかなり抑えられていますね。
新型レクサスLS500h F SPORTは回生ブレーキですが、ブレーキフィールも自然な感じでストッピングパワーを発揮してくれます。
あまりハイブリッドを意識させないドライブフィールですね。
新型レクサスLS500h F SPORTは踏めば踏んだでグイッと前に出る力強いトルクを感じることができますが、街中では基本的にはとてもジェントルな振る舞いを見せてくれます。
荒れた舗装路やマンホールの凹凸は、重さでヌシヌシと押しつぶすような重厚感のある乗り味ながら、サスペンションの設定としては意外とコツコツとした硬質感を残した感じになっています。
昔のトヨタの高級車のような、雲の上を滑っているようなスィーっと軽い感じではなく、重厚感と角の取れた硬質感を残した乗り味です。
LSでこの乗り味に振ってきているというのは意外でした。もっとコンフォート志向なのかと思っていました。
個人的には歓迎したいドライブフィールです。
F SPORTだからというのもあるかもしれません。
他のグレードにも乗ってみたいですね。

新型レクサスLS500h F SPORTは想定しているより足回りはやや硬めでしたが、絶対的な乗り心地の良さや快適性は確保されています。
路面の凹凸はそれなりに伝えてくるんだけど、ボディ剛性が高く、角が丸められたコツコツとしたロードインフォメーションを伝えてくるので不快な感じはありません。
ドイツ車のそれに近いような感じもあるんですが、新型レクサスLS500h F SPORTはそれとはまた違った感じ。
ザラつきのようなものは完全に遮断されているので、ダイレクト感はドイツ車のほうがあるんですが、全体的な上質感や静粛性が高くコンフォートな感じは新型レクサスLS500h F SPORTのほうが強い感じです。
何かに近い乗り味だなと思ったら、以前私が乗っていたレクサスIS300hを正常進化した乗り味と言い換えることができるかも。
加速感は新型レクサスLS500h F SPORTのほうが当然早いのですが、シャッキリしたドライブフィールが感じられるドライバーズカーとして仕上がっている感覚は、ISに近い感じがしました。

↑クリックで拡大します。
新型レクサスLS500h F SPORTのステアフィールですが、結構重めに味付けしてあります。
しっとりと路面を捉えている感じですが、他のレクサス車同様、ロードインフォメーションはやや希薄な感じです。
ドイツ車のステアフィールの重さと異なるのは、レクサスのパワステの味付けは全体的に均一に重い感じがします。
路面状況や凹凸、コーナーに入る感じなど状況に応じた反力というより均一に重い感じなので、ダイレクト感とは別の重さなんですよね。
不快な微振動をシャットアウトして、電動パワステの介入によって路面を舐めるように吸い付いている感じ。
それでいて軽すぎないステアフィールは、レクサスならではの味付けとも言える世界観になってきているのではないでしょうか。

寒い時期にはやっぱりステアリングヒーターもついているのが良いですね。
走っていて気になったのは、左足のフットレスト周りがやや狭く感じます。
ドイツ車のようにミッションの張り出しが大きい気がしました。
まあこの辺りは慣れで解決できるかもしれません。

ちょっと強めにアクセルを開けてみます。
「グルァァァァン、グルァァァン!」と乾いたスポーティなサウンドと共に猛然と加速!
速い速い(笑)
2.2tを超えているとは思えない加速感です。
サウンドジェネレーターがついているのか、音も心地良いですね。
ドライブモードセレクトをSPORT S+にしておくと、さらに加速フィールがスポーティになり、メーターの演出も加わってかなり走っていて面白いです。

重いのに速い!ってすごいですね(笑)
乾いたエンジンサウンドもその気にさせてくれます。
新型レクサスLS500h F SPORTはハイブリッドモデルなので、バッテリーが貯まればモーターだけで発進することができます。

ただ、車重が2.2tを超えているので、NXやIS300hなどのモーターの加速感と比べると、全然粘れない感じです。
ちょっと強く踏むとエンジンがかかってしまうのはLC500hと同じような感じ。
C-HRやプリウスのようにEVのみでグイグイ加速できる感じとは異なります。
ただ、加速してからアクセルを抜けばEV走行になるので、上手く運転すれば燃費も期待できそう。

と言った感じで、街中だけだったのであまりハードな走りはできませんでしたが、試乗も終了。

新型レクサスLS500h F SPORTを試乗した感想・評価は?
新型レクサスLS500h F SPORTを20分程度乗ってみて感じた個人的な感想としては、「想像以上にドライバーズカーとして楽しい車になっている!」と思いました。
新型レクサスLS500h F SPORTは、剛性感のある重めのステアフィール、コツコツとした角の取れた骨太な乗り味の足回り、踏めば猛然と速い加速感と相まって、想像以上にドライバーズカーとして楽しい車になっていました!
本文中でも書きましたが、まさにISを上位互換で正常進化させたようなドライブフィールです。
ここまでLSを走りに振ってきているとは思いませんでした。
一方で、ノーマルモードなど通常の街中での走行時にはもっとコンフォート志向でも良いんじゃないか?とも思いました。
それはF SPORT以外のグレードがそういう味付けになっているのかもしれません。
機会があったら乗り比べてみたいですね。
そして何より、内装の質感や快適装備、先進装備が最高です。
24インチの大型ヘッドアップディスプレイもすごいですし、シートベンチレーションやステアリングヒーターまでも完備していたり、ブルーレイディスクが再生できたり、車載の通信端末でオペレーターと話してナビの目的地を調べて設定してもらったり、地図が自動更新だったりと、レクサスならではの快適性があります。
今回は試せませんでしたが、進化した自動運転も装備されているので、長距離の移動も楽ちんでしょうね。
「LSは後席に乗るもの」と思っていましたが、走っても楽しい新型レクサスLS500h F SPORTは、「いつかはLS」と思える車に仕上がっていました!^^
新型レクサスLSを購入検討されている方は参考にしていただければ幸いです^^

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新型レクサスLSが気になる方はお近くのレクサスディーラーに足を運んでみてはいかがでしょうか?
埼玉南部エリアで新型LSを購入検討している方は、紹介キャンペーンもありますので、興味ある方はブログパソコン版のメールフォームからメールくださいませ^^
レクサス車を買う前にやっておきたいこと
レクサスは基本的に値引きがありません。
その分、下取りが値引きに相当することがありますが、何も持たずに商談しに行くと、フツーにオークション相場価格くらいでしか下取りしてくれません。
そこで、ディーラーに行く前に事前に愛車の相場価格を調べておくことをオススメします!!
私のRX450h F SPORTは2年2ヶ月15,000kmで、某ディーラーの下取り査定だと450万円だったのに、ネットの一括査定に出したところ、610万円で売却できました。
その差はなんと160万円!!
どうなってんだよディーラー査定…(苦笑)
というか、やっぱり一括査定で複数社に見積もってもらわなきゃ、確実に損するということは間違いないですね。
一括査定の査定額を持ってディーラーに行けば、「これ以下だったらハンコ押さない」って言うと、下取り額も調整に応じてくれることが多いです。
もしだめなら、そのまま買取店の売却してしまえばいいですしね。
一括査定サイトで見積もる際に、売却時期などが読めない人でも、「現在の愛車の価格が知りたい」と言えばOK。
査定額が良くて、思わず買い替えを検討しちゃったりもしますからね(経験あり 笑)。
ちなみに、私がいつも使っているサイトはこちら↓
かんたん車査定ガイド


1分程度の入力で、ざっくりした価格感がわかるのでとりあえず調べてみるのも良いかもしれませんよ…(悪魔の囁きw)。
ガチで売却価格を上げたいのならば、上記のような一括見積もりサイトにエントリーし、複数の買取店が実際に車を見て買取額を決めたいと言ってきたら、複数の買取店を同じ時間にアポイントを入れます。
事前にディーラーからだいたいの納期などを聞いておくと、売却時期について聞かれた時に答えやすいと思います。
そして、「入札制にしますので、査定金額を名刺の裏に書いて、せーので見せてもらって、一番高いところに売ります!」と言うと、最初からMAX価格で勝負してきます。
何社も見積もるのも時間が勿体無いし、一番この方法が良い条件出る可能性高いですね。
この「入札制で」というのがポイントです!
ブログ読者の方からも、この裏ワザでディーラー見積りより数十万円も高く買取店で買い取ってもらえた!というご報告も多数いただきました!^^
私が実際に愛車の下取り一括見積りで高額査定を叩きだしたレポートは以下の記事をご参照ください↓
車を買い替える時の6つ必勝法!一括査定で見積もった結果www輸入車を売るポイントも!
ディーラーだけの下取り見積もりではもったいないですよ!
オプション追加できるくらい、買取額に差が出ますからね。
本気で高く売りたい方は、お試しあれ^^
「残価設定クレジットで買っているけど途中で売却できるの?」って質問をたまに受けますが、まったく問題ありません。
こちらの記事にまとめているので、良かったらどうぞ↓
残価設定クレジットやローンの途中で中古車買取店に売却してしまっていいの?
私もいつも残クレで買ってますが、1年とかで売却してます(笑)
「お金がない」とか「贅沢は敵だ」なんて言って買い控えしていたら、日本経済が停滞してしまいます。
車やモノを買ってお金を使うということは、そのお金が誰かの給料になっているということです。
そして自動車はまさに日本の主軸産業。
それにお金を使うということは、社会貢献でもあるのです。
自分自身が良いものを買って身につけて行かなければ、身の丈は誰も引き上げてはくれません。
身の丈を上げてくれるモノを買って、自分自身の仕事の活力にしていきたいものですね^^
ということで、当ブログが参考になったよ、という方は、ネット見積もりをする際には↑の広告リンクから見積もっていただけると、毎日ブログを更新するうえで大変励みになります(笑)
2013年の3月にブログを開設して以来、毎日更新を貫いています!!
よろしければブックマークもお願いします^^
今後も気になる旬な車を中心にお届けしますので、応援よろしくお願いいたします^^
貴方と新しいクルマとの出会いが、素敵なものになりますように!^^
動画で見るワンダー速報「ワンソクtube」では、レクサス関連の試乗動画も随時アップ中!!
以下のレクサス関連動画一覧でチェックしてみてくださいね^^
一度見た方でも、何度見ても楽しいはず!?(笑)
特に購入検討している人や、納車待ちの人は、同じ動画でも何度でも見ちゃったりしませんか?
私もそうだから、その気持ちがよく分かるので、ワンダー速報&ワンソクtubeでは画像多め、尺長め、内容盛りだくさんでお届けしています!
応援する気持ちがありましたら、動画のワンソクtubeで高評価やコメントをバンバンいただけますとモチベーションが上がります!
では次回のワンダー速報もお楽しみに!


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