【残念すぎる点】新型アルファード ヴェルファイア マイナーチェンジ 買って後悔しないための5つの心構え!口コミ辛口評価編

トヨタ新型アルファード・新型ヴェルファイアがビッグマイナーチェンジ!


2015年1月のデビューから約3年にあたる2017年末に初のビッグマイナーチェンジを行ったトヨタのLサイズミニバン「アルファード」「ヴェルファイア」ですが、ワンダー速報ではすでに何度も記事をアップししてます。

【価格は高いかッ?!】2017マイナーチェンジ見積もりました!新型ヴェルファイア・アルファードマイチェン最新情報!予約も開始!

【価格&見積もり値引き情報追加!】新型アルファード・ヴェルファイア マイナーチェンジ 発売日は2017年12月25日!【画像追加!】

そもそも私自身、ヴェルファイアは仕事でエグゼクティブラウンジを使用していたので、使い勝手などはかなり詳しく理解しています。

今回のアルファード・ヴェルファイアのマイナーチェンジでは、ビッグマイナーチェンジと言っていいほどパワートレインからトランスミッション、そして大幅なフェイスリフトも伴う改良が行われました。
調べれば調べるほど気合が入ったモデルだということは分かるんですが、それでも残念すぎる点がいくつかあるんですよね…

非常に魅力的なモデルでリセールバリューも期待できる車だけに、買う前にチェックしておきたい残念なポイントをまとめてみます。

逆に言えば、「それらのデメリットを理解した上で購入すれば、後悔しない!」ということです。


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via:http://toyota.jp/

トヨタ新型ヴェルファイア・アルファードはどこがダメなのでしょうか?
新型ヴェルファイア&新型アルファードの購入を検討している方、納車待ちで修行中の方の参考にしていただければと思います。

ダメなところだけじゃなくて、新型アル・ヴェルには良いところもいっぱいあります!

【ココがすごい!】アルファード・ヴェルファイア マイナーチェンジ 【レクサスを超えた?!】

上記記事も併せてどうぞ。


過去にもアルファード&ヴェルファイアの記事は相当数書いていますので、過去のアルファードやヴェルファイアの記事や今後加筆されていく最新記事は、以下の記事一覧でご参照ください^^

新型ヴェルファイア関連記事一覧


新型アルファード関連記事一覧

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※例によって、記事の感想、インプレッションは個人の主観に基づくものです。一部、辛口なコメントも含まれる可能性もありますので、気分を害する可能性がある方はご遠慮ください。

ご了承いただける方のみ、続きをどうぞ。





新型アルファード・新型ヴェルファイアのマイナーチェンジ変更点まとめ


まずは新型アルファード・新型ヴェルファイアがマイナーチェンジでどこが変わるか、ダイジェストでまとめてみたいと思います。

新型アルファード・ヴェルファイア マイナーチェンジでは外装が変更!


一番の大きな変更点としてはやはりエクステリアが変更になります。

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こちらは新型アルファードのエアロボディのモデル。
新しい17インチのホイールもメッシュタイプとなり、見栄えが良くなりましたね!

それにしても新型アルファードの顔つきは、今回のマイナーチェンジでよりいかつくなりましたねぇ…
かつてココまでグリルが大きかった車も無かったのではないでしょうか?

一方でこちらが18インチアルミホイールを履いたエアロボディのタイプ↓

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新意匠となるアルミホイールもなかなかカッコイイですね。
前期型のメッシュホイールもかっこよかったので、どちらが好みかは分かれそうですが。

そしてこちらがマイナーチェンジ版新型ヴェルファイアのエアロボディ↓

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18インチホイールを履いているのでガソリンモデルですね。

エアロボディの新型アルファードと新型ヴェルファイアを見比べてみて、どちらがお好みですか?
アルヴェルといえば、ヴェルファイアがちょいワル感があってアグレッシヴなイメージでしたが、今回のマイナーチェンジでアルファードのほうが迫力満点な気がします。

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新型ヴェルファイアもフロントバンパー左右のメッキパーツも大きくなり、ワイド感が強調されたデザインになりましたね。


こちらがエアロボディではない、ノーマルのヴェルファイア↓

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フォグランプ周りに三角形のベゼルもついてシャープな感じになりました。
グリル部分のメッキパーツの面積も広くなり、ノーマルでも十分すぎるほどの迫力の顔つきですね。

そしてこちらがエアロボディの顔つき↓

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どちらも17インチホイールですが、どちらの顔つきがお好みでしょうか?

そしてこちらがエアロボディで18インチホイールを履いた新型ヴェルファイア↓

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やっぱりこちらのほうが足元が迫力がありますが、新意匠の17インチホイールも結構良いですね。
メッシュタイプのホイールが好きなので、17インチでも良いかもと思えます。

そしてこちらがノーマルのベースグレードでしょうか↓

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16インチになると、かなりおとなしい印象ですが、街中では前期型もベースグレードは良く見ましたね。


マイナーチェンジ版新型アルファードの画像も併せてどうぞ。

エアロボディの17インチホイールを履いたグレードです↓

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↑クリックで拡大します。

高輝度塗装されているというのがこちらかな。

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赤のボディカラーは新設されたものでしょうか。
このカラーもなかなか鮮烈です。
ホイールの色が違って見えますね。

そしてこちらがノーマルの新型アルファード↓

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17インチホイールですが、このホイールデザインやっぱりいいな。

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そしてこちらがベースグレード↓

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ベースグレードでも広さは同じですからね。
ピープルムーバーとしてはアルファード・ヴェルファイアは絶対的に快適です。



新型アルファード・ヴェルファイアにはシーケンシャルターンシグナル採用!


今回のマイナーチェンジで新型アルファード・新型ヴェルファイアには、流れるウインカーの「シーケンシャルターンシグナル」が採用されました。

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これは、新型ハリアーやC-HRなどでも採用されている、流れるウインカーのこと。
レクサスなどでも順次採用されていますが、トヨタのフラッグシップミニバンであるアルファード・ヴェルファイアでもついにシーケンシャルターンランプが採用されました。

ただ、これは全グレード標準装備ではなく、エグゼクティブラウンジに標準装備で、それ以外の上位グレードにオプション設定です。
目立つのでぜひとも付けたいオプションですが、C-HRの時みたいに高価でないといいなと思っていたんですがアダプティブハイビームまで付けると11万円くらいかかってしまいます。

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ヘッドライトは「2眼LED+シーケンシャルターンシグナル」と「3眼LED+シーケンシャルターンシグナル」のものがあり、どちらもオプション設定ですが、3眼にするとアダプティブハイビームシステムになります。

上記のLEDヘッドライトをオプション装着すると、リアコンビネーションランプもシーケンシャルターンシグナルになります。
ハリアーやC-HRではリアは流れませんでしたので、トヨタとしては初となる前後シーケンシャルターンシグナルとなります。

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新型アルヴェルではエグゼクティブラウンジにエアロボディ新設


新型アルファード・新型ヴェルファイアでは、マイナーチェンジ前まではエグゼクティブラウンジには設定がなかったエアロボディが追加になります。
最上級グレードのエグゼクティブラウンジでは選べなかったエアロボディが追加になるのは嬉しい変更点ですね。
ただ、ハイブリッドモデルは変わらず17インチアルミホイールしか装着できないと思われるので、それも18インチが選べたらいいのになと思います。
ハイブリッドのエグゼクティブラウンジは2.2tを超える車重のせいで、18インチだと硬いんですかね?

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新型アルファード・新型ヴェルファイア 内装の変更点は?


マイナーチェンジする新型アルファード・新型ヴェルファイアでは、内装にも変更があります。
もともと内装の質感にも定評があったアルファード・ヴェルファイアですが、さらに質感が向上!

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木目調パネルのデザインが変更に
アルファード・ヴェルファイアでは、本木目ではなく木目調のパネルを採用していましたが、このデザインが変更になる模様です。

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これで本杢目まで採用されたら、レクサスを超えちゃいますね^^;
トヨタでは本木目ではなく木目調というのが、レクサスとの棲み分けになっているのかな。
レクサスでは杢目はすべて本杢目。最近では本アルミのパネルも採用されています。


エグゼクティブラウンジにはプレミアムナッパレザー採用
最上級グレードのエグゼクティブラウンジには、マイナーチェンジ前にはセミアニリン本革が採用されていましたが、これがプレミアムナッパレザーに変更になります。

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プレミアムナッパレザーにはホワイト内装も用意されます。

↓こちらがマイナーチェンジ前のセミアニリン本革です。

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どちらも高級なレザーですが、素材が変更になるんですね。


ホワイトレザーを一部グレードにオプション設定

新型アルファード・新型ヴェルファイアの最上級グレード「エグゼクティブラウンジ」のエアログレードにのみ、ホワイトレザーがオプション設定されるようです。
エグゼクティブラウンジなので、プレミアムナッパのホワイトレザーということでしょう。

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ちなみにナッパレザーとは、アメリカのナパ地方で生産される本革のことです。
新型ハリアーでもメタル&レザーパッケージで、白いレザーが採用されていましたが、新型アルファード・新型ヴェルファイアでもホワイトレザーをエアロボディにのみ追加。
白いレザーはたしかにスポーティでかっこいいですからね。



新型アルファード・ヴェルファイアに次世代トヨタセーフティセンスが初採用!


マイナーチェンジ前のアルファード・ヴェルファイアには「トヨタセーフティセンス」としては安全装備はパッケージングされていませんでしたが、それ相当の安全装備が付いてはいました。
ただ、それをさらにバージョンアップし、トヨタセーフティセンスPよりもハイグレードな次世代型トヨタセーフティセンスへと進化しました。

次世代トヨタセーフティセンス(次世代TSS)では以下の内容が含まれます。

プリクラッシュセーフティシステム
トヨタ初となる、新開発のミリ波レーダーと単眼カメラによる、夜間でも歩行者や自転車の検知可能なプリクラッシュセーフティシステムが採用されます!
マイナーチェンジ前のアルファード・ヴェルファイアは、ミリ波レーダーのみだったのが、単眼カメラもつきました。
プレミアムクラスのミニバンに相応しい、安全装備ですね。
これは新型クラウンなどにも順次採用されていく模様です。


レーントレーシングアシスト
こちらもトヨタ初となる機能で、レーダークルーズコントロール作動時に、車線の中央を走るようにステアリングを自動でアシストしてくれる装備。

レクサスの一部車種にはレーンキーピングアシスト(LKA)としてあった装備の進化版とも言える装備です。
レクサスRXのレーンキープはいまいちなので、新型アルファード・新型ヴェルファイアのほうが進化していそうですよね。
新型レクサスLSにも同様の装備がついていましたが、新型アルファード・ヴェルファイアにも装備されるとは…



車線逸脱アラート
これもマイナーチェンジ前にはなかった装備です。
カメラがなかったから仕方ないんですが、高速走行などでは車線逸脱警報はあったほうが絶対安全です。


ロードサインアシスト
こちらもトヨタ初の装備です。
マツダなどでもすでに採用されている、交通標識を認識するシステムです。
マルチインフォメーションディスプレイ内に標識を表示します。
レクサス車でも、まだ一部の上位車種しかロードサインアシストが付いていないので、完全に新型アルファード・新型ヴェルファイアに抜かれた感じです。


先行車発進告知機能
ホンダの軽自動車などにも装備されている、先行車が発進したらお知らせしてくれる装備です。
これもレクサス車には無い装備。新型N-BOXを私は仕事で乗っていますが、先行車発進お知らせは、あると便利なんですよね。
後ろからクラクション鳴らされずに済みます。


レーダークルーズコントロール
アルファード・ヴェルファイアには、マイナーチェンジ前から全車速対応のレーダークルーズコントロールが装備されていましたが、マイナーチェンジ前には単眼カメラが付いていなかったので、性能はさらに向上しています。
マイナーチェンジ後には、次世代トヨタセーフティセンスのレーントレーシングアシストと合わせることで、高速での半自動運転が実現します。
これにより高速道路での走行がかなり楽になるでしょう。




自動ハイビーム
マイナーチェンジ前からオートマチックハイビーム(AHB)は用意がありましたが、今回のマイナーチェンジにより、アダプティブハイビームシステム(AHS)も採用される模様です。
レクサスではISでもCTでもマイナーチェンジで採用されなかったのに…
アダプティブハイビームシステムでは、対向車部分だけを遮光し、より精度の高いハイビームが可能になります。




新型アルファード・ヴェルファイアにはオプションで先進装備も追加!


新型アルファード・新型ヴェルファイアには、次世代トヨタセーフティセンスだけでなく、別途オプションやグレード別の装備として、先進装備も追加されます。
これにより、現時点で考えられる最高レベルの装備が、新型アルファード・新型ヴェルファイアには与えられることになります。

追加されるオプション装備は以下の通り↓

電子インナーミラー
新型レクサスLSなどにも採用されている、リアのカメラの映像をルームミラーに映す「電子インナーミラー」が新型アルファード・新型ヴェルファイアに採用されます。

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エグゼクティブラウンジに標準装備、他のグレードにはオプション扱いになるようです。


ブラインドスポットモニター(BSM)
Lサイズミニバンにこそ欲しかったブラインドスポットモニターがようやく採用です。

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とくにアルファード・ヴェルファイアは、Bピラーが巨大で斜め後方の視界が悪いので、なおさらです。
これは運転していた本当に思いました。Bピラーデカすぎ!って。


リアクロストラフィックアラート(RCTA)
後退時に斜め後方から車などが接近していることを知らせてくれるリアクロストラフィックアラートも、メーカーオプションナビとセットオプションで設定されるようです。

アルファード・ヴェルファイアにはインテリジェントクリアランスソナーがもともと装備されていたので、それをさらに拡大した機能とも言えますね。


インテリジェントクリアランスソナー
通常のクリアランスソナーの進化版で、障害物に近づくと警告がなり、さらに近づきすぎると自動でブレーキが作動します。
マイナーチェンジ前から用意があった装備です。

新型レクサスRX450h 納車されて分かった良い所 03【インテリジェントクリアランスソナー】

インテリジェントクリアランスソナーは、付けられるなら絶対つけたほうが良いです。
特に大きな車の場合は。
私は何度も助けられてます(笑)




ITS CONNECT
現段階ではあまり恩恵も少ないITS CONNECTですが、交差点やサービスエリア・パーキングエリア、ITS CONNECT搭載車同士での通信が行われることで、渋滞情報や危険情報などを共有できるというもの。
コネクテッドカーの時代がそろそろ本格化してきそうです。

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私が普段乗っているレクサスRXにもITSコネクトを装備してますが、緊急車両接近通知や、ITSクルーズなんてのも出来るみたいですが、一度も使ったことないです^^;
右折支援とかもあるみたい。

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レクサス車にもオプションで装備できますが、まだ恩恵は少ないです。これからですかね。



新型アルファード・ヴェルファイアは走りや静粛性も進化!


新型アルファード・新型ヴェルファイアのマイナーチェンジでは、見えないところにも手が入り質感向上しました。
もともと静粛性には定評があったアルファード・ヴェルファイアですが、静音材を追加してさらに静粛性を向上。
カウル部やダッシュ部のサイレンサーの素材を変更し、静音性を高めたとか。

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走りの面では、新型バルブを採用したショックアブソーバーや、レクサスなどでも採用されているボディの構造用接着剤をピラー部などを中心に追加し、ボディ剛性も強化しています。

より高級感を増した走りと静粛性が体感できそうで楽しみです。
一度乗ると、アルファード・ヴェルファイアはその便利さに魅了されます。
取り回しさえ大丈夫なら、これ以上ないピープルムーバーだと思います。


新型アルファード・ヴェルファイアの3.5Lモデルに8速AT採用!


これには驚きましたね!
新型アルファード・新型ヴェルファイアではマイナーチェンジでミッションの載せ替えが行われます。
3.5Lモデルにはもともと6速ATが搭載されていましたが、これが8速ATになるとのこと!
レクサスRX200t(RX300)や、NX300ですらまだ6速ATだというのに、FFベース車としては先に新型アルファード・新型ヴェルファイアのほうに8速ATが搭載されました。
トヨタの気合の入れ方がすごいですね!
ハリアーのマイナーチェンジも相当気合入っていましたが、この新型アルファード・新型ヴェルファイアのマイナーチェンジもかなりスゴイです。



ちなみに、マイナーチェンジ前のアルファード・ヴェルファイアでは、3.5Lモデルは6速AT、ハイブリッドや2.5LにはCVTが組み合わされています。3.5Lモデルにのみ、高価な8速ATが奢られ、さらにプレミアム感のある走りが実現することでしょう。


新型アルファード・ヴェルファイアの燃費・出力は?


今回のマイナーチェンジでは、V6 3.5Lエンジン自体にも主要部品を一新してリファインされ、燃費も改善される模様です。
3.5Lモデルの出力は、マイナーチェンジ前の280ps/35.1kg・mから、300ps/36.8kg・mまで出力トルクともに増加!
燃費も9.1〜9.5km/L程度だったものが、10.6〜10.8km/Lレベルに引き上げられました!

8速AT採用と合わせて燃費出力ともに改善とは、3.5Lモデルの商品力が一気に上がった感じですね。

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さらに追加情報として、3.5L V6エンジンは直噴アトキンソンサイクルエンジンになるそうで、ようやくアイドリングストップ機能も加わります
大排気量を好む人は、アイドリングストップを嫌いな方も多いようですが、昨今のご時世を考えるとアイドリングストップが無いのはもはや時代の流れと逆行しているので、アイドリングストップ搭載は歓迎です。
嫌いな人はアイドリングストップOFFにしておけばOKですので。
ポルシェですらアイドリングストップする時代ですからね。
スムーズにアイドリングストップして、静かにエンジンがかかって発進するというのも、高級車に求められるスペックの一つですので、アイドリングストップも楽しめるようになるといいですね。私はアイドリングストップ好きです。




新型アルファード・新型ヴェルファイアの残念なポイント


今回のマイナーチェンジでの変更点をお伝えしたところで、新型アルファード・ヴェルファイアを購入する際に覚悟しなければならないデメリットをまとめてみました!!

残念な点①:メーカーオプションナビが超高い!


残念な点の一番目に上げなければならないのは、やはりメーカーオプションナビが超高いということでしょう。
なんせ63.7万円もするんですから。

なぜこんなに高いかというとJBLのプレミアムサウンドシステムが抱き合わせになってしまうので余計に高いというのもあります。
また、このメーカーオプションナビだとブルーレイディスクの再生にも対応しています。
トヨタのナビでブルーレイディスクに対応しているのはほとんど無いので、これは大きな魅力とも言えますが、それにしても高い。

「それならメーカーオプションナビじゃなくてディーラーオプションナビにすれば良いじゃん!」って思うでしょうが、そうはいかない残念な理由があるんですよ…

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残念な点②:安全装備がメーカーオプションナビと抱き合わせ!


この高価な9インチのメーカーオプションナビには、セットオプションで、

・JBLプレミアムサウンドシステム
・ブラインドスポットモニター(BSM)
・リアクロストラフィックアラート(RCTA)
・インテリジェントクリアランスソナー


が含まれています。
なのでこれだけ高価になってしまっていると言えるんですが、逆を言えばこれらの安全装備はメーカーオプションナビと抱き合わせということになります。

安全装備は、バラ売りしてもらいたいものです。
とくに、Bピラーがでかくて死角が大きいアルファード・ヴェルファイアには、BSMは重要になります。

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デザイン上のアクセントなのかもしれませんが、Bピラーが斜めに広がるデザインになっており、運転席から右斜め後ろを振り返ると正直何も見えません。

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助手席側を見てもBピラーで死角になる面積が広いので、こういう車にこそブラインドスポットモニターが必要だと思っていたのに、それが63.7万円のメーカーオプションナビと抱き合わせというのは、いくらなんでもユーザーの足元見すぎている気がします。

デミオにすら標準装備になっているブラインドスポットモニター・リアクロストラフィックアラートが、トヨタのフラッグシップミニバンでは63.7万円のナビと抱き合わせというのは、残念と言わざるをえないです。

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残念な点③:パノラマミックビューモニターがメーカーオプションナビと抱き合わせ!


さらに残念な点と言えば、パノラミックビューモニター(75,600円)も、メーカーオプションナビが付いていないと装備不可
こちらは別途オプション費用がかかるにも関わらず、メーカーオプションナビが装備されていないと付けられないというもの。
パノラミックビューモニターは、いわゆる360度ビューカメラで、車を上から写したような映像が見れるものですが、アルファードやヴェルファイアのような大きな車にこそ必要な装備のはず。
しかし、パノラミックビューモニターだけ付けたいと思っても、メーカーオプションナビが必須になるため、それだけで70万円のオプションを付けなければなりません
これはいくらなんでもユーザー本位ではありません。


残念な点④:2.5Lガソリンモデルにはアイドリングストップが何故かオプション


2.5Lガソリンモデルに限ったことですが、何故かアイドリングストップ機能がオプションになります。
しかも、オプション価格は56,160円と結構高い!
これはマイナーチェンジ前からでしたが、今日日、アイドリングストップくらいは標準にしてほしいものです。
3.5Lモデルには、マイナーチェンジ前にはアイドリングストップ機能そのものがありませんでしたが、今回のマイナーチェンジを機に標準装備になりました。


残念な点⑤:欲しい装備を付けるとコミコミ価格はかなり高くなる


以前に見積もりレポート記事も書きましたが、2.5Lガソリンモデルのエアロボディ、営業さん曰く一番の売れ線という、ヴェルファイア2.5LガソリンモデルのエアログレードZ GエディションアルファードだとS Cパッケージを「もし自分が買うなら…」という目線でオプションなどを追加して見積もってもらったところ、総額で600万円を超えてしまいました。

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新型ヴェルファイア2.5L Z Gエディションのコミコミ価格は…
604.0万円?!!


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アルファード・ヴェルファイアのパワートレインの中では一番安い2.5Lガソリンモデルでこれです。

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付けたメーカーオプションは、

・アイドリングストップ機能 56,160円
・3眼LEDヘッドランプ+シーケンシャルターンランプ+AHS 115,560円
・パノラミックビューモニター 75,600円
・メーカーオプションナビ+JBLプレミアムサウンドシステム 637,200円
・ツインムーンルーフ 118,800円
・本革シート(シートヒーター付き) 331,560円


メーカーオプションの合計が1,334,880円!

さすがに600万円からの価格帯となると、レクサスRX300ベースグレードにオプションいろいろ付けて買えちゃいますからね。
他の選択肢を選びたくなるというもの。
ただ、3列シートで広大な居住空間、そしてラグジュアリーな雰囲気、となるとアルファード・ヴェルファイアしか選択肢があまり無いのも事実。

新型ヴェルファイア・新型アルファードは、レクサスを超える先進安全装備が用意されましたが、あれこれ装備してしまうとかなり高価になるということがわかりました。
ただし、先ほども書きましたが、ライバル不在とも言えるLサイズミニバンの広さは、一度味わってしまうと快適すぎて病みつきです。
私も社用車としてヴェルファイアエグゼクティブラウンジに乗る機会が多々ありましたが、あれは素晴らしいですね。
ただ、エグゼクティブラウンジでなくても、基本的に広さは同じです。

ナビや安全装備を少し妥協すれば、450万円から同じ広さとカッコイイ見た目のエアロボディの新型ヴェルファイア・新型アルファードを購入することが出来ます。
妥協すると言っても、次世代トヨタセーフティセンスは全グレード標準装備ですし、電動パーキングブレーキ+ブレーキホールド、全車速対応アダプティブクルーズコントロール、レーントレースアシストなどは最初から備わっているので、ライバル勢に対しても引けを取らない装備と言えます。

価格を安く抑えた仕様で見積もりも取っていますので、見積もり記事もご参照いただければと思います↓

【価格は高いかッ?!】2017マイナーチェンジ見積もりました!新型ヴェルファイア・アルファードマイチェン最新情報!予約も開始!

メーカーオプションナビとブラインドスポットモニターなどの安全装備、本革シートなどを諦めれば、450万円そこそこでも新型アルファード・新型ヴェルファイアを乗ることができます。

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これでもエアロボディですので、LEDヘッドライト以外の見た目は一緒ということになります。

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広さももちろん同じなので、ピープルムーバーとして使用するならこれでも十分と言えます。


その上で、お金に余裕がある「選ばれし者」のみ、更に上質な新型ヴェルファイア・新型アルファードの上位グレードに乗ることができるというわけです。
誰でも乗れてしまっては、高級車とは言えないという面もありますからね。
そのくらいのステータスがあったほうが、上位グレード乗る人にとっては優越感に繋がるのかもしれません。

一方で、見た目や広さが同じものが450万円からエントリーできるというのも、ありがたいとも言えます。
上手い戦略ですね(笑)

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新型アルファード・ヴェルファイアを少しでもお得に買うには?


マイナーチェンジする新型アルファードやヴェルファイアは価格がかなり高価ですので少しでもお得に購入したいですよね。
そこでオプション価格分くらいお得になる購入方法をご紹介!
まず、新車の購入をご検討の方は、実際にディーラーに行く前に、ネットで愛車の無料下取り見積もりをしておくことを激しくオススメしますよ。

何故かというと、営業マンから「今契約しないと納車が更に遅れる!」とか「今日ハンコ押してくれるならこの条件で!」とかプレッシャーかけられて、下取り価格の吟味をする前にうっかりハンコを押しちゃったりすることがあるからです(実際私も経験あり^^;)。

ディーラーでの下取り交渉で、良い条件を出すためには、予めネットなどで愛車の買取り見積もりを取っておいて、ディーラーでの下取り金額の交渉材料として使うのがかなりオススメの手です。

買取店で出た査定金額を持ってディーラーに行くと、値引き+下取りで価格交渉ができるので手ブラで行くより良い条件が引き出せる可能性が高いです^^

実際に私がおすすめしたこの方法で、ブログ読者の方から「買取店よりも良い条件でディーラーで下取ってくれた」という報告もいただきました^^

ディーラーによっては、値引きが良くても下取りの条件が悪いことも良くありますので、そういう時は、買取店に売却してしまえば良いですしね。

逆に、ディーラーで下取りの見積りをした後で買取店で査定する際には、ディーラーでの下取り見積もり額を予め伝えておくと、それ以上の価格で買い取ってくれることが多いです!

ちなみに、複数の買取店に一括見積りで、一番高く買い取ってくれるお店を探したい方は以下のサイトもおすすめですよ↓^^


あなたの車を見積り!かんたん車査定ガイド








ネット査定だと、1分程度の入力で、ざっくりとした買取りの概算価格がわかるので、調べるだけ調べてみても良いかもしれません。

車には売り時がありますからね。1ヶ月すぎるごとに10万円単位で査定金額が下がっていきますが、時期などによっては価格が逆に上がるタイミングもあります。
買取価格があまりに高くて、買い換えるつもりがなくてもうっかり買い替えちゃったりしますから、その時はその時でご縁があったと思えば^^

自動車買取店の営業マンから聞いた裏ワザですが、本気で高く売りたい場合は、上記のような一括見積もりサイトにエントリーし、複数の買取店が実際に車を見て買取額を決めたいと言ってきたら、複数の買取店を同じ時間にアポイントを入れます
そして、「入札制にしますので、査定金額を名刺の裏に書いて、せーので見せてもらって、一番高いところに売ります!」と言うと、最初からMAX価格で勝負してくるそうです!(笑)

何社も見積もるのも時間が勿体無いし、一番この方法が良い条件出る可能性高いそうです!
この「入札制で」というのがポイントです!
ブログ読者の方からも、この裏ワザでディーラー見積りより60万も高く買取店で買い取ってもらえた!というご報告も多数いただきました!^^
私もこの方式で査定してもらったところ、ディーラー下取りに比べて最大75万円も差がありました!
こんなに変わるものかと…^^;;;


私が実際に愛車の下取り一括見積りで高額査定を叩きだしたレポートは以下の記事をご参照ください↓

車を買い替える時の6つ必勝法!一括査定で見積もった結果wwww輸入車を売るポイントも!

ディーラーだけの下取り見積もりではもったいないですよ!
オプション追加できるくらい、買取額に差が出ますからね。

本気で高く売りたい方は、お試しあれ^^


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コメント

こんばんは、私の受け止め方としては
購入の際に
レクサスRX300と比較検討しましたが
今回は新型アルファードにしました。

フルOPを選択しても、
RXとの金額の差額は大きいですが
装備はRXに近いものがありました。

エグゼクティブパワーシートとあの空間は魅力的ですしTconnectも三年間無料です。

よって、つけたいOP仕様によっては
予算にも幅がありますし
お得感、満足感はあるのかなと、個人的には思いました。

Re: タイトルなし
名無しの権兵衛さん、コメントありがとうございます。

エグゼクティブラウンジだとレクサス同様な(一部レス仕様ですが)コンシェルジュサービスやネットサービスがありますよね。
マイチェン前だとT-CONNECTは1年まで無料でしたが3年無料になったんですね。それは良いですね。
エグゼクティブラウンジならRXと比較しても装備面でも劣らないと思いますよ^^

今回のマイナーチェンジで次世代トヨタセーフティセンスで、レクサス以上のものが装備されましたよね。
あとRXより劣る部分としては、ヘッドアップディスプレイや運転席シートベンチレーション、ドライブモードセレクト、パドルシフトなど細かいところくらいですね。
あとは走りの質感、ボディ剛性などだと思いますが、このあたりもマイチェンで良くなっているでしょう。
価格さえ許容できれば満足度は高いと思います。
No title
こんにちは。
本革シートにしなくても快適温熱シート+ベンチレーションが標準装備されてます。
シート素材も合成皮になってます。
ディライト機能とコーナーリングランプがシーケンシャルウィンカーとの抱き合わせオプションになったのは残念ですね。
セールスさんによるとディライトやコーナリングランプは欲しいけどシーケンシャルはいらないというのが結構あるらしいです。
あとシャークフィンアンテナが標準になってELとの差別化がますますなくなってELオーナーの優越感がなくなりますね。
Re: No title
かざまっちさん、コメントありがとうございます。

そうだったんですか!
事前に見積もり取ったときには営業さんからそのように聞いてました。
というか、詳細なカタログなどの情報が出る前から見積もり作ってもらっていたので、営業さんもそこまで勉強できてなかったのもあると思いますが。
本文修正させていただきました。
ありがとうございました^^

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