今回お届けするのは、昨年の夏にかねてより探検したかった東京都板橋区にある西台団地に行ったときのネタです。

ココは別名、「天空の団地」とも呼ばれているとかいないとか…(笑)
普段近くを通ることはあるんですが、改めて行ってみたら、これはなかなか異形空間でしたよ。
続きをどうぞ↓
今回訪れたのは、東京都の北部、板橋区にある西台アパートという団地です。
珍スポ界隈では、結構有名な物件で、人工地盤の上に建てられた巨大団地群となっているのですが、その人工地盤の下が、都営三田線の車両基地になっているというのが珍スポたる所以です。
このときは車で訪れていたので、近隣のコインパーキングに停めて、散策を開始。
雨も降り出しそうな天気だったのでやや暗めな雰囲気。
コインパーキングの直ぐそばに、いきなり衝撃的な光景が広がっていました。
なんじゃこりゃ~!!

団地が浮いている!!
そして下には三田線が!!

本当に団地の下に三田線の車庫になっているんだぁと感動(笑)

本当に、建物の下が線路になっています。
これはすごい光景だ。
何故ココまでへんてこな団地になったんだろう…と思ったら、この建物は都交通局の寮だそうで。
土地の有効活用なのかもしれませんが、ちょっと不安になる建物の構造ですよね^^;
本命の西台アパートはもう少し先にあるみたいですが、いきなり衝撃的な建物に出会いましたね。
目的の西台アパートまでは、この都交通局志村寮の脇にあるスロープを登っていきましょう。

これが人工地盤の空中団地へと続く道なんですね。
スロープを登っていくと、先には三田線の車庫が見えます。

これはこれで鉄分高めの人には萌えな光景なのかもしれませんが、電車が見えませんね。
この線路の先に、団地があります。
スロープを登った先に見えるのが、都営西台アパートです。

かなり巨大な団地ですね。
ここが人工地盤に繋がる橋のような部分。

右側に西台アパート、左には先ほどの都交通局志村寮が見えます。
下は車庫になっています。

こうして見ると、本当に人工地盤なのかと疑いたくなりますが、先ほどのスロープの途中からちょうどいい感じに見えるところがありました。

まさに団地の下が車庫になっているのがわかると思います。
これはワンダーだ…
この団地の右側にはかつて小学校があったとのことですが、現在は取り壊されて駐車場になっています。
その駐車場から、西台アパートを撮ってみました↓

↑クリックで拡大します。
ぜひクリックして大きい画像でどうぞ。
昭和レトロ好きな私には、グッと来る光景です。
高度経済成長の勢いを感じるコンクリート建築。
団地マニアという属性がありますが、私もそのうちの一人ですね(笑)
本格的に撮ったのはこれが初めてですが、各地の団地を見るたびに写欲が湧きます。

昭和の頃の勢いを感じる建物。
そしてそれがそのまま現役で残っているのも嬉しくなります。
最近では取り壊されてしまった団地も多いですからねぇ。
ただ、居住者の高齢化問題は、この西台アパートでも進んでいるようで、見かける人はお年を召した方が多かった印象です。
西台アパート内を散策してみます。

ここが人工地盤だとはまったくわからないほどですが、下には三田線の車庫があるんですよね。
都営西台アパートは、現在5号棟から8号棟までしか残っておらず、4号棟までは取り壊されてしまっているとのこと。
なんとか残ってほしいものです。
チクタクバンバンのようなタイル。

今の若い人はわからないだろうなぁ(笑)
それぞれの棟の間には、庭園のようなスペースになっており、緑もあって天気が良ければ癒やされそうな空間ではありますが。

どこかのサイトでラピュタと評されていたこちらの団地ですが、ここはさながらラピュタ庭園とでも言えばよいでしょうか。

でもあんまりラピュタ感はないんですよねぇ…^^;
ラピュタと言えば、個人的には佐渡ヶ島の北沢採鉱施設跡が一番ですね。

上記記事も良かったらどうぞ。
西台アパートの空中庭園には公衆トイレもあります。

何故か高床式になっています(笑)
建設された1960年代には、バリアフリーという概念がなかったのでしょうね。
今ではお年寄りが増えたこの団地においては、この階段を上がってまで用を足したい人も少ないように思えます。
昭和の記録遺産として、長く残っていてほしいものです。
それぞれの棟の下にはちょっとした遊具なんかもあったりします。

1960〜70年代のベビーブームのときには、多くの子供達で賑わっていたに違いありません。

ウルトラ怪獣のようなレトロな遊具も、今となっては貴重な昭和の遺産。
西台アパートを5号棟のほうまで行くと、都営三田線の西台駅が下に現れます。

電車とその上にある団地のコラボ写真が撮れるのは本当にユニーク。
別の場所からもどうぞ。

こうして見ると、まさに車両基地の上に団地が建っているのがわかると思います。
線路番号がふってあるのがまさに現役で稼働している証拠です。
実際に奥の方には車両も見えました。

う~ん、シュールだ。
この不思議な空間は個人的にはとてもワクワクしましたね。
住んでいる人にとっては当たり前の光景かもしれませんが、昭和の世代の勢いというか、どうしてこんなことしたんだ!?的な不思議加減がまた良い。
都営三田線の西台に直結しているので、興味がある方は散策してみてはいかがでしょうか?
巨大建築物が人工地盤上に浮いている光景は、何とも不思議な光景ですよ。
「フツーじゃない旅」のカテゴリー、ワンダートラベルシリーズでした。
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コメント
- ブログ頑張ってください。
- 記事違いと思いますが、本日CX-5の2018年次改良を契約しました。
参考として、このブログを何度も拝見させていただきましたので、ご報告だけでもと思いまして・・・
今後もブログの程、頑張ってください!!!
- Re: ブログ頑張ってください。
- ワンダーな名無しさん、コメントありがとうございます。
ご契約おめでとうございます!
CX-5購入のお役に立てたなら幸いです^^
CX-5は本当によく出来た車です。
カッコイイですしね^^
マツダ車情報も今後も継続して配信するので納車されてもワンダー速報を見てくださいね^^
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