今回お届けするのは、1年ちょっと前に遡りますが、毎年恒例となっている年末に名古屋に行った後、ワンダースポットを求めて常滑に行ったときのお話です。

結構有名なスポットなので知っている人も多いのではないでしょうか?
よく、「魅力がない県」などと言われがちな愛知県ですが、私は愛知県好きですけどね。
そんな愛知が誇る、フォトジェニックな観光スポットです。
続きをどうぞ↓
今回訪れたのは愛知県常滑市というところ。
カメラをはじめたばかりの頃にも一度来ているんですが、そのときは雨だったので、6年ぶりくらいに再訪しました。
駅の近くのコインパーキングに車を停めて歩きます。

駅からもほど近いところには、多数の猫のオブジェがあります。
この「とこなめ招き猫通り」は、常滑市の陶芸作家39人が愛情をこめて一体ずつ手がけ、39体に様々なご利益が込められているとのこと。
この常滑は、明治期の焼き物で栄えた街だそうで、やきもの散歩道という散歩コースが設定されていて、観光案内所などでMAPを配布しているのでそれに沿って散歩するのもいいです。
今回の目的は、その「とこなめ招き猫通り」にある巨大招き猫を見ること。
前回来たときには、スルーしてしまっていたので。
招き猫どおりを抜けたところにその巨大招き猫「とこにゃん」はいるんですが、下からは見にくいので、別飲みやすい場所を探して散策開始。
常滑の街は、焼き物で栄えた街なので、街のいたるところに焼酎瓶や土管がオブジェのように埋め込まれていたりします。

そして、街には焼き物工場の跡が色濃く残っています。

レンガ造りの煙突や窯なども現存していますが、今では使われなくなってしまっているようです。
それでも街には今でも煙突が存在していて、高台からは煙突が生えているのが見えます。

今では住宅街やマンションなどが多く見えますが、最盛期にはこんな風景が広がっていたようです↓

こちらは観光案内所で飾ってあった写真。
煙突も無数に点在し、活気ある産業の雰囲気が伝わってきますね。
とこにゃんが見える位置を探して散策を続けます。

常滑の街は、とてもレトロな雰囲気で、フォトジェニックなので、多くのカメラマンが訪れますが、この日は大晦日だったこともあり、人はまばらです。

昭和レトロというよりは、もっと以前の雰囲気ですね。
昭和初期とか大正・明治とかその頃の町並みを残しているのはとても貴重だと思います。
暫く進むと、妙な看板…?
というかシルエットが…

ラクダのようなシルエットに見えますが、これってもしや…
裏側に回ってみると…

ムムム?
やっぱりとこにゃんだ!(笑)

まさか、とこにゃんの裏側がこんなふうになっていたとは(笑)
6年越しでとこにゃんに会えました^^

それにしてもデカイ!
まさに巨大な招き猫が塀の上から覗き込んでいるよう。
どんなところに設置してあるかというと、先ほどの「とこなめ招き猫通り」の上にあります。

下は道路になっているので、車で走っていると気づかないくらいの高さにあります。
なので前回見落としていたんですよね(案内マップを持ってなかったので)。
それにしてもシュールな光景ですよね(笑)
ワンダーJAPANの表紙にもなっていたくらいです。
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これを見て、再度常滑に行きたくなったんですよね。
よく見ると、とこにゃんのそばにはリアルな猫がいます。

実はこれもオブジェになっていて、とこにゃんを見つめるように配置されています。
本物と見間違えるほど、よく出来ています。
これもユニークでフォトジェニックですよね。
この「とこなめ招き猫通り」の土手の上には、こうした猫のオブジェが点在しています。

見落としがちなのでとこにゃんと併せてチェックですよ^^
この小高い土手の上から、常滑駅周辺を見下ろしているとこにゃんは、まさに街の守り神のようですね。

と言った感じで、常滑散歩第一弾をお送りしました。
まだまだ撮れ高があるので、別の機会に常滑やきもの散歩道第二弾をお届けしたいと思います。
まだ常滑に行ったことのない人は、とてもフォトジェニックな街なのでお散歩に出かけてみることをオススメしますよ^^
「フツーじゃない旅」のカテゴリー、ワンダートラベルシリーズでした。
