シトロエンC3とアウディQ2乗り比べてわかった両車の違いを比較

シトロエンC3とアウディQ2を乗り比べ比較!


車好き界隈で大変評判の良いシトロエンC3!
そしてアウディのコンパクトSUV、Q2!

両車を所有したからこそわかる、ドライブフィールの違いについてインプレッションしてみます!

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皆さんはどっちがお好み?


アウディQ2やシトロエンC3に関しては、過去にも記事にしていますし、これから加筆される最新情報については、以下の関連記事一覧でチェックしてみてください↓

シトロエンC3関連記事一覧

アウディQ2関連記事一覧


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※例によって、記事の感想、インプレッションは個人の主観に基づくものです。一部、辛口なコメントも含まれる可能性もありますので、気分を害する可能性がある方はご遠慮ください。

ご了承いただける方のみ、続きをどうぞ。




シトロエンC3のドライブフィールの感想・評価は?


アウディQ2が納車されてから、改めてシトロエンC3を乗ってみたんですが、ドライブフィールの方向性は全然違いますね。

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シトロエンC3のエンジンをかけて、まず感じるのは振動と静粛性はQ2のほうが格段に静かです。
C3のほうが振動とエンジン音が聞こえますが、こちらも別に不快ということはなく、むしろコンパクトカーとしては上等なほうです。
Q2はCセグベースなので車格も上ですし、価格帯も150万円以上高いので比べるのも無理があるのですが。

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シフトをDレンジに入れ、サイドブレーキをリリースして走り出します。
こういう所作の一つ一つがアナログな感じで、クルマとの対話があるような気もします。

走り出してまず感じるのは「軽い!」ということ。

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アクセルに対する出足のグイッと前に出る感じや、ステアリングの軽さ、そして中間加速もアクセルに対してかなり機敏に反応してグイグイ加速してくれます。
このキビキビ感が走っていて楽しいと感じる部分で、シトロエンC3は今まで所有していた車の中で一番軽快感を感じる車ですね。

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Bセグコンパクトカーとしては大口径な17インチホイールは、Q2と乗り比べるとやや硬さを感じますが、突き上げなどは上手く丸められており、どっしりとしたドライブフィールさえあります。
もしかしたら16インチのほうがC3のキャラクターには合っているのかもしれませんが、車格を超えた重厚感を感じさせる一つの理由としてこの17インチのどっしり感も影響しているのかもしれませんね。

何より見た目もカッコイイですし!

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エンジンオブザイヤーを連続受賞している1.2Lの3気筒エンジンは伊達じゃなく、とにかくトルクフルで軽快感があります。
ややガラゴロとした直噴サウンドが聞こえますが決して不快ではなく、「走っている感」を感じて楽しいです。
ミッションはアイシン製の6速ATが搭載されていますが、1速からダイレクト感を感じる変速フィールで、トヨタ車に搭載されているメーカーと同じとは思えません。
ただ、ダイレクト感と引き換えに1速〜2速への繋がりの際に、アクセルを抜き気味にしたりするとギクシャクしたり変速ショックを感じたりします。
トヨタ車ではこうしたショックが出ないような設定にするために、ダイレクト感が希薄になっているのかもしれませんが、個人的にはシトロエンC3のドライブフィールはとても素晴らしいので、このドライブフィールがC-HRの1.2Lターボにもあれば面白いのにと思いました。
やっぱりCVTよりATのほうが楽しいです。

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↑クリックで拡大します。

そして改めてシトロエンC3を運転していて感じるのはシートの出来が秀逸です。

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↑クリックで拡大します。

C3だけで乗っていたときはあまり感じませんでしたが、Q2から乗り換えると、柔らかさと反力が適度というか、硬すぎず柔らかすぎないシートが心地よいです。

カーグラフィックTVで、松任谷さんが「C3はクリームパン」と評していたのもわかる気がします(笑)

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続いて、アウディQ2に乗り換えてみましょう。




アウディQ2のドライブフィールの感想・評価は?


シトロエンC3からアウディQ2へ乗り換えて感じるのは、いろいろな物の密度感が高まった感じです。
ドアの重さ、閉めたときの密閉感、シートの硬さ内装の質感など、全てが硬質感があるというか。

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↑クリックで拡大します。

アウディQ2のエンジンをかけると、ブルンという少しの振動を伴って1.0L3気筒TFSIエンジンが始動。
その静粛性を再確認します。
シトロエンC3よりも排気量が少ないエンジンで重いボディなので、さぞかし走らないだろうと思われがちですが、そんなことはありません。

シフトをDレンジに入れてアクセルを踏めば、電動パーキングブレーキが解除されて走り出します。

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そのジックリとした動き出しは、RXレベルに大きな車に乗っているかのような重厚感を感じるもの。
これは初めて試乗した時にも感じましたが、2クラスぐらい車格が上の車に乗っているかのような錯覚があります。

そして出足の発進加速も実にトルクフルで、シトロエンC3の軽快感とはまったくベクトルが違いますが、好きなドライブフィールです。
シトロエンC3は、軽さとトルクが相まってグイッと前に出る感じですが、アウディQ2はボディ剛性と重さを感じながらジックリじわじわとトルクが立ち上がる高級感あるフィーリング。
ステアフィールも重めで、「このクラスでこの重厚感とは!」と思うほどQ5レベルの車に乗っているかのような重厚感があります。
実際、Q5に試乗した時には「あれ?アウディQ2ほどの感動がない?」と思ったほど。
Q5は更に車重が重く、出足がQ2よりもトルクを感じなかったので、ドライブフィールとしてはアウディQ2のほうが好みではあります。

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走り始めて感じるのは、とにかく緻密。
シトロエンC3は振動や騒音、ボディ剛性など、いい意味でおおらかで、陽気に車との対話を楽しむ感じですが、アウディQ2は工業製品として2ランクぐらいしっかり作られている感じです。
いい意味でアナログなシトロエンC3に対して、デジタル感が強いのもアウディQ2の印象です。

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電動パーキングブレーキやバーチャルコックピットなど、とにかくハイテクな感じ。

そして7速Sトロニックの出来が秀逸!
DCTにありがちなギクシャク感もまったくなく、最近よりマイルドになりすぎてダイレクト感が希薄になったと感じるフォルクスワーゲンのDSGに比べると、もっとダイレクト感も残っています。
そして変速ショックもまったくないどころか、いつ変速したのかわからないくらいで、エンジン回転数の落ち具合がカクっとめっちゃ早い!
変速スピードが恐ろしく早いです。
40km/hで5速に入り、60km/hでも7速に入るくらいクロスしているにも関わらず、高いギアを保ったままでもグイグイと加速していきます。
これで1.0L 3気筒エンジン?!と驚きを隠せません。
感覚的には2.0Lディーゼルエンジンに乗っているかのようなトルク感があります。
こりゃスゲーなと。

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そしてエンジンからの振動と騒音もかなり静かに抑えられており、高級感がありますね。


一方で、ネガティブなポイントとしては、アイドリングストップからの復帰にラグがあります。
停止状態でアイドリングストップしてる状態から、アクセルを踏んで走り出すまで1秒ちょっとくらいラグがあり、後ろの車からプレッシャーを感じるほど。
これは昨今乗った車の中でもかなりラグを感じるので、慣れが必要ですね。
フォルクスワーゲン車ではもっとラグが短縮されているので、アウディでもそうなっていくと良いのですが。

そして、アイドリングストップからの復帰時にアクセルを開けすぎるとドンと出てしまうので、出足の発進時のアクセルワークには気を遣います。
それさえ慣れてしまえば、ドライブフィールは車格を超えた重厚感と高級感があり、これまた運転していて楽しいです。

シトロエンC3と乗り比べると、違うベクトルの楽しさですが、ダイレクト感と重厚感があって、それでいてコンパクトなボディなのでなんだか得した気分になります。
アダプティブクルーズコントロールやトラフィックジャムアシストも付いているし、ナビも賢くて不満が少ないですね。

さすが価格が高いだけのことはあります。
アウディ車の持つハイテク装備を、コンパクトなQ2に凝縮したのである意味「かなり美味しいクルマ」だと思いました。

そして乗り心地も極上です。
シトロエンC3も乗り心地はコンパクトカーとしては非常に良いんですが、アウディQ2はそれより2ランクぐらい上質です。
良い意味で重厚感があるので、路面の凹凸をヌシヌシと押しつぶすように進んでいく感じで、ドイツ車らしいボディ剛性の高さを感じます。
そして、17インチというタイヤの肉厚部分がいい感じ吸収してくれているのだと思います。

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個人的にはもっとインチアップしたタイヤを履いたほうがかっこいいと思いますが、この17インチがもたらす極上な乗り味とトレードオフになってしまうなら、このままでも良いかなと思ってきました。
角の丸さとボディ剛性に関しては、RXよりも良いかも?と思えるほどです。
アウディに乗ったことない人は、ぜひ一度試乗してもらいたいですね。




シトロエンC3とアウディQ2、乗り比べて感じた評価・感想は?


改めてシトロエンC3に乗って、アウディQ2と比較して感じたのは、価格が150万円も違うので当たり前といえば当たり前なんですが、ぜんぜん違うキャラクターだなと。

シトロエンC3で感じるのは

・かわいいエクステリアで明るい気分になる
・軽快感のあるドライブフィールでついつい飛ばしたくなるくらい
・乗り味は車格を超えて良い
・国産Bセグコンパクトカーと比べたら圧倒的な楽しさがある(対抗できるのはスイフトくらい?)
・内装の質感もオシャレで手に触れる部分の質感は高い
・ナビや収納に関しては我慢が必要
・いろいろおおらかで粗さもあるけどアバタもエクボで許せるキャラクター


と言った感じです。

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一方アウディQ2で感じるのは、

・緻密な工業製品としての良さがある
・ハイテク感満載、バーチャルコックピットは良い!
・2クラスくらい上の重厚感がある
・アイドリングストップからの復帰に振動とラグがある
・静粛性や振動は3気筒エンジンと思えないほど
・1.0Lとは思えないトルクと、7速Sトロニックの相性が最高
・直進安定性がハンパない
・アウディの美味しいところを味わえるコンパクトSUV


と言った感じです。

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それぞれのクルマに対して一言で言えば

シトロエンC3は「おおらかで軽快で、明るい気持ちにさせてくれるクルマ」
アウディQ2は「緻密で重厚感のあるハイテクコンパクトSUV」


と言ったところでしょうか。
価格もクルマづくりもまったく違う2台ですが、それぞれに良さがあり、楽しい車になっています。

特にシトロエンC3は、国産Bセグコンパクトカーを検討しているなら一度見に行ってみると良いと思います。
国産車にはないものがいっぱいあるし、たしかに不便なところもあるけれど、日常が明るい気分になる車だと思います。
今まで運転が楽しいと感じたことが無かった人でも、「運転が楽しい」と感じてもらえるんじゃないかな。

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アウディQ2は、まさにアウディのエントリークラスとしては「美味しいクルマ」になっていて、安全装備や先進装備が満載で、それでいて今のフォルクスワーゲンにはない硬質感もある硬派な乗り味も魅力です。
今までアウディ車に縁がなかった人も、一度試乗してみると「これが1.0L?!」と驚いて、その緻密で重厚感ある走りに魅了されるのではないかと思います。
これまた国産車では味わうことができない世界観ですので、コンパクトSUVを検討している人は一度試乗してみると良いと思います。

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そろそろ年度末が近づいて、車の買い替えを検討されている人も増えてくる頃ではないでしょうか?
今まで興味がなかった人でも、シトロエンやアウディに興味を持ってもらえたら幸いです^^
自分の世界を広げるためにも、いつもとは違うディーラーに行ってみるのも、人生に新たな変化があるかもしれませんよ?

私もかつて、国産車からドイツ車に乗り換えたことが、人生の大きな転換ポイントになりました。
貴方の人生の転換スイッチになる可能性もありますので、ご興味が湧いた方は直感に従って行動してみてくださいね^^


アウディQ2やシトロエンC3の過去記事については、以下の関連記事一覧でチェックしてみてくださいね↓

シトロエンC3関連記事一覧

アウディQ2関連記事一覧



そしてそろそろ中古の買取相場が上昇してくる時期です。
2月半ばから3月前半くらいまでが1年で買取相場が一番良い時期だそうですので、もう動いて良いと思いますよ!
私も寝かしていたシトロエンC3をそろそろ例の一括査定に出してみようと思います!

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2013年の3月にブログを開設して以来、毎日更新を貫いています!!
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今後も気になる旬な車を中心にお届けしますので、応援よろしくお願いいたします^^


貴方と新しいクルマとの出会いが、素敵なものになりますように!^^

では次回のワンダー速報もお楽しみに!


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関連記事
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コメント

やっぱりQ2
「硬質感もある硬派な乗り」まさにQ2はその言葉が当てはまりますね。男心を掴むデジタル類、アルミを使った内装なんかクールですよね。そんな車を試乗して1時間で即決しました(笑)
大変興味深い記事です
ドラヨス様
いつも楽しみにしてます。

今回の様な記事は大変面白く感じます。
やはり身銭を切った人ならではのコメントですね。
使い勝手も含め、とても分かりやすいです。

私も外車については友人の車をちょっと転がした事がある程度ですが、
いろいろ運転感覚が違っていて文化の違いを感じた事があります。

次は外車も面白そうですね^^

(どうもドラヨスさんの記事を読むとその車が欲しくなっていけません・・・)

引き続きいろいろなクルマのインプレッションを
楽しみにしております!

Re: やっぱりQ2
ラファエルさん、コメントありがとうございます。

見た目より硬派な車なんですよね。
価格さえ安ければもっと売れて良い車だと思うんですが。
あとアルミホイールももっとオシャレなものを標準で装備すればいいのにと思いました。
もっと評価されていい車だと思います。価格があと50万円安ければ…
Re: 大変興味深い記事です
hanayosiさん、コメントありがとうございます。

いつもありがとうございます^^

今回の記事、楽しんでいただけたなら幸いです!

国産車と輸入車はだいぶ勝手が違いますが、今は昔ほどギャップもないのでウインカーくらいだと思います。

次に車を検討される際には、気になる輸入車があれば試乗だけでもしてみると良いと思います。
国産車とはぜんぜん違う乗り味に魅了されるかもしれませんよ^^

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