マイナーチェンジ新型ヴェルファイア試乗インプレ!
2017年12月末に初のビッグマイナーチェンジを行った、トヨタのLサイズミニバン、「アルファード」「ヴェルファイア」ですが、遅ればせながらヴェルファイアに試乗させてもらいました!と言う話の3回目です。
前回までは新型ヴェルファイアの2.5L Z "Gエディション"のエクステリアと内装をお届けしました↓
マイナーチェンジ新型ヴェルファイア試乗しました!厳ついぜ!だがそれが良いwww
新型ヴェルファイア内装の評価は?マイナーチェンジでどこが変わった?
今回はその続きで、お待ちかね!新型ヴェルファイアの2.5L Z "Gエディション"の試乗ドライブフィールをインプレッション!

一番の売れ線グレードという、2.5Lのエアログレードですが、走りの実力はどうなんでしょうね。
私もマイナーチェンジ前のヴェルファイアハイブリッドエグゼクティブラウンジに乗っていたことがあるので、その差などもレポートできればと思います。
過去にもアルファード&ヴェルファイアの記事は相当数書いていますので、過去のアルファードやヴェルファイアの記事や今後加筆されていく最新記事は、以下の記事一覧でご参照ください^^
新型ヴェルファイア関連記事一覧
新型アルファード関連記事一覧
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ご了承いただける方のみ、続きをどうぞ。
新型ヴェルファイア Z "Gエディション"の走りの評価は?
今回試乗車として用意していただいたのは、一番の売れ線グレードだという、2.5Lガソリンモデルの新型ヴェルファイア Z "Gエディション"。

↑クリックで拡大します。
試乗車のコミコミ価格は、なんと580.5万円!
諸費用は含まれていません。
一番安価なパワートレインの2.5LガソリンモデルでもエアログレードのZ "Gエディション"でもいろいろ付けるとコミコミで600万円超えちゃうんですよね。
新型ヴェルファイアの価格感については、見積もりをした時の記事をご参照ください↓
【価格は高いかッ?!】2017マイナーチェンジ見積もりました!新型ヴェルファイア・アルファードマイチェン最新情報!予約も開始!
ではさっそく乗り込んでみましょう。

2015年には、マイナーチェンジ前のヴェルファイアエグゼクティブラウンジに仕事で乗る機会が多かったのですが、久しぶりにヴェルファイアに乗り込んでみると、やはり乗車の視界が高いので見晴らしが良いですね。

乗り込む際にも、1段ステップがあるくらいフロアが上がっていますが、それがこの独特な視界の良さを産んでいて、見た目や車格も相まって、少し誇らしい気持ちになります。

↑クリックで拡大します。
そして絢爛豪華な新型ヴェルファイアの内装は、良いものを所有しているという満足感ももたらしてくれるでしょう。
新型ヴェルファイア Z "Gエディション"の木目調パネルの色合いも落ち着いていて良いですね。
スタートスイッチを押して、2.5Lエンジンを始動させます。
遠くのほうで「ファアアン」という乾いた音が最初にするくらいで、アイドリング中の静粛性はとても良いです。
もともとマイナーチェンジ前もヴェルファイアはエンジンルームからの静粛性は高かったと思いますが、各部の静音材を追加したとのことで、さらに静かになっているのかもしれませんね。
こちらの2.5Lガソリンモデルは、アイドリングストップ機能が何故かオプションになっていて、こちらの試乗車にはついていなかったので、アイドリングストップしません。
今日日の車なら、アイドリングストップ機能くらいは標準装備して欲しいところ。
ちなみに3.5Lモデルは、今回のマイナーチェンジを機にエンジンもリファインされ、アイドリングストップ機能が標準装備になっています。
ゲート式のシフトノブをDレンジに入れて走り出します。

シフトブーツなどがないのがちょっとあれですが、木目調パネルが付いているので見た目の質感は悪くないです。
アルファード・ヴェルファイアにはもともと電動パーキングブレーキ+ブレーキホールドが装備されていますので、アクセルを踏めば自動でパーキングブレーキが解除されます。

ブレーキホールドは、車に乗り込む度に押す必要があります。
クリープでソロリと走り出しますが、やはり大きな車に乗っていると言う感覚が強いですね。

車の大きさ自体はRXと大差ないんですが、ワンボックスカーの感覚が強いというか、ステアリングを切る際に「よっこらしょ」って感じがあります。
バスとかトラックとか、そういう感覚に近いです。
乗用車タイプやSUVなどと乗り換えると、ちょっと違う感覚ですね。

そしてエアロボディの赤いメーターリングはちょっと演出過剰かなぁとも思います。
もうちょっと落ち着いたメーターリングだといいな。
片側1車線の国道へと走り出しますが、2.5Lエンジンでも不足感はありません。
街中で乗っている限りでは、以前に乗っていたヴェルファイアハイブリッドと同じような感覚で乗ることができますね。
ヴェルファイアハイブリッドはモーターのトルクも結構あるので、モーター単独で40km/hくらいまで走り出すことができましたが、そういったことはガソリンモデルではできませんがトルク感や静粛性ではまったく問題なしです。
こちらの2.5Lモデルに組み合わせるミッションはCVTですが、良い仕事をしていますね。

そして、こちらの試乗車には電子インナーミラーが装備されていましたが、レクサスLSでも体験しましたが慣れるまではちょっと見づらい印象。
というのも、OFFにすると通常のミラーとしても機能するのですが、その反射した鏡とカメラの映像が2重に見えてしまうことも。
特に、カメラの映像が映らないフチに近い部分が気になりました。

※画像はレクサスLSの電子インナーミラー
一旦、走り出してしまえば、ボディの大きさは意識せずに走ることができます。
狭いところとかステアリングをたくさん切る際にはボディの大きさを感じることがあるかもしれませんが、走っている際には見晴らしの良さと相まって気分よく運転することができます。
それには過不足ない加速感も寄与しているのですが、窓やエンジンルームからの静粛性の高さも良いのも影響していますね。
ただ、新型ヴェルファイア Z "Gエディション"に装備されている18インチタイヤは、若干ロードノイズが聞こえます。

それでもうるさいと言うほどではないので、全然静かな部類だと思います。
乗り心地も18インチだからと言って硬いといほどでも無く、シャッキリとしたコツコツ感も悪くないです。
絶対的な乗り心地や静粛性は17インチのほうが良いと思うので、そちらを気にされる方はエアロボディじゃないノーマルボディのほうを選べばよろしいかと思います。
また、ハイブリッドモデルではエアロボディでも17インチが標準装備になります。
信号で停止する際には、ブレーキホールドでブレーキペダルから足を離すことができるので楽ちんですね。
そして、ブレーキのアクチュエーターの「ジー」という音などもせず、本当に静か。
レクサス車でも、停止間際にアクチュエーターの音が聞こえることがありますが、ヴェルファイア・アルファードではそうした音も聞こえないような工夫があります。
信号が青になって、再スタートする際にも、ブレーキホールドの突っかかりも感じること無く、アクセルを踏めば自然に走り出すことができます。
RX450hなどでは、ブレーキホールドがキツめにかかっているので、踏み出しに突っかかりを感じるんですよね。

↑クリックで拡大します。
それにしても静かだ。
2.5Lでも街中ではまったく過不足ないですね。
静粛性もGOODですし、本当にラグジュアリーでよく出来ています。
ぶっちゃけ新型LSよりも運転中の静粛性は高いです。
新型LSはエンジン音を聞かせる設定なのか、「ドロドロ」としたV6サウンドが結構聞こえるんですよね。
新型ヴェルファイア・アルファードでは、エンジン音も静音するチューニングなので、街中での運転中にエンジン音が気になることはありません。

あえて強めにアクセルを開けてみます。
「クゥアアアアアン」と乾いた直4サウンドが聞こえます。
CVTなので回転数が先行する感じはありますが、静音されている感はありますね。
安っぽいざらついた感じはありません。
加速感はさすがに車重が重いのでそれほどではありませんが、高速の合流など以外では全開加速もすることはないと思うので、ゆったり流す人には過不足ないんではないかと思います。
ヴェルファイアハイブリッドでも高速の合流では同様に重さを感じる加速フィールだったので、加速感を求めるなら3.5Lモデルがベストでしょうね。
3.5Lモデルは、今回から8速ATになるので、さらなる良さも期待できます。
2.5L→3.5Lだとプラス60万円くらい、3.5L→ハイブリッドだとプラス20万円くらいなので、価格対効果を考えると2.5Lで十分という気がします。
3.5Lだとハイオク仕様にもなりますしね。

と言った感じで、15分程度の試乗も終了です。
新型ヴェルファイア Z "Gエディション"の試乗の感想・評価は?
マイナーチェンジした新型ヴェルファイア Z "Gエディション"に試乗してみましたが、個人的な感想としては「これはもはや高級車の一つのベンチマーク。もはやクラウンよりもトヨタの顔になっているのでは?」と思いました。
ぶっちゃけ、マイナーチェンジ前から合わせて2.5Lガソリンモデルには今回初めて試乗したので、2.5L同士でどこが変わったかというのはわからないんですが、静粛性、加速感ともに問題ないと思いました。
以前に乗っていたヴェルファイアハイブリッドエグゼクティブラウンジは、モーター走行可能なので、当たり前に静かですが、それと遜色ないレベルに2.5Lモデルも静かです。エンジンがかかっているときは同じくらいの静粛性ではないかと思います。
加速感は全開加速は試せてないのですが、街乗りではまったく不満なく走れました。
2tを超える車重も意識させない加速フィールなので、鈍重な感じもありませんね。
ただ、コーナーや狭い路地などでは、ステアリングをよっこらしょって回す感じがあります。
ステアフィールに関してはクイックではないですが、車のキャラクターに合っているとも言えます。
今回のマイナーチェンジでは、60万円以上するメーカーオプションナビと抱合せじゃないと、ブラインドスポットモニターやパノラミックビューモニター、インテリジェントクリアランスソナーなどが付けられないというネガティブもありますが、現状ではLS以外のレクサスをも超えた安全性を持っている車と言えます。
夜間歩行者検知機能付きプリクラッシュセーフティシステムや、ロードサインアシスト、レーンキープアシスト、インテリジェントクリアランスソナー、先行車発進お知らせ機能などなど、さすが次世代トヨタセーフティセンスと言われるだけのことはあります。
そして、シートベンチレーションが付いたのも嬉しいですね。

ドライバーズカーとしても、快適装備は充実しています。
そして全車速対応のアダプティブクルーズコントロール、ステアリング制御付きのレーンキープアシストなど、先進の自動運転系も備わりました。
現状クラウン以上の装備で、トヨタでは最強の車と言える内容となっています。
いつかはクラウンはもはや過去のもの、「いつかはヴェルファイア」「いつかはアルファード」と言ったほうが今のニーズにも合っているのかもしれません。
本来なら2列目に座るのが極上ですが、ドライバーズカーとしても誇らしい気持ちになりますし、先進の安全装備や快適装備は、運転者としてもこれ以上のものは現状トヨタ車にはないですからね。レクサスでもLSを除いてアルヴェルのほうが進んでいます。
食わず嫌いしている人も、一度は体験してみても良いのではないかと思うほど、価値ある一台だと思いました。
ただ、それだけ高いけどね^^;
こちらの記事も併せてどうぞ↓
【残念すぎる点】新型アルファード ヴェルファイア マイナーチェンジ 買って後悔しないための5つの心構え!口コミ辛口評価編
アルファードやヴェルファイアのムービーを共有しておきますね。
ご興味ある方はどうぞ^^
新型アルファード・新型ヴェルファイアの値引きは?
2017年12月25日の正式発表前の段階で契約すると、事前予約特典として値引きなどの条件も良いとのことでしたが、発表が過ぎた現時点でも同程度の値引きは実現しているみたいです。
それプラス、ディーラーオプションなどでもう一声あるかもしれませんね。
それよりも気になるのは納期です。
すでに4月までの納車は絶望的になってきていますが、グレードによっては在庫があるかもしれません。
エグゼクティブラウンジなどは半年待ちレベルになっているそうですので、気になる方はお早めにどうぞ…
とその前に、新型アルファードやヴェルファイアの購入をご検討の方は、実際にディーラーに行く前に、ネットで愛車の無料下取り見積もりをしておくことを激しくオススメしますよ。
何故かというと、営業マンから「今契約しないと納車が更に遅れる!」とか「今日ハンコ押してくれるならこの条件で!」とかプレッシャーかけられて、下取り価格の吟味をする前にうっかりハンコを押しちゃったりすることがあるからです(実際私も経験あり^^;)。
ディーラーでの下取り交渉で、良い条件を出すためには、予めネットなどで愛車の買取り見積もりを取っておいて、ディーラーでの下取り金額の交渉材料として使うのがかなりオススメの手です。
買取店で出た査定金額を持ってディーラーに行くと、値引き+下取りで価格交渉ができるので手ブラで行くより良い条件が引き出せる可能性が高いです^^
実際に私がおすすめしたこの方法で、ブログ読者の方から「買取店よりも良い条件でディーラーで下取ってくれた」という報告もいただきました^^
ディーラーによっては、値引きが良くても下取りの条件が悪いことも良くありますので、そういう時は、買取店に売却してしまえば良いですしね。
逆に、ディーラーで下取りの見積りをした後で買取店で査定する際には、ディーラーでの下取り見積もり額を予め伝えておくと、それ以上の価格で買い取ってくれることが多いです!
あなたの愛車は今いくら?ガリバーの【無料査定はこちら】

ちなみに、複数の買取店に一括見積りで、一番高く買い取ってくれるお店を探したい方は以下のサイトもおすすめですよ↓^^
あなたの車を見積り!かんたん車査定ガイド


自動車買取店の営業マンから聞いた裏ワザですが、本気で高く売りたい場合は、上記のような一括見積もりサイトにエントリーし、複数の買取店が実際に車を見て買取額を決めたいと言ってきたら、複数の買取店を同じ時間にアポイントを入れます。
そして、「入札制にしますので、査定金額を名刺の裏に書いて、せーので見せてもらって、一番高いところに売ります!」と言うと、最初からMAX価格で勝負してくるそうです!(笑)
何社も見積もるのも時間が勿体無いし、一番この方法が良い条件出る可能性高いそうです!
この「入札制で」というのがポイントです!
ブログ読者の方からも、この裏ワザでディーラー見積りより60万も高く買取店で買い取ってもらえた!というご報告も多数いただきました!^^
私もこの方式で査定してもらったところ、ディーラー下取りに比べて最大75万円も差がありました!
こんなに変わるものかと…^^;;;
私が実際に愛車の下取り一括見積りで高額査定を叩きだしたレポートは以下の記事をご参照ください↓
車を買い替える時の6つ必勝法!一括査定で見積もった結果wwww輸入車を売るポイントも!
ディーラーだけの下取り見積もりではもったいないですよ!
オプション追加できるくらい、買取額に差が出ますからね。
本気で高く売りたい方は、お試しあれ^^
ということで、当ブログが参考になったよ、という方は、ネット見積もりをする際には↑の広告リンクから見積もっていただけると、毎日ブログを更新するうえで大変励みになります(笑)
とりあえず自分の車の下取り価格調べてみようかな…

2013年の3月にブログを開設して以来、毎日更新を貫いています!!
よろしければブックマークもお願いします^^
今後も気になる旬な車を中心にお届けしますので、応援よろしくお願いいたします^^
貴方と新しいクルマとの出会いが、素敵なものになりますように!^^
では次回のワンダー速報もお楽しみに!
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コメント
- こんばんは
ブログ本文と関係のないコメで申し訳ないんですが…
ドラヨスさんがブログに綴っておられる数多くのポジティブ思考等について、以前からとても共感し、またそれを常に意識し行動に移してきましたが、実はこの度、業務上での努力と結果が認められて、4月から大きく昇進できる事となりました
もしもドラヨスさんのブログに出会っていなかったら、自分の意識を変えることも出来なかっただろうし、ましてやこの様な結果になる事も無かったかと思います
とはいえまだまだこれからがスタート地点ですが、どうしてもドラヨスさんにお礼が言いたくてコメしました
本当にありがとうございます
そしてこれからもブログ楽しみにしてますね(^^)
- Re: タイトルなし
- マッチさん、コメントありがとうございます。
昇進おめでとうございます!
すばらしいですね!
このブログがマッチさんの人生に影響を与えたなんて、とても光栄です。
でもそれは、マッチさん自身がブログを見て、自らを変化させることが出来たからに他なりません。
見たいものしか見えない、それをどのように受け止めて自分の中に取り込んでいくかは、人それぞれですからね。
そしてこうしてお礼を言葉にしていただけてとても嬉しく思います。
こちらこそありがとうございます!
感謝の言葉はできるだけ多く口にしていったほうが良いですよね^^
この世は「与えたものが受け取るもの」です。
だから日々感謝していれば、感謝されるようなことが返って来ると思います。
それが今後の人生でさらにマッチさんを高みに連れて行ってくれるのではないかと思います^^
私も昼のブログとか、夜の記事でも本当にユーザーに必要とされているのか、と考えていましたが、こうしたコメントを頂けてモチベーションになりました。
今後ともワンダー速報をよろしくお願いいたします^^