現役軍艦アパート 岐阜市問屋町中央ビル ワンダートラベル98

不定期連載でお届けしている、「フツーじゃない旅」のカテゴリー、ワンダートラベルシリーズ

今回お届けするのは、岐阜に旅行へ行った際に泊まった、ドーミーインの前にあった気になる建物のお話です。

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以前に少しだけ先に紹介していましたが、ワンダートラベルとして記事化しました。
昭和レトロな軍艦アパート、貴重な存在です。

続きをどうぞ↓




今回訪れたのは、岐阜駅からもほど近い、問屋町というエリア。
かつて、繊維の街として栄えていたそうで、その名残で洋品店や生地などを扱う店がいくつか残っていますが、岐阜の駅前にありながらシャッター通りと化してしまっている問題を抱えているそうです。

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この時はゴールデンウィークだったからか、一つも開いている店がなかったんですが、そうじゃない時はもう少し賑やかだと信じたい…

まあそれにしても、本当にシャッターだらけ。

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昭和レトロなアーケード好きとしては、とてもツボです。



そんな問屋町に、ひときわ異彩を放っているビルヂングがありました。

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宿泊していたドーミーインの目の前にあったんですが、その大きさと壁面の異様さがまさに軍艦のようでした。

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軍艦アパートと呼ばれる建物は、日本各地に幾つかありましたが、どれも取り壊されてしまったりしていてあまり残っていません。
そんな中、この問屋町中央ビルは、いまだ現役で稼働中。

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軽く廃墟かと思ったんですが、布団が干してあったり、生活感が一部見られます。

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この青空とグレーの建物、そして布団のコントラストが最高。

1階部分はいくつか現役で店舗が入っている模様です。

こちらのビルヂング、竣工は昭和42年とのことで、めちゃくちゃ古いわけではないんですね。

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ああ建物の中を見てみたい…

耐震構造とか云々よりも、この階段とかが使えるかどうかのほうが気になりますね…

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まさに昭和から時が止まってしまったかのような空間です。

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でも、こんな昭和感たっぷりのビルの目の前には、モダンな高層マンションがあったりして、妙なギャップがあります。

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まさにワンダーな空間です。


無機質な壁面から、いくつかアーケード街へ続く通路があります。

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この向こうはどうなっているのか、ワクワクします。

通路の途中で上を見上げると、狭い空が見えました。

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でもこの感じ…なんか良い。
昭和のノスタルジーを感じつつ、シャッターを切ります。



通路を抜けると、先程のシャッター通りに出ました。

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ゴールデンウィークでなければ、もう少し賑わっていると思うんですけどね…多分。
最近では町おこしなどをいろいろ企画されているみたいで、この素敵なアーケード街を上手く活かして活性化していって欲しいと願うばかりです。

2018年にもこんなイベントも開催されていたようです。

岐阜市問屋町のイベント TonyaEXPO~gifu&take~ 世界の陣

8万人もの来場者があったようで、今後も地域が活性化していくと良いですね。
私も何かこうした日本の地域などの活性化に協力できればとなぁと常日頃から思っています。

昭和な雰囲気を色濃く残した商店街なので、気になった人は足を運んでみてはいかがでしょうか?


「フツーじゃない旅」のカテゴリー、ワンダートラベルシリーズでした。







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