新型カムリ試乗インプレッション ドライブフィール編!
2017年にフルモデルチェンジし、カーオブザイヤーの選考にも残っていたトヨタの新型カムリの試乗インプレッションの第4回目となります。
新型カムリに搭載されている2.5Lダイナミックフォースエンジンのダウンサイジング版である2.0LダイナミックフォースエンジンがレクサスのコンパクトSUV「UX」に搭載されそうですので、改めて新型カムリの試乗インプレッションをお届けしています。
前回までの記事がこちら↓
2017新型カムリ見てきた!エクステリアの評価は?画像大量インプレ!価格は329.4万円から!
新型カムリ試乗インプレッション!内装の質感の評価は価格に見合うか?
後席内装やラゲッジスペースの実用性の評価は?新型カムリ試乗インプレッション!
今回はその続きで、お待ちかね!新型カムリGの試乗ドライブフィールインプレッションです!

ダイナミックフォースエンジンの実力の高さに、思わず唸りましたね…
これはレクサスUXのドライブフィールにも相当期待できそうだ!
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新型カムリGのドライブフィールをチェック!
カーオブザイヤーの選考に残った実力を持つ、新型カムリに試乗させてもらいます。

新型カムリは、2.5Lダイナミックフォースエンジン+THSⅡのハイブリッドのみの展開となっています。
試乗車は中間グレードの「G」です。
新型カムリは、ダイナミックフォースエンジンが搭載された初めてのモデルとなりますが、今までの2.5Lアトキンソンサイクルエンジンとはどんな違いがあるのか楽しみです。
エンジンスターターボタンを押すと、「ピ!」という音ともにシステムが始動。

オープニングサウンドがないのが、レクサスとトヨタ車の違いですが、ピ!だけでは味気ないので何らかの演出があっても良いのではと思いました。
もしくは無音でも良いと思います。
ハイブリッドモデルなので、アイドリングチェックが終わるとエンジンが止まります。
シフトをDレンジに入れて走り出します。
電動パーキングブレーキなのでアクセルを踏めばそのまま解除されます。

EVのモーターのみ走り出します。
ディーラーから幹線道路に出て少し強めにアクセルを開けると、「グゥォォォン!」と2.5Lダイナミックフォースエンジンが力強く加速!
これは今までのハイブリッド車とは違ったトルクがありますね!
レクサスNXやヴェルファイアなどに搭載されている2.5Lのアトキンソンサイクルエンジンは、どちらかというと黒子に徹して、アクセルを開けてもあまり力強い加速感は得られない印象でしたが、この新型の2.5Lダイナミックフォースエンジンは違います。
今までのアトキンソンサイクルエンジンでは、「ブェー」というあまり良くないエンジンサウンドと共に、CVTのラバーバンド感のある加速フィールで、あまり「速い」と感じたことはありませんでしたが、この新型カムリのダイナミックフォースエンジンはモーターのアシストもあると思いますが、それよりもエンジン単体のパワーが力強いと思いました。
これは良いですねぇ。
エンジンサウンド自体も遮音が効いているのもあって、以前のような悲しい感じはしません(笑)

一旦加速した後はアクセルを緩めればEV走行に切り替わります。
ハイブリッドインジケーターを見ながら、エンジンがかからないところまでEVで粘ってみますが、新型カムリはEVでもかなり速度を維持することができますね。
やはりTHS2でも世代が新しいほうがモーターのトルクが強力です。
流れに乗って加速してもアクセルワークでは20km/hまでは簡単にEVだけで加速することができます。
さらにアクセルワークを頑張れば40km/hまでもEVだけでも加速できますね。
この辺りは最新型のTHS2だけのことはあります。
新型プリウス以降のTHSⅡはモーターのトルク感も増していますし、アイドリングチェックの時間も短くなっているし、高速でもEV走行できるようになっていますし、以前のTHSⅡよりも進化を感じられます。
レクサス車でこの新しいTHSⅡを搭載しているのは、マルチステージハイブリッドシステムを搭載するレクサスLC500hと、新型LS500hくらい。
NXやRX、IS、CTでも導入がなく、2.0Lクラスのハイブリッドとしては今年デビューを予定しているUX250hからとなります。

新型カムリは走りの実力はとても高そうなのに、タコメーターが表示できないのは残念ですね。
あと、パドルシフトもないです。
噂によると、2018年夏頃にカムリのスポーツモデルが追加されるとのことで、あのカッコイイ北米モデルのスタイリングがラインナップに加わるかも。
そのときにパドルシフトなども追加されるかもしれませんね。
トヨタ新型カムリ最新情報まとめ!画像も公開!発売日は2017年7月10日!燃費は33.4km/L!
しばらく走っていると信号につかまり停止。
新型カムリには電動パーキングブレーキ+ブレーキホールドがあるのでブレーキペダルから足を離すことができます。
これはとても便利。

そして信号が青になると、アクセルを踏めばブレーキホールドが解除されます。
街中での試乗なのであまりハードな走りは試せませんが、ステアフィールも結構重めに味付けされていると感じました。

以前のトヨタ車のようなスカスカな軽さではないのが好感が持てます。
そしてプリウス以降導入されているTNGAのプラットフォームは、ボディ剛性も良いですね。
路面からの突き上げやボディがビリビリするようなこともなく、乗り心地も良いです。
接地感も良いです。
17インチのタイヤ&ホイールとの相性がいいのかもしれませんね。

最上級グレードだと18インチタイヤ&ホイールになるので、そちらだともう少し硬い乗り味になるかも。
新型カムリの乗り味は、全体的に硬質感があって、ステアフィールもしっかりしていて、上質なセダンに乗っているという感覚はありますね。
ボディ剛性も高いです。
さすがTNGAプラットフォームで作られているボディだけのことはあります。
街中で走っていると、結構な比率でEV走行ができており、モーターのトルク感が良いので、ハイブリッドらしい上手い走り方をすれば燃費もかなり良さそう!
営業さん曰く、新型カムリはEV比率50%くらいで走れるとのデータもあるそうで、燃費と走りを両立したセダンになっているのではないでしょうか。
そして、新型カムリは静粛性も良いです。

↑クリックで拡大します。
EV走行時に鳴る「ミーン」という音も、車内にいるとほぼ聞こえません。
遮音性が高いんでしょうね。
新型カムリにはドライブモードセレクトが付いています。

こちらをSPORTモードにして走ってみますが、ステアリングが重めになり、アクセルに対しての加速感がよくなります。
C-HRにはドライブモードセレクトの物理スイッチがありませんでしたが(ステアリングスイッチからのメニュー呼び出しで煩雑だった)、このようにすぐに押せる位置にスイッチがあると、高速の合流時や山坂道に行ったときにSPORTモードで走りたくなりますね。
それにしても、新型カムリはモーターのトルク感がすごく良いです。
やはり新しいTHSⅡは良いですねぇ。
発進加速も40km/hくらいまでモーター単独でも加速していけます。
そして、エンジンが始動してからも、今までのような空走感がなく、エンジンがかかるとさらにトルクフルに加速するので面白いです。
従来のハイブリッド車よりも、クルマとしてのダイレクト感が増している気がしますね。
そしてエンジンを使って加速したときの回転フィールやサウンドも良いです。
吹け上がりのサウンドも「クゥアアアアン!」とスポーティなサウンドにチューニングされていますし、遮音性も良いです。
いい塩梅です。
レクサスUXには、このカムリに搭載されている2.5Lダイナミックフォースエンジンのダウンサイジング版である2.0Lダイナミックフォースエンジンが搭載されるとのことなので、期待が高まりますね!
さらにレクサスUXでは、カムリよりも進んでいる点として、Direct Shift CVTが2.0Lガソリンモデルに搭載されることがアナウンスされています。
発進ギアを持つCVTとは今までになかったので、CVTの弱点だったラバーバンド感が払拭されているのではないかと期待します。
新型カムリGの試乗ドライブフィールの感想・評価は?
さて、改めて新型カムリの試乗ドライブフィールインプレッションをお届けしましたがいかがでしたか?
個人的な感想としては、「今までのハイブリッド車とはぜんぜん違うパワートレイン!」という印象でした!
一番印象的だったのが、ダイナミックフォースエンジンの加速感ですね。
今までのトヨタのハイブリッド車では、エンジンは完全に黒子で、ブェーという悲しいエンジン音はすれども全然前に進まないという印象でしたが、このダイナミックフォースエンジンは違います!
モーター単独で走り始めた後、エンジンが始動するとさらにトルクフルに加速を始めるという、今までのTHSⅡでは味わったことのない加速フィールに純粋に面白い!と感じました。
踏んで回したときのサウンドも結構いい感じ。

新型プリウス以降のTHSⅡのモーターのトルク感も良いですし、ハイブリッドのラバーバンド感が嫌いと思っていた人でも、この新型カムリなら楽しめるのではないかと思いました。
ただ、走りが楽しいクルマなら、タコメーターやパドルシフトもあって欲しかったなというのが惜しいところ。
でもそれは夏以降に登場予定というカムリのスポーツモデルにまで出し惜しみをしているのかもしれませんね。

乗り心地に関しても、トヨタのセダンというと以前のクラウンのようなフワフワした乗り味を想定していましたが、想像以上に骨太な乗り味でした。
普段街中を走っているときはEVメインでジェントルに走り、踏んでも心地よいとは、結構良い車に仕上がっていますね。
燃費も期待できそうです。
ただその分、価格も400万円前後になってくるので、他にも選択肢が出てくるとは思いますが、やはり最新のエンジンとTHSⅡの組み合わせは良いですね。
レクサスのセダンとしてはISやGSもありますが、それらのTHSⅡは世代が古いので、モーターのトルク感ももっと弱いですし、エンジン主体の加速感もカムリのほうが心地良いです(LSは最新式なので除きますが)。
ブランドに拘らないのであれば、レクサスのセダンを買うよりも新型カムリに乗ったほうが、走りの満足度は高いかもしれません。
ISには電動パーキングブレーキも無いですしね。
今回、新型カムリを試乗してみて、レクサスUX250hのTHSⅡとダイナミックフォースエンジンの組み合わせがますます気になるようになりました。
レクサスUXも試乗できるようになるといいですね。
期待して待ちましょう!
まずは新型カムリでそのドライブフィールを予習するのも良いかもしれませんね。
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以前にもワンダー速報では新型カムリの記事をアップしていましたので、そちらも併せてどうぞ↓
トヨタ新型カムリフルモデルチェンジ!エクステリアはカッコイイ!日本発売日は2017年7月10日!
トヨタ2017新型カムリのココがスゴイ!内装の質感と先進装備!発売日は7月10日!
トヨタ新型カムリ最新情報まとめ!画像も公開!発売日は2017年7月10日!燃費は33.4km/L!
新型カムリの動画も共有しておきますね。
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コメント
- No title
- 新型カムリに乗ってUX250hの予想をするなんて流石です
私は素のUXなら私も何とか手がとどくかなと思うも、その頃には現行RXもだいぶ値段がこなれるかななんて淡い期待
THS2になってからしばらく経ちますが、少しづつ変わってきてるんですね
- 無題
- 私も2018年夏頃にカムリのスポーツモデルが出るらしいと営業マンに聞きましたよ。
北米モデルの方がカッコイイのでデビューしてくれると嬉しいですが、如何せんガソリンモデルですかね…どうなんでしょうね。
北米モデルのエクステリアでハイブリッドなら私即買いしちゃいます(*^^*)
ただステアリングヒーターの設定がないのが痛い…!
新型カムリのドライブフィールは巷では評判良いですね!
さらにドラヨスさんが太鼓判を押したのなら間違いないでしょうね♪
私はもう少し先になりそうですが、試乗させてもらいに行ってきます。
- カムリのインプレお疲れ様でした!
走りがものすごく進化したみたいでいいですねぇ
しかし私が1番気になるのは
「噂によると、2018年夏頃にカムリのスポーツモデルが追加されるとのことで…」
ここです!一体どこからそんな情報を仕入れたんですか!?
私はスポーツモデルが本命だったので、もしも本当であれば楽しみすぎます(笑)
- Re: No title
- しゅにさん、コメントありがとうございます。
ダイナミックフォースエンジンは、従来のアトキンソンサイクルエンジンとはだいぶ異なる印象でした!
エンジン自体の主張がしっかりあります。
THSⅡも確実に進化していて、C-HRとCT200hとか乗り比べるとモーターの違いに悲しくなりますよ(笑)
RXも中古ならそのころは安くなっているものもあるとおもいます。
- Re: 無題
- 恋するVOXYさん、コメントありがとうございます。
情報ありがとうございます^^
たしかにガソリンモデルなのかハイブリッドなのか気になりますね。
ステアリングヒーターは冬場は重宝しますよね!
新型カムリはIS300hなどと比べると格段にパワー感が違いました。
まさに隔世の感ですね。
レクサスもパワートレイン刷新してほしいです。
ただ、カムリは内装の静的質感についてはレクサスには及びません。
そこは差別化されていますね。
- Re: タイトルなし
- やきとりさん、コメントありがとうございます。
ダイナミックフォースエンジンには期待大ですね。
カムリのスポーツモデルについては、読者の方のコメントでいただいていました。
営業さんにも聞いてみようと思います。