VWのディーゼルはどうなの?!パサートTDI試乗インプレ!
排ガス不正問題から数年、問題をクリアしてようやく登場したフォルクスワーゲンのディーゼルエンジンモデルを試乗しました!という話の3回目です。
前回までの記事では「パサートヴァリアントTDIハイライン」のエクステリアと内装を2回に渡ってお届けしました↓
VWパサートTDI(ディーゼル)試乗しました!ヴァリアントのエクステリア画像大量UP!
VWパサートヴァリアントTDI(ディーゼル)試乗インプレ!内装の評価は良くなった!
今回はその続きで、お待ちかねのパサートヴァリアントTDIの試乗ドライブフィールをお届けします!

過去にはフォルクスワーゲンパサートのガソリンモデルの試乗インプレッションもお届けしていますので、今回はサラッとお届けしたいと思います。
過去のパサートの試乗インプレッションはこちら↓
新型パサート試乗しました!エクステリアはかっこ良くなって好評価!モテカーになれるか!?(笑)
新型パサート試乗しました!内装はアウディに迫るか?!価格もおさらい。
新型パサート試乗しました!パサートヴァリアントの実用性をチェック!
新型パサート試乗しました!ドライブフィールの評価は?
上記記事もよかったらどうぞ!
改めて試乗したパサートですが、内装の質感は良いですよ。
アウディよりも良いかも^^;
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ご了承いただける方のみ、続きをどうぞ↓
VW新型パサートヴァリアントTDI(ディーゼル)の試乗ドライブフィールは?
ではさっそく、試乗車として用意していただいたVWパサートヴァリアントTDIハイラインに乗り込んでみましょう!

見た目はガソリンモデルのパサートとほぼ変わらないですが、リアスポイラーとマフラーで見分けが付くんだそうで。

R-LineやGTE相当のリアスポイラーがTDIには装備されている模様です。
この時は事前にしっかり暖気していてくれました。

なので車外にいてもそれほどカラカラとした音は目立ちません。
ディーゼルはエンジンが温まるまでは音が結構大きいですからね。
そして車内に入ってしまうと、アイドリング中がディーゼルとはそれほど感じないほど静粛性が保たれていました。
暖気してない状態は聞いていないので判断できませんが、この状態ならアイドリング中もかなり静かと言えます。
あえて一度エンジンを切って始動させてみます。
「キャシャドルゥルン!」というセルを回す音ともに2.0Lディーゼルエンジンが指導。
昨今乗ってきたディーゼルモデルでは、始動時からディーゼルとわからないものもいくつかありましたが、新型パサートTDIはかろうじてディーゼルエンジンであることはわかります。
シフトをDレンジに入れて走り出します。

ディーラーの車庫を走っている時にはステアリングは軽めですね。
車速によってパワステの感度も変わるそうですが、意外と軽いなというのが最初の印象。

普段アウディに乗っていると、やはりフォルクスワーゲンのほうが味付けがライトな感覚があります。
ただ、ステアリングの重さもカスタマイズできるので好みに応じて重めにセッティングすることもできます。
パドルシフトが付いているのもGOODです。
ディーラーから片側1車線の道路へと走り出しますが、エンジン音は意外と聞こえる印象です。
パサートのガソリンモデルはもっと静粛性が高かった気がしましたが、このパサートTDIはエンジン音が意外と聞こえます。

ガラゴロとして従来のディーゼルエンジンのような粗雑なサウンドではありませんが、野太いエンジン音が聞こえます。
このエンジン音も意外と心地よく、走っている感覚が高まって良い気もしますが、もう少し静かでも良いのではないかと思いました。
というのも、パサートはロードノイズや窓方向からの騒音が少なく、静粛性が高い車なので、余計にエンジン音が聞こえる印象でした。
信号に捕まって車が止まります。
車速が0になる前にエンジンがアイドリングストップで止まります。
なので、いつエンジンが止まったかわからないほどです。
これは他のフォルクスワーゲン車と同じです。

このアイドリングストップもスルリと自然に止まって振動などは気になりません。
そして、パサートには電動パーキングブレーキ+ブレーキホールドが備わっているので、ブレーキペダルから足を離してもブレーキ状態が維持されます。

これは非常に良いですよね。
一度電動パーキングブレーキ+ブレーキホールドを味わってしまうと、次からも絶対欲しいと思えるほど、便利な装備です。
信号が青になってアイドリングストップを解除して走り始めますが、このときに気になったのはアクセルペダルの位置。

これは他のフォルクスワーゲン車にも言えることですが、アクセルペダルの位置がやや中央寄りにオフセットしています。
通常の感覚でアクセルを踏もうとすると、右側のフットレストのような部分に足が当たってしまいます。
これは同じフォルクスワーゲングループのアウディQ2に普段乗っていますが、それでも違和感を感じたので、より内側にあるんでしょう。
ただ、これは慣れで解決できると思いますし、右側にフットレストのようなスペースがあるのも、アダプティブクルーズコントロールを使っているときなどは便利かもしれませんね(笑)
ちなみに、フォルクスワーゲンやアウディのアクセルペダルがオルガン式じゃなくなったのはもうずいぶん前からです。
今では同じグループのポルシェでも吊り下げ式のアクセルペダルになっているので、今後はオルガン式のアクセルペダルは珍しくなっていくかも?
そして、パサートTDIはアイドリングストップからの復帰もとても早いです。
ディーゼルとは思えないほど早く、アウディQ2は復帰が遅いので、それから比べてもかなり早く感じます。
ディーゼルは普通は再始動に時間がかかりますが、このあたりも上手く処理されていますね。

そして加速フィールはたしかにディーゼルらしいトルクフルな加速感。
最高出力190ps/3500-4000rpm、最大トルク400Nm/1900-3300rpmと、クラストップレベルの出力とトルクを発生する2.0L TDIエンジンは、低回転域からの力強いトルクを発生します。
それにしてもエンジン音が結構聞こえるなぁ。これはこれで心地よい音なんだけど、もう少し静かでも良いかな。アルテオンみたいにスピーカーから鳴ってるってことはないか?と思ったけど、純粋なエンジン音だそうで。
組み合わされるトランスミッションは湿式6速DSG。
ダイレクト感で言うなれば、普段乗っているアウディQ2の7速Sトロニックのほうが確実にダイレクト感があるんですが、湿式6速だけに本当によく出来たATのような滑らかさがあります。
個人的にはもっとガッチリギアが噛み合う感じが残っている方が好きですけど、これはこれでシルキーな感じなので、高級車としてはこっちのほうが好ましいのかもしれません。
そして、パサートTDIのエンジンの回転フィールですが、結構気持ちよく回るんですよねこれが。

ちょっと飛ばせる道で全開加速を試みます。
シフトをSモードに入れてアクセルを開けます。
「グルァァァァン、グルァァン、グルァン…」とレッドゾーンギリギリの5,000rpmまで淀みなく一気に回ります!
これは気持ちいい!
そしてそのサウンドも、低回転域で感じていたようなこもり音は気にならず、むしろ静かで心地よいとすら感じるサウンドになりました。
ディーゼルエンジンと言えば、普通は高回転域は苦手で渋くなるものですが、この2.0L TDIエンジンは軽やかに回りますね。
そして上まで回したほうがエンジン音が静かに聞こえるという、謎な感じです。
このTDIエンジンは、エンジンの回転数に応じてターボチャージャーのタービンのガイドベーンを制御し、低速では開口面積を小さくして排ガスの流速を上げ、高速では開口面積を大きくして抵抗を減らしているとのことで、その影響で高回転域が静かで軽やかな回転フィールになっているのかもしれません。

そして、VWパサートヴァリアントTDIハイラインは乗り心地もいいですね。
18インチを装備しているにもかかわらず、角の取れた乗り味はさすが。
路面のギャップも上手く角は丸められているにもかかわらず、ステアフィールはやや軽めながら適度にロードインフォメーションも伝えてくれます。

こちらのVWパサートヴァリアントTDIハイラインにはDCCパッケージのようなサスペンションをコントロールする機能は付いていませんが、この乗り味はコンフォート性も高くて良いですね。
それでいてふわふわするような感じもなく、ステアフィールだけはカスタマイズで重めにしたらかなり私好みかもしれません。
車速が上がっていくに従ってステアフィールも重めになるので、高速も楽でしょうね。
このあたりはさすがフォルクスワーゲンと言ったところです。
15分程度の試乗も終了。
ハードな山道などは試せませんでしたが、初めて日本に上陸したフォルクスワーゲンのディーゼルモデルを味わうことができました。
パサートヴァリアントTDI(ディーゼル)の試乗ドライブフィールの感想・評価は?
フォルクスワーゲンとしては日本初モデルとなったディーゼルモデル、パサートTDIに試乗した個人的な感想ですが、「ディーゼルは心地よく高回転まで回る反面、低速域ではエンジン音が気になる。パサート自体の車の出来が良さは再確認できた。」と言った感じです。
まず最初に感じたのは、エンジン音の主張が結構大きいことですね。
昨今のディーゼルモデルでは、車内にいるとディーゼルであることがまったくわからない車も増えましたが、パサートは意外とエンジンのこもり音が聞こえます。
ロードノイズや窓方向からの遮音性が非常に高いので、余計にエンジンルームからの音が目立っている感じです。
ただ、そのエンジン音も高回転域になると逆にうるさくないんですよね、不思議なことに。
回すと気持ちいいディーゼルエンジンってのも、燃費の面では美味しくないのかもしれませんが、高回転域まで楽しめる車になっています。
湿式6速DSGは、以前のようなギクシャク感は皆無で、その分ダイレクト感も抑えめに味付けされていて、よく出来たATのようにしか感じません。
個人的にはもう少しダイレクト感があってもいいかなとは思いますが、これでも十分走りは楽しめますし、高級車としての味付けとしてはこれでも良いのかもしれません。
前回までのインプレッションで、内装の質感が上がっていると書きましたが、改めてディーゼルモデルが追加されたこの機会に、パサートを検討してみるのは非常にアリかなと思いました。
ディーゼルの軽油は、ハイオクに比べて30〜40円安いですし、価格差も35万円ほどありますが、免税などで実質的には20万ちょっとしか価格も差がなくなるそうです。

あとはガソリンモデルとディーゼルモデルを乗り比べて、どちらが好みに合うかを検討して、ご自身に合った一台を選ばれるのが良いと思います。
静粛性で選ぶならガソリンモデルもアリだと思いました。

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では次回のワンダー速報もお楽しみに!
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