新型クラウン2.0Lターボの試乗インプレッション!
連日新型クラウンの情報を記事にしていますが、今回で一応一区切りです。…疲れた(笑)
前回記事で超長文の新型クラウン試乗レポートまとめを書きましたので、今回はその補足として、2.0Lターボの試乗インプレッションも追加しておきます。
過去の試乗レポートは以下の通り↓
【想像より良かった】新型クラウン試乗しました! 3.5ハイブリッドと2.0ターボ【短評】
【画像大量祭りw】新型クラウン試乗レポート!RSのエクステリアのココがかっこいい!
新型クラウン エクステリアを比較!ノーマルとRS、どっちが好み?私なら…
【内装はレクサスを超えるか?】新型クラウン試乗レポート内装編【1】
【後席の広さ・質感は?】新型クラウン試乗レポート内装編【2】
【思ってたより評価は上々!】新型クラウン3.5Lハイブリッド試乗レポート!【画像大量ww】
お台場にあるトヨタの巨大ショールーム「MEGAWEB(メガウェブ)」のライドワンという300円払って試乗できるアトラクションで、新型クラウン3.5LハイブリッドRSの直後に、2.0Lターボモデルも試乗することが出来ましたので、比較しながらレポートします!

トヨタの2.0Lターボと言えば、私も以前レクサスNX200tに乗っていた経験がありますが、低速時のトルクの薄さが気になっていたものでした。
新しいモデルではどう変わっているでしょうか。
過去に書いた新型クラウン関連の記事やこれから加筆される最新情報などについては、以下の新型クラウン関連記事一覧でご確認ください↓
新型クラウン関連記事一覧
※例によって、記事の感想、インプレッションは個人の主観に基づくものです。一部、辛口なコメントも含まれる可能性もありますので、気分を害する可能性がある方はご遠慮ください。
ご了承いただける方のみ、続きをどうぞ。
新型クラウン2.0LターボSの試乗インプレッション
前回記事で書いた新型クラウン3.5LハイブリッドRS Advanceに続いて、新型クラウンの2.0Lターボのノーマルグレード「S」にも乗ることができました。

今回は、ロイヤルやアスリートといったグレード展開ではなく、ノーマルグレードとRSの2グレード展開なので、わかりやすいですが、どちらもエクステリアには大きな差がなく、ノーマルグレードでもラグジュアリーと言うよりスポーティな印象を受けます。
「これがアスリートですよ」って言われたら信じてしまうくらい、スポーティなエクステリアですよね。
でも、ノーマルグレードです。

「2.0 S」という比較的安価なグレードだったため、タイヤ&アルミホイールも17インチです。
それでもマフラーは片側1本ずつの2本出しになっていて、見た目はスポーティですよね。
3.5Lハイブリッドモデルの直後に乗りましたが、見た目の印象もこれはこれで印象は良かったです。
試乗車の車両本体価格は474.6万円からとなっています。

やはり2.0Lターボの方が、車両本体価格は安めですね。
ただ、エコカー減税などがないぶん、2.5Lハイブリッドとコミコミ価格はあまり変わらなくなってしまうのが難点でもあります。
【価格は高いか?!】見積りました!460.6万円からの新型クラウン フルモデルチェンジ!予約や納期情報も!

新型クラウンの見積もり記事は上記リンクをご参照ください。
売れ線の2.5Lハイブリッドと2.0Lターボモデルの見積もりを比較しています。
さて、さっそく乗り込んでみます。

乗り込んで感じるのは、前回試乗した3.5Lモデルと同様で、シートはもう少し低くなると良いなと言う気がします。
というのも、Aピラーが寝ているので、天井が近く感じるんですよね。
ただその分、ダッシュボードのラインが低く抑えられているので、前方視界には圧迫感がないのは良いポイント。

スタートスイッチを押してエンジンを始動させます。
「キャシャシャドゥウウン」と遠くのほうから2.0Lターボエンジンが始動した音が聞こえます。
静粛性はこちらも良いですね。エンジンが始動した後も静かです。
シフトレバーをDレンジに入れて、電動パーキングブレーキなのでアクセルを踏めばパーキングブレーキは自動で解除されて走り始めます。
ソロリと踏み出す分には、特に過不足を感じないですね。
ターボモデルだと、メーターの内部が変わるので雰囲気が変わりますね。

メーター内部の表示がハイブリッドインジケーターではなくタコメーターになってるので、見た目もシンプルですが、メーターリングも立体的になっていて、中央のマルチインフォメーションディスプレイも7インチと大型なので、見栄えは良いです。
ただ、以前にも書きましたが表示できる内容は少なめで、色んな情報を見る際には表示ボタンで切り替えないといけないのが煩雑です。
バーチャルコックピットに慣れてしまうと「もうちょっと情報を見やすく整理できるようにして欲しい」と感じる部分です。
これはクラウンに限ったことではなく、国産車全般に言えることですが、せめてマルチインフォメーションディスプレイに表示させる情報をもっとカスタマイズできるようにして欲しいですね。
「瞬間燃費と航続距離と地図表示とナビ案内と現在再生中の曲名」くらいは同時表示できるようになってくれると嬉しいんですが。

バーチャルコックピットは情報過多な面もありますが、慣れてしまえば表示切替無しで見たい情報が見れるので、効率的です。
よく見る項目って限られてますからね。
少し走らせてみても、2.0Lターボモデルでも静粛性は高く、先ほど乗った3.5Lハイブリッドモデルよりボディ自体が軽い感じがしますね。

↑クリックで拡大します。
それもそのはず、同じクラウンでも3.5LハイブリッドRS Advance(1,870kg)と、2.0LターボS(1,700kg)では、車重が170kgも違います。
大人3人分くらいの重量差があるなら、そりゃ軽快感もあるでしょうね。
動力性能も40km/hまでではあまり良くわからないものの、ちょっと踏んだ感じではトヨタの2.0Lターボらしく、「ミィィーン」というメカニカルノイズがそこそこ聞こえます。
低回転からトルクもりもり!とはいかないですが、コスパを考えたらこれもアリかなとも思いました。

ボンネットフードの裏側にもきっちり遮音材が貼られているので、絶対的な静粛性は悪くないです。
印象は良いです。
動力的には、NX200tに乗っていた時に感じていたような、2,000rpm以下のトルクの薄さはやはり少し感じるかも…。
中間加速を試してみますが、アクセルを踏んですぐに加速する、と言う感じでもなく、少しラグはありますね。
このあたりのミッションとターボエンジンのダイレクト感はやや希薄かな。
運転している際のダイレクト感と言う意味では、BMWのターボ+8速ATのほうがどこから踏んでもトルクが立ち上がる感じとか、アウディのダウンサイジングターボとSトロニックのガッチリした感じとかのほうが気持ちいいですね。

信号部分でブレーキを踏みますが、明らかに3.5Lモデルよりブレーキの制動力の立ち上がりが良いですね。
これも重量が軽いのが効いているのと、回生ブレーキじゃないのが関係しているのかもしれませんが、ブレーキタッチは2.0Lターボのほうが好印象です。
そして、アイドリングストップからの始動は早いですね。

普段アウディQ2の、アイドリングストップからの復帰の遅さに慣れてるのもありますが、この2.0Lターボエンジンの復帰の速さは良いです。
そして関係ないかもしれませんが、エアコンは効きすぎってくらい、涼しいですね(笑)
シートベンチレーションもついてるグレードならなおさら涼しいでしょう。
ライドワンのコースを普通に流していますが、新型クラウンのターボモデルも良いですね。
2.0Lターボで十分かもと思えます。
ボディ剛性の良さや静粛性に関しては、3.5Lモデルと同じレベルなので、レクサス車に乗っているような感覚というのはこの2.0Lモデルでも味わうことができます。
昔のクラウンはこうじゃなかったよなぁ。

もっとフワフワスカスカな雲の上を滑るような乗り味で、ステアリングもめちゃ軽でラバーバンド感があったもんなぁ。
それから比べると、ずいぶんガッシリとした感じを味わうことができます。
ただ、もうちょっと重くて路面からの反力を感じるくらいのほうが好みですけどね。
こちらの試乗車の2.0Lターボモデルは、廉価グレードのSなので17インチタイヤ&アルミホイールでしたが、この乗り味もなかなか良いですね。
硬すぎず、やわらかすぎず、絶妙な感じ。
見栄えもそれほど悪くないので、これでも良いかもと思える物があります。

ちょっと強めにアクセルを開けますが、加速感に関してはやはりそこそこ。
クラウンという車格を感じると、もっとパワフルに加速して欲しい気もしますが、必要十分ではありますけどね。
スラロームコースを走りますが、3.5Lモデルよりは軽快感があって良いかも。

ヨーロッパの石畳を模した荒れた路面を走ってみますが、ややリアがバタつく感じがあるような気もします。
リアが軽いのかなぁ。
ターボモデルはバッテリーがない分、リアが軽い気がします。
こうなってくると、2.5Lハイブリッドモデルに早く乗ってみたいですね。
でも、総じて2.0Lターボモデルのドライブフィールの印象は良かったです。
新型クラウン2.0LターボSを試乗した感想・評価は?
これまた10分弱の短いコースでの試乗だったので、スピードも出せずあまり良くわからない部分もあるんですが、直前に乗った3.5Lハイブリッドと比較して、「2.0Lでも良いかも」と思える良さがありました。
価格も3.5LハイブリッドRS Advanceと2.0Sでは200万円以上の差がありますが、2.0Lターボでも動力的にそれほど不満もありませんし、車重が軽いので軽快感がある走りも良かったです。
ブレーキの聞きや、コーナーを曲がった際のノーズの入り方などは、2.0Lモデルのほうが印象が良かったかも。
今回のコースでは全開加速が試せなかったので、絶対的な加速感ではもちろん3.5Lハイブリッドのほうが良いに決まっているので、高速をよく使う人や直線番長的に加速したい人はやっぱり3.5Lのほうが良いかもしれません。
「そんなに飛ばさないよ」って人は2.0Lターボでも十分かも。
そして、大本命の2.5Lハイブリッドには未だ試乗できてないので、こちらも機会があれば試乗してみたいと思います。
新型クラウンに関しては、かなりの回数で特集してきましたが、やはりエクステリアのカッコよさがまず第一の購入動機になるのではないでしょうか?

↑クリックで拡大します
そして、車載DCMが標準装備になったことで、レクサス同様の「地図の自動更新・オペレーターサービス・リモートセキュリティ」などが3年間無料で使えるようになったのも大きいと思います。
さらに、電動パーキングブレーキ+ブレーキホールド、全車速対応のレーダークルーズコントロール、インテリジェントクリアランスソナーなどの先進の運転支援システム、さらにはシートベンチレーションやパワーイージーアクセスなどのおもてなしなど、ソフト面での満足度が高いクルマに仕上がっていると思います。

楽に・快適にドライブを楽しみたい人には、かなり魅力的な一台になっていると思います。
そして「いつかはクラウン」と言われたステイタス性もあるクルマなので、ガレージに停まっていたらきっと誇らしい気持ちになれそうですね^^

すでに受注も5万台を超えたと噂の新型クラウン、納期はすでに3ヶ月以上に延びつつあるようですので、気になる方はお早めにトヨタ店まで商談に行ってはいかがでしょうか?^^
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今後も気になる旬な車を中心にお届けしますので、応援よろしくお願いいたします^^

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↑過去のトヨタ車も出てきて、なんかかっこいいCM(笑)
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では次回のワンダー速報もお楽しみに!
新型クラウンの見積りを取った記事はこちら↓
【価格は高いか?!】見積りました!460.6万円からの新型クラウン フルモデルチェンジ!予約や納期情報も!

上記記事も併せてどうぞ^^
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コメント
- 相変わらず自慢ばかりのクソブログ
イライラさせてくれんね
- Re: タイトルなし
- bongo さん、コメントありがとうございます。
おや、いつもと雰囲気が違いますが、どこか不快に思われる部分がありましたか?
だとしたら申し訳ありませんでした。
どこも自慢していたつもりはありませんが、そう思われる部分があったとしたら気をつけなければいけませんね。
こうしたコメントもありがたいことです。
イライラしながら見ていただくのは心苦しいので、ブラウザの戻るボタンを押していただいたほうがよろしいかと思いますが、楽しい気分で見ていただけるなら今後ともよろしくお願いいたします。
- No title
- 年間走行距離が5千キロ位なのでハイブリッドの恩恵なし。
ガソリンターボを発注しました
- Re: No title
- カラスさん、コメントありがとうございます。
ご契約おめでとうございます。
ターボも良い選択だと思いますよ^^
- No title
- >もっとフワフワスカスカな雲の上を滑るような乗り味で、ステアリングもめちゃ軽でラバーバンド感があったもんなぁ。
これがクラウンの特徴と思っていた自分としては少し残念です。
欧州車に寄せてきましたね、社長の「いい車」のイメージが欧州風味なのかな?
でもそれなら欧州車を買えばいいだけで・・・
とは言えかっこいいですし、このクラウンが中古で出回る頃には購入したいですね
- Re: No title
- 1985さん、コメントありがとうございます。
クラウンと言えば、そういった反力がなくてフワフワしたのが売りだった面もありますよね。
ドイツ車っぽいというか、レクサス車っぽい乗り味になったという印象です。
ドイツ車とはまた異なりますね。