【官能的!】アルファロメオ ジュリア 試乗レポート!ステルヴィオの試乗を占う!

「ジュリア」試乗インプレッション ドライブフィール編!


アルファロメオ初のSUVとなる「ステルヴィオ」が発売されましたが、そのベースとなるセダン「ジュリア」に試乗させてもらいました、と言う話の4回目です。

前回までの記事ではジュリアのエクステリアや内装を見てみました↓

アルファロメオ ステルヴィオの試乗の行方を占う!ジュリア ヴェローチェ試乗しました!

【ドイツ車を超えるか?!】アルファロメオジュリア試乗インプレッション内装編!ステルヴィオとも一緒!

【後席やラゲッジスペースの評価は?】アルファロメオ ジュリア 試乗レポート内装後編

今回はその続きで、お待ちかね!アルファロメオジュリアの試乗ドライブフィールをインプレッションします!

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先日発売されたばかりのアルファロメオの新型SUV「ステルヴィオ」のファーストエディションは、今回試乗させてもらったジュリア ヴェローチェと同じエンジンを積む280ps。
その動力性能や走りの性質を初体験しました!

ジュリアはもちろん、ステルヴィオの購入を検討している人も参考にしていただければと思います。

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※例によって、記事の感想、インプレッションは個人の主観に基づくものです。一部、辛口なコメントも含まれる可能性もありますので、気分を害する可能性がある方はご遠慮ください。

ご了承いただける方のみ、続きをどうぞ。




アルファロメオ ジュリア ヴェローチェ試乗インプレッション!


アルファロメオ ジュリアのグレード展開は、4つ。

ベースグレード 2.0Lターボ(200ps) 446.0万円(受注生産)

スーパー 2.0Lターボ(200ps) 543.0万円

ヴェローチェ 2.0Lターボ(280ps) 587.0万円

クアドリフォリオ 2.9Lターボ(510ps) 1,132.0万円


となっています。
すべてFRですが、ヴェローチェの左ハンドル仕様だけがAWDになります。

トップグレードのクアドリフォリオはフェラーリチューンのエンジンを搭載しているとのことで、これだけが別格のモデルです。

今回試乗車として用意していただいたのは、ヴェローチェ 2.0Lターボ(280ps) 587.0万円です。

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ヴェローチェの専用色となるミザーノブルーはすごく鮮烈な印象を与えてくれました。

長年クルマブログを書いているわりに、アルファロメオに試乗するのは今回が初めて。
乗り込む前にアルファロメオ ジュリアをまじまじと見ましたが、すごくドッシリとした重厚感と、色気のある曲線美が織りなすエクステリアが印象的でした。

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コンサバなDセグセダンが多い中、超個性的ですよね。



さて早速乗り込んでみます。

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内装編のインプレッションでも書きましたが、ジュリアの内装はとても質感が高く、ドイツ車などから乗り換えても不満がない作りになっていると思います。

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ステアリングホイールにあるエンジンスターターボタンを押して、2.0Lターボエンジンを始動させます。

「キュルルル ドゥルン!」と聞かせるサウンドでエンジンが始動。
車外だと結構勇ましいサウンドが聞こえますが、車内は静かです。

エンジンスタートと同時にパワーシートが動いて、以前に設定してあった位置になります。
パワーシートのスライドアウェイ機能があるので、乗降しやすいようになっています。
こういうところも高級車然としていますね。


ジュリアには車載のナビがありませんが、iPhoneを有線接続して、AppleCarPlayのナビも実際に起動してみました。

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モニターが大きいので見栄えは良いですよね。
ただ、有線接続しかできないのが難点。
せめてBluetoothで自動ペアリングされるようになっていれば、ストレスフリーだったかも。

また、GoogleMapではなく、Appleの地図アプリなのがちょっと不安でもありますが…

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ナビのルート案内に関しては、使ってないのでレビューできず。
もしかしたら性能良いかもしれません。



シートの調整もパワーシートだし、ステアリングホイールの手触りもいいし、アクセルペダルもオルガン式だし、手に触れる部分の質感は良いですね。

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電気式のシフトレバーをDに入れて、走り出します。

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電動パーキングブレーキなのでアクセルペダルを踏めば自動で解除されます。


ディーラー前の狭い道をゆっくりと進んでいきますが、まず最初に感じたのが「ステアフィールは予想以上に軽い」ということ。
車速感応式になっているみたいで、超微低速ではステアフィールはかなり軽いです。
メルセデスのCクラスに乗った時程ではないかもしれませんが、車庫入れなどの時には軽いほうが確かに楽ですからね。

これはちょっと軽すぎじゃないか?って思ってたんですが、車速が上がっていくに従って適度な反力のある重さに変わっていきました。
20〜30km/hくらいでもちゃんとした反力が出てきたので、街中の走行中もステアリングをギュッと握ってなきゃいけないような軽さはないので、安心感があります。

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車庫入れのような超微低速時のみ軽くなるなら良いですね。
そして結構小回りが効きそうな感じがありました。
これはFRの良さでもあるかもしれません。

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普通に市街地を流している分には、静粛性も高くしっとりとしたドライブフィールは好印象。
本当によく出来たDセグセダンと言った感じです。

信号で引っかかって止まりますが、完全停止のちょっと前にアイドリングストップがかかります。
これは、アウディやVWなどでも同様ですが、完全停止のちょっと前からアイドリングストップが作動し、ステアリングがロックされます。
燃費的には良いんですが、右折時などにはハンドルロックされて怖い時もあるのが悩みどころです。
気になる人はアイドリングストップをOFFにすれば解決できます。

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そして、アルファロメオ ジュリア ヴェローチェは、アイドリングストップからの復帰も早いです。
電動パーキングブレーキがあるのに、ブレーキホールドがないのが玉に瑕ですが、ブレーキペダルから足を離した瞬間にクリープで進み始めるくらい、アイドリングストップからの復帰は早いです。
普段アウディQ2のアイドリングストップ復帰の遅さに慣れてしまうと感動します(笑)

アルファロメオ ジュリア ヴェローチェにはZF製のトルコン式の8速ATが搭載されていますが、これと280psを発生する2.0Lターボとの相性も良いですね。

出足の発進加速からの低回転のトルクもしっかりと感じることが出来ますし、他のメーカーの2.0Lターボでは2,000rpmまでトルクが薄く感じることもありますが、このジュリアヴェローチェでは1,500rpmでもトルク感ある加速を楽しむことができます。

ただ、メーター内のインジケータでは、現在何速に入っているのかがわからないのはちょっと残念でした。

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マニュアルモードにすると、何速に入っているかはわかるようになっています。

巨大なパドルシフトは、クリック感は軽め。

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もっとカチッとしたクリック感があるのかと思いましたが、ここは意外とラテン系な感じなのかもしれません。



アルファロメオ ジュリア ヴェローチェには18インチのアルミホイールを履いていますが、乗り心地に関しては硬すぎずジェントルです。
もっと硬いかと思っていましたが、路面からの凹凸は上手くいなしてくれます。

ロードノイズは少し拾っている感じはありますが、18インチでベストかもと思える乗り心地の良さがありますね。

GIULIA19_20180709201922b14.jpg、全体的な静粛性は良いですね。

少し流れの早い幹線道路があったので、アクセルを強めに開けてみます。
すると「グルアァァン!カァァァン!」と乾いたサウンドで猛烈に加速!
これは気持ちいいwww

そしてFRでも安定感もあって、安心して踏める感じ!
これはアルファに病み付きになる人がいるのも納得だなぁ…。

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さらにドライブモードをDynamicにしてみましたが、アクセル開度に対するレスポンスが機敏になり、回転数も高めに保たれて、どこから踏んでも間髪入れずに加速するようになります。

このモードでもちょっと強めに加速を試みましたが、あっという間に法定速度を超えてしまいそうになるのでその実力を試すことは出来ませんでしたが、気持ちいいのはわかりました(笑)
このエンジン音をずっと聞きながら山道とかを走れたらさぞストレス解消になることでしょう。

昨今聞いたエンジン音の中で一番気持ち良かったかも。
ジュリアのヴェローチェでこれなら、フェラーリチューンされたクアドリフォリオも聞いてみたくなりますね(笑)

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ジュリアに乗って感じたのは、やっぱりレーシーだなぁと。
うるさすぎないけれど、心地よいサウンドが聞こえてくるのがアルファロメオの良さだと営業さんも言っていました。
なるほどなと。

このサウンドを満喫するには、高速道路の100km/hでも足りないかもなと思えるほど。

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ジュリアはアクセルを踏んですぐにクイッと前に出る感じが良いですね。
Q2から乗り換えると特に感じる部分で、Q2は低回転トルクでグイグイと進んでいく感じですが、ジュリアはもっと軽快感があってスッと前に出る感じ。
アクセル開度とリニアに加速考えられるのが良いなと思いました。

そんな感じで15分程度の試乗も終了です。



アルファロメオジュリア ヴェローチェを試乗した感想・評価は?


アルファロメオ車、そしてジュリアに初めて試乗させてもらいましたが、個人的な感想としては、「すごくしっかり良く出来た車だなぁ」と思いました。

フランス車(C3)には乗ったことがありますが、ある程度我慢を強いられる部分が多かったんですが、ジュリアでは我慢を強いられる部分があまり無かったのがまともだなぁと思った部分です。

国産車やドイツ車勢に比べると、ナビの部分だけが残念ではありますが、それ以外では不満どころか質感面でも走りの面でも魅力を感じる部分が多かったです。

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ジュリアは、受注生産のベースグレードを除けば、オプション関連はほぼてんこ盛りで付いていて、電動スライドアウェイ付きのパワーシートだったり、シートヒーター・ステアリングヒーターだったり、ハーマンカードンのサウンドシステムだったりが標準装備なのが良いですね。
高級車に乗っている感があります。
付けられるオプションも少ないので、コミコミ価格も想定していたよりも高すぎないのが良いですね。

ジュリアの見積もりももらっているので、機会があれば公開したいと思います。

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ジュリアは、国産車やドイツ車にもない、走りの官能性と見た目の色気を備えたセダンになっていたと思います。

そして周りでほとんど走っていないという希少性も、所有欲をくすぐる一台ではないでしょうか?
きっと町中で見かけたら、目で追ってしまうのは間違いないでしょうね。

ジュリアが気になる方は、お近くのアルファロメオディーラーに足を運んでみてはいかがでしょうか?

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ということで、アルファロメオのジュリアやステルヴィオなど新車の購入を検討中の方は、ディーラーに行く前に(もしくは行ったあとでも)ネットで愛車の下取り無料査定をしておくことを激しくオススメしますよ。

何故かというと、営業マンから「今契約しないと納車が更に遅れる!」とか「今日ハンコ押してくれるならこの条件で!」とかプレッシャーかけられて、下取り価格の吟味をする前にうっかりハンコを押しちゃったりすることがあるからです(実際私も経験あり^^;)。

ディーラーでの下取り交渉で、良い条件を出すためには、予めネットなどで愛車の買取り見積もりを取っておいて、ディーラーでの下取り金額の交渉材料として使うのがかなりオススメの手です。
1分程度の入力で、大体の車の査定額がわかりますしね。


買取店で出た査定金額を持ってディーラーに行くと、値引き+下取りで価格交渉ができるので手ブラで行くより良い条件が引き出せる可能性が高いです^^

実際に私がおすすめしたこの方法で、ブログ読者の方から「買取店よりも良い条件でディーラーで下取ってくれた」という報告もいただきました^^

ディーラーによっては、値引きが良くても下取りの条件が悪いことも良くありますので、そういう時は、買取店に売却してしまえば良いですしね。

逆に、ディーラーで下取りの見積りをした後で買取店で査定する際には、ディーラーでの下取り見積もり額を予め伝えておくと、それ以上の価格で買い取ってくれることが多いです!

ちなみに、複数の買取店に一括見積りで、一番高く買い取ってくれるお店を探したい方は以下のサイトもおすすめですよ↓^^


かんたん車査定ガイド







自動車買取店の営業マンから聞いた裏ワザですが、本気で高く売りたい場合は、上記のような一括見積もりサイトにエントリーし、複数の買取店が実際に車を見て買取額を決めたいと言ってきたら、複数の買取店を同じ時間にアポイントを入れます
そして、「入札制にしますので、査定金額を名刺の裏に書いて、せーので見せてもらって、一番高いところに売ります!」と言うと、最初からMAX価格で勝負してくるそうです!(笑)

何社も見積もるのも時間が勿体無いし、一番この方法が良い条件出る可能性高いそうです!
この「入札制で」というのがポイントです!
ブログ読者の方からも、この裏ワザでディーラー見積りより60万も高く買取店で買い取ってもらえた!というご報告も多数いただきました!^^
私もこの方式で査定してもらったところ、ディーラー下取りに比べて最大75万円も差がありました!
こんなに変わるものかと…^^;;;


私が実際に愛車の下取り一括見積りで高額査定を叩きだしたレポートは以下の記事をご参照ください↓

車を買い替える時の6つ必勝法!一括査定で見積もった結果www輸入車を売るポイントも!


ディーラーだけの下取り見積もりではもったいないですよ!
オプション追加できるくらい、買取額に差が出ますからね。

本気で高く売りたい方は、お試しあれ^^


ということで、当ブログが参考になったよ、という方は、ネット見積もりをする際には↑の広告リンクから見積もっていただけると、毎日ブログを更新するうえで大変励みになります(笑)

とりあえず自分の車の査定額見てみようかな…



2013年の3月にブログを開設して以来、毎日更新を貫いています!!
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今後も気になる旬な車を中心にお届けしますので、応援よろしくお願いいたします^^


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ステルヴィオの動画も共有しておきますね。





エンジン音がヤバイ!(笑)

ジュリアとスバルWRXやBMW3シリーズを比較した動画もどうぞ。



ジュリア、良さそうですね。

では次回のワンダー速報もお楽しみに!









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コメント

No title
いつも楽しく読まさせていただいています。
ジュリアに関しては昨年末にアルファロメオ青山で実車を見て、非常に興味を持っていました。
その際は時間がなく試乗ができなかったので、今回の試乗インプレッションを楽しみにしていました。
そこで、ISを所有していましたドラヨスさんに、ISとの比較でドライブフィーリングの違いを教えていただければと思います。
ナビさえ問題なければ次期愛車候補なんですが、これからは携帯ナビがあたりまえになるのですかね。
No title
ステルヴィオ購入検討中です。
私、携帯を所有してないのでナビが問題になりますね。
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Re: No title
pb2400c さん、コメントありがとうございます。

いつもありがとうございます^^

ISに乗っていたのはかなり昔なので、マイチェンしたISとの比較だとしても、キャラクターは全く違いますね。
特に私が所有していたのはIS300hというハイブリッドで、お世辞にも早いとは言えず、エンジン音などにしても官能性はありません。
IS350辺りなら良い勝負かも知れませんが、価格もISのほうが高くなるので、今買うならジュリアのほうが断然オススメ…ではありますが、私も心配はナビの部分です。
後は実際に試乗させてもらい、ナビの案内などがクリアされれば、良いパートナーになってくれるのではないでしょうか?

さいたままで来ていただけるなら、じっくり試乗させてもらえる営業マン紹介しますよ^^
Re: No title
イタリアさん、コメントありがとうございます。

ステルヴィオ購入検討されているのですね。
スマホを所有してないのですか?
そうなるとナビが全く使えない状態になってしまいますね…

そう言った方も少なからずいらっしゃるようです。
Re: No title
匿名h様、コメントありがとうございます。

ご指摘感謝!
修正しました^^;

また変なところ見つけたらよろしくお願いいたします。

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