2018年6月にビッグマイナーチェンジを行ったマツダの新型アテンザに試乗させてもらいました。
マツダファンの皆様、お待たせしました(笑)
長らく記事にできずにいた新型アテンザの試乗インプレッションですが、ようやくスタートです。
今回はまず、新たに撮り下ろしの新型アテンザ25S L packageのエクステリア写真を、マイナーチェンジ前と比較して見てみたいと思います。

マシーングレープレミアムメタリックのアテンザセダンもカッコイイですね!
ビッグマイナーチェンジした新型アテンザについては、すでにいくつか記事を書いていますので、まだ見ていない方はそちらの記事もどうぞ↓
【朗報】2018マツダ新型アテンザ 待望のアレが追加(笑)ビッグマイナーチェンジでどこが変わったかチェック!

【コミコミ価格は高いか?】マツダ新型アテンザ 282.9万円から! ビッグマイナーチェンジ見積もりました!
すでに見積もりの記事もアップしているので、コミコミ価格などを知りたい方は上記記事もどうぞ。
本記事の最後にも同じリンクを掲載しておくので、本記事を最後まで見てから、別の記事もお楽しみいただければと思います^^
アテンザは、過去にも試乗記事を書いておりますし、これから加筆されるアテンザの最新情報なども含めて、下記の「マツダ アテンザ関連記事一覧」でご確認いただけます。
マツダ アテンザ関連記事一覧
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新型アテンザの価格とグレード展開は?
まずは新型アテンザのグレード展開と価格をおさらいしておきましょう。
アテンザのパワートレインは、2.0L NAのガソリンモデル、2.5L NAのガソリンモデル、2.2Lディーゼルモデルの3種類のパワートレインと、それぞれセダンとワゴンのボディがありますが、ワゴンでもセダンでも価格が同じというのもユニーク。
普通はワゴンボディのほうが40万円くらい高い値付けが多いですので、ワゴンにお得感を感じるのは私だけ?

新型アテンザは、今回のビッグマイナーチェンジで全体的に価格は3万円程度値上がりしていますが、装備内容を考えたらむしろ割安感すらあります。
ではそれぞれのグレードの価格を見てみましょう。
2.0L NAガソリンモデル
20S(FF)6速AT 2,829,600円
20S PROACTIVE(FF)6速AT 2,959,200円
2.5L NAガソリンモデル
25S L Package(FF)6速AT 3,542,400円
2.2Lディーゼルターボモデル
XD(FF)6速AT 3,240,000円
6速MT 3,294,000円
XD(4WD)6速AT 3,477,600円
6速MT 3,531,600円
XD PROACTIVE(FF)6速AT 3,369,600円
6速MT 3,423,600円
XD PROACTIVE(4WD)6速AT 3,607,200円
6速MT 3,661,200円
XD L Package(FF)6速AT 3,952,800円
6速MT 3,952,800円
XD L Package(4WD)6速AT 4,190,400円
6速MT 4,190,400円
ちょっとトリッキーなグレード展開ですが、2.0Lガソリンモデルには、上位グレードとなるL packageが存在せず、2.5Lガソリンモデルは、逆にL packageしかグレードがありません。
2.0Lモデルで、高級な装備が付けられないということですね。
そして廉価版の2.5Lガソリンモデルも無いということです。
2.2Lディーゼルモデルなら、いろいろグレードが選べる上に、マニュアルトランスミッション(MT)まで用意されているのが珍しいです。
今回試乗させてもらったのは、ガソリンモデルの上位グレード、25S L package(3,542,400円〜)です。
ビッグマイナーチェンジした新型アテンザ25S L packageのエクステリアをチェック!
ではさっそく、試乗車として用意していただいた新型アテンザセダン 25S L packageのエクステリアを見てみましょう。

ビッグマイナーチェンジした新型アテンザを見るのはこの時が初めてですが、ずいぶんと高級感あるエクステリアに生まれ変わった印象です。
ちなみにこちらがマイナーチェンジ前のアテンザセダンです↓

サイドのパネルなどは変更無いかと思いますが、主な変更点はフロントマスクとアルミホイールの意匠が変わっています。
アテンザは2015年にもビッグマイナーチェンジを行い、内外装の大幅アップデートを行いましたが、今回が二度目のビッグマイナーチェンジとなります。

わかりやすい変更点としては、フロントグリルのシグネチャーウイングがヘッドライトの上部を貫通していたものが、ヘッドライト下部を貫通するデザインに変更になっています。
シグネチャーウイング自体も、分厚く立体的なデザインに変わり、フロントマスクはCX-5にも似た精悍な印象に変わりました。
こちらがマイナーチェンジ前↓

こちらがマイナーチェンジ後です↓

今回のマイナーチェンジで、ヘッドライト内の意匠もかなり変わり、ポジションライトのパターンも改められました。
また、マイチェン前にはあったLEDフォグが廃止されています。

フォグランプの代わりに横一文字のメッキが配置され、デザインが整理されてシャープな印象になりました。
フォグランプが無くなったのはちょっと残念ですが、進化したLEDヘッドライトがフォグランプ相当の照射範囲をカバーしているとのこと。
そしてもう1つの大きな変更点としては、フロントグリルが横フィンタイプからメッシュタイプに変更になった点です。

CX-5のメッシュパターンとも違う、立体的なメッシュパターンですね。
マイナーチェンジ前の横フィンタイプも悪くないですが、新型アテンザのメッシュタイプのほうが顔の彫りが深く見えて精悍な印象です。

↑こちらがマイナーチェンジ前のアテンザ。
↓こちらがマイナーチェンジ後の新型アテンザ。

どちらがお好みですか?
私は断然、新型アテンザのほうがカッコイイと思います。
続いては、新型アテンザセダンをサイドからもどうぞ。

↑クリックで拡大します。
マツダアテンザセダンのボディサイズは全長4,865mm×全幅1,840mm×全高1,450mm。
FFのセダンとしては、かなり大型ですよね。
ちなみに、新型クラウンのボディサイズは全長4,910mm、全幅1,800mm、全高1,455mmと、アテンザのほうが全長は小さいですが、全幅はアテンザのほうが40mmも幅広いです。
新型クラウンは古くからのオーナーさんのためにも、日本国内での取り回しを意識して全幅は1.8mに押さえてきています。
このあたりはさすがと言うべきか。
【画像大量!】トヨタ新型クラウン 価格は460.6万円から!発売日は2018年6月26日!内装・安全装備など最新情報まとめ!
ちなみに、アテンザワゴンのボディサイズは、全長4,805mm×全幅1,840mm×全高1,480mmとなっており、実はワゴンのほうがセダンよりも60mmも全長が短いんです。
普通はワゴンのほうが長そうなもんですが、意外ですよね。
さて、続いて、新型アテンザ 25S L packageのフロントサイドを見てみましょう。

サイドビューはそれほど印象が変わっていませんが、新衣装のアルミホイールがイイカンジです。

というのも、マイナーチェンジ前のホイールと比べて、面がぎりぎりまで張り出しているデザインになっているため、視覚的に大口径に見えるようになっています。
こちらがマイナーチェンジ前↓

マイナーチェンジ前のホイールもスポーティーですが、新型アテンザのアルミホイールのほうがインチアップしているように見えませんか?
続いて、新型アテンザのリアサイドもどうぞ。

しかしマツダのデザインはシンプルながら品と色気があって、ドイツ車にも負けていないと思うのですが。
今買える国産セダンの中では、新型クラウンやカムリと並んでおすすめできる一台ですね。
マイナーチェンジ前から、アテンザではBピラーもちゃんとピアノブラック調になっています。

一番安価な20Sでも、ピアノブラック調になっています。
こういうところもしっかり高級車感が出ていますね。
続いては、新型アテンザのリアビューも見てみましょう。

新型アテンザのリアビューは、あまり印象に変わりはありません。
言われなければ新型とわからないレベルですが、見比べると変わっている部分はたしかにあります。
こちらがマイナーチェンジ前です↓

左右のリアコンビネーションランプを貫通するように配置されたメッキガーニッシュのデザインがやや水平基調になり、リアコンビネーションランプの中央部分に刺さるような感じになっています。
また、バンパー下部にあった無塗装プラの部分が無くなり、すべて塗装されたバンパーになっています。

アテンザはマイナーチェンジ前から左右1本ずつのツインマフラーになっていますが、切りっぱなしということもなくフィニッシャーも高級感があっていいですね。

昨今、バンパー一体型に見せたダミーのマフラーデザインなども流行っていますが、私はこうしたちゃんと機能性のあるマフラーのほうが良いと思います。
機能を持たないダミーのデザインとかは好みではないので、マツダのこうした機能美には好感が持てます。
マツダ新型アテンザ ビッグマイナーチェンジのエクステリアを見た感想・評価は?
さて、マイナーチェンジ前のアテンザと比較しながら、新型アテンザのエクステリアをグルッと一周見てみましたが、どちらがお好みですか?
人によっては、マイナーチェンジ前のほうが好みという人もいらっしゃると思いますが、個人的には新型アテンザのほうがデザインの密度が向上し、堀も深くなり、車格が0.5段階くらい上がったような印象を受けました。

今回2度目のビッグマイナーチェンジで内外装にもリファインが入りましたが、GJ系と呼ばれる3代目アテンザも2012年のデビュー以来、もうすでに6年目となる古株モデル。
しかし、パワートレインの改良や、内外装の大幅変更、安全装備のアップデートなど、たゆまぬ商品改良を行うことで、現時点でも色褪せること無くライバル勢に対して劣ること無い商品力を維持しているのはすごいと思いました。
次回の内装編でも述べますが、電動パーキングブレーキ+ブレーキホールド、そして全車速対応のアダプティブクルーズコントロールも採用され、ライバル勢より優れた性能をも手に入れているのも、素晴らしいですね。
レクサスISやスカイラインなどは、電動パーキングブレーキやブレーキホールドも採用されないままですからね。
マツダの商品改良の姿勢には拍手を送りたい気持ちです。
なので、アテンザはモデル末期といえども、今買っても良いクルマになっていると思えます。

ここまで大幅に変更になれば、アテンザからアテンザへと乗り換える人もいるかもしれませんね。
フルモデルチェンジまではまだ1年以上あるでしょうから、新型アテンザを購入して、高年式で売ってしまうのもありかもしれません。
マツダも、以前ほどリセールが悪くならない傾向になってきていますからね。
新型アテンザが気になっている方は、お近くのマツダディーラーまで足を運んでみてはいかがでしょうか?

ということでマツダ新型アテンザなど、車の購入をご検討の方は、実際にディーラーに行く前に、ネットで愛車の無料見積もりをしておくことを激しくオススメします。
車には売り時がありますからね。1ヶ月すぎるごとに10万円単位で査定金額が下がっていきますが、価格が逆に上がるタイミングもあります。
買取価格があまりに高くて、買い換えるつもりがなくてもうっかり買い替えちゃったりしますから、その時はその時でご縁があったと思えば^^
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実際に私がおすすめしたこの方法で、ブログ読者の方から「買取店よりも良い条件でディーラーで下取ってくれた」という報告もいただきました^^
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逆に、ディーラーで下取りの見積りをした後で買取店で査定する際には、ディーラーでの下取り見積もり額を予め伝えておくと、それ以上の価格で買い取ってくれることが多いです!
ちなみに、複数の買取店に一括見積りで、一番高く買い取ってくれるお店を探したい方は以下のサイトもおすすめですよ^^
かんたん車査定ガイド


自動車買取店の営業マンから聞いた裏ワザですが、本気で高く売りたい場合は、上記のような一括見積もりサイトにエントリーし、複数の買取店が実際に車を見て買取額を決めたいと言ってきたら、複数の買取店を同じ時間にアポイントを入れます。
そして、「入札制にしますので、査定金額を名刺の裏に書いて、せーので見せてもらって、一番高いところに売ります!」と言うと、最初からMAX価格で勝負してくるそうです!(笑)
何社も見積もるのも時間が勿体無いし、一番この方法が良い条件出る可能性高いそうです!
この「入札制で」というのがポイントです!
ブログ読者の方からも、この裏ワザでディーラー見積りより60万も高く買取店で買い取ってもらえた!というご報告も多数いただきました!^^
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こんなに変わるものかと…^^;;;
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車を買い替える時の6つ必勝法!一括査定で見積もった結果www輸入車を売るポイントも!
ディーラーだけの下取り見積もりではもったいないですよ!
オプション追加できるくらい、買取額に差が出ますからね。
本気で高く売りたい方は、お試しあれ^^
ということで、当ブログが参考になったよ、という方は、ネット見積もりをする際には↑の広告リンクから見積もっていただけると、毎日ブログを更新するうえで大変励みになります(笑)
とりあえず自分の車の下取り価格見てみようかな…

2013年の3月にブログを開設して以来、毎日更新を貫いています!!
よろしければブックマークもお願いします^^
今後も気になる旬な車を中心にお届けしますので、応援よろしくお願いいたします^^
貴方と新しいクルマとの出会いが、素敵なものになりますように!^^
では次回のワンダー速報もお楽しみに!
売りたい車はまず査定!かんたん車査定ガイド


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コメント
- なんて美しい車なんでしょう(*´▽`*)
- No title
- 価格ってLパケで18万円くらい?、プロアクティブで8千円くらい?値上がりしてません?
アテンザって、外装内容も価格も走りも、もう高級車みたいに感じるんですけど、
やっぱレクサス、アウディ乗りの人からしたら、アテンザは価格相応の車なんですかね?
高級車乗ってる人から見た、アテンザのネガティブ意見が聞きたいです!!
- No title
- この試乗車って車高落としてありますか?
- >ネガティブな意見
ガワは本当に立派になりました
格上に付いてない装備がいくつかあり羨ましいほどです
ネガティブな意見だとフラッグシップモデルとしてFFベースの4発で最大2500ccでは高級車というには贔屓目にも物足りなさがあります
だからといって上級グレードでも400万そこらなので装備を考えるとかなり割安感はありますね
高級車としたいならFR6発で上級グレードだけでもせめて3000ccはないと…
FR直6化の噂は入っているので自分はフルモデルチェンジに期待!
- Re: タイトルなし
- ディーゼルHVさん、コメントありがとうございます。
ですよねぇ^^
このエクステリアは久しぶりにキテマスね!
- Re: No title
- ワンダーな名無しさん、コメントありがとうございます。
プロアクで8,000円の値上がりなら相当お買い得ですね。
Lパケは装備充実なので多少は仕方ない部分はありますが、内容を考えたらかなり安いとは思います。
アテンザのネガ部分ですね。
かしこまりました。記事にしたいと思います。
- Re: No title
- ワンダーな名無しさん、コメントありがとうございます。
ナンバー付けたばかりだったので、車高とかはいじってないと思いますよ。
- Re: タイトルなし
- 長谷川亮太さん、コメントありがとうございます。
ネガティブな意見、代弁ありがとうございます^^
昨今、ダウンサイジングの流れがあるのですが、2.5LNAだと確かにプレミアム感はありませんね。
あとは、ナビですかねぇ。
安いので文句もあまり言えませんが、8インチでもまだ小さい。
あと表示される情報やインターフェイスもちょっと垢抜けない印象があります。
でもそのくらいでしょうかね。
内外装の質感、ハード面でのコストパフォーマンスはかなり高い一台だと思います。