BMW X2試乗インプレッション 内装運転席編
2018年4月にブランニューモデルとして発売されてBMWの新型コンパクトSAC「X2」に、遅ればせながら試乗させてもらいました!という話の第二回目です。
前回は、BMW X2 xDrive20i M Sport Xのエクステリアをレポートしました↓
BMW X2試乗レポートブログ!今流行のクーペSUVスタイルの評価は?
今回はその続きで、BMW X2 xDrive20i M Sport Xの運転席周りの内装をインプレッションします!

2シリーズアクティブツアラー以降のBMWの内装って劇的に質感向上していて良いんですが、X1同様、X2にもアレがなかったんですよ…アレが…
記事がイイねと思ったらSNSでシェアしていただくか、「拍手」やブログ村のボタンをポチッとしていただけると嬉しいです^^

にほんブログ村
ワンダー速報公式Facebookページやドラヨスツイッターでは最新情報をお届けしています!良かったらフォロー&シェアもよろしくお願いいたします^^
※例によって、記事の感想、インプレッションは個人の主観に基づくものです。一部、辛口なコメントも含まれる可能性もありますので、気分を害する可能性がある方はご遠慮ください。
ご了承いただける方のみ、続きをどうぞ。
BMW X2のグレード展開と価格のおさらい
まずは、BMW X2のグレード展開と価格のおさらいから。
BMW X2には、2つのパワートレインと駆動方式に、それぞれ無印のStandardとM Sport Xというグレードがあります。
FF 直3 1.5Lターボ 7速DCT
X2 sDrive18i 4,360,000円
X2 sDrive18i M Sport X 4,810,000円
AWD 直4 2.0Lターボ
X2 xDrive20i 8速AT 4,740,000円
X2 xDrive20i M Sport X 8速スポーツAT 5,150,000円
となっています。
1.5L直3ターボがFFのみ、2.0L直4ターボがAWDのみという展開です。
今回試乗させていただいたのは、BMW X2 xDrive20i M Sport X。
価格は515万円からとなっています。
BMW X2 xDrive20i M Sport Xの内装をチェック!
では早速、試乗車の運転席ドアからチェックです…と言いたいところですが、試乗車の内装カラーはブラックで本革シートではなかったので、ここではあえて、お台場のBMWショールームに展示してあった本革ブラウン内装のBMW X2 xDrive20i M Sport Xでレポートしたいと思います。

例によって運転席ドアの内側からチェックです。
まずはワンダー速報ではおなじみのドアヒンジのチェックですが、やっぱりドイツ車御三家は鋳造製のドアヒンジです。

こうした見えないところにかけるコストが、ボディ剛性などに効いてくるんでしょうね。
続いて、BMW X2 xDrive20i M Sport Xのドアトリムです。

ドアトリムの質感は良いですよね。
こちらの展示車両には、パーフォレーテッドダコタレザーの本革シートがオプション装着されているので、ドアトリムもステッチ付きのレザーになっています。
インテリアイルミも明るくて、昼間でも認識できていますね。
そしてドアやダッシュボードに付くオーナメントパネルは、アルミニウム・ヘキサゴン・アンソラジット・インテリアトリムというものが装着されています。
ちょっとひんやりしたアルミ調のパネルは見た目にも悪くないですね。
ウインドウスイッチ周りは、こんな感じ。

ここはシルバー調の加飾などもなく、ややプラスチッキーですが、他のBMW車も上位車種以外はこんな感じです。
続いてBMW X2 xDrive20i M Sport Xの運転席を見てみましょう。

まずは足元から。

パワーシートの調整スイッチとメモリーは、シート側面に付いているのは伝統ですね。
ドアシルプレートにMスポーツ専用のロゴ入りのものが付いています。
ペダルは伝統のオルガン式。M SPORT Xでもアルミペダルとかにはならないんですね。
続いてBMW X2 xDrive20i M Sport Xの運転席のシートです。

パーフォレーテッドダコタレザーのオプションがついているので見栄えが良いですね。
「モカ」というこのブラウンの内装カラーも高級感があっていい感じ。
黒だけじゃなくて他の内装カラーも選べるのはGOODですよね。
シートの可動域も多くて、ドラポジを細かく設定できそう。
続いて、BMW X2 xDrive20i M Sport Xの前席全景をどうぞ。

↑クリックで拡大します。
BMWのインテリア文法に則ったインテリアデザイン。
X1ともほぼ同じです。
BMWでは1シリーズから7シリーズまで、このデザイン文法に則ってインテリアが構成されていますが、正直どれに乗っても同じなので面白味はありません。
往年のBMWオーナーからすると、ボタンの位置などは迷わなくて済むのでしょうけども、新鮮さは無いですね。
昨今、インフォテイメントシステムの進化が著しいので、BMWでもそろそろ新しいブレイクスルーが欲しいところです。
ちなみに、ブラック内装の前席全景も貼っておきますね↓

↑クリックで拡大します。
どちらがお好みですか?
細かく見てみましょう。
まずは、BMW X2 xDrive20i M Sport Xのステアリングホイールです。

BMW X2 xDrive20i M Sport XにはM SPORTステアリングホイールが装着されています。
このステアリングホイールは革の触感も、パドルの質感も非常に良いです。

大きくて部品構成点数も多いパドルシフトは、見た目にも上質な感じがします。
ステアリングホイールの左側にはエンジンのスタートスイッチとアイドリングストップスイッチがあります。

その反対側、ステアリングホイールの右側にはライト関係のスイッチがあるのもお馴染みですね。

ダッシュボードにステッチ付きのソフトパッドが貼ってあるのが、見た目にもアクセントになっています。
BMW X2 xDrive20i M Sport Xのメーターはこんな感じです。

オーソドックスな2眼メーターですが、中央と下の部分が液晶画面になっていて、情報を切り替えて表示することができますが、地図を表示したりはできません。
最近ではこのクラスのコンパクトSUVでもフル液晶デジタルメーターを装備するモデルも増えているので、BMWでもそろそろ新しい提案があっても良いですね。
続いて、BMW X2 xDrive20i M Sport Xのインパネ周りを見てみましょう。

デザインは先ほども述べたように、BMWの他の車種とほぼ代わり映えはありません。
それでも3シリーズの頃の内装と比べるとマテリアルの使い方など質感は向上しています。
ナビは標準装備で、8.8インチワイドのタッチ操作対応のディスプレイとなっています。

お台場のX2は電源が入らなかったので試乗車のナビ画面をどうぞ。

BMWのナビ画面は高精細で地図表示も細かくて良いんですよね。
その下には、エアコンの操作パネルが並んでいます。

メディアスロットが残っているのも、今となっては逆にありがたいです。
メルセデスやトヨタ車など、メディアスロットを廃止する流れもありますので。
その下はシャッター付きのドリンクホルダーになっています。

シフトノブはBMW伝統の電子式になっていて、常に中立付近に戻るタイプです。
シャッターを開けると、ドリンクホルダー2つと、12Vの電源ソケットがあります。

カップホルダーの使い勝手なども、昔のBMW車から比べたらとてもまともになりましたよね。
シフトノブの後方には、ナビなどの操作デバイスであるiDriveコントローラーのジョグダイヤルと、電動パーキングブレーキのスイッチがあります。

しかし!!
ここで問題なのがアレが無いことです。
タイトルにもある「アレ」が無い、とは?
BMW X2には、電動パーキングブレーキとセットであるべきな、「ブレーキホールドスイッチが無い」んです。
アレ、とはブレーキホールドのことです。
BMWではX1でもそうでしたが、電動パーキングブレーキはあっても、何故かブレーキホールド機能が備わっていないんですよね。
そのため、信号待ちなどでは相変わらずブレーキペダルを踏みっぱなしにしなければならず、あまり電動パーキングブレーキの恩恵に預かることも無いんです。
これは実に惜しいポイントです。
電動パーキングブレーキスイッチの後ろのところ、いかにもHOLDボタンが備わりそうな場所は空けてあるにもかかわらず、現状その機能はありません。
それでも、まだ救いなのは、アダプティブクルーズコントロールは全車速対応でブレーキ状態も保持されます。
BMW X2の運転席周りの内装を見た感想・評価は?
さて、BMW X2 xDrive20i M Sport Xの運転席周りの内装を見てみましたがいかがでしたか?
個人的な感想としては、「内装の質感は悪くないんだけど目新しさが無い。そしてブレーキホールドがないのが残念」と思いました。
アクティブツアラー以降のBMW車の内装の質感はすごく良くなっているんですが、デザイン自体がどの車に乗ってもほとんど変わり映えしないので、ブランニューモデルの新型車に乗っているというワクワク感が全然無いのが、ちょっと残念ですね。
エクステリアは斬新なのに、中に入ってしまえば変わり映えしないのでは、ちょっと勿体無いです。

基本的にX1とコンポーネンツを共有しているから仕方ないと言えば仕方ないのですが、エクステリアがあそこまで攻めているなら、もうちょっと遊び心があっても良かったのではないかと思いました。
例えば、デザインは同じでも、カラーリングやマテリアルで新しい価値を提案してみるとか。
そして個人的にすごく重要視している電動パーキングブレーキにブレーキホールドがないのが痛恨です。
BMWに限らず、電動パーキングブレーキにブレーキホールドがないクルマも結構ありますが、ブレーキホールドがないとあまり恩恵も感じないんですよね。
アダプティブクルーズコントロールが全車速対応になるのはありがたいんですが、信号待ちなどでブレーキ状態を保持してくれたほうがやっぱりありがたいです。
HOLDボタンが付きそうなスペースは確保されているので、今後のマイナーチェンジなどで付くと良いなと思いつつ。
最近では国産車のカローラスポーツやC-HR、シビックなどでも付いている装備ですからね。
500万円クラスのクルマにも付いていて欲しいなと思った次第です。

とは言え、BMWだとフルモデルチェンジ間際の3シリーズや4シリーズでもブレーキホールドは付いていませんので、これからどんどん普及してくるかもしれませんね。
今年フルモデルチェンジをすると噂の3シリーズには私も期待しています!!
「ブレーキホールドの有無はあまり気にしないよ」って人には、質感含めて問題はまったくない内装になっていると思いますので、エクステリアが気に入っている人には買いだと思います。
さて、少し長くなりましたので、助手席や後席、ラゲッジスペースのインプレッションは、また次回以降でお届けしたいと思います!
お楽しみに^^

記事がイイねと思ったらSNSでシェアしていただくか、「拍手」やブログ村のボタンをポチッとしていただけると嬉しいです^^
広告から見積もりしてもらえたら、日々の更新のモチベーションになります(笑)

にほんブログ村
ということで、BMW X2など新車を検討中の方は、今のうちからネットで愛車の下取り無料査定をしておくことを激しくオススメしますよ。
車には売り時がありますからね。1ヶ月すぎるごとに10万円単位で査定金額が下がっていきますが、年度末に近い時期などは価格が逆に上がるタイミングもあります。
買取価格があまりに高くて、買い換えるつもりがなくてもうっかり買い替えちゃったりしますから、その時はその時でご縁があったと思えば^^
また、ディーラーでの下取り交渉で、良い条件を出すためには、予めネットなどで愛車の買取り見積もりを取っておいて、ディーラーでの下取り金額の交渉材料として使うのがかなりオススメの手です。
買取店で出た査定金額を持ってディーラーに行くと、値引き+下取りで価格交渉ができるので手ブラで行くより良い条件が引き出せる可能性が高いです^^
実際に私がおすすめしたこの方法で、ブログ読者の方から「買取店よりも良い条件でディーラーで下取ってくれた」という報告もいただきました^^
ディーラーによっては、値引きが良くても下取りの条件が悪いことも良くありますので、そういう時は、買取店に売却してしまえば良いですしね。
逆に、ディーラーで下取りの見積りをした後で買取店で査定する際には、ディーラーでの下取り見積もり額を予め伝えておくと、それ以上の価格で買い取ってくれることが多いです!
ちなみに、複数の買取店に一括見積りで、一番高く買い取ってくれるお店を探したい方は以下のサイトもおすすめですよ^^
かんたん車査定ガイド


自動車買取店の営業マンから聞いた裏ワザですが、本気で高く売りたい場合は、上記のような一括見積もりサイトにエントリーし、複数の買取店が実際に車を見て買取額を決めたいと言ってきたら、複数の買取店を同じ時間にアポイントを入れます。
そして、「入札制にしますので、査定金額を名刺の裏に書いて、せーので見せてもらって、一番高いところに売ります!」と言うと、最初からMAX価格で勝負してくるそうです!(笑)
何社も見積もるのも時間が勿体無いし、一番この方法が良い条件出る可能性高いそうです!
この「入札制で」というのがポイントです!
ブログ読者の方からも、この裏ワザでディーラー見積りより60万も高く買取店で買い取ってもらえた!というご報告も多数いただきました!^^
私もこの方式で査定してもらったところ、ディーラー下取りに比べて最大75万円も差がありました!
こんなに変わるものかと…^^;;;
私が実際に愛車の下取り一括見積りで高額査定を叩きだしたレポートは以下の記事をご参照ください↓
車を買い替える時の6つ必勝法!一括査定で見積もった結果www輸入車を売るポイントも!
ディーラーだけの下取り見積もりではもったいないですよ!
オプション追加できるくらい、買取額に差が出ますからね。
本気で高く売りたい方は、お試しあれ^^
ということで、当ブログが参考になったよ、という方は、ネット見積もりをする際には↑の広告リンクから見積もっていただけると、毎日ブログを更新するうえで大変励みになります(笑)
とりあえず自分の車の下取り価格見てみようかな…

2013年の3月にブログを開設して以来、毎日更新を貫いています!!
よろしければブックマークもお願いします^^
今後も気になる旬な車を中心にお届けしますので、応援よろしくお願いいたします^^
貴方と新しいクルマとの出会いが、素敵なものになりますように!^^
かんたん車査定ガイド


BMW X2の動画も共有しておきますね。
ご興味ある方はどうぞ^^
では次回のワンダー速報もお楽しみに!
