BMW X2試乗インプレッション ドライブフィール編
2018年4月にブランニューモデルとして発売されてBMWの新型コンパクトSAC「X2」に、遅ればせながら試乗させてもらいました!という話の第四回目です。
前回までの記事では、BMW X2 xDrive20i M Sport Xのエクステリアと内装を三回に渡ってレポートしました↓
BMW X2試乗レポートブログ!今流行のクーペSUVスタイルの評価は?
【痛恨のアレが無い件…】BMW X2試乗レポート内装編!
【X1と比較!】BMW X2試乗レポート 後席やラゲッジスペースの実用性は?
今回はその続きで、お待ちかねのBMW X2 xDrive20i M Sport Xの試乗ドライブフィールをインプレッションします!

私はX2と同じようなコンパクトSUVであるアウディQ2に乗っていますが、Q2と比較してX2はどんな感じなのか、インプレッションしたいと思います!
BMW X2の購入を検討している人、ちょっと見てみたいけど機会がない人など、当ブログでチェックしちゃいましょう!
貴方の目の代わりとなって、X2のチェックポイントをレポートします!
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※例によって、記事の感想、インプレッションは個人の主観に基づくものです。一部、辛口なコメントも含まれる可能性もありますので、気分を害する可能性がある方はご遠慮ください。
ご了承いただける方のみ、続きをどうぞ。
BMW X2 xDrive20i M Sport Xの試乗ドライブフィールをレポート!
今回試乗させていただいたのはBMW Central 大宮支店さん。
試乗車として用意していただいたのは、直4 2.0LターボのX2 xDrive20i M Sport Xというグレードです。
X2のグレード展開の中では、最上級グレードにあたります。

AWDで8速スポーツAT、価格は5,150,000円となっています。
アルミホイールも、ノーマル(Standard)が17インチに対して、M sport Xは19インチとなります。

右側がX2 xDrive20i M Sport Xです。
このアルミホイールの印象でだいぶ違いますよね。
乗り心地やロードノイズを考慮すると17インチのほうが良いのでしょうけど、この見栄えの良さは19インチを選びたくなります。
ではさっそく、BMW X2 xDrive20i M Sport Xに乗り込んでみましょう。

試乗車のBMW X2 xDrive20i M Sport Xは、ファブリックシート仕様でした。
内装カラーもブラックになります。

これはこれで全然良いんですけどね。
タンのブラウンの内装も捨てがたいです。
デビュー直後でも内装カラーが選べるのはBMWの良いところ。
エンジンのスタートスイッチを押して、2.0Lターボエンジンを始動させます。

遠くの方でエンジンが始動した音がしますが、想像しているよりとても静か。
振動もほとんど感じません。
この日も猛暑日だったので、エアコンの風の音のほうがうるさい感じです。

エアコンを少し絞って、エンジンの音を聞こうとしますが、車内でアイドリング中はとてもジェントルな印象。
BMW X3のディーゼルエンジンも、車内では静かで驚きましたが、X2のガソリンエンジンも、騒音振動面ではかなり抑えられていて好印象です。
BMW X2 xDrive20i M Sport Xの電気式のシフトレバーをDレンジに入れ、アクセルを踏めば電動パーキングブレーキが解除されて走り出します。

ディーラーの敷地内を走っているだけでも、アクセルオフでエンジンブレーキがかかるのがわかります。
ATといえども、BMW X2 xDrive20i M Sport Xに搭載されているのは8速スポーツATと書いてあるので、X2の他のグレードよりもスポーティなセッティングになっているのでしょう。
ウインカーを出してバイパスに出ます。
BMW X2のウインカーは電子式ウインカーレバーになっていて、クリックした後は中立に戻るタイプ。
私はIS300hのときにはこのタイプでしたので、懐かしい感じ。
電子式ウインカーレバー好きですね。
そして、このBMWのM SPORTステアリングホイールは触り心地も抜群。

いろんなクルマに試乗していますが、ステアリングホイールで触り心地や握った感じが心地よいと感じるのは、やはりBMWのM SPORTステアリングホイールです。
パドルシフトの質感やクリック感に関しても心地よくチューニングされているなぁと思います。
BMW X2 xDrive20i M Sport Xでバイパスに出て、少しアクセルを強めに開けると「グォォォ…プシャー!」とウエストゲートを抜ける音がしました。
最高出力192ps(141kW)/5000rpm、最大トルク280Nm(28.6kgm)/1350-4600rpmを発生させる2.0L直4ターボエンジンは、想像よりもジェントルで自然なトルクを発生させています。
街中での加速はまったく不足なく、低回転でのトルクも豊か。
どんどんとアクセルを踏みたくなってしまう感じです。
早くスピードを出せる道に行きたいけど、混んでる!!(笑)
そして信号で停止した際に、癖でブレーキペダルから足を離してしまい、クリープで進んでしまいました^^;
そうだった、このクルマにはブレーキホールドが無かったんでした。

HOLDスイッチの場所は用意されてるのに…。
ブレーキホールドさえついていれば最高なんですけどね。
ノロノロ道路を抜けて少し加速できる道へとやってきました。
バイパスの合流部のゆるいRの付いたコーナーなども、ステアリングの舵角やアクセルのレスポンスなど、とても気持ちよくクルマを操作できる感覚。
これぞBMWって感じです。

アウディQ2でも密度感があり重厚感すら感じるステアフィールや、1.0Lの3気筒とは思えない低回転のトルクには大変満足していますが、X2はそれよりも全体的に軽快感があり、ナチュラル。
それでいてステアフィールなどは軽すぎず、ロードインフォメーションをしっかり伝えてくれます。
これは運転していて楽しいですね!
ただ、走っていて気になるところもありました。
それはロードノイズです。

BMW X2 xDrive20i M Sport Xには19インチのタイヤ&アルミホイールが装着されていますが、バイパスの舗装路を走っている最中、「コー」という低周波が結構聞こえていました。
たしかに、バイパスの舗装状況は悪く、ロードノイズや微振動が発生しやすい道ではあるんですが、やはり19インチだとロードノイズが発生しやすいのかもしれません。
スタンダードグレードに装備される17インチだったら、まただいぶ変わってくるのではないでしょうか。

でもやっぱり見栄えは19インチのほうが全然カッコイイので、個人的にはM SPORT Xを選んでしまうと思います。

後ほど、同じ道をアウディQ2で走りましたが、全然静かでした。
Q2は17インチを履いているのもあるとおもいますが、フロア方向からの静粛性は雨の日の水切り音がほとんどしないことでも体感済みなので、ロードノイズに関してはQ2のほうが優れているかもしれません。
【口コミ】アウディQ2 納車されてわかった良い所【5】アウディQ2走りの再評価と実燃費は?
それにしても、この8速スポーツATはいい仕事をしていますね。
BMWのATは、X3を乗ったときやMINIに試乗した時もとても感動していますが、ロックアップの比率が高いのか、どこから踏んでもダイレクト感がある加速フィールが得られるのがスゴイ。

どの回転域から踏んでも、滑らかに心地よく加速します。
そしてステアフィールもスピードが上がるに連れて、より地面に吸い付いている感覚が強くなります。
BMWのサーボトロニックの味付けがこれまた絶妙で素晴らしい。
ブレーキのタッチも踏み始めから剛性感があってきっちり制動してくれて、やはりBMWは走ることに関しての動的質感が非常に高いです。
どれも自然でありながら、操作している感覚が心地良いと感じられる、適度な反力があるのが良いですね。
そのどの所作も剛性感が高く感じられるのは、ドアヒンジなど見えないところにもコストをかけているからこそ実現しているのではないでしょうか。

国産車では、こうした骨太でそれでいて心地の良いドライブフィールって、なかなか味わったことがないのが残念。
BMWがBMWたる所以ですね。
この動的質感は、国産しか乗ったことない人には、ぜひ試乗して体感して欲しいですね。
試乗していてちょっと惜しいなと思ったのが、せっかくの8速スポーツATなのに、Dレンジに入れてると今何速に入っているかがわからないこと。

シーケンシャルモードにすると何速かはわかるんですが、Dレンジでもシフトインジケータがあると良いなと思いました。
少し飛ばせる道に来たので、せっかくなのでドライブモードセレクトをSPORTにしてみます。

物理スイッチがあるのが良いですね。
アクセルを開けると「クォォォンクォォォン!」と心地よいサウンドで加速していきます!
シフトアップのタイミングも変わり、エンジン回転も高めに維持されるようになり、いつでも加速体制にあるような感じ。
これは気持ちいい!!
やっぱりBMWは走ってナンボですね。
見てるだけでは良さが半分くらいしか伝わらないです。
ぜひ試乗までしてもらいたいですね。
と言った感じで、25分くらいのたっぷりとした試乗も終了。
ありがとうございました。
BMW X2 xDrive20i M Sport Xを試乗した感想・評価は?
BMW X2 xDrive20i M Sport Xを試乗させてもらいましたが、やっぱり動的質感は良いですね。
これは言葉で表現が難しいですが、走る曲がる止まるといった動作の自然さと、適度な重さ・反力が心地良いんです。
X1ベースなので、FFベースのAWDですが、そのネガは走りでは全く感じないですね。
加速フィールもサウンドも含めて気持ちいいし、車速感応式のサーボトロニックの味付けも絶妙。
立体駐車場OKの1.55m以下なので、都市部に住んでいる方にとっては、今買えるSUVの中ではなかなか興味深いクルマなのではないでしょうか。
ただ、ネガティブな面も若干あります。
それはQ2と比較してみましょう。
BMW X2とアウディQ2を比較してみて
普段アウディQ2に乗っている身としては、BMW X2の自然な加速フィールや一連の動作のスムーズさはとても魅力的に感じました。
一方で、やっぱり付いていてほしかったのが、ブレーキホールドです。
Q2も価格は決して安くなく、450万円前後のコミコミ価格になりますが、電動パーキングブレーキ+ブレーキホールドを始め、安全装備関連に関してはほぼ全て備わっています。
一方、BMW X2は、ブレーキホールドは無い、ブラインドスポットモニターは無い、オートマチックハイビームも無いなど、車両本体価格が500万円以上するプレミアムカーとしては、ちょっと物足りない感じがします。
また、ロードノイズもQ2と比較すると気になるレベルだったので、その辺りが許容できれば、スタイリングも含め魅力的なクルマではないかと思いました。
Q2とX2の価格差は約100万円位になるかと思いますので、この両車で比較して悩む方はそんなに多くないかもしれませんけどね。
Q2との比較でBMW X2が優れていると感じるのはやはりスタイリングと内装の質感です。

エクステリアの見栄えに関しては、ほぼ不満はないですね。
19インチのアルミホイールも見た目的にバッチリ。

対するアウディQ2は、アウディ車の中では型破りなデザインとされていますが、用意されているホイールがおとなしすぎるなど、どうも見た目のインパクトが弱いです。

BMW X2と比較すると、遊び心が少なく、コンサバに感じてしまいます。

最近ではBMWの内装の質感も非常に良いので、Q2クラスと比較すれば確実にBMW X2のほうが静的質感が高いと言えます。

↑クリックで拡大します。
立体駐車場OKな遊び心があるエクステリアに、質感の高い内装、そして走りの動的質感は感動的とあれば、ブレーキホールドや安全装備が少し劣っていても許せる…かもしれませんね?!

ウ~ン!見た目は間違いなくカッコイイ!!
ガレージに停まっている様を想像して、ワクワクした時が買い時ですよ!!(笑)
ワンダー速報はこれからも買いたい貴方の背中を押すブログで有り続けます!!
BMW X2が気になる方は、お近くのBMWディーラーへ足を運んでみてはいかがでしょうか?
今回取材に協力していただいたBMW Central 大宮支店の門井さんという営業マンさんに「ワンダー速報を見た!」というと、何か良いことがあるかもしれませんよ(笑)

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