買って良かったボルボXC40!日本カーオブザイヤー受賞!価格や試乗まとめ!ただし納期が劇ヤバ…

日本カーオブザイヤー2018にボルボXC40が選ばれました〜!


ボルボさん、おめでとうございます^^

実は私も2018年6月に、ボルボXC40 T4 R-designを契約していましたが、まだ納車されていません^^;

今回は、2018年日本カーオブザイヤーを受賞したボルボXC40特集として、ボルボXC40ってどんなクルマ?ってことから、カーオブザイヤーが妥当だったのかなど、ボルボXC40のまとめを書いてみたいと思います。
そして、これが一番の問題なんですが、ボルボXC40の2018年12月時点の納期状況もお届けします…

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ブログ読者の方はご存知だと思いますが、私はレクサスUX250hも契約して納車待ちです。
Driver誌を読んだら、UXのライバルとしてXC40が書かれてましたが、同じカテゴリーのライバルを所有するって人もなかなかいないと思います(笑)
そして今の私のクルマがアウディQ2、その前がC-HRと、コンパクトSUVを乗り継いで来てますので、コンパクトSUVマニアとして、XC40を愛でていきたいと思います(笑)



過去に書いたボルボXC40関連の記事や、これから追加される最新情報は、以下のボルボXC40関連記事一覧をご参照ください↓

ボルボXC40関連記事一覧



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※例によって、記事の感想、インプレッションは個人の主観に基づくものです。一部、辛口なコメントも含まれる可能性もありますので、気分を害する可能性がある方はご遠慮ください。

ご了承いただける方のみ、続きをどうぞ。





そもそもボルボXC40ってどんなクルマ?


ボルボXC40は、ボルボで新開発された小型車向けの新型プラットフォーム「CMA(コンパクト・モジュラー・アーキテクチャー)」が初採用されたコンパクトSUVとなります。

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ようやく最近、街中でもボルボXC40を見かけるようになりましたが、町中で見るとこのエクステリアがすごく目立っててかっこよかったんですよね!

対向車線で見た時の第一印象は、「デケェwww」でした(笑)

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↑クリックで拡大します。

ボルボと言えば、昨年のカー・オブ・ザ・イヤーを受賞したミドルサイズのSUV「XC60」も評判良いですし、その流れを継いでいるコンパクトSUVの「XC40」は注目が集まらないわけがないと思っていましたが、まさか2年連続の需要となるとは…
いや、多少は予想していましたが、納期状況を鑑みると素直に喜べない販売店人たちの顔色が目に浮かぶようです…^^;

ちなみに、ボルボXC60についてもかなりの記事をポストしていますので、興味ありましたらどうぞ。

東京モーターショーで見てきた編↓

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試乗インプレッション編↓

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ボルボ新型XC60試乗しました!通好みなカッコよさ!エクステリアの評価は?

ボルボ新型XC60試乗インプレッション!内装の質感はやっぱり良い!

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↑別ウインドウで開くので、クリックしておいて後で読むもよし!



ボルボXC40の価格は?


2018年3月の初期ロットでは、「XC40 T5 AWD R-Design 1st Edition」という特別限定車を発売。
こちらの「XC40 T5 AWD R-Design 1st Edition」では、2.0L直4ターボエンジンが搭載され、最高出力185kW(252PS)、最大トルク350Nm(35.7kgm)というスペックに8速ATが組み合わされます。価格は559万円とのこと。
ちなみに即完売だったそうで。

車両本体価格で559万円とは、クラス的にはもうワンランク上の車も買えてしまいそうですが、こちらは限定車なので実際のカタログモデルではもう少しお安い価格帯からのスタートとなります。

ボルボXC40のカタログモデルの価格は以下の通り。

XC40 T4 389.0万円

XC40 T4 Momentum 439.0万円

XC40 T4 AWD Momentum 459.0万円

XC40 T4 AWD R-design 489.0万円

XC40 T4 AWD Inscription 499.0万円

XC40 T5 AWD R-drsign 539.0万円

XC40 T5 AWD Inscription 549.0万円


となっています。
T4とT5ともに、2.0Lターボエンジンとなっていますが、チューニングが異なり、T5のほうがハイスペックになっています。

一番ベースグレードの「XC40 T4」が389.0万円となっていますが、こちらはナビレスなので、実質的なベースグレードはXC40 T4 Momentumの439.0万円となりそうです。

まさにレクサスUXとガチンコになりそうな価格帯ですよね。

レクサスUXの発売日は2018年10月キター!価格は400万円前後から?! 最新情報まとめ!

300万台後半から550万円までの価格はコンパクトSUVのど真ん中、といった感じです。

すでにボルボXC40の見積もりを取った記事もありますので、そちらも併せて読んでいただけると、コミコミ価格の参考になるかと思います↓

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【コミコミ価格は高いか?】ボルボXC40 R-design見積もりました!

自分が買うためのガチ見積もり(笑)↓

ボルボXC40の価格は高いか?! 見積もりました!XC40の納期はなんと7ヶ月待ち?! こりゃヤバイ…(笑)




ボルボXC40のスペックは?


ボルボXC40は、スペックとしては申し分なし!
ライバルのコンパクトSUVよりもハイスペックなメカが搭載されますね。
トランスミッションが8速ATってのもいいです。アウディではQ2もQ3も7速Sトロニックに留まっていますし、レクサスに至ってはNXもRXもターボモデルは未だ6速ATです。UXはCVTですね。
BMWはX2だと8速AT、メルセデスはGLAでは7速AT、GLCでは9速ATとなっています。

本国ではディーゼルモデルも用意されているようですが、日本へのディーゼルエンジンの導入は予定なしとのこと。

欧州ではディーゼルをはじめ、内燃機関が将来的に無くなるという舵取りをしましたが、日本で輸入車に乗る場合、気になるのはハイオク仕様の維持費なので、その点ディーゼルモデルがあるとむしろメリットになるのがありがたいんですけどね。

さらに、XC40には新開発となる1.5L 3気筒ガソリンエンジン搭載のエントリーモデルと、プラグインハイブリッド車が追加されるとのことですが、日本に導入されるか気になりますね。
見た目や先進装備だけで出力はいらないというのなら3気筒1.5Lでも十分そうな気がします。

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ボルボXC40のボディサイズは?


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↑クリックで拡大します。

コンパクトSUVと言われるボルボXC40のボディサイズは、

全長4,425mmx全幅1,875mmx全高1,652mm、ホイールベース2,702mm

となっています。
4.5mを切る全長はたしかにコンパクト。

ライバルと想定されるBMW X1が、全長4,445mm×全幅1,820mm×全高1,610mm、ホイールベース2,670mm

BMW X2が、全長4,360mm×全幅1,824mm×全高1,526mm、ホイールベース2,670mm

レクサスNXだと全長4,640mm×全幅1,845mm×全高1,645mm、ホイールベース2,660mm

レクサスUXが全長4,495mm×全幅1,840mm×全高1,520mm、ホイールベース2,640mm

なので、ボルボXC40は、レクサスUXより短く、NXより幅広く、背も高いという、なんとも不思議なサイズ感です。

NXよりも幅広く高いので、前方から迫ってくる姿は「デケェwww」ってなります(笑)
コンパクトSUVって言えるのかな^^;

実際に見てみると、全長こそ短いものの、1,875mmという駐車パレットNGなサイズの全幅はものすごく迫力があり、特にリアビューのワイド感は特筆モノでした。

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見栄えは素晴らしくカッコイイんですが、1.85mまでの駐車パレットではNGになるサイズなので、都市部では駐車場探しに難儀する可能性もあります。
マンションの通常サイズの立体駐車場もNGです。

平置きの駐車場か、ラージサイズの立体駐車場が必須になります。
また、コンビニやスーパーなどでもドアパンチされる確率が上がるので、駐車する際には気を遣うことになります。
これは幅広いクルマの宿命ですけどね…



ボルボXC40のエクステリアは独特で未来的!


スペックの紹介が済んだところで、それではボルボXC40のエクステリアを詳しく見てみましょう。

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ボルボXC40はロボっぽい顔つきですね。
先に発売されているXC60とも違ったデザインテイストで、もっと軽快感がある若々しいデザインです。

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↑クリックで拡大します。

ツートンルーフになっているのがオシャレですね。
R-designにはツートンカラーが標準、Momentumにはオプションとなり、Inscriptionには設定なしです。
昨今のトレンドではあるので、ツートンルーフにしても良いと思います。

それにしても絶妙なデザインですよね。

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ケレン味もなくシンプルなのに先進的でカッコイイ。
これがスカンジナビアンモダンというやつか!

黒ボディ好きな私ですが、今回はこちらの試乗車と同じ、白と黒のツートンのXC40 T4 R-designにしました。

ミドルサイズSUVに対してはコンパクトなサイズ感ながら、フロントマスクに厚みを持たせてあるので迫力があって見栄えが良いです。
立派な車に見えますね。

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↑クリックで拡大します。

こちらの試乗車は、初期限定モデルの1st Editionだったため、専用の20インチホイールが装着されています。
カタログモデルではR-designのアルミホイールは19インチになります。

レクサスNXでも18インチ止まりなのを考えると、ボディサイズに対してはかなり大口径のタイヤ&ホイールが装着されていると思います。
それ故に迫力あるエクステリアになっているのでしょう。

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ちなみに、人気なのはR-designだそうですが、R-designは納期がヤバイことになっており、中間グレードのMomentumならまだ少し早くて、それでも8〜9ヶ月待ちだそうです。

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via:https://www.netcarshow.com/volvo/2018-xc40/

上記画像がMomentum。
レトロ感のあるアマゾンブルーのボディカラーに白のルーフがツートンになっています。
これも良いですね。

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via:https://www.netcarshow.com/volvo/2018-xc40/

か、かっこいい…
惚れ惚れしますね。

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via:https://www.netcarshow.com/volvo/2018-xc40/

アルミホイールだけオプションで19インチになっているようです。

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via:https://www.netcarshow.com/volvo/2018-xc40/

この中間グレードのMomentumでカジュアルに乗るってのもアリですね。



ボルボXC40のフロントマスクで特徴的なのは、やはりTを横にしたようなアイラインがついたヘッドライト。

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これは新世代ボルボのデザインアイデンティティとして踏襲されている「トールハンマー」という北欧神話の雷神の鎚をイメージしたデザインです。
銀河英雄伝説を知っている人にはおなじみのネーミングですよね(笑)

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ちなみに全グレードLEDヘッドライトは標準装備ですが、アダプティブハイビームシステムは備わりません。
オートマチックハイビームシステムに留まります。


サイドビューで特徴的なのは、サイドロアやフェンダーモールは無塗装のものになっていますが、SUVというキャラクターを考えると、個人的にはこのほうがアクティブ感があって好きです。

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SUVならこうした無塗装のものがついていても、クルマのキャラクターに合っているのでありだと思っています。


ボルボXC40のサイドウインドウグラフィックは、リアドアのガラス面積が狭められ、シャープに見せています。

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↑クリックで拡大します。

そして、ボルボXC40が一番美しいと思うのが、このリアビューです。
ボルボらしい、L字型のリアコンビネーションランプと、面構成がシンプルで美しい。

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いやー、このXC40のリアビューは、昨今見た車の中でも鮮烈にかっこいいと思います!
ワイド感があり、勢いを感じさせるように、高い位置にショルダーラインが来ていて、そこが後端に近いように尖っています。

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V40にも近い印象があるリアデザインですが、他のメーカーのSUVとはまったく違うデザイン文法で作られていて、オリジナリティがあるカッコよさですね。
そして兄貴分のXC60やXC90とも差別化できています。

XC40のマフラーはバンパー一体型になっています。
昨今、ダミーのバンパー一体型マフラーも見受けられるようになってきましたが、このXC40のバンパー一体型マフラーはちゃんと機能しています。

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さすがデザイン性と機能性を重視する北欧デザインって感じですね。

実際に街中ですれ違った際にリアビューを見たんですが、ワイド感が半端なかったです。
前後とも、エクステリアから受ける印象は強烈ですね。




ボルボXC40の運転席周りの内装をチェック!


続いて、ボルボXC40の内装をチェックしてみましょう。

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↑クリックで拡大します。

試乗車は、ボルボXC40 T5 AWD R-DESIGN ファーストエディションという初期限定モデル。
ただ、内装はカタログモデルのボルボXC40 R-Designとほぼ変わりません。

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ドアを開けるとオレンジ色の内装カラーが鮮烈ですね!!
ちなみにこのカラーは、R-design専用の内装カラーで25,000円のオプション。
付けないと全部黒です。
せっかくなんで付けたいところですよね。私は付けました。

内装をチェックする前に、ワンダー速報ではおなじみのドアヒンジをチェック!(笑)

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ボルボXC40のドアヒンジは鋳造製でした。
ドイツ車並に、ドアヒンジにもこだわって剛性感を高めているのでしょうね。

さて、続いてはボルボXC40 T5 AWD R-DESIGN ファーストエディションのドアの内側をチェックしてみましょう。

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こちらも赤い内張りがPOPな印象です。
ウインドウスイッチ周りまでオレンジ色の内張りが回り込んでいるので明るい感じになりますね。

肘置きやトリム上部など、手に触れる部分はソフトパッドになっています。


ウインドウスイッチ周りはこんな感じです。

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ボルボはウインドウスイッチが加飾がなくてプラスチッキーな印象ですが、XC40でもウインドウスイッチ台座周りは同じような感じですね。
ピアノブラック調などのパネルを好まないのかもしれませんが、このあたりの質感演出はもう一声欲しい気もします。

一方で、運転席8WAYパワーシート(メモリー機能付き)は、ベースグレード以外には標準装備!
XC40は価格がやや高めの設定ですが、装備内容は充実しています。


こちらのボルボXC40 T5 AWD R-DESIGN ファーストエディションにはハーマンカードンのサウンドシステムが装着されています。

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XC60などの「Bowers & Wilkins」に比べると、内装の質感向上はそれほどでもありませんが、価格も10万円とリーズナブルなので、付けても良いかもしれませんね。私は付けました。


気になっていたオレンジ色の部分ですが、こちらは吹付け材などではなく、フェルトのようなファブリック素材で、触った感じも温かみがあって良いです。

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収納スペースにこだわったというボルボXC40ですが、ドアトリムのポケットは広大です。
ドア下部のスピーカーまでありません。
エアウーファーテクノロジーという技術で、ドアポケットにあったスピーカーをダッシュボード奥に移設しているとのこと。


続いて、ボルボXC40 T5 AWD R-DESIGN ファーストエディションのペダル類も見てみましょう。

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R-designにはアルミニウムスポーツペダルが装備されます。
ボルボではフロアマットは標準でついてくるので、余計な出費がないのもありがたいですね。
オレンジ内装も25,000円なので、フロアマット代と思えば安いものです(笑)

ボルボXC40にはスカッフプレートも金属製のものが付いていて質感も良いですね。


シートに定評のあるボルボですが、XC40でもシートは硬めでサポート性もよくて疲れにくそう。

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R-designはファインナッパレザーと人工表皮のコンビシートです。

R-designとInscriptionにはシートヒーターも備わります。
ただ、XC60のInscriptionには装備されていたシートベンチレーションは用意がありません。
R-designとInscriptionには、運転席・助手席8WAYが標準装備ですが、XC60などと比べると可動域は少ないです。
このあたりはクラスで差別化されてるみたいですね。


さて続いて、ボルボXC40 T5 AWD R-DESIGN ファーストエディションの前席全景をどうぞ。

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↑クリックで拡大します。

XC90以降採用されている、縦型9インチのナビ画面と、12.3インチ液晶メーターが採用されたボルボのインテリアデザインです。
縦型のエアコンのルーバーなども、XC90やXC60などから踏襲されていて統一感があります。

R-designには、カッティング・エッジ・アルミニウムパネルというマテリアルが採用されていますが、触った感じはそれほどひんやりした感じはしないので、薄いシート程度なのかもしれません。

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この部分はLEDイルミで照らされるそうで、夜はいい感じかもしれませんね。

上位グレードのInscriptionにはXC60同様のドリフトウッドパネルも採用されています。

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Inscriptionの内装はさらに質感高そうですね。



ボルボXC40 T5 AWD R-DESIGN ファーストエディションの運転席周りの内装を細かく見てみましょう。

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まずはステアリングホイールです。

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R-design専用のステアリングホイールで、パドルシフトが付くのもこのR-designのみ。

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サイド部分にパーフォレーテッド・レザーを使用した本革巻き/シルクメタルステアリングホイール。
スイッチは大きめで、昨今の多機能化するステアリングスイッチに比べると、スイッチは少なめです。
フォルクスワーゲンのゴルフ7.5のステアリングスイッチとかボタン多すぎで慣れるまでに結構時間かかりました^^;
多機能なほうが有り難いですが、ボタンが多すぎるのも考えものですね。
ボルボはボタンはかなりシンプルなので慣れれば悩むことも無さそう。

続いては、ボルボXC40 T5 AWD R-DESIGN ファーストエディションのメーターです。

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12.3インチのデジタルメーターが全グレードに標準装備です。
このあたりも装備面では充実していますよね。
車外から差し込む光に応じて、輝度が自動調整されるとのこと。ハイテクだ。


メーターのデザインもいくつかあるテーマから選ぶこともできます。

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メーターリングのデザインが若干変わるみたいです。

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それほど大きく変わった印象はありませんが、気分に応じてどうぞ。

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このように中央にMAPを表示することもできますが、アウディのバーチャルコックピットのように、任意で拡大縮小など表示方法を変えたりはできないみたいです。
あくまで、ナビの補助みたいですね。

この液晶メーターが標準装備と、機能面では国産車のそれを大きく上回ります。


ステアリングホイールの右側はこんな感じです。

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パワーテールゲート(58,000円)をオプション装着すると、ここにスイッチが備わります。私は付けました。
パワーテールゲートは、足先をバンパー下部に入れると開くタイプです。


続いて、ボルボXC40 T5 AWD R-DESIGN ファーストエディションのインパネを見てみましょう。

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ここも質感は思っていたよりも全然良かったです。
杢目などがないからプラスチッキーな印象になるかと思っていましたが、良い意味で予想を裏切ってくれました。

適度にピアノブラック調のパネルもあるので、質感は良かったです。

そしてこの9インチの大型のナビ画面がやはり印象的ですね。

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物理スイッチを配して、ナビパネル上のタッチ操作にしたのは、賛否両論ですが、見た目的にはスッキリしました。
ブラインド操作がしづらいのと、メニューを呼び出さなければスイッチが押せないのはデメリットになります。

ナビの表示面積も縦型で大きいので、地図は見やすそうですね。

また、ボルボXC40には、360度カメラも標準装備!
もちろん、インテリセーフと呼ばれる16以上の安全装備も、全グレード標準装備です。
このあたりの装備の充実具合は、他メーカーも見習って欲しいですね。

このあたりの意識の高さがカーオブザイヤーに繋がっているのもあるでしょう。



ナビ画面の下には、ハザードランプや曲送り、デフロスターなどの最低限のスイッチ類が並びます。

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ハザードランプはよく使うボタンなので、もう少し押しやすい大きさだと良いなと思いました。


その下には無接触充電のQi(チー)が備わった収納部分があります。

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こちらは28,000円のオプションですが、今後iPhoneを始めQiに対応したスマホも増えてくるでしょうから、装備してても良いかもしれませんね。私も一応付けました。
ここにUSBポートも2個備わります。


その後方には、蓋付きのちょっとした収納がありました。

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大きさ的にはかなり小さいですが、何に使うんだろう…



さて、続いては、ボルボXC40のセンターコンソールを見てみましょう。

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センターコンソール部分はピアノブラック調に塗装されていて、見た目の質感は良いです。
オレンジの内装も引き立ちます。

センターコンソールには電気式のシフトレバーと、電動パーキングブレーキ、そしてブレーキホールドのスイッチが備わります。

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最近では、電動パーキングブレーキ+ブレーキホールドは当たり前になってきましたね。

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この電動パーキングブレーキとブレーキホールドがあると、信号などの停止時に、ブレーキペダルから足を離してもブレーキ状態が保持されるのでとても楽チンです。
発進する時はアクセルペダルを踏めば、アイドリングストップとブレーキホールドが解除されます。

一度使うと病みつきの便利さなので、私も次に買う車は電動パーキングブレーキが必須だと思っています。

シフトレバーの左側には、ドリンクホルダーが2個備わります。

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爪付きなので、しっかりホールドしてくれますね。
奥のほうが深さがあり、ペットボトルなどを置きやすいようになっていますね。


ボルボXC40にはアームレストコンソールが備わっていますが、その前方部には着脱式のゴミ箱が備わっています!

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たしかにゴミ箱ってどこに置くか難儀しますが、着脱式のゴミ箱をあえて最初から付けた車って、今まで私は知りませんでしたので、これは斬新!しかも輸入車で!

ただ、容量は大したこと無くて、鼻紙とかガムの包み紙とか、小さなゴミくらいしか入らなそう。
それでも運転中にヒョイと入れやすいところにゴミ箱があるのはありがたいですね。


その後方は比較的広いコンソールボックスになっています。

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中は起毛処理などはされていませんでした。


続いて、ボルボXC40 T5 AWD R-DESIGN ファーストエディションの助手席方向を見てみましょう。

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オーナメントパネルはカッティング・エッジ・アルミニウムというパネルが付いています。
ここは、LED照明で照らされるとのことで、夜間はキレイそう。

グローブボックスを開けるとこんな感じです。

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容量はそれほどでもなく、起毛処理もされていないのですが、ここに技アリのポイントが有りました。

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グローブボックスのカバーの縁の部分に何やらフックがあります。

こちらはなんとコンビニフック!
日本の軽自動車などには付いていることが多いですが、輸入車にこういった装備があるとは!

グローブボックスを閉じるとこのようにフックだけが出て、ここに荷物を引っ掛けることができます。

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一人で運転する際などに、ここにフックがあるととても便利かも!
日本市場を意識してユーティリティには力を入れたというこのボルボXC40は、こうした技アリの収納が用意されているとは驚きです。


続いては、ボルボXC40のオーバーヘッドコンソールです。

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室内灯はもちろんLED。
ミラーはフレームレスタイプで質感もGOODです。
サングラスホルダーなどは備わりません。

ついでにAピラーの質感を見ておくと、ファブリック素材になっています。

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ドイツ車のようなジャージ素材のようなものよりも少し起毛している感じです。
レクサスのようなふわふわな感じではありません。



ボルボXC40の後席の内装をチェック!


さて次はボルボXC40 T5 AWD R-DESIGN ファーストエディションの後席を見てみましょう。

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まずは後席ドアから。
後席ドアヒンジももちろん鋳造製です。

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ドアトリムは、前席同様にドアポケットの内張りがウインドウスイッチ周りにまで広がり、明るい印象です。
このオレンジ内装はR-Design専用のオプションで25,000円かかりますが、室内が明るくなるので良いですね。

ただ、ウインドウスイッチ周りは、パネルも無塗装でメッキパーツなどもなく、質感はそれほど高いとは思いませんでした。

前席にはカッティング・エッジ・アルミニウムが付いていたドアのオーナメントパネルも、後席では付いていませんね。
このあたりは後席に割り切りを感じます。


続いて、ボルボXC40の後席足元です。

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足元空間は意外と広いな!という印象です。
コンパクトSUVと言いながらも、ミドルサイズのSUVと同等の広さがあるのでは。

前席のシートポジションを身長173cmの私のドラポジに合わせた状態になっています。

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実際に座ってみるとこんな感じ。
膝前の空間にはかなりゆとりがあります。

ただ、座ってみた感想としては、座面長の関係なのかフロアと座面の高さの関係なのか、腿が浮いてしまう感じです。

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背もたれもリクライニング機構は付いておらず、やや垂直に近いです。
後席の着座姿勢的には、もっとゆったり座れると良いなと思いました。
ただ、アップライトに座っているので見晴らしは良く、そしてこの展示車にはパノラマサンルーフ(206,000円)が装備されていたので、開放感は最高です。パノラマサンルーフは私はオプション装備しなかったんですよね(ボルボの場合リセールにはそれほど影響しないとのことで)。

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開口部も広く中央の区切り部分も薄いので、見た目的にもスッキリしています。
しかも開閉可能なタイプなので、換気もできます。

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後席に人を乗せる機会が多い人は、パノラマサンルーフを装着したら喜ばれそうですね。


ルームランプはココに装備されていました。

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もちろんLEDです。
さすがにXC60のように、ピラー部分などにエアコン吹出口はついていませんが、センターコンソール後端にエアコン吹出口は装備されています。

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前席のエアコン吹出口同様のデザインで統一され、メッキパーツもあしらわれていて質感は良いですね。
12Vのシガーソケットも備わります。


そして、ボルボXC40には、後席にもアームレストが備わります。

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薄型ですが、ドリンクホルダーも備わり、機能的には十分です。
このクラスのSUVの後席に求められるものはだいたい装備されていますね。



ボルボXC40のラゲッジスペースをチェック!


続いては、ボルボXC40 T5 AWD R-DESIGN ファーストエディションのラゲッジスペースをチェックしてみましょう。

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こちらの展示車にはパワーテールゲートが付いていたので開閉も楽チンです。
58,000円ですが、足先でもオープンできるハンズフリーオープニング/クロージングも付いているので、このクラスなら是非付けたい装備。

ボルボXC40のラゲッジ容量は460Lとのことで、このクラスとしては標準レベルのサイズを確保しています。

ちなみにアウディQ2では405L、Q3では460L。
BMW X1では505L、メルセデスGLAでは421Lとなっています。
このクラスで最大級は、ティグアンの615Lでしょう。
UXでは220Lと超狭いのが難点…

後席は4:6で分割可倒で、アームレスト部分でトランクスルーができるようになっているので、長尺物を入れても4人乗車ができるようになっています。

ラゲッジはフラットで使いやすそうですね。

ラゲッジアンダーはこんな感じです。

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テンパータイヤなどはなく、ちょっとした物を置いておけるようになっています。
十分な広さです。


そしてまたしても「技アリ」だと思ったのが、このラゲッジボードが立てられるんです!

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そしてここにもコンビニフックが3つ付いており、それぞれ荷物を引っ掛けておくことができるようになっています!

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こんなアイデア、国産車でも見たことありません(笑)
こちらにも横にしたくない物を引っ掛けておくと便利そうですね。


ボルボXC40には、ラゲッジ側にも後席シートバックを倒すスイッチが付いており、シートバックを倒すことができます。

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後席を倒すと、フラットなラゲッジスペースになります。

VolvoXC40_67.jpg

本当にフラットですね。
大人が足を伸ばして寝れそうです。
アウトドア需要もあるSUVだけに、車中泊などもできると楽しそうですね。
その時にはパノラマサンルーフがあれば、空を見ながら寝たりすると子供などは喜びそうです。



ボルボXC40 T5 R-designの走りの実力をチェック!


続いては、ボルボXC40の試乗ドライブフィールをまとめます。

試乗車として用意していただいたのは、上記と同様の「XC40 T5 AWD R-DESIGN ファーストエディション」
300台限定販売されて、すでに完売とのことですが、試乗車としてもディーラーに配備されているのですが、実際のカタログモデルとは違う装備もついているのでご注意を。

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このサイズのSUVに対して、20インチのタイヤ&アルミホイールが大口径でめちゃくちゃかっこよく見えますが、注意しなきゃいけないのは、このアルミホイールはファーストエディションの特別装備なので、カタログモデルのR-Designでは19インチになります。

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このホイール超かっこええなぁ!
オプションでは購入できますが、タイヤ代もかかるのでかなり高額になります。
そういう点ではデビューエディションはお買い得だったかもしれませんね。


さっそくボルボXC40 T5 AWD R-DESIGN ファーストエディションに乗り込んでみます。

VolvoXC40_64.jpg

実際に乗り込んでみると、割とアップライトに座っている感じがします。
シートは結構固めです。

イグニッションをONすると、2.0Lターボエンジンが始動します。

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遠くのほうでエンジンが始動する音がしますが、車内は静かですね。
まったく聞こえないほど、というわけではありませんが静粛性はなかなかのものです。


ボルボXC40 T5のエンジンは、2.0Lターボエンジンで、185kW(252ps)/350Nm(35.7kgm)を発生します。

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T4は同じく2.0Lターボエンジンながら、140kW(190ps)/300Nm(30.6kgm)に留まります。

電気式のシフトレバーを下に2回クリックしてDレンジに入れ、アクセルペダルを踏めば電動パーキングブレーキが解除されて走り出します。

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2回クリックというのが今までにない感じです。


クリープでソロリと走り出します。

一転がりして感じるのは、「乗り心地が非常にしっとりしている!」と思いました。
これはボディ剛性が良いからでしょうね。
20インチという大口径のタイヤ&ホイールを装着しているから、もっとゴツゴツしているかと思いきや、適度な硬さと接地感を残した絶妙な乗り味です。
これは以前に試乗したXC60よりも、接地感があり、XC40のほうが個人的には好みです。
XC60はどちらかというと雲の上を滑っているようなふんわりした乗り味。


そして乗っていて感じるのはルームミラーが顔に近いなと思いました。

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フレームレスで質感の高いミラーなんですが、妙に圧迫感がある。
なぜだろうと聞いてみると、安全装備系のカメラやセンサーがミラーの前方に集中しているため、普通の車よりもミラーが後方に設置されているからなのだとか。
XC60でも同じくらいとのことですがこちらのほうが気になりました。
室内の絶対的な広さに起因しているかもしれません。

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ディーラーを出て最初の信号に捕まりますが、ブレーキのタッチもかなりガツンと効きますね。
踏み始めからしっかり制動力があり、踏んだ量に対してリニアにブレーキが効きます。

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そして、ペダルレイアウトも適切な感じがします。
ドイツ車だと、やや中央寄りにオフセットしていたり、左側が狭かったりしますが、ボルボXC40ではそう言ったドラポジでの不満はありません。

アクセルペダルはオルガン式ではありませんが、R-designはアルミニウム製のペダルになっていて質感も良いです。

ボルボXC40は、電動パーキングブレーキ+ブレーキホールドがありますので、信号などで停止した際には、ブレーキペダルから足を離しても、ブレーキ状態が維持されます。

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昨今の高級車には当たり前に設置されている装備ですが、やっぱりこれは無いとですよね。
アクセルペダルを踏めば、アイドリングストップから復帰して走り出しますが、アイドリングストップからの復帰も滅茶苦茶早いです。
この復帰の早さもストレスフリーで良いですね(アウディQ2に乗っていると特に感じる^^;)。

ブレーキホールドもメモリーしてくれるので、トヨタ車のように乗るたびに押す必要はありません。



アクセルを開けて、街中を流してみます。

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ボルボXC40 T5 AWD R-DESIGN ファーストエディションのエンジンは、軽やかに回り、過不足なく加速してくれます。
加速フィールとしては、先日試乗したボルボXC60にも似た感じで、それをさらに軽くしたような感覚です。
2,000rpmまでしっかり回してシフトアップするスケジュールも同様。

先日のXC60の試乗インプレッション記事でも書きましたが、レクサスNX300の加速フィールにも似ています。
NX300やRX300は6速ATなのに対し、ボルボ勢は8速ATなので、多段化しているメリットはボルボにあります。

接地感やステアフィールに関してはXC40のほうがXC60よりもしっかりした手応えがあるので、走っている感はXC40のほうが強いですね。
逆を言えば、XC60のほうがコンフォート志向ということ。

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20インチのタイヤ&ホイールの影響もあるかもしれません。
ステアリング操作にすぐに応答して、スッと向きを変える、シャッキリとした乗り味です。

好みにもよりますが、XC40が20インチタイヤ&ホイールを装着していてこの乗り味を実現しているのはスゴイなと思いました。
個人的にはもっと硬くてもいいと思えるくらいです。
R-designに標準装備となる19インチなら、もっと角の取れたまろやかな乗り味になるのでしょう。
いわゆる、「角の取れた硬質感」というやつで、個人的にはとても好ましい乗り味だと思いました。



ステアフィールもやや軽めながら適度な接地感を残しています。

VolvoXC40_58.jpg

このときはパワステの設定は重めになっていましたので、個人的にはもっと重くてもいいかな。
軽めながらも遊びが少ないので、ステアリングを切った分だけリニアに反応するのが良いですね。


少し強めにアクセルを開けて加速を試みます。
「ファァァァン…」と軽快に周り、軽やかに加速!
やはり252psは伊達じゃなく速いですね!

クセもなくスッキリ加速する感じで、不快な振動や騒音もうまく抑えられています。
とにかく「シャッキリスッキリ」という感覚が強いクルマですね、ボルボXC40は。


ボルボXC40を外から見ると、全長4,425mmx全幅1,875mmx全高1,652mm、ホイールベース2,702mmのボディサイズは「大きな車だ」という印象を受けますが、街中を運転している感じでは大きさはあまり感じませんね。

ただ、1,875mmという全幅は、一般的な機械式の立体駐車場はNGのサイズになりますので、都心部での駐車場事情は難儀しそうです。

ミラーのサイズが幅が狭くデザインされているので、細い道でもそれほど苦労することも無さそうです。

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ボルボXC40にはドライブモードセレクトも付いていますので、Dynamicというモードを試してみました。

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右端のボタンです。

すると、エンジン回転数を高めに保つよう、ギアが低めで維持されるようになり、アクセル開度に対してさらに機敏に加速するようになります。
ステアフィールは、最初から重めに設定されていたので変化はありませんでしたが、これはこれで楽しめそうです。
山道やワインディングを走る時には、こうしたドライブモードセレクトで遊んでみるのも良いですね。

街中の10分程度の試乗だったので、攻めた走りやアダプティブクルーズコントロールなどは試せませんでしたが、XC40の素性の良さは確認できました。



ボルボXC40の内外装や走りの感想・評価は?


さて、ボルボXC40のエクステリアや内装、ラゲッジスペースとドライブフィールをまとめて見てみましたがいかがでしたか?
個人的な感想としては、「エクステリアはボルボ車含め、何者にも似ていない個性と迫力がありワクワクする!内装はカジュアルな質感表現で見栄えも良く、国産車顔負けの収納やユーティリティで、使い勝手はとても良いコンパクトSUV!」だと思いました!

さすがステーションワゴンで長い実績があるボルボだけに、コンパクトSUVでもそのユーティリティの高さは受け継がれていますね。
そして、日本市場も意識したという収納のアイデアも秀逸です。

ボルボXC40は、ナビや先進装備、安全装備の類がほぼ標準装備になっているので、付けるオプションとしては、サンルーフやパワーテールゲート、あとは好みでハーマンカードンのサウンドシステムくらいなので、コミコミ価格も意外と安く済むというのが魅力です。

ボルボXC40の価格は高いか?! 見積もりました!XC40の納期はなんと7ヶ月待ち?! こりゃヤバイ…(笑)

売れ線になりそうな中間グレードのMomentumのFFなどは、コミコミでも500万円以下で済むので、大きさや装備内容を考えるとお買い得モデルになるかもしれませんね。
レクサスUXよりもだいぶ安くエントリーできる印象です。

スポーティなT4 R-design AWDでも550万円そこそこのコミコミ価格になります。
安くはありませんが、レクサスNX300 F SPORTやUX250h F SPORTなどよりは安く上がりそうです。
ボルボXC40 R-designはAWDであることを考慮しても、お買い得感はありますね。

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ボルボXC40は、コンパクトSUVというにはやや大きいですので、比較するライバルが難しいところですが、装備内容を考えると、設計年度が古いアウディQ3やBMW X1などに比べたら商品力は高いなと思います。


燃費の面などでは特に目立ったところはないんですが、安全装備に対する意識の高さ、比較的エントリーしやすい価格帯、オシャレで独自性のある内外装、サイズからは想像以上の室内空間、国産車顔負けの収納やユーティリティのアイデア、不満のないインフォテインメントシステム、など欠点のなさ、そして全体的なバランスの良さでカーオブザイヤーを受賞したのではないかと思います。

個人的には買っておいてなんですが、カーオブザイヤーを取るほどか?とは思いますが、スペックだけで表せないブランドコンセプトや、ボルボ車での死亡事故0件を目指すなどの安全意識の高さが総合的に評論家の人たちの目に好印象に映ったのかもしれませんね。

ボルボ車と言えば硬さが以前から特徴ですが、この動画とか見ても、これなら死ななそうと思えてきます(笑)



アマゾンブルーのMomentumとか、オシャレな見た目で女性にも人気が出そう。
これは売れるんじゃないかなぁ…と思っていたら、案の定売れすぎで、納期がアカンことになっております…



ボルボXC40の納期がヤバイことに…


これは本当に嬉しい悲鳴と言うか、絶叫に近い状況だと思うんですが、売りたくてもクルマがない状態が続いております。
私が契約した2018年6月時点でも納期7ヶ月で、まだ納車されていません^^;

そして2018年12月時点では、納期はグレードによっては1年以上となっており、特に人気のR-designは、2019年モデルも完売という恐ろしさ。
すなわち2019年10月までの分はもう売り切れということで、2020年モデルとなると年次改良が入って価格も変わるので見積もりも作れない状態みたいです。

中間グレードのMomentumなら、まだ9ヶ月くらいで納車が可能なものもあるというので、気になる方は超急いだほうが良いですよ!
カーオブザイヤーを取ってしまって(笑)、さらに注目が集まっているでしょうから、これも完売必至だろうなぁ…

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↑クリックで拡大します。

ボルボはリセール悪い、というのも過去のものになり、今ではプレミア価格で取引されたりしているみたいですね。
私も良いタイミングで良い車を買えたなと^^
納車が本当に楽しみです。

ていうか、ここまで納車がかかったクルマは人生初ですね。

ボルボXC40 T4 R-design契約しましたwww ワンダー速報次期愛車はこれだ!
↑別ウインドウで開きますよ

現在では、納期がかかる代償として、納車まで他のボルボ車を月額3万円から乗れる「スマボ」という苦肉のサービスを行っています。

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via:https://www.volvocars.com/jp/buy/sales/finance/bridgesmavo

これは、半年以上の納期がかかるXC40やXC60などの新型車が、納車されるまで他の即納できるボルボ車を新車で車両本体価格の100分の1を月額料金でリースしてくれるというものです。

なのでV40T3 Momentumなら月々38,000円で新車に乗れて、しかもXC40が来たら追加費用なしで乗り換えられるという、短期間でボルボの新車に2台乗れるという面白いサービスです。

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via:https://www.volvocars.com/jp/buy/sales/finance/bridgesmavo

納車待ちまでの間に車検が切れてしまう人や、短期間他の新車を楽しめるというメリットもあり、長い納車待ちもこれなら我慢できそう。
ただし、ディーラーにとっては新車を1年で88%というありえない高価買取をするようなものなので、かなりのダメージになるまさに苦肉の策^^;

スマボも月の割当が限られてるみたいなので、ボルボXC40が気になる方は、お早めにボルボディーラーへ足を運んでみてはいかがでしょうか?

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とその前に、ボルボXC40など、そろそろ新車の購入をご検討の方は、試乗や見積りなどで実際にディーラーに行く前でも・ディーラーに行った後でも、ネットで愛車の無料下取り見積もりをしておくことを激しくオススメしますよ。

何故かというと、営業マンから「今契約しないと納車が更に遅れる!」とか「今日ハンコ押してくれるならこの条件で!」とかプレッシャーかけられて、下取り価格の吟味をする前にうっかりハンコを押しちゃったりすることがあるからです(実際私も経験あり^^;)。

ディーラーでの下取り交渉で、良い条件を出すためには、予めネットなどで愛車の買取り見積もりを取っておいて、ディーラーでの下取り金額の交渉材料として使うのがかなりオススメの手です。

買取店で出た査定金額を持ってディーラーに行くと、値引き+下取りで価格交渉ができるので手ブラで行くより良い条件が引き出せる可能性が高いです^^

実際に私がおすすめしたこの方法で、ブログ読者の方から「買取店よりも良い条件でディーラーで下取ってくれた」という報告もいただきました^^

ディーラーによっては、値引きが良くても下取りの条件が悪いことも良くありますので、そういう時は、買取店に売却してしまえば良いですしね。

逆に、ディーラーで下取りの見積りをした後で買取店で査定する際には、ディーラーでの下取り見積もり額を予め伝えておくと、それ以上の価格で買い取ってくれることが多いです!

ちなみに、私がいつも使っているサイトはこちら。


かんたん車査定ガイド






1分程度の入力で、ざっくりした価格感がわかるのでとりあえず調べてみるのも良いと思います。

ガチで売却価格を上げたいのならば、上記のような一括見積もりサイトに車の査定を入力すると、複数の買取店が実際に車を見て買取額を決めたいと電話をかけてきます。その際、複数の買取店を同じ時間にアポイントを入れます
「同じ時間帯にしないで欲しい」と言われるかもしれませんが、「まだ他の買取店からかかってきてない」と言っておけばOK(笑)
次に買う車の納期がわかっていると、売却時期について聞かれた時に答えやすいと思いますが、もしわからなかったら「現在の愛車の価値が知りたい」と言っておけばOK。

買取店が集まったら、「入札制にしますので、査定金額を名刺の裏に書いて、せーので見せてもらって、一番高いところに売ります!」と言うと、最初からMAX価格で勝負してきます。
何社も別の時間にアポイントをとるのも時間がもったいないし、一番この方法が良い条件出る可能性高いです。
この「入札制で」というのがポイントです!
ブログ読者の方からも、この裏ワザでディーラー見積りより数十万円も高く買取店で買い取ってもらえた!というご報告も多数いただきました!^^

ディーラーだけの下取り見積もりではもったいないですよ!
オプション追加できるくらい、買取額に差が出ますからね。

本気で高く売りたい方は、お試しあれ^^

売却時期がハッキリしていない人は、「とりあえず愛車の価値が知りたい」と言えばOK。
ディーラー下取り額が適正かどうかの判断材料として、愛車の価値を知っておくのは良いと思います。


また、「残価設定クレジットで買っているけど途中で売却できるの?」って質問をたまに受けますが、まったく問題ありません
こちらの記事にまとめているので、良かったらどうぞ↓

残価設定クレジットやローンの途中で中古車買取店に売却してしまっていいの?

私もいつも残クレで買ってますが、1年とかで売却してます(笑)

「お金がない」とか「贅沢は敵だ」なんて言って買い控えしていたら、日本経済が停滞してしまいます。
車やモノを買ってお金を使うということは、そのお金が誰かの給料になっているということです。
そして自動車はまさに日本の主軸産業。
それにお金を使うということは、社会貢献でもあるのです。
自分自身が良いものを買って身につけて行かなければ、身の丈は誰も引き上げてはくれません。
身の丈を上げてくれるモノを買って、自分自身の仕事の活力にしていきたいものですね^^


ということで、当ブログが参考になったよ、という方は、ネット見積もりをする際には↑の広告リンクから見積もっていただけると、毎日ブログを更新するうえで大変励みになります(笑)


とりあえず自分の車の下取り査定額見てみようかな…



2013年の3月にブログを開設して以来、毎日更新を貫いています!!
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今後も気になる旬な車を中心にお届けしますので、応援よろしくお願いいたします^^


貴方と新しいクルマとの出会いが、素敵なものになりますように!^^




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では次回のワンダー速報もお楽しみに!




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コメント

おめでたい♪
カーオブザイヤーの記事を読んで「ドラヨスさん、さすがお目が高い!」と思いましたよー!
国内メーカーも燃費だけじゃなく、「かっちょええ~!乗りた~い!」と思わせる車をガンガン造っていただきたいですね。そして昨年に続いてCX某が受賞しなかったのは、ちょっと意外でした。
管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
No title
お久しぶりです、テツです。
やはりXC40きましたね。
世界的な評価の高さからもしかしたら日本でもと思っていましたが、まさに現実になりました。
僕もXC40のインスクリプションをオーダー済みで来年5月の納車予定の修行僧なので、なんだか鼻が高い気分です。
それとこの夏の8月に納車になったばかりのマツダCX8ですがドラヨスさんのバナーから買取査定をしてもらったらまさかの金額が出てしまったので急きょ売却してしまいました。僕もワンソク病でしょうか(笑)
走行距離7,000キロで90%の金額で買い取ってもらえました。
やはりCX8もいまだに納車期間が長いみたいなので査定も高いみたいです。
そしてこの資金をもとにXC90インスクリプションをオーダーしてしまいました。
こちらは今月納車予定です。
ブリッジスマボを紹介されてXC90を数回試乗してたら本気で欲しくなってしまって…
こんな病気な亭主を許してくれる妻に感謝です。
長文失礼しました。
Re: おめでたい♪
UXマークしてます(した) さん、コメントありがとうございます。

まさかとは思いましたがボルボが2年連続受賞とは。
これは販売店は嬉しい反面、謝らなきゃいけないから可哀想でもあります^^;

CX-8は私も絶賛なほどよく出来ていたのに、かすりもしなかったのはどうも腑に落ちませんね。
Re: タイトルなし
匿名な名無しさん、コメントありがとうございます。

RXを降りた理由は、売却するのにベストなタイミングだったからです。
特に不満があったわけではないですが、車検まで10ヶ月を残して、しかも価格が上がる年度末だったので、610万という好条件が狙い通り出ました。

私の場合はリセールを気にして乗り換える事が多いです。

アウトランダーPHEVは未試乗なのでなんともわからないです。
ブランドやリセールなどにこだわらないのであればアウトランダーでも良いと思います。
RXは来年マイナーチェンジなので、その後のほうが良いと思います。
Re: No title
テツさん、コメントありがとうございます。

まさかの2年連続でしたね。
そしてCX-8を数ヶ月で売却とは(笑)
それにしてもかなりの高額買取でしたね!

XC90とXC40の2台体制とは、ボルボ愛がすごい(笑)
No title
suvばかりですが、クーペやセダンなどは乗られないのですか?走りの良さはクーペやスポーツセダンは抜群ですよ。デメリットも多いですが…
やはりブログのネタにするのはsuvの需要が多いからですか?
Re: No title
イタリアさん、コメントありがとうございます。

セダンはIS300h以来しばらく乗ってないですね。
LCはほしいところですが、駐車場の兼ね合いで置き場に困ります。

ブログのネタ的に乗り換えが早い私にとっては、リセールの良いSUVが買いやすいというのはあります。
このクラスではドイツ勢を超える魅力がありますよね。性能、デザイン、使い勝手も中々よく長く付き合える様な気がします。
Re: タイトルなし
キチマロさん、コメントありがとうございます。

ドイツ車やカテゴリーにとらわれないサイズや商品開発がされていると感じました。
かなり楽しみです^^

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