【走りの動的質感は?】2018年次改良マイナーチェンジCX-8試乗ドライブフィール インプレッション!

商品改良マイナーチェンジしたマツダCX-8の試乗ドライブフィールレポート!


先日から連日お届けしているCX-8の2018年次改良マイナーチェンジの試乗レポート、今回はお待ちかね!ドライブフィール編です。

前回までは、年次改良マイナーチェンジのまとめと、エクステリアと運転席周りの内装を4回に渡ってお届けしました↓

年次改良マイナーチェンジ!マツダ新型CX-8の進化の具合を分析!

【CX-5と違いを比較】マツダCX-8年次改良マイナーチェンジ試乗レポート!エクステリア編

CX-8年次改良マイナーチェンジで内装はどこが変わった?質感は大幅向上!

【3列目の居住性をライバルと比較】マツダCX-8 年次改良マイナーチェンジ試乗レポート!

今回はその続きで、新型CX-8の試乗ドライブフィールをレポートします!

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私の友人は2018年8月にCX-8の初期モデルが納車になったばかりでしたが、今回の商品改良の内容が良かったので、なんと3ヶ月でCX-8から新型CX-8へと乗り換えました(笑)
以前に年次改良前のCX-8を友人に乗らせてもらっていたので、その印象と比べてみたいと思います。


すでに「ワンソクtube」では、CX-8の試乗動画を公開済みですので、そちらも併せて見ていただけるとなおよろしいかと思います↓


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ワンダー速報公式動画チャンネル「ワンソクtube」も要チェックですよ^^



動画でもお届けしてないところもあるので、こちらのブログ版もぜひ楽しんでくださいね^^



今までに書いたCX-8関連の記事や、これから加筆される最新情報などは、以下の関連記事一覧でチェック!

マツダCX-8関連記事一覧

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ご了承いただける方のみ、続きをどうぞ。






年次改良マイナーチェンジしたCX-8のドライブフィールをチェック!


ではさっそく友人の納車されたばかり(本当に納車日当日w)の、新型CX-8に乗り込んでみましょう。

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友人のCX-8は、2.2LディーゼルモデルのCX-8 XD L Package(AWD)です。

AWDだと、ヘッドライトウォッシャーやリアフォグなどが装備されるのも外観上の違いでもあります。

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ドアを開けて乗り込んでみます。

さすがにドアヒンジはプレス製です。
鋳造ヒンジを使っている国産メーカーはレクサス以外では無いと思います。

CX-8 XD L Package(AWD)のドアの開閉音は、「フォン!」という気密性が高そうな音がします。

マツダはドアの開閉音にもこだわっているそうで、「バタン」とか「バジョン!」という音ような金属質な音ではなく、ゴムの緩衝材が効いた「フォン!」という音がします。
これは好みにもよるところだとは思います。

スタータースイッチを押して、2.2Lディーゼルエンジンを始動させます。

遠くのほうで「キャシャ、ドゥウン…」と音がしますが、車内での静粛性は驚くほど高いです。
かすかにカラカラとしたディーゼルらしい音も聞こえますが、言われなければディーゼルとわからないほど。

車内でのアイドリング音はかなり静かに抑えられているのが好印象です。

実際のエンジン音などは動画でも紹介しているので、そちらもぜひどうぞ↓


↑クリックで再生します。


CX-8はシートベンチレーションなどの高級車顔負けの装備がどんどんと追加されていますが、ステアリングホイールは手動のテレスコチルトです。

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見た目の質感は高いので、いずれは電動テレスコチルトになってくれるのではないかと期待しています。


ただ、シートは電動になっているので、高級車感があっていいですね!

シフトをDレンジに入れて、アクセルを踏めば電動パーキングブレーキが解除されて走り始めます。

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↑クリックで拡大します。

CX-8の電動パーキングブレーキには、ブレーキホールドもついていますが、こちらはレクサスやトヨタと同様に、毎度エンジン始動のたびに押す必要があります。


アクセルをゆるりと開けてクリープで走り始めますが、走り出してすぐに感じたのは「アレ?こんなにソリッドな感じだったかな?」ってこと。

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以前に試乗させてもらったCX-8では、もっとゆったりまろやかな印象だったんですが、今回下ろしたての新車だからかもしれませんが、足回りやボディ剛性などがドイツ車っぽい感じになっている印象を受けました。

もしかしたらサスペンションが馴染んできて、タイヤも一皮剥けたら、また印象がまろやかになるのかもしれませんが、納車当日の印象としては、硬質感があってドイツ車的なソリッドな乗り味になっているなと思いました。

好みによると思いますが、個人的にはこのソリッドな乗り味のほうが好ましく感じました。

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タイヤ自体は、商品改良前と変わらぬ19インチなんですが、コツコツとした角の取れた硬質感があるのはドイツ車好きとしてはいいですね。



ショッピングセンターの駐車場から、市街地へと出ていきます。

幹線道路でアクセルを開けると「グァラララァァァン」と力強く加速!
マツダの2.2L SKYACTIV-Dエンジンは、スムーズに回転数を上げ、ディーゼルとは思えないほどきれいに回るのが好印象。

停止時から2,000rpmくらいまでちょっと強めにアクセルを開けると、ディーゼルらしいガラガラとした音も聞こえてきますが、そこからはディーゼルの低回転トルクを活かしてどんどんシフトアップしていくので、巡航中は2,000rpm以下で保たれるため、とても静かです。
スピードにさえ乗ってしまえば、ディーゼルであることがわからないほど。


ただ、同じディーゼルエンジンで比較した際、先日試乗したビッグマイナーチェンジを果たしたメルセデスの新型C220dほど静かというわけではありません。
あれは、本当にディーゼル感がほとんどわからないくらい静粛性も振動もないのが驚きました。

【噂は本当だった!】メルセデス新型Cクラス 2018ビッグマイナーチェンジ試乗レポート!ドライブフィール編

さすがに車両本体価格もC220dのほうが断然高いので一概には比較できませんが。


一方で、こちらも先日試乗した、フォルクスワーゲンのティグアンTDIと比較したら、CX-8のほうが静かだと思いました。

【ディーゼルの実力は?】VW新型ティグアンTDI試乗しました!CX-8やC220dと比較

ティグアンとは価格帯もかぶってきますので、気になる方は両方試乗してみると良いかもしれませんね。



Gベクタリングコントロール プラスに進化


今回の商品改良で、今まで搭載されていたGベクタリングコントロールは、「Gベクタリングコントロール プラス(GVC+)」へとアップデートされました。
こちらは、今まではエンジン出力を細かく調整することで、クルマの姿勢制御を行っていたものですが、今回のGVC+では、ブレーキまで制御してクルマの姿勢制御を行うようになったそうです。

実際に街中で走ってみましたが、どこかどうGVC+が効いているのかは判断ができませんでしたが、アクセルを開けながら走っている際には、直進安定性が増しているようなステアリングの座りを感じる走りになっていると思いました。

ステアフィールも、軽すぎず重すぎず、適度なロードインフォメーションを感じる手応え。

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もっとワインディングなどを走れば、GVC+の効果もわかると思いますが、任意でON・OFFできるものでもないので、判断は難しいですね^^;

ただ、全体的な走りのステアフィールとしては好印象でした。

そして、友人はパドルシフトもディーラーオプションで装着していたので、パドルシフトでも走りが楽しめるのは良いですね。
マツダでは、CX-5やCX-8など一部車種では全グレードにパドルシフトは標準装備されておらず、2万円そこそこのディーラーオプションとして全グレードに装着可能になっています。

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他メーカーのように、ベースグレードでは付けられいとか、スポーツグレードにのみ装備とかでないのは嬉しいですね。
価格も良心的です。



CX-8の加速性能は十分速い!


少し加速できる道があったので、アクセルを開けて中間加速を試みます。

「グァァァングァァングァァァ…」と小気味よく回転数が上がりポンポンとシフトアップ!

シフトの繋がりもダイレクト感があり早い!
これは気持ちいいですねぇ。

この、「気持ちいい」というのが結構大事で、ディーゼルと言うとガラガラとうるさいからあまり回したくないというイメージだったのが、このCX-8では心地よいサウンドと共に加速してくれるので積極的にアクセルを開けたくなります。

このサウンド自体も、レクサスNXで用意されている電子的にエンジン音を鳴らす「アクティブサウンドコントローラー(ASC)」で作る音にも似た、スポーティなサウンドです。
電子的に心地よいサウンドに調律された音に近いサウンドを、ディーゼルエンジンで再現できちゃっているってのがスゴイなぁと、元NX300hのオーナーだった友人と感心していました(笑)

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信号で捕まって停止するとアイドリングストップします。
このアイドリングストップの躾も非常に良いですね。

そして再スタート時の復帰もめちゃ早いです!
ディーゼルと言うとガソリンエンジンより始動に時間がかかるはずですが、このCX-8のディーゼルエンジンは、アクセルを踏んだ瞬間にアイドリングストップが解除され、ブレーキホールドも解除されて走り始めます。
これは驚きですね。

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年次改良マイナーチェンジしたCX-8を試乗した感想・評価は?


と言った感じで、20分程度のCX-8 XD L Package(AWD)の試乗も終了。

改めて試乗してみて、CX-8の商品力の高さに驚かされましたね。

個人的な感想としては、「静的な質感の改良もさることながら、動的質感の部分でもソリッドな感じになって好印象!」と思いました。
まあこれは下ろしたてだからちょっと硬めの乗り味になっているということも考えられますが、もともとの試乗の良さもありますね。

そして、マツダ車はドライバーが運転中に手足に触れる部分の質感が高いのが良いです。

ステアリングホイールの見た目や触感、ドアトリムやダッシュボードの質感、オルガン式のアクセルペダルや、ガッシリとしたクリック感のあるウインカーレバーなど、運転する際の所作が心地よくチューニングされていて、マツダらしい世界観があるなぁと思いました。

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これって結構重要なことで、運転していて楽しいとか心地いいって思えるためには重要なチューニングだと思います。
マツダはそれが上手いですね。

そして年々、内外装の質感は向上していっていて、もはや輸入車やレクサスにも劣らない静的質感になってきているとすら感じます。

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事実、輸入車やレクサスからマツダ車に乗り換える人も増えているみたいです。
レクサスNXから乗り換えた友人なんかも、まさにその一人ですね。

そして動的質感の部分でも、NXから乗り換えた友人曰く、「後席で子供が酔わなくなった」と言うくらい、2列目3列目の乗り心地は良いみたいです。

私自身も、RX450hに乗っていた時、友人のCX-5と後席に座って乗り比べましたが、悲しいことに友人も私も、「CX-5のほうが乗り心地良くね?」っていう結論に至りました。
マツダ侮りがたし!

あとは今後さらにブランドイメージが向上していけば、レクサスに続く国産プレミアムブランドとしての位置を確固たるものにできるかもしれませんね。

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CX-8にご興味がある方は、お近くのマツダディーラーに足を運んでみてはいかがでしょうか?
今までマツダにあまり良い印象を持っていなかったユーザーにこそ、体験してもらいたい一台ですね。


今までに書いたCX-8関連の記事や、これから加筆されるCX-8の最新情報などは、以下のCX-8関連記事一覧でチェック!

マツダCX-8関連記事一覧

これからもマツダ車にも力を入れて、ブログも動画もやっていきますのでご期待ください!






マツダCX-8をできるだけ安く、賢く買うには?


いつも私がクルマを購入する前にやる儀式があります(笑)
ブログをいつも御覧の皆さんはもう御存知だと思いますが、マツダCX-8など、そろそろ新車の購入をご検討の方は、試乗や見積りなどで実際にディーラーに行く前でも・ディーラーに行った後でも、ネットで愛車の無料下取り見積もりをしておくことを激しくオススメします。

何故かというと、営業マンから「今契約しないと納車が更に遅れる!」とか「今日ハンコ押してくれるならこの条件で!」とかプレッシャーかけられて、下取り価格の吟味をする前にうっかりハンコを押しちゃったりすることがあるからです(実際私も経験あり^^;)。

ディーラーでの下取り交渉で、良い条件を出すためには、予めネットなどで愛車の買取り見積もりを取っておいて、ディーラーでの下取り金額の交渉材料として使うのがかなりオススメの手です。

買取店で出た査定金額を持ってディーラーに行くと、値引き+下取りで価格交渉ができるので手ブラで行くより良い条件が引き出せる可能性が高いです^^

実際に私がおすすめしたこの方法で、ブログ読者の方から「買取店よりも良い条件でディーラーで下取ってくれた」という報告もいただきました^^

ディーラーによっては、値引きが良くても下取りの条件が悪いことも良くありますので、そういう時は、買取店に売却してしまえば良いですしね。

逆に、ディーラーで下取りの見積りをした後で買取店で査定する際には、ディーラーでの下取り見積もり額を予め伝えておくと、それ以上の価格で買い取ってくれることが多いです!

ちなみに、私がいつも使っているサイトはこちら。


かんたん車査定ガイド






1分程度の入力で、ざっくりした価格感がわかるのでとりあえず調べてみるのも良いと思います。

ガチで売却価格を上げたいのならば、上記のような一括見積もりサイトに車の査定を入力すると、複数の買取店が実際に車を見て買取額を決めたいと電話をかけてきます。その際、複数の買取店を同じ時間にアポイントを入れます
「同じ時間帯にしないで欲しい」と言われるかもしれませんが、「まだ他の買取店からかかってきてない」と言っておけばOK(笑)
次に買う車の納期がわかっていると、売却時期について聞かれた時に答えやすいと思いますが、もしわからなかったら「現在の愛車の価値が知りたい」と言っておけばOK。

買取店が集まったら、「入札制にしますので、査定金額を名刺の裏に書いて、せーので見せてもらって、一番高いところに売ります!」と言うと、最初からMAX価格で勝負してきます。
何社も別の時間にアポイントをとるのも時間がもったいないし、一番この方法が良い条件出る可能性高いです。
この「入札制で」というのがポイントです!
ブログ読者の方からも、この裏ワザでディーラー見積りより数十万円も高く買取店で買い取ってもらえた!というご報告も多数いただきました!^^

ディーラーだけの下取り見積もりではもったいないですよ!
オプション追加できるくらい、買取額に差が出ますからね。

本気で高く売りたい方は、お試しあれ^^

売却時期がハッキリしていない人は、「とりあえず愛車の価値が知りたい」と言えばOK。
ディーラー下取り額が適正かどうかの判断材料として、愛車の価値を知っておくのは良いと思います。

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また、「残価設定クレジットで買っているけど途中で売却できるの?」って質問をたまに受けますが、まったく問題ありません
こちらの記事にまとめているので、良かったらどうぞ↓

残価設定クレジットやローンの途中で中古車買取店に売却してしまっていいの?

私もいつも残クレで買ってますが、1年とかで売却してます(笑)

「お金がない」とか「贅沢は敵だ」なんて言って買い控えしていたら、日本経済が停滞してしまいます。
車やモノを買ってお金を使うということは、そのお金が誰かの給料になっているということです。
そして自動車はまさに日本の主軸産業。
それにお金を使うということは、社会貢献でもあるのです。
自分自身が良いものを買って身につけて行かなければ、身の丈は誰も引き上げてはくれません。
身の丈を上げてくれるモノを買って、自分自身の仕事の活力にしていきたいものですね^^


ということで、当ブログが参考になったよ、という方は、ネット見積もりをする際には↑の広告リンクから見積もっていただけると、毎日ブログを更新するうえで大変励みになります(笑)


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CX-8の試乗動画はこちらね↓


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では次回のワンダー速報もお楽しみに^^





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