レクサスUX250hとボルボXC40 T4を納車3ヶ月後でオーナー目線のガチンコ比較をします!
クルマ買うtuberの買ったクルマ口コミ比較!(笑)
先日、エクステリア編をお届けした「レクサスUX250h F SPORT」と「ボルボXC40 T4 R-Design」のガチンコ比較の第二弾!
今回は内装編です!!

内装マニアを自称する私ですので、内装についてはやや辛口になる可能性があります…。
前回お届けしたエクステリアの比較対決はこちら↓
【比較】レクサスUX vs ボルボXC40!オーナーの口コミ評価【1】エクステリア編

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過去にもいろんなクルマの比較対決をしたので、カテゴリーの「比較対決」から見てみてくださいね!
比較対決シリーズカテゴリー記事一覧
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レクサスUXもボルボXC40も、どちらもコンパクトSUVとして分類されていますが、見た目も使い勝手も結構違います。
ただ、価格はどちらもコミコミ550万円前後というレンジに収まるので、両車を比較検討している人も少なくないかもしれませんね。
同じカテゴリーのクルマを2台同時に買うという変態的なことをやってるのは、世界広しと言えどもそんなに居ないと思いますので、2台を所有してわかったオーナー目線のリアルな口コミ評価をまとめてみたいと思います!!
こんなマニアックな記事が読めるのはワンダー速報だけ!!(笑)
もちろん、動画「ワンソクtube」でもレビューする予定なのでお楽しみに^^
すでにワンダー速報では、レクサスUXやボルボXC40の記事も大量に投下しているので、今後加筆されるレクサスUXの最新情報や、過去のレクサスUX関連の記事は、以下の「関連記事一覧」にてご確認ください↓
レクサスUX関連記事一覧
ボルボXC40関連記事一覧
↑別ウインドウで開きます。一晩潰せるボリュームがありますよ(笑)
※例によって、記事の感想、インプレッションは個人の主観に基づくものです。一部、辛口なコメントも含まれる可能性もありますので、気分を害する可能性がある方はご遠慮ください。
ご了承いただける方のみ、続きをどうぞ。
レクサスUX250h F SPORTとボルボXC40 T4 R-designの内装を比較!
今回はより比較しやすいように、場面毎にそれぞれの画像を見比べてみたいと思います。
運転席ドア周りを比較
まずはレクサスUX250h F SPORTの運転席ドアを見てみましょう。

すでに何度も試乗インプレッションなどで私が散々言ってきましたが、レクサスUXで満足度が低いポイントはドアトリムです。
レクサスUXはこのクラスのレクサス車としては異例の、鋳造性ドアヒンジを採用しているのは喜ばしいポイントで、ボディ剛性など見えないところにもコストを掛けているのだと思いますが、見えるところや特に手に触れる部分の質感はもっと頑張ってほしかった。

レクサスUXのドアトリムは、トリム上部と中央部分に関しては、ソフトパッドになっていますが、オーナメントパネルのような装飾は一切なく、パッと見プラスチッキーというか無機質に見えます。
オーナメントパネルのような装飾が一切無いので、ベースグレードからF SPORTやVersion Lでも質感の差がほとんどなく、上位グレードほど価格に対する満足度が低くなります。
カーテシランプが付いているのは◎ですが、インテリアイルミの類がほとんどなく、夜間の車内は真っ暗なのもマイナスポイント。
レクサスUX、インテリアイルミ少な過ぎて暗い問題。 pic.twitter.com/rCoRufGPIC
— ドラヨス@クルマ系Youtuber×blogger (@phoshiaki) 2018年12月27日
コミコミ550万以上するクルマとして、こういうところは妥協しないでほしかった。
レクサスUX、夜は車内ほんとうに暗すぎ。
— ドラヨス@クルマ系Youtuber×blogger (@phoshiaki) 2019年1月13日
飲み物置いてるところが見えないのは致命的。
一方で良いところとしては、AHSはかなり使えるようになってる。
市街地でもハイビームに頻繁に変わり、ちゃんと遮光してる。
RXではほぼハイビームにならなかったのに、随分使えるようになったな。 pic.twitter.com/y9nhJGgWYw
特に、ドリンクホルダーがまったく照らされず、夜間の車内で飲み物を取るのに難儀するのはちょっといただけない。
せめてダウンライトでもあればよかったのに。
CTでもあった装備をカットするのは、乗り継いできたレクサスオーナーからすると、コストダウンのしすぎと感じてしまいます。

ウィンドウスイッチ台座部分はヘアライン加工になっていて良いのですが、肝心なインナードアハンドルの部分が、いかにもプラスチックに塗装したというような軽い手触りになっていてマイナスポイント。
せめてメッキ塗装にしてほしかったです。
このあたりは完全にマツダの内装に劣っていると感じる部分なので、プレミアムブランドとしての質感を維持してもらいたいと思います。
ただ、一旦ドアを締めて乗り込んでしまえな、意外とドアトリムの質感については気にならなくなります。

内装カラーもフレアレッドという赤を選んだので、差し色になっているのは見た目的に助けられている部分でもあります。
一方でボルボXC40 T4 R-designの運転席ドアを開けてみましょう。

ドアのタッチ施錠解錠はレクサスUXも対応していますが、後席ドアの施錠解錠はボルボXC40のみ。
しかも、アウタードアハンドルのイルミも、レクサスUXでは前席のみとコストカットされています。
ボルボXC40は後席ドアハンドルも光ります。
ボルボXC40はリアドアハンドルでも施錠解錠できる。
— ドラヨス@Youtuber×blogger (@phoshiaki) 2018年12月26日
レクサスUXは前席ドアのみ。 pic.twitter.com/blDYrNGhWD
私はラヴァオレンジという内装カラーを2万円でオプション装備しているので、フロアやドアトリムの一部が明るいオレンジ色になっています。
これもおしゃれですよね。
ただ、汚れやゴミは目立ちます。
長く乗ることを想定している人は、汚れ対策や洗浄などを検討したほうが良いかもしれませんね。
ボルボXC40のラヴァオレンジ内装、オシャレで良いけど汚れとかゴミが目立つ(笑) pic.twitter.com/ffv1j73Vrn
— ドラヨス@Youtuber×blogger (@phoshiaki) 2018年12月26日
ボルボXC40 T4 R-designのドアトリムですが、トリム上部はもちろんソフトパッド。

R-designにはカッティングアルミニウムというアルミシートのような素材がオーナメントとして貼られています。
そしてここは夜間はインテリアイルミで照らされるのでとても綺麗です。
ボルボXC40のインテリアは、イルミの照度もカスタマイズできる。
— ドラヨス@Youtuber×blogger (@phoshiaki) 2018年12月28日
色が選べたらなお良かったけど、贅沢な悩みか。
ダウンライトと色は選べます。
この時は青にしてます。 pic.twitter.com/DhzE7O5UxI
XC40にはダウンライトもあり、色は選べます。
このあたりはUXとは質感も満足度も大きく違うところです。
ボルボXC40のドアトリムは、中央部分は主にハードプラなんですが、デザインによって見栄えはそれほど安っぽく見えないのはいいですね。
私はオプションでハーマン・カードンのサウンドシステムを10万円で付けたので、ドアにもロゴ入りのスピーカーが付いて見栄えが向上しています。

ラヴァオレンジの部分はフェルトのような温かみのある素材になっているので、触っても良し異音対策も良しです。
ハーマン・カードンをつけると、ダッシュボード奥にもロゴ入りのスピーカーが備わります。

ボルボXC40はドア下部のスピーカーを排し、足元奥に配置し直したというこだわりの設計となっています。
それにより、ドアポケットはノートPCが収まるほど大きくなっています。
肝心な音質ですが、先日友人を乗せたところ「音がイイ」と言っていたので、10万円で音質と見栄えも向上するなら付けておいて良いと思いました。

私の場合、ドアトリムの質感向上で付けたという意味合いも強いですね。
XC40のウインドウスイッチ周りは、正直プラスチッキーでそれほど質感が高いとは思いませんでした。

ただ、全体を通してカジュアルなデザインになっているので、XC60やXC90ではやや不足と感じたウィンドウスイッチ周りですが、XC40ならまだこんなもんかなと思える部分もあります。
運転席周りを比較
続いてはレクサスUX250h F SPORTの前席全景を見てみましょう。

↑クリックで拡大します。
従来のレクサス車にはあったオーナメントパネルの類を廃したせいで、下位グレードと上位グレードの質感の差がほとんど無くなってしまったのは残念。
ただ、実際に納車されて使っていれば、それほど質感が低いとも思わなくなりました。
レクサスUX250h F SPORTのシートは標準状態だとL-texという合皮ですが、オプションで本革シートにアップグレードしました。

本革シートにしないと、シートベンチレーションが付かないという、抱き合わせ商法でプラス25万円です。
この辺りのオプション費用のせいでUXが割高という印象が強いのだと思います。

スイッチの節度感や、本革のステアリングやシフトノブの触り心地など、インナードアハンドル以外の部分では手に触れる部分の触感は良いですね。

インパネ部分のヘアライン加工されたパネルの質感も思いの外良くて、このあたりは結構気に入っています。

システム起動スイッチが青いのはハイブリッドモデルのみです。
グレードで異なる点としては、ダッシュボードのソフトパッドの部分のマテリアルと、ステッチの色がフレアレッドだと赤いステッチになります。

これも挿し色としては良い感じでした。
そして、インパネ上部に備わる10.3インチワイドのナビ画面。

このように分割してテレビと地図など、情報を2つ表示できるのはライバルメーカーにも無いメリットだと思います!
そして、ブルーバナナさんのテレビナビキャンセラーをつければ、走行中もテレビ表示ができます。
※ドライバーは見ちゃダメよ。
ブルーバナナのTVキャンセラー付けた話はこちら↓
レクサスUX テレビナビキャンセラー&ブレーキホールドキット取り付けました!(ブルーバナナ)
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使い勝手は私は以前にもRXに乗っていたのでそれと同じで、画面もRXの12.3インチから小さくなるのでどうかなと思っていましたが、10.3インチでも十分デカイですね。
これはレクサスUXのとても良いポイントだと思います。
ただ、トラックパッド方式のリモートタッチは、以前より使いやすくなったとは言え、狙ったところにカーソルを移動しづらかったりで意外とストレスです。反力とかスピードを調整すればもっとうまく動かせるようになるのかもしれませんが…
やはり画面タッチに回帰していくのでしょうか。
そして個人的にとても気に入っているのが、シフトノブです。

これ、触り心地とパームレストとしての腕の置き位置としては良いですね。
ボルボXC40では左腕のアームレスト部分が低すぎて微妙に使えないのと、シフトレバーが想定しているより低い位置にあって、ブラインド操作しようとするとスカスカと空を切ってしまいます(笑)
まあこれも慣れでしょうけど、2台交互に乗ってるとなかなか慣れません^^;
そして、結構気にされている方も多いみたいですが、シフトをDレンジに入れていると左隣にあるリモートタッチへの視界を遮るのでそう探しにくいのではないかとのご意見もありましたが、個人的にはそれほど操作しにくいとは思いませんでした。
続いてはセンターコンソールとパームレストが一体となっているオーディオスイッチです。

こちらは慣れたら操作しやすいのかと思っていましたが、未だに慣れません(笑)
オーディオノブくらいはインパネにあったほうが操作しやすい気がしますが、もっとたくさん乗っていくうちに体が慣れるかもしれません。
一方で、この大型のアームレストコンソールは、肘置きとしてはとてもいい位置にあります。
パームレストを兼ねるシフトノブとの高さも適切です。
続いてボルボXC40 T4 R-designの前席全景を見てみましょう。

↑クリックで拡大します。
ボルボ車の内装デザインのアイコンである、9インチの縦型ナビモニターが特徴的です。
デザイン文法としてはXC60やXC90と同じように作らえていますが、本木目などのマテリアルはなく、カッティングアルミニウムのオーナメントパネルと、オプションで付けたラヴァオレンジの内装カラーがとてもPOPな印象を与えています。

エルゴノミクスを追求してデザインされたというボルボのシートは、腰痛が直るとさえ言われているほど座り心地が良いです。
シートヒーターは完備。
XC40にはシートベンチレーションの設定はありません。
これがレクサスUXより劣る部分ですねぇ。
パワーシート、パワーランバーサポート完備。
ただし、パワーイージーアクセスなどはないので、その点はレクサスUXのほうが高級車感があります。

スイッチ部分の加飾はありません。
ドアシルプレートにはR DESIGNのロゴが。
そして金属製のペダルはR-design専用装備。アクセルペダルは吊り下げ式です。
UXはオルガン式なので、この点もUXのほうが好みではあります。
続いてボルボXC40 T4 R-designのインパネを見てみましょう。

9インチの縦型液晶ナビは、実際に使ってみましたがこちらは良し悪しですね。
タッチ操作はやはり上手く押せない時があり、操作面では物理スイッチのほうが良いと感じることがあります。
また、フォントの大きさなどが大振りで、高精細という感じはしないです。ただ老眼などでは見やすいかもしれません。
良い点としては、進行方向の先の見通しが縦画面なので見やすいのは良いですね。

ボルボのナビではカスタマイズできる部分も多いんですが、カスタマイズしたいと思うところができなかったりもします。
例えばナビの案内中のBGMの音量とか。案内が入るたびに音楽がほぼ聞こえなくなるレベルなので、シトロエンよりはマシですが、このあたりは案内中の音楽の音量までカスタマイズできたアウディのほうが良かったです。
UXではこの点は気になりません。
ギアをRに入れたり、カメラボタンを押すと360度ビューが起動します。

この合成はレクサスのほうが上手かもしれません。
360度よりもバックモニターのほうが使いやすいかもしれません。
やはり両方映るレクサスのほうがこの点は良いと思いました。
あんまり注目されないけど、レクサスのバックモニターは見やすい。
— ドラヨス@Youtuber×blogger (@phoshiaki) 2019年1月3日
上からのビューと真後ろも写してくれるので一番わかりやすい。
さらにパーキングサポートブレーキもあるので、電柱とか静止物にぶつかりそうになってもブレーキを踏んでくれるのは優秀。
これは欧州車にもない機能。 pic.twitter.com/PgrfIV37DT
続いてボルボXC40 T4 R-designのインパネ中段ですが、オーディオ系スイッチやハザードランプ、ドライブモードセレクトがあります。

ここの見た目もなかなか良いですよね。
木目などは使っていませんが、質感演出は上手いと思います。
その下にはトレーがあり、私はオプションで非接触給電のQi(チー)を装備しました。

なので、スマホを載せると充電されるのでとても便利!

ただ、充電速度はケーブルで繋いだほうが早いかも。
これからはこうした装備はあって良いかもしれませんね。
スマホを車内に置き忘れる頻度が高くなりますが^^;
その後方にはちょっとした小物入れがありますが容積はミニマム。

オプションで灰皿にできるようのスペースだそうで、実用性は低いですね。
センターコンソールには電気式のシフトレバーがあります。

この操作感もコクコクと入れる感じがとても質感高くて気に入っています。
Pはスイッチ、Rに入れる時には、上に2回、Dに入れるときは下に2回と、普通のシフトとは操作性が違うので慣れが必要です。
そしてその後方には、電動パーキングブレーキとホールドスイッチがあります。

ボルボのブレーキホールドはちゃんとメモリーしていてくれるので、エンジン始動のたびに押す必要などはありません。
さらにその後方には、着脱式のゴミ箱とアームレストコンソールがあります。

実際に乗ってみて感じたのは、アームレストの位置が低いです。
シフトレバーの位置も低いので、アームレストとしての機能はほぼ無いと思います。
この点はレクサスUXのほうがシフトレバーの高さもアームレストの位置も良いですね。
アウディQ2やVW車ではアームレストの高さは調整できるので不満もありませんでしたが、ボルボXC40の数少ない不満点としてはアームレストとシフトレバーの高さが低すぎるという点が挙げられます。
アームレストコンソールを開けるとこんな感じでかなり深くて広いです。

で、特筆すべきは着脱式のゴミ箱があるということ。

容量が小さいので、ティッシュゴミくらいしか入れられませんが、ちょっとしたゴミを入れておくには良いですね。
花粉のシーズンなどではチリ紙入れとして役立ちます(笑)
ステアリングホイールを比較
続いては、ステアリングやメーター周りを比較です。
まずはレクサスUX250h F SPORTのステアリングホイールから見てみましょう。

最近のレクサスのステアリングホイールのデザインです。
基本的には他のグレードと同じですが、F SPORTにのみパドルシフトが備わるのは良いですね。
握りも太く、触り心地もGOOD。
F SPORTのフレアレッド内装だと、ステッチが赤くなるのは挿し色になって気に入っています。

ただ、ボタンの配置にはちょっと迷います。
だいたい、オーディオ系の操作スイッチは左右どちらかに集約されていると思いますが、このレクサスのステアリングスイッチでは、ボリュームが左側、トラック送りが右側の下部に配置されています。
やや煩雑な印象です。

ただ、version C以上にはステアリングヒーターも完備されているのはGOOD!
冬場はつくづく思います。XC40にR-designには私が買ったときにはステアリングヒーターは装備できなかったので。
そしてレクサスUXでは、ステアリングヒーターもクライメイトコンシェルジュ対応になっているので自動で温度調整してくれるものありがたいです。
続いてボルボXC40 T4 R-designのステアリングホイールです。

ステアリングホイール自体のデザインはボタンが大きく、緻密と言うよりは大味なデザインです。

R-designのロゴ入りのもので、握りも太めなのは個人的には好きですが、スイッチ類にはグロス仕上げになっておらず、XC60と質感の差を感じる部分。
ボタン自体は大きくて押しやすいですが、密度感で考えるとマツダやレクサスのステアリングホイールとかのほうがカッコよく見えますね。
ボタンの数も少ないので、機能面はどうかと思っていたんですが、左側がクルーズコントロール関連のスイッチ、右側がオーディオ関連のスイッチと別れており、操作性はとても良かったです。
これは先日アップしたV60の試乗動画の中でも言及していますが、クルーズコントロールの機能をこのボタンの少なさでカバーしていてとても迷いなく押せるので、他のメーカーのスイッチが多すぎるのかもしれません。
↑タップで再生します。
R-designにはパドルシフトもついています。

ただ、ステアリングヒーターの設定はなし。
オプションで選べるとのことでしたが、私が購入したときにはオプション表には無かったんですよね…
あれば絶対つけたのに。
メーター周りを比較
続いては、レクサスUX250h F SPORTのメーターを見てみましょう。

こちらは以前にもお届けしたインプレッションでも何度も言っている通り、マルチファンクションディスプレイに表示される情報量が少ないですね。
常に表示させておきたいエネルギーモニターや燃費計などが一度に表示できないので、いちいち切り替えてみないといけません。
また、可動式のメーターリングですが、中央にするとさらに表示できる情報が制限され、エネルギーモニターすら表示できなくなります。

もはや中央にして使わないですね。
そろそろレクサスでもメーター内の表示に関してブレイクスルーが欲しいところです。
一度アウディのバーチャルコックピットを味わってしまうと、余計にそう感じます。
ただ、オプションではありますがヘッドアップディスプレイがあるので、それで多少情報量を補っている部分はあります。
あくまで個人的な体感ですが。
— ドラヨス@Youtuber×blogger (@phoshiaki) 2019年1月2日
ボルボのメーター内の地図は任意で拡大縮小も出来ず、表示エリアも狭いのであくまでナビの補助くらいでしか使えない。
UX F sportのメーターは言わずもがなですが、HUDの情報がRXより多いのは良い。 pic.twitter.com/TFgcvzg1k7
また、10.3インチのナビ画面の分割側を燃料計やハイブリッドモニターとして表示することもできるので、そこに表示するというのも手ではありますが、どうも視線の移動に無駄を感じてしまいます。
やはり情報過多気味ではありましたが、慣れるとアウディのバーチャルコックピットが一番情報が集約されていて見やすかったですね。

慣れるまではどこに何があるか覚えるのに大変でしたが、これなら必要な情報がすべて表示されています。
再生されている曲名まで出るのは素晴らしい!
一方で、ボルボXC40 T4 R-designのメーターです。

12.3インチの液晶メーターが全グレード標準装備です。
こちらは、メーターリングのデザインなどは4種類から選べますが、どれもそれほど差がないです。

中央部分にMAPを表示させることはできますが、任意で拡大縮小ができず、あくまでナビの補助的にしか使えない感じです。
機能面ではバーチャルコックピットでできることの30%くらいな体感です。
ボルボXC40の液晶メーターは、バーチャルコックピット対比で30%くらいの情報量しかないな。
— ドラヨス@Youtuber×blogger (@phoshiaki) 2019年1月2日
機能面ではできないことのほうが多い。
でもこれはボルボに限った事ではなく、バーチャルコックピットが優れすぎているだけ。
レクサスの液晶メーターならバーチャルコックピット対比10%くらいの情報量。 pic.twitter.com/Mr7BztMspX
それでも、ルート案内の指示や、航続可能距離、燃費などが一度に見れるのでレクサスUXのメーターよりは情報は多いのは◎です。

国産メーカーのメーターは、輸入車勢に完全に遅れてしまっているので、そろそろブレイクスルーが欲しいところですよね。
レクサスUXとボルボXC40の運転席周りの内装を比較した感想・評価は?
さて、2台の運転席周りの内装を改めてじっくり見てみましたがいかがでしたか?
エクステリアと同様にどちらにも一長一短があり、また同じコンパクトSUVと言えどもキャラクターが全然違っています。
実際に納車される前までは、レクサスUXの内装の質感が低めなのが気になっていましたが、納車されて乗ってしまえばそれほど気になりませんでした。

ドアトリムも、インナードアハンドル以外では手に触れる部分の質感は最低限確保されていますし、インパネやメーター、ヘッドアップディスプレイなどの質感は満足度も高いです。
フレアレッドの内装を選んだのも良かったかもしれません。
UXは黒内装よりも、白や青、赤など、挿し色が入ったほうが見栄えが良くて質感が上がったように見えるのが吉。
そして、クライメイトコンシェルジュやシートベンチレーション、ステアリングヒーターなどの快適性が高いので、冬場は特にレクサスUXに乗ることが多かったです。
こういうソフト面でのおもてなしは、さすがレクサスで、走りや質感うんぬんよりも「快適だから選びたい」という欲求は身に沁みて高いです。
コレに尽きます。
一方、ボルボXC40 T4 R-designは、ラヴァオレンジの内装カラーを2.5万円でオプション選択したおかげで、めちゃくちゃオシャレな内装に見えます。

決してマテリアルの質感も高いわけではないですが、デザインの妙でそれほどプラスチッキーに見えないのはさすがスカンジナビアンデザインといったところでしょうか。
特筆すべきは、夜間のインテリアイルミの豊富さで、とても明るくダウンライトの色も選べるので、真っ暗なレクサスUXとはとても対照的。

↑レクサスUXの夜間室内は、本当に真っ暗。
↓ボルボXC40はオーナメントパネルも間接照明で照らされ、ダウンライトは青の設定。

ドアのオレンジ部分にも間接照明があり、室内はかなり明るい。
もちろん、照度は調整できるので暗くすることも可能です。
この夜間の差は精神的に結構大きいです。
運転席周り内装の個人的な採点をするならば
レクサスUX250h F SPORT…70点!
ボルボXC40 T4 R-design…80点!
と言った感じでしょうかね。
あくまで私個人の採点なので、好みによってはこの点数も逆転すると思います。
レクサスUX250h F SPORTは、先行展示の時点から内装の質感不足を指摘していましたが、座ってしまえばそれほど気にならないものの、インテリアイルミがドアトリムやダッシュボードに何もないので、夜間の照明不足などは逆に納車されて気づいたマイナスポイントです。
ドリンクホルダーを照らす照明もないので、手探りで飲み物を探すなど550万円クラスのプレミアムブランドとしてはちょっと不満です。
N-BOXにすらドリンクホルダーやダッシュボードのインテリアイルミが付いていますからね!!

それ以外では運転席周りに関してはそれほど不満もなく、大型のヘッドアップディスプレイや適切な高さのアームレストやパームレストを兼ねたシフトノブなどは満足度は高いです。
とは言え、マイナスを加味すると70点くらいの満足度となってしまいました。
これまた辛口な採点となってしまいました。
これが400万円で買えるクルマなら、ここまで点数も低くないとは思いますが…
MAZDA3などの内装を見た後だと、余計に辛口になってしまいますね。
ただ、良い面としては、シートベンチレーション、クライメイトコンシェルジュ、電動テレスコチルトやパワーイージーアクセスといった快適装備が、このクラスでは珍しいほど充実しているのはGOODです。
一方のボルボXC40 T4 R-designですが、80点というソツ無いまとまり方です。

マテリアルに関しては、それほど質感高いとは思わないんですが、クルマのキャラクターにあったデザインがなされているので、これはこれで良いかなという評価です。
デジタルメーターが標準装備であったり、小技の効いた収納があったり、夜間の適度に明るい室内であったり、本当に欠点らしい欠点がないインテリアですね。
強いて言うなら、ヘッドアップディスプレイが無い、ナビの操作性や細かい設定がレクサスよりは劣る点、肘置きが低すぎる点など、本当に細かいところでの減点で80点という評価です。
カーオブザイヤーを取るのも納得と言ったソツのなさで、たしかに良くできているなぁと思います。
でもね、先ほども書きましtが、乗っている頻度としてはレクサスUXのほうが上なんですよ。
やっぱり質感より快適性って結構重要。
このあたりが、私が毎度レクサスを買ってしまう理由の一つでもあるんですが。

今回は運転席内装編として、人気のコンパクトSUV2台をオーナー目線で比較してみましたが、次回以降ではユーティリティ編もお届けしたいと思います。
レクサスUXやボルボXC40を検討している方は、参考にしていただければ幸いです^^
以前にお届けした、レクサスUX納車直後の画像やドライブフィールインプレッションの記事も併せてどうぞ↓
【画像大量!】レクサスUX納車後フォトインプレッション エクステリア編
【ココが良い・ココがダメ!】レクサスUX納車されてわかったレポート 内装編【画像大量!】
レクサスUX250h納車後レポート!レーダークルーズコントロールの評価は?
ブルーバナナのTVキャンセラー付けた話はこちら↓
レクサスUX テレビナビキャンセラー&ブレーキホールドキット取り付けました!(ブルーバナナ)
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すでにワンダー速報では、レクサスUXの記事も大量に投下しているので、今後加筆されるレクサスUXの最新情報や、過去のレクサスUX関連の記事は、以下の「レクサスUX関連記事一覧」にてご確認ください↓
レクサスUX関連記事一覧
ボルボXC40も、すでに納車後レポートもいくつか記事にしているので、こちらの記事も併せてどうぞ↓
【納車されました!】ボルボXC40 T4 R-Design 画像大量インプレッション!エクステリア編
【レクサスUXと比較】ボルボXC40 T4 R-Design 画像大量インプレッション!内装編
【ユーティリティは◎】ボルボXC40 T4 R-Design 納車後インプレッション!後席ラゲッジ編
【ボディサイズは気になる?】ボルボXC40 T4 R-design納車後インプレ ドライブフィール編
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過去に書いたボルボXC40関連の記事や、これから追加される最新情報は、以下のボルボXC40関連記事一覧をご参照ください↓
ボルボXC40関連記事一覧
まだまだ納期も半年以上かかっているボルボXC40なので、納車待ちの修行中の人やこれから検討している人の参考になればと思います。
ボルボXC40やレクサスUXをできるだけ安くお得に買うには?
さいたまエリアでボルボ車やレクサス車の購入を検討している人は、ディーラーを紹介しますのでPC版ワンダー速報のメールフォームにその旨書いていただけますと、詳しくは書けませんがかなり良い条件を提示してくれる営業さんを紹介できると思います。
それ以外の方でもできるお得な買い方としては、試乗や見積りなどで実際にディーラーに行く前に、もしくはディーラーに行った後でも、ネットで愛車の無料下取り見積もりをしておくことを激しくオススメしますよ。
何故かというと、営業マンから「今契約しないと納車が更に遅れる!」とか「今日ハンコ押してくれるならこの条件で!」とかプレッシャーかけられて、下取り価格の吟味をする前にうっかりハンコを押しちゃったりすることがあるからです(実際私も経験あり^^;)。
ディーラーでの下取り交渉で、良い条件を出すためには、予めネットなどで愛車の買取り見積もりを取っておいて、ディーラーでの下取り金額の交渉材料として使うのがかなりオススメの手です。
買取店で出た査定金額を持ってディーラーに行くと、値引き+下取りで価格交渉ができるので手ブラで行くより良い条件が引き出せる可能性が高いです^^
実際に私がおすすめしたこの方法で、ブログ読者の方から「買取店よりも良い条件でディーラーで下取ってくれた」という報告もいただきました^^
ディーラーによっては、値引きが良くても下取りの条件が悪いことも良くありますので、そういう時は、買取店に売却してしまえば良いですしね。
逆に、ディーラーで下取りの見積りをした後で買取店で査定する際には、ディーラーでの下取り見積もり額を予め伝えておくと、それ以上の価格で買い取ってくれることが多いです!
ちなみに、私がいつも使っているサイトはこちら。
かんたん車査定ガイド


久しぶりにこちらの広告クリックしたら、「相場だけ知りたい」ってボタンが最初に表示されるようになっていたので、それでいいかも。
1分程度の入力で、ざっくりした価格感がわかるのでとりあえず調べてみるのも良いと思います。
ガチで売却価格を上げたいのならば、上記のような一括見積もりサイトに車の査定を入力すると、複数の買取店が実際に車を見て買取額を決めたいと電話をかけてきます。その際、複数の買取店を同じ時間にアポイントを入れます。
「同じ時間帯にしないで欲しい」と言われるかもしれませんが、「まだ他の買取店からかかってきてない」と言っておけばOK(笑)
次に買う車の納期がわかっていると、売却時期について聞かれた時に答えやすいと思いますが、もしわからなかったら「現在の愛車の価値が知りたい」と言っておけばOK。
買取店が集まったら、「入札制にしますので、査定金額を名刺の裏に書いて、せーので見せてもらって、一番高いところに売ります!」と言うと、最初からMAX価格で勝負してきます。
何社も別の時間にアポイントをとるのも時間がもったいないし、一番この方法が良い条件出る可能性高いです。
この「入札制で」というのがポイントです!
ブログ読者の方からも、この裏ワザでディーラー見積りより数十万円も高く買取店で買い取ってもらえた!というご報告も多数いただきました!^^
ディーラーだけの下取り見積もりではもったいないですよ!
オプション追加できるくらい、買取額に差が出ますからね。
本気で高く売りたい方は、お試しあれ^^
売却時期がハッキリしていない人は、「とりあえず愛車の相場が知りたい」と言えばOK。
ディーラー下取り額が適正かどうかの判断材料として、愛車の価値を知っておくのは良いと思います。
また、「残価設定クレジットで買っているけど途中で売却できるの?」って質問をたまに受けますが、まったく問題ありません。
こちらの記事にまとめているので、良かったらどうぞ↓
残価設定クレジットやローンの途中で中古車買取店に売却してしまっていいの?
私もいつも残クレで買ってますが、1年とかで売却してます(笑)
人生は有限です。
残クレとかローンで買うというのは、残りの人生の時間を買っているのと同じです。
70歳とか80歳の人が「お金貯まったらクルマ買う」と言うでしょうか?
目先の損を気にして時間を浪費するより、多少なり金利を払っても、好きなものを早く味わうほうが幸せな人生になると私は思っています。
(あと、残クレとかローンで買ったほうが値引きを引き出しやすかったりしますw)
それに、「お金がない」とか「贅沢は敵だ」なんて言って買い控えしていたら、日本経済が停滞してしまいます。
車やモノを買ってお金を使うということは、そのお金が誰かの給料になっているということです。
そして自動車はまさに日本の主軸産業。
それにお金を使うということは、社会貢献でもあるのです。
自分自身が良いものを買って身につけて行かなければ、身の丈は誰も引き上げてはくれません。
身の丈を上げてくれるモノを買って、自分自身の仕事の活力にしていきたいものですね^^

想像してみてください。貴方の欲しいクルマがガレージに停まっている姿を。
ワクワクしたときが買い時ですよ^^
ということで、当ブログが参考になったよ、という方は、ネット見積もりをする際には↑の広告リンクから見積もっていただけると、毎日ブログを更新するうえで大変励みになります(笑)
とりあえず自分の車の下取り査定額見てみようかな…

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コメント
- XC40 フィルム
- はじめまして。
このブログに背中を押されて、XC40の注文をしたものです。
昨年の11月に注文して今年の6月ぐらいに納車予定です。
XC40の一番の欠点は納期の遅さでしょうか?
お尋ねします。
XC40のガラスは遮熱ではないと思うので日中は暑いですか?
パノラマガラスサンルーフも付けたので少し心配です。
まだ夏を経験していないので不明だと思いますがいかがですか?
納車後、遮熱フィルムを貼るか検討しています。
よろしくお願いします。
- Re: XC40 フィルム
- STIさん、コメントありがとうございます。
初コメ感謝です。
ご契約おめでとうございます。
ほんと、納期は長引く一方ですね。
私はXC40ではルーフは付けませんでした。
日中の暑さに関してですが、納車が12月なので、夏場を経験してないのでなんとも言えませんね…。
IRカットではなかったと思うので、その辺りは普通の車と同等ではないでしょうか。
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