レクサスUX静音化&デッドニング計画!静粛性向上&ロードノイズ低減!オートブラストさんで施工してもらいました!

レクサスUXに静音化のチューニングをしてもらいました!


先日のオーディオテクニカ様の案件で、USBに挿すだけで音質向上する「レグザット サウンドコントロールアダプターAT-RX97USB」を試してみた際に、もっと良い環境でカーオーディオを聴いてみたい!という欲求が湧いてきました。

その時の記事はこちらね↓

USBに挿すだけで音質向上!オーディオテクニカ「レグザット サウンドコントロールアダプターAT-RX97USB」使ってみた![PR]

↑別ウインドウで開くので、クリックしておいて、後で読むも良し!

案件のときにもオーソリティとしてコメントを頂いた、私のお友達でもありカーオーディオのコンテストで数々の優勝を果たしている「オートブラスト」の小笠原さんに、「10万円くらいでデッドニングとか静音化とかしてもらえませんか?」って頼んでみたところ、なんとその価格でも効果の高いメニューを考えていただきました!

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これが驚くべき結果を生もうとは、このときはまだ知る由もなかったのでした…
そして!!ブログを最後まで見た方にはタイアップでお得なキャンペーンも用意してもらいましたよ!!

レクサスに限らず、他のメーカーの車種でも対応していただけるとのことなので、要チェックです!


クルマのデッドニングや静音化にご興味ある方は続きをどうぞ…




そもそもデッドニングって何?


デッドニングとは、「何かを無効にする・弱める」を意味する「Deaden」という動詞の名詞形だそうです。
カーオーディオの分野では、スピーカー周りに発生する余分な振動を無くし、スピーカーが持つ本来の性能をより良く感じるために「デッドニング」を行うということです。

よくある施工事例としては、スピーカーが取り付けられているドア部分に、静音や制震効果のある素材を貼り付けてデッドニングを行う事が多いのですが、私のリクエストとしてはどちらかと言うとロードノイズやドア方向からの静音効果に期待して、オートブラストさんにリクエストしました。

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私のお友達でもあるオートブラストの小笠原さんです。
2週間に一度は顔を合わせてます(笑)

「ロードノイズやドア方向からの静粛性を高めたい!」というザックリとしたリクエストでしたが、小笠原さんは真摯に対応してくれましたよ。

レクサスUX250hは、静粛性はそこそこ良いのですが、ランフラットタイヤの影響か、ロードノイズはやや耳につくんですよね。
それが何とかならないか、と思ったのですが、小笠原さん曰く「車外からやってくるノイズはドアやフロアから侵入するロードノイズや風切り音の割合が多いんです。これは遮音材を適切に配置することでかなり改善出来るんですよ。車軸から伝わるようなノイズは遮蔽が難しいんですけどね。」とのこと。
車軸から伝わるようなノイズは、タイヤを履き替えるのが一番なんでしょうね。

それでも、「10万円そこそこで静音効果が高まる方法があるならお願いしたい」という、私のわがままにも付き合ってくれました。



クルマの静音効果を高めるには?


デッドニングや静音効果が期待できる方法としては、やはりドア周りに静音材を貼るというのが一般的です。
まずは実車でどんな対策が講じられるかを考えるために、レクサスUXのドア周りのパネルを剥がして見てみます。

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パキパキと手早く内装を剥がしていきます。
触ったことないクルマでも、簡単に手早く剥がしていくのはさすがプロですね。

あっという間にドアパネルを剥がしてみると、中はこんな感じになっていました↓

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レクサスUXは、静粛性にも気を遣って作られたと、資料で見たことがあったのですが、ドア周りに何か工夫があるのかしら?
特にそれらしい感じはしませんが…

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パネル側を見ても、静音性に効果がありそうなパーツは見受けられませんでした。

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これなら逆に静音材を貼る効果も期待できそうです。

ということで、後は小笠原さんにおまかせして、入庫してきました。

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実際にしてもらったデッドニング&静音化の施工内容


もうここからはプロの領域なので、施工内容を聞いても素人には「なんか凄そう!」という感想なのですが(笑)、施工内容の詳しい解説をいただいたのでご紹介しますね。

まずはフロントドアに対する施工ですが、ヒートシールドラグをドアインナートリム(内張り)内側に貼り、さらにダンピングアブソーバーを貼り付け、異なる素材をミックスして静音・制震、さらには断熱効果も高める仕上げを行っていただきました。


ヒートシールドラグですが、こちらは連続気泡スポンジ+単独気泡スポンジが制止空気層を生み、高い遮熱効果を発揮するという、オーディオテクニカの製品だそうです。

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オーディオテクニカってだけで効きそうですが、今回は案件じゃありませんのでサラッと紹介(笑)

熱を通しにくい構造の難燃性アルミクロスシートで単独気泡スポンジ+アルミクロスシートにより優れた遮音効果を発揮するとのことで、遮音性と断熱性も期待できます!
静音効果だけじゃなく、断熱効果でエアコンの効きも良くなりそうですよね。



フロントドアには、ヒートシールドラグのほかにもダンピングアブソーバーという素材もミックスして施工してもらいました。ちなみにこれもオーディオテクニカ製。

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このダンピングアブソーバーは、ヴァージンブチルゴムとアルミシートと吸音スポンジという3つの素材を組み合わせた三層構造で高い制振・吸音効果を発揮する素材だそうです。

一般的なブチルゴムと比較して高比重・高耐熱を誇るヴァージンブチルゴムを採用することにより、小さい面積でも高い効果を発揮し、さらに吸音性能に優れたNBRスポンジにより、高い吸音効果をも発揮するそうです。

オートブラストさんでは、ヒートシールドラグとダンピングアブソーバーをミックスして施工してもらえるのですが、実際にこの2つの素材を箱状にしたサンプルの中に音を鳴らしたスマホを入れてみると、ほぼ音が聞こえなくなるほどの効果に驚かされました!


実際の施工シーンも写真に撮っておいてもらったので、いくつかご紹介しますね。

まずはフロントドアのインナーパネルを剥がしたところ。

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ちゃんと傷がつかないように養生されているのが好印象です。

そして、外したインナーパネルはこんな感じ↓

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これに対して、ダンピングアブソーバーとヒートシールドラグを貼っていきます。

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施工後はこんな感じ。
丁寧な仕事っぷりです。

コチラがフロントドアですが、リアドアにはインナーパネルのサービスホール側にヒートシールドラグを施工。

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フロントドアはサービスホールがプラスチックのドアモジュールでふさがっていますが、リヤはモジュールタイプでなく雨よけのビニールだけの構造のため施工方法も適切に選択しているとのこと。

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さすが、カーオーディオのプロショップで、数々の賞を受賞しているショップさんだけに、価格に対する施工内容も満足できるものでした。


小笠原さんからのコメントとしては、

「遮音効果とともにデッドニング効果も少なからず発揮しているので、オーディオのサウンドも向上しているはずです。ドアの内部に厚みの素材を組み込むために、内張りがうまくはまらなかったり、隙間が開いてしまう事もあるので自分でやるのは大変だと思うのでそこはプロにおまかせ下さい。」

とのこと。
たしかに、私は自分でこの作業をやる自信はないですし、プロにおまかせしたほうが間違いないですからね。

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繁盛しているショップさんで施工実績も豊富なので、任せて安心です。


さらに今回は「ロードノイズも低減したい」という私のリクエストの応えてくれて、もうひとつオマケで施工してくれました!

それがこちら。

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フロアノイズレスラグというフロア用遮音・吸音材を、フロアマットの形にカットして前席と後席の4枚施工していただきました!
こちらもオーディオテクニカ製で、遮音効果の高い素材を採用し、ロードノイズなどの外来ノイズを低減してくれる効果があるそうです。

ドア4枚とフロアへの施工で、これは実際に静粛性向上が期待できそうです!!



実際に施工後のレクサスUXに乗ってみた感想は…


1日の入庫で作業を完了していただいたのですが、しっかり洗車までしていただきありがとうございました(笑)

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で、実際に施工後の自分のレクサスUXに乗ってみてびっくりしましたね。
ここまで変わるのかと。

その時のTweetがこちら↓



実際に乗ってみた感想なんですが、まずドアの開閉音が変わりました。
今までも「バジャン!」という欧州車ライクな金属質なドアの開閉音だったのですが、施工後は「ヴォン!」という気密性の高そうな、そして重い音に変わりました。
これはドア開閉音マニアとしては質感向上と言っても良いと思います(笑)

そしてクルマに乗り込んだだけで感じることができるんですが、外の音が聞こえないというか、車内がデッドになった感覚があります。
「デッドってなんだよw」と言う人もいると思いますが、音の反響が無い状態ですね。
音楽スタジオとか、カラオケルームに入ったときの感覚に似ています。それが車内で体感できる感じです。

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で、実際に走ってみたんですが、たしかにドア方向からの騒音はかなりカットされている印象です。
周りのクルマが走る際に発生する「シャー」という高周波がかなり聞こえにくくなりました。

一方で、期待していたロードノイズに関しては多少はフロアからの音が減っている気がしますが、路面の荒れ具合によっては「ゴー」という車軸を伝ってくるような低周波は聞こえますね。これはやはりタイヤを変えるくらいしか対策はないのかもしれません。

ただ、確実に静かになっている感覚はあります。


私の体感だけでは信憑性も無いと思うので、しっかりとオートブラストさんの機材で、同じ道を走ってビフォーアフターで計測してもらいました!

こちらがビフォーのデータです↓

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なんだかわからないって?(笑)
まぁまぁとりあえず、アフターも見てみましょうよ↓

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グラフの棒が短くなっているのがわかりますかね?

分かりづらいと思いましたので、2つのグラフを重ねてみたのがコチラ!!

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オレンジ色のグラフがアフターです。
黄色いグラフがビフォーなので、黄色が見えているということはその分、静かになっているということです!

周囲のクルマの有無など環境がまったく同じでないので、一部上回ってしまっている部分がありますが、体感的にかなり静かになった印象です。

全体で−3dbくらいの静音効果があったようです。
-3dbって結構なもんですよ!?

こうやって機械で計測してくれると信ぴょう性がありますよね(笑)
まぁ多少は周りを走るクルマの有無などで誤差はあると思いますが、確実に静かになっていると思います。



気になるお値段は…


今回は案件じゃないのでちゃんと実費でお支払いしたのですが、ほんとに10万円そこそこでやってくれました!

ヒートシールドラグ 4枚 ¥13,200
ダンピングアブソーバー 2枚 ¥6,000
フロアノイズレスラグ 4枚 ¥14,000

合計33,200円の材料費込で、工賃&洗車までサービスして8%消費税込みで115,776円!!

のところ、なんとお友達価格で10万円ポッキリでやってくれました!!
貴方は神か(笑)

さらにオマケとして、プロオーディオショップが純正オーディオのサウンド調整をサービスでやってくれます!
音響計測及び調整のサウンドチューニングで、運転席が最高の音楽ホールになります!
これがサービスで付いてきます。

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この内容なら十分満足できました!
小笠原さん、ありがとうございました!!



嬉しいタイアップ企画が!


…で、今回私が施工してもらったオートブラスト謹製のデッドニング&静音化プランですが、ワンダー速報を見ている読者様限定でタイアップをいただきました!

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私が施工していただいたのと同じ内容で、本来なら115,776円かかるところをお友達価格の10万円ポッキリでやってもらいましたが、ワンダー速報の読者の方も10万円ポッキリでやってくれるとのこと!!
(※レクサス車じゃなくてもOK!ただし輸入車は12万円になります。)

ただし、消費増税前の2019年9月末までの期間限定で、申込みの際に事前に「ワンダー速報を見た!」と言った人だけが対象になります。

申込み方法ですが、オートブラストさんのHPの「お問い合わせ」か、電話で直接ご連絡ください。

オートブラストHPお問い合わせフォーム

オートブラスト電話番号 048-423-4765



その際に「ワンダー速報のプランでお願いしたい」と言ったり書いたりすればOK。

ただ、もともと繁盛しているお店なので、入庫の予約がいっぱいになってしまっていると、順番待ちに日数がかかる場合がありますので予めご了承ください。

そしてもちろん、静音化&デッドニングだけじゃなくて、本格的なカーオーディオのキットを組んでもらうことも可能ですので、数々の賞を受賞したそのカーオーディオの実力で、気軽に相談に乗ってもらうと良いと思います^^

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オートブラストさんでは、先日私が紹介したオーディオテクニカさんの「サウンドコントロールアダプター」も試聴できるので、併せて検討してみるのも良いかもしれませんよ?

USBに挿すだけで音質向上!オーディオテクニカ「レグザット サウンドコントロールアダプターAT-RX97USB」使ってみた![PR]

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↑別ウインドウで開くので、クリックしておいて、後で読むも良し!


クルマは、もう一つの自分の部屋とも言える、完全なプライベート空間です。
そして、移動できる音楽ホールでもあります。
その環境を、より静かにそして良い音で音楽を楽しめたら、カーライフももっと楽しくなると思いませんか?^^

気になる方は、お気軽にオートブラストさんに相談してみてくださいね!

オートブラストHPお問い合わせフォーム

オートブラスト電話番号 048-423-4765


営業時間 10:00~19:00
定休日 水曜日



と言った感じで、珍しいクルマいじりの記事でした!

次回のワンダー速報もお楽しみに^^









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コメント

No title
私もデッドニングに興味が有ったので測定グラフを見ていたのですが、ビフォーとアフターのグラフのスケールが異なっていますよね。ビフォーのスケールは0-100dBのスケールですが、アフターの方は5-105dBのスケールになっているようです。
そのため、これをそのまま重ね合わせるとアフターの方がグラフの値が小さくなって当たり前という感じです。
両者のスケールのメモリの値を読んで比べてみると、殆ど同じという感じですが如何でしょうか?
これは!(◎_◎;)
こんにちは。
いつも楽しく拝見&色々と参考にさせて頂いております。
最近は歳のせい?私もクルマは弄らなくなってしまいましたが(オーディオ関連はともかく^^;)、この静音効果というのは興味あります。
比較的近いですし、問い合わせしてみようかな???
ちなみに弄らないとは言いながら、最近version.Cの17インチホイールを安く手に入れたF-sportの18インチホイールに換装してタイヤはレグノGR-XIIで組んでみました。
このタイヤは静かで乗り心地が良く◎ですよ!
Re: No title
イチローさん、コメントありがとうございます。

ご指摘ありがとうございます。
オートブラストさんにその旨お伝えした所、再度計測していただいて、データ取り直しました。
すでに反映して修正してあります。
ただ、どうしても道路状況等によっては同じ道を走っても差が出てしまいます。
それでも体感的に静かになったと感じられるレベルなので、ワタシ的には満足しています^^
Re: これは!(◎_◎;)
TAKAさん、コメントありがとうございます。

私もオーディオいじりは興味はなかったのですが静音に関しては多少コストをかけてもやってもらいたいと思っていたので、この結果には満足しています。
あとはタイヤを履き替えれば完璧なんでしょうけども、パンク修理キットもないので、ランフラットのままだと思います^^;

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