新型MAZDA3を購入検討している人は必見!注意すべき14のポイントまとめました。
2019年5月24日に発売されたアクセラ改め新型MAZDA3ですが、私も絶賛していたものの、購入検討者が注意したほうが良いと思われるポイントがいくつかありました。
パワートレインやグレード展開が多岐に渡るので、うっかり知らないで契約してしまうと後で後悔することになりますので、しっかり予習しておきましょう。

たしかに商品力は素晴らしいんですが、見落としがちな注意すべきポイントもありますので、購入検討している人は参考にしていただければと思います。
MAZDA3については、過去にも大量に記事を投下していますので、これから加筆される新型アクセラの最新情報や、過去のアクセラの記事などは、下記の「MAZDA3関連記事一覧」にてご確認ください↓
MAZDA3関連記事一覧
一晩潰せるくらいのボリュームがあると思います(笑)
※例によって、記事の感想、インプレッションは個人の主観に基づくものです。一部、辛口なコメントも含まれる可能性もありますので、気分を害する可能性がある方はご遠慮ください。
ご了承いただける方のみ、続きをどうぞ。
マツダ新型MAZDA3のグレード別価格情報

まずは新型MAZDA3の価格情報もおさらいしておきましょう。
かなり複雑多岐なグレード展開となっています。
※価格は消費税10%込です。
新型MAZDA3 1.5L SKYACTIV-G(ハッチバックのみ)
15S(FF)(6MT・6AT) 2,221,389円
15S(4WD)(6AT) 2,457,889 円
15S Touring(FF)(6MT・6AT) 2,315,989円
15S Touring(4WD)(6AT) 2,552,489円
新型MAZDA3 2.0L SKYACTIV-G
20S PROACTIVE(FF)(6AT) 2,515,741円
20S PROACTIVE Touring Selection(FF)(6AT) 2,636,741円
20S L Package(FF)(6AT) 2,698,055円
<ハッチバック専用>
20S Burgundy Selection(FF)(6AT) 2,769,555円
新型MAZDA3 1.8L SKYACTIV-D
18XD PROACTIVE(FF)(6AT) 2,790,741円
18XD PROACTIVE(4WD)(6AT) 3,027,241円
18XD PROACTIVE Touring Selection(FF)(6AT) 2,911,741円
18XD PROACTIVE Touring Selection(4WD)(6AT) 3,148,241円
18XD L Package(FF)(6AT) 2,973,055円
18XD L Package(4WD)(6AT) 3,209,555 円
<ハッチバック専用>
18XD Burgundy Selection(FF)(6AT) 3,044,555円
18XD Burgundy Selection(4WD)(6AT) 3,281,055円
新型MAZDA3 2.0L SKYACTIV−X(※暫定価格)
20X PROACTIVE(FF)(6MT・6AT) 3,198,148円
X PROACTIVE(4WD)(6MT・6AT) 3,434,648円
X PROACTIVE Touring Selection(FF)(6MT・6AT) 3,319,148円
X PROACTIVE Touring Selection(4WD)(6MT・6AT) 3,555,648円
X L Package(FF)(6AT・6MT) 3,380,463円
X L Package(4WD)(6AT・6MT) 3,616,963円
<ハッチバック専用>
X Burgundy Selection(FF)(6MT・6AT) 3,451,963円
X Burgundy Selection(4WD)(6AT・6MT) 3,688,463円
となっています。
消費税が10%になり、それぞれ価格が6万円程度高くなっています。
増税前に納車できた人はラッキーでしたね^^
新型MAZDA3のグレード別装備で特筆すべきモノ
続いて、各グレードごとの主要装備もおさらいしておきましょう。
以下が、新型MAZDA3のベースグレードに装着される装備です。

新型MAZDA3 15Sの主要装備
・電動パーキングブレーキ+ブレーキホールド
・スマート・ブレーキ・サポート
・AT車 誤発進抑制制御
・マツダレーダークルーズコントロール(AT車:全車速追従)
・レーンキープアシストシステム
・車線逸脱警報システム
・ブラインドスポットモニタリング
・リアクロストラフィックアラート(ブレーキ付き)
・ドライバーアテンションアラート
・ハイビームコントロールシステム(オートマチックハイビーム)
・フロントパーキングセンサー(AT車)
・リアパーキングセンサー
・LEDヘッドランプ
・セイルガーニッシュ・Bピラーピアノブラック塗装
・マフラーカッター
・LEDライセンスランプ
・LEDルームランプ
・7インチマルチスピードメーター
・アクティブインフォディスプレイ(ガラス投影式カラーヘッドアップディスプレイ)
・8.8インチWVGAセンターディスプレイ
・205/60R16タイヤ&アルミホイール
ベースグレードだからと言ってまったく不足ないどころか、他メーカーではオプション扱いになるような装備まで標準装備となっているのは素晴らしいですね。
15Sにはオプションで
・360度セーフティパッケージ(85,300円)
が用意されています。
安全装備に関しては、ベースグレードでもほぼ完璧に近いです。
新型MAZDA3 15S Touringの主要装備
続いては、ベースグレードの一つ上のグレード、「15S Touring」の装備を見てみましょう。
※15Sの装備に追加して
・スーパーUVカットガラス(フロントドア)・IRカットガラス(フロントガラス/フロントドア)
・フルオートエアコン
・CD/DVDプレーヤー+地デジフルセグチューナー
・215/45R18タイヤ&アルミホイール(グレーメタリック塗装)
・アドバンストキーレスエントリーシステム
となっています。
ベースグレードの15Sでも十分すぎるほど装備が標準化されていたので、それほど増える装備もありません。
一番の違いは、18インチホイールが装着されることでしょう。

グレーメタリック塗装のアルミホイールとのことで、こんな感じのホイールになります。
これでも十分すぎるほどカッコいいですね!
このカッコいい新型MAZDA3の見た目と最低限の装備だけ欲しいという人は、この15S Touringがおすすめとなります。
先日の見積もり記事でも、コミコミ278万円となっていましたので、参考にしていただければと思います。
【コミコミ価格は安い?!】2019 新型MAZDA3(マツダ3)見積もりました!発売日&納期情報も!

↑別ウインドウで開くので、クリックしておいて、後で読むも良し!
15S Touringにもオプションで
・360度セーフティパッケージ(85,300円)
が用意されています。
新型MAZDA3 PROACTIVEの主要装備
15S Touringの上位グレードとしては、20SやXD、SKYACTIV-Xの「PROACTIVE」というグレードがあります。
パワートレインごとには装備内容にそれほど違いがないので、まとめて「PROACTIVE」として紹介いたします。
※15S Touringの装備に追加して
・アダプティブLEDヘッドライト
・ヘッドライトユニット内シグネチャーLEDランプ
・LEDリアコンビネーションランプ内シグネチャーLEDランプ
・デイタイムランニングライト
・自動防眩ルームミラー
・自動防眩ドアミラー
・シフトスイッチ(パドルシフト)
・フロントカップホルダーにフタが追加
・車載通信機(DCM)
※15S Touringの装備から減るもの
・スーパーUVカットガラス(フロントドア)・IRカットガラス(フロントガラス/フロントドア)
・CD/DVDプレーヤー+地デジフルセグチューナー
となっています。
このグレードからは、ヘッドライトユニット内のシグネチャーLEDランプやデイタイムランニングライトが装備され、わかりやすいアイコンになります。

そして特筆すべきは「車載通信機(DCM)」が標準装備となり、トヨタのT-CONNECTナビのように、地図の差分のリアルタイム更新や、エマージェンシーコール、うっかり通知などが利用できるようになるとのこと!(ディーラーでの手続きが必要、3年目まで無料)
なお、PROACTIVEには、オプションで
・スーパーUVカットガラス・IRカットガラス+CD/DVDプレーヤー+地デジフルセグチューナー(49,500円)
・クルージング&トラフィックサポート(55,000円)
・ドライビングポジションサポートパッケージ(66,000円)
…運転席10WAYパワーシート・前席シートヒーター・ステアリングヒーター
・360度セーフティパッケージ(86,880円)
・BOSEサウンドシステム(77,000円)
が用意されています。
パワーシートやクルージング&トラフィックサポート、BOSEサウンドシステムなど、15S・15S Touringでは装備できないオプションも装備できるようになります。
新型MAZDA3 PROACTIVE Touring Selectionの主要装備
続いては、PROACTIVEの上位グレードとして「PROACTIVE Touring Selection」というグレードがあります。
パワートレインごとには装備内容にそれほど違いがないので、まとめて「PROACTIVE Touring Selection」として紹介いたします。
※PROACTIVEの装備に追加して
・クルージング&トラフィックサポート
・スーパーUVカットガラス(フロントドア)・IRカットガラス(フロントガラス/フロントドア)
・CD/DVDプレーヤー+地デジフルセグチューナー
・ステアリングヒーター
・LEDマップランプ
・運転席10WAYパワーシート+メモリー機能
・前席シートヒーター
となっています。
もはや高級車顔負けの装備の数々ですよね。
助手席のパワーシートは無いみたいです。
そしてオプションで
・360度セーフティパッケージ(86,880円)
・BOSEサウンドシステム(77,000円)
が用意されています。
新型MAZDA3 L Packageの主要装備

続いては、PROACTIVE Touring Selectionの上位グレードとして「L Package」があります。
パワートレインごとには装備内容にそれほど違いがないので、まとめて「PROACTIVE Touring Selection」として紹介いたします。
※PROACTIVE Touring Selectionの装備に追加して
・フレームレス自動防眩ルームミラー
・エンジンスタートスイッチリング:プラチナサテンメッキ
・ステアリングホーンパッドリング:プラチナサテンメッキ
・グローブボックスノブ:プラチナサテンメッキ
・グローブボックス内:植毛加工
・ドアトリム:合成皮革
・シート素材:パーフォレーションレザー
※PROACTIVE Touring Selectionの装備から減るもの
・スーパーUVカットガラス(フロントドア)・IRカットガラス(フロントガラス/フロントドア)
・CD/DVDプレーヤー+地デジフルセグチューナー
となっています。
L Packageは主に、内装の質感向上がなされていると思っていいですね。
PROACTIVE Touring Selection との価格差は60,200円なので、これらの装備が6万円でついてくると思えばかなりお買い得な気がします。
そして同様にオプションで
・360度セーフティパッケージ(86,880円)
・BOSEサウンドシステム(77,000円)
が用意されています。
新型MAZDA3 Burgundy Selectionの主要装備

続いては、L Packageの上位グレードとして「Burgundy Selection」が、ハッチバック専用で用意されています。
Burgundyとは、ワインのサイン地で有名なブルゴーニュ地方のブルゴーニュのこと。
ワインレッドのような内装カラーが特徴となっています。
基本的にL Packageの装備内容で、レザー部分の色合いを変更して見た目の質感を向上させているグレードですが、
※L Packageの装備に追加して
・スーパーUVカットガラス(フロントドア)・IRカットガラス(フロントガラス/フロントドア)
・CD/DVDプレーヤー+地デジフルセグチューナー
が標準装備となっています。
付けられるメーカーオプションもL Packageと同じです。

↑クリックで拡大します。
L Packageとの差額は70,200円となっていますが、スーパーUVカットガラス・IRカットガラス+CD/DVDプレーヤー+地デジフルセグチューナーが48,600円のオプションということを考えると、バーガンディ代金としては21,600円ってところです。
新型MAZDA3を購入する前にチェックしておきたい注意点
価格やグレードごとの装備のおさらいが済んだところで、それらを踏まえて購入する前にチェックしておきたい13のポイントをまとめてみたいと思います。
①1.5Lモデルにはセダンが存在しない
まず1つ目ですが、一番安価なグレードである1.5Lモデルには、残念ながらセダンボディは存在していません。
今回は、ほとんどのパネルを専用で作ったというセダンなので、エクステリアの美しさから「セダンが欲しい!」と思っている人も結構いるみたいです。

↑クリックで拡大します。
ワンソクtubeで公開した動画でも、「セダン買う」ってコメントも多数来ていましたね↓
セダンはメッキパーツも多用され、白い内装を用意するなどハッチバックに対してプレミアム感を出しています。
そのためか、安価な1.5Lガソリンモデルは用意されず、2.0Lガソリンモデルや1.8Lディーゼルモデルからのラインナップとなりますので、ご注意ください。
②セダンにはMTがない
チェックすべき注意点の2つ目は、全パワートレイン、全グレードを通して、セダンボディにはMTの設定がないということです。
セダンは先ほども分析したように、プレミアム感を持って走るように作られているためか、MTの設定はありません。
ATで優雅に流すスタイルが良いというのもあると思いますが、もともとあまり販売的に数字が見込めないセダンボディに、MTを設定してもコストに見合うだけのセールスが期待できないというのもあると思います。

ただ、マツダが予想するよりもセダンが売れて、「MTを出して欲しい!」という要望が多ければ実現するかも…?(笑)
セダンが売れればその声は通りやすくなるかもしれませんね。
③1.5LモデルにはPROACTIVE以上のグレードがない
1.5Lモデルの注意点が続きますが、15Sにはベースグレードの「15S」と「15S Touring」しかグレードがないので、PROACTIVE以上のグレードが存在しません。
すなわち、PROACTIVE以上じゃないと付けられない装備が付かないということになります。
PROACTIVEで装備されるものとしては、
・アダプティブLEDヘッドライト
・ヘッドライトユニット内シグネチャーLEDランプ
・LEDリアコンビネーションランプ内シグネチャーLEDランプ
・デイタイムランニングライト
・自動防眩ルームミラー
・自動防眩ドアミラー
・シフトスイッチ(パドルシフト)
・フロントカップホルダーにフタが追加
・車載通信機(DCM)
がありますが、それ以外にもPROACTIVE以上じゃないとオプション装着できない、
・クルージング&トラフィックサポート(55,000円)
・ドライビングポジションサポートパッケージ(66,000円)
…運転席10WAYパワーシート・前席シートヒーター・ステアリングヒーター
・BOSEサウンドシステム(77,000円)
なども付けられません。
個人的には、今回のMAZDA3では売りにしているという「BOSEサウンドシステム」がつけられないとか、パワーシートがないとか、ナビの地図更新やエマージェンシーコールが利用できる車載通信器(DCM)も付けられないのが痛いかなと思います。

ただ、今回のMAZDA3では標準のスピーカーの出来にもかなり自信があるとのことでしたし、もともとパワーシートを使っていない人や、コネクテッド機能を重要視していない人にとっては、15Sでも十分とも言えます。
そもそも、世の中にはコネクテッド機能やパワーシートもついていないクルマも多いですからね。
④1.5Lモデルでは、ポジションランプが地味になる
またまた15Sの話題ですが、PROACTIVE以上じゃないとヘッドライトやリアコンビネーションランプのシグネチャーランプやデイライトなどが付かないことになっていますが、見た目的にはどんな感じになるのかというと、ポジションランプはヘッドライトの端に電球が点灯するタイプになります。

15S以外のグレードでは、デイライト機能付きのシグネチャーランプになりますが、15Sでは豆球のポジションランプに留まります。

ここは結構痛い…。
15Sを検討している方は、実際に見てみたほうが良いかもしれません。
ただ、LEDロービームやオートマチックハイビームは15Sでも標準装備になっているは良いですね。
リアコンビネーションランプも丸目4灯ではなく、丸目2灯になります。

PROACTIVE以上だと、丸目の4灯だったのが印象的でしたが、こちらもちょっと寂しい感じはします。

20SのPROACTIVE以上には、デイライト機能付きのシグネチャーランプでは、アダプティブハイビームシステムも採用されています↓

アダプティブハイビームシステムは、オートマチックハイビームの上位互換で、対向車や先行車の部分だけカメラで読取りハイビームを遮光してくれるというスグレモノです。
それよりも、このリング状に光るポジションランプが無いのはちょっと寂しいかもしれませんね。
逆に言えば、PROACTIVE以上のグレードを選べば、昼間でも光るアイラインが差別化になりますね。

15Sを検討されている方は、このあたりの見た目も変わるということを認識しておいたほうが良いですね。
ただ、全体的なシルエットは同じですので、MAZDA3が持つ見た目の美しさはそれほど大きくは変わらないと思います。
⑤2.0Lガソリンモデルには4WDがない
続いての注意点ですが、売れ線になりそうな「20S」には4WDが用意されていません。
新型MAZDA3 2.0L SKYACTIV-Gのラインナップは、
20S PROACTIVE(FF)(6AT) 2,515,741円
20S PROACTIVE Touring Selection(FF)(6AT) 2,636,741円
20S L Package(FF)(6AT) 2,698,055円
<ハッチバック専用>
20S Burgundy Selection(FF)(6AT) 2,769,555円
となりますので、ご覧の通りすべてFFのみとなっています。

MAZDA3の他のパワートレインでは4WDがありますので、降雪地域にお住まいの方は、その辺りも考慮してグレード選択をされてくださいね。
⑥XDと20SにはMTの設定がない
続いての注意点ですが、これまた売れ線になりそうな1.8Lのディーゼルモデル「XD」と、2.0Lガソリンモデル「20S」には、MTの設定がありません。

量販モデルとなりそうなパワートレインにMTが無いのは、走りを楽しみたい人にとっては悲報かもしれません。
MAZDA3でMTが用意されているのは、15Sと、秋以降に発売になる2.0LスカイアクティブX搭載車「20X」だけとなります。
15Sは先ほど注意点で挙げたように、いろいろと付いてない装備が多々あるのと、秋以降に発売になる20Xでは逆に価格が314万円〜362.8万円が予定されているので、かなり高価になるというデメリットがあります。
量販モデルになりそうな、XDや20SあたりにもMTがあれば良かったのにとは思います。
まぁ私は楽に運転したいタイプなのでMTは買わないですけどね(笑)
⑦サンルーフはなぜかSKYACTIVE-XのLパケ以上しか選べない
これも謎な仕様なんですが、一番高価なスカイアクティブX搭載車の最上級グレードであるL packageかBurgundy Selectionしか、サンルーフがオプションで選択できません。

先行展示イベントでは、20Sと思しきグレードにもサンルーフが装着されていたことを見ると、スカイアクティブの最上級グレード縛りは、日本国内仕様のみと思われます。
日本仕様の15S、XD、20Sではサンルーフが付けられませんのでご注意ください。
スカイアクティブXの「20X」では、86,400円で電動スライドガラスサンルーフが装備できるので、「その価格だったら他のグレードでも付けたかったよ!」って人も多いのでは?
この点だけは、マツダがユーザー本位ではないオプション展開をしていると言えそうですね。
⑧セダンと15SにはBurgundy Selectionがない
今回のMAZDA3の内装で目玉でもある、バーガンディというワインレッドの内装カラーは、ハッチバック専用となっています。

派手すぎないシックな赤は、大人が乗ってもサマになる色合いだと思いましたが、残念ながらセダンでは選択できません。
また、ハッチバック専用と言っても、15SにはBurgundy Selectionが用意されていないので、15Sのハッチバックもバーガンディの内装カラーは選べませんのでご注意ください。
⑨ハッチバックには白内装がない
そして今度はハッチバックに残念なお知らせですが、バーガンディと対象に印象的なホワイトの内装カラーですが、こちらはセダン専用となっています。

↑クリックで拡大します。
セダンはプレミアム路線の内外装なので、白が似合うのはもちろんなのですが、ハッチバックでも選べたら良かったのにとは思います。
このホワイトの内装は、セダンのL packageで選択できます。

しかもシートはパーフォレーションレザーなので、触った感じも心地よいです。
白内装が良ければ、セダン一択となりますのでご注意ください。
⑩ポリメタルグレーはハッチバック専用
これまた今回のMAZDA3では目玉の新色のボディカラー「ポリメタルグレー」ですが、こちらはハッチバック専用カラーとなっており、セダンでは選択できません。

ヌメッとした不思議な光沢感のあるポリメタルグレーは、日陰と日向では見せる表情が異なるとのこと。
たしかに私も実車を見てきましたが、とてもきれいな色で、久しぶりに白か黒以外のボディカラーが欲しいと思わせる色でした。

しかもこのポリメタルグレーは、ソウルレッドクリスタルメタリックやマシングレープレミアムメタリックのように有償カラーではなく、無償で選べるカラーなのも嬉しいところ。
リセール面では白・黒・ソウルレッドが鉄板でしょうが、ちょっと欲しくなる魅力がありますよね。
このポリメタルグレーは、ハッチバック専用カラーとなりますのでご注意ください。
⑪後席の狭さ、斜め後方の視界が悪い
続いては、グレードや装備の注意点とは異なりますが、構造上の注意点です。

Cセグメントであれだけボンネットが長いので、後席の居住性は推して知るべしと言う感じで、実際に座った感じもお世辞にも広いとは言えませんでした。

前席を自分のシートポジションには設定して図ってないので何とも言えませんが、コブシ1個半あれば良いほうだと思います。

そして頭上高もあまりないので圧迫感というか閉塞感があるのも事実。
特にハッチバックでは、スタイルを優先して極太のCピラーにはクォーターウインドウなどはなく、さらにリアドアのガラスをキックアップして狭くしているおかげで、室内は暗い印象でした。

内側から見ると、必要以上にリアドアガラスの面積が狭いように見えますよね。
C-HRの後席と同じくらいの室内の暗さでしょうか。
それだけに、サンルーフは全グレードでも付けられたら良かったのにとは思います。
ファミリー世帯でMAZDA3の購入検討している人は、「後席の居住性と車内の明るさ」なども考慮してご検討ください。
⑫後席のセンターコンソール後端にエアコンの吹出口がない
Cセグメント車だと、センターコンソール後端にはエアコンの吹出口があったりなかったりですが、MAZDA3の日本国内仕様には、センターコンソール後端にエアコンの吹出口はありません。

「日本国内仕様」と書いたのは、なんと海外仕様ではセンターコンソール後端にエアコンの吹出口があるのも確認されているからです。

via:https://www.youtube.com/watch?v=gbVHGlt0i2k
マツダでは、トヨタのような日本国内仕様軽視みたいなのはしないと思っていたんですが、これだけは残念。
海外仕様ではあるなら、日本でも付けておいて欲しかったというのが個人的な感想です。
⑬ナビがタッチスクリーンではない
そして最後の注意点ですが、今までのマツダコネクトのナビ画面は、7インチと小さいながら、画面のタッチ操作には対応していました。
しかし、今回のMAZDA3から採用されている8.8インチワイドディスプレイでは、画面のタッチ操作ができなくなっています。

欧州車がコマンダーコントロールから画面タッチタイプに回帰している流れの中で、逆行するようにタッチ画面じゃなくなってしまったマツダの8.8インチのスクリーン。
レクサスでも、マイナーチェンジするRXからは画面タッチ型になるとの噂もあります。
欧州勢がタッチ画面に回帰しているということは、やっぱり画面タッチのほうが早いし直感的ということでしょうか。
特に、文字入力などは画面タッチのほうが間違いなく早いと思いますので、この新型MAZDA3の8.8インチのスクリーンとコマンダーコントロールの使い勝手については、実際に触ってみて評価したいところです。
幸い、MAZDA3では、Apple CarPlayや、AndroidAUTOにも対応しているので、GoogleMAPなどをボイスコントロールで操作するというので代用できるかもしれません。
⑭MAZDA3には55km/h以上ではレーントレース機能はない
MAZDA3やCX-30の初期モデルでは、レーンキープ・アシスト・システム(LAS)の高速域での車線維持機能が、MAZDA3では非採用となっていましたが、なんと2020年末のアップデートで全車速対応になりました!
しかも、初期型を納車済のオーナーには無償でアップデートまでしてくれるとのこと!!
これは神対応としか言いようがありません!!マツダスゴい!!
こちらは、レーダークルーズコントロール中に、AT車は0〜55km/hまで、MT車は30〜55km/hまでの速度域で、レーンの中央を維持するようにステアリング制御をしてくれる運転支援システム。
このクルージング&トラフィックサポートは、MAZDA3が初採用となりますが、気になるのはステアリング制御をしてくれる速度域。
0〜55km/hまでということは、「55km/h以上になったらどうなるの?」ということですが、なんと55km/h以上は、レーンキープ・アシスト・システム(車線逸脱回避支援)に留まるとのこと。

これは、白線からはみ出しそうになると中央側に戻すようにステアリング制御を行い、それでも間に合わない場合は警告音を発するタイプ。
いわゆるトヨタのレーンディパーチャーアラートに留まり、カローラスポーツやレクサスUXには備わる全車速域の「レーントレーシングアシスト」の機能はありません。
MAZDA3では、CX-5など従来のモデルにはあった高速域での車線維持機能は非採用となっているので、ご注意ください。
新型MAZDA3の注意点をまとめた感想・評価は?
14項目に渡って、注意するべきポイントをまとめてみましたが、これ以外にもまだ注意点があるかもしれません。
お気づきになった方はコメントなどいただけると、随時追加していこうと思いますのでドシドシどうぞ(笑)
個人的な感想としては、「サンルーフや後席エアコン吹出口などは残念。それ以外は注意点を理解して購入すれば満足度は高いはず」と言う印象です。
前回まで大絶賛だったMAZDA3ですが、手放しで褒めるほどワンダー速報は甘口ではありませんよ(笑)
これからもユーザー目線で、良い所・悪い所をレポートしていきたいと思います。
今回の内容も、後日動画でもまとめてみたいと思います。
※動画アップしました!↓
やっぱり動画のほうが視聴者のレスポンスが早いですので、作る側としてはやってて面白いというのはあります。
ブログももちろん更新していきますので、私のモチベーションが上がるように、ブログでもコメントくださいね(笑)
今回の注意点を踏まえた上で、MAZDA3の見積もり記事を改めて読んでみると、改めて価格差以上に上位グレードの方に魅力を感じるかもしれませんね。
【コミコミ価格は安い?!】2019 新型MAZDA3(マツダ3)見積もりました!発売日&納期情報も!

↑別ウインドウで開くので、クリックしておいて、後で読むも良し!

↑クリックで拡大します。
これからもワンダー速報では、新型MAZDA3の情報を追っていきますので、気になる人は毎日チェックしてみてくださいね!
ワンダー速報は毎日更新!
MAZDA3をできるだけ安く、賢く買うには?
すでに見積もりも開始されているMAZDA3ですが、試乗や見積りなどで実際にディーラーに行く前にやっておいたほうがいい準備としては、ネットで愛車の無料下取り見積もりをしておくことを激しくオススメしますよ。
何故かというと、営業マンから「今契約しないと納車が更に遅れる!」とか「今日ハンコ押してくれるならこの条件で!」とかプレッシャーかけられて、下取り価格の吟味をする前にうっかりハンコを押しちゃったりすることがあるからです(実際私も経験あり^^;)。
ディーラーでの下取り交渉で、良い条件を出すためには、予めネットなどで愛車の買取り見積もりを取っておいて、ディーラーでの下取り金額の交渉材料として使うのがかなりオススメの手です。
買取店で出た査定金額を持ってディーラーに行くと、値引き+下取りで価格交渉ができるので手ブラで行くより良い条件が引き出せる可能性が高いです^^
実際に私がおすすめしたこの方法で、ブログ読者の方から「買取店よりも良い条件でディーラーで下取ってくれた」という報告もいただきました^^
ディーラーによっては、値引きが良くても下取りの条件が悪いことも良くありますので、そういう時は、買取店に売却してしまえば良いですしね。
逆に、ディーラーで下取りの見積りをした後で買取店で査定する際には、ディーラーでの下取り見積もり額を予め伝えておくと、それ以上の価格で買い取ってくれることが多いです!
ちなみに、私がいつも使っているサイトはこちら。
かんたん車査定ガイド


1分程度の入力で、ざっくりした価格感がわかるのでとりあえず調べてみるのも良いと思います。
ガチで売却価格を上げたいのならば、上記のような一括見積もりサイトに車の査定を入力すると、複数の買取店が実際に車を見て買取額を決めたいと電話をかけてきます。その際、複数の買取店を同じ時間にアポイントを入れます。
「同じ時間帯にしないで欲しい」と言われるかもしれませんが、「まだ他の買取店からかかってきてない」と言っておけばOK(笑)
次に、買う車の納期がわかっていればと売却時期について聞かれた時に答えやすいと思いますが、もしわからなかったら「現在の愛車の売却価格が知りたい」と言っておけばOK。
買取店が集まったら、「入札制にしますので、査定金額を名刺の裏に書いて、せーので見せてもらって、一番高いところに売ります!」と言うと、最初からMAX価格で勝負してきます。
何社も別の時間にアポイントをとるのも時間がもったいないし、一番この方法が良い条件出る可能性高いです。
この「入札制で」というのがポイントです!
ブログ読者の方からも、この方法でディーラー見積りより数十万円も高く買取店で買い取ってもらえた!というご報告も多数いただきました!^^
実際私もいつもこの方法で売却してますが、少なくとも15万円はディーラーより高い売却査定が出てますし、最大で100万円以上高く買い取ってもらったこともあります!もう笑うしか無いです(笑)
その時のブログはこちら↓
【驚異のリセールバリュー!!】レクサスRXの中古買取価格は高いか?! 一括査定してみた結果は…!?
ディーラーだけの下取り見積もりではもったいないですよ!
オプション追加できるくらい、買取額に差が出ますからね。
本気で高く売りたい方は、お試しあれ^^
売却時期がハッキリしていない人は、「とりあえず愛車の相場が知りたい」と言えばOK。
ディーラー下取り額が適正かどうかの判断材料として、愛車の価値を知っておくのは良いと思います。
また、「残価設定クレジットで買っているけど途中で売却できるの?」って質問をたまに受けますが、まったく問題ありません。
こちらの記事にまとめているので、良かったらどうぞ↓
残価設定クレジットやローンの途中で中古車買取店に売却してしまっていいの?
私もいつも残クレで買ってますが、1年とかで売却してます(笑)
人生は有限です。
残クレとかローンで買うというのは、残りの人生の時間を買っているのと同じです。
70歳とか80歳の人が「お金貯まったらクルマ買う」と言うでしょうか?
目先の損を気にして時間を浪費するより、多少なり金利を払っても、好きなものを早く味わうほうが幸せな人生になると私は思っています。
(あと、残クレとかローンで買ったほうが値引きを引き出しやすかったりしますw)
それに、「お金がない」とか「贅沢は敵だ」なんて言って買い控えしていたら、日本経済が停滞してしまいます。
車やモノを買ってお金を使うということは、そのお金が誰かの給料になっているということです。
そして自動車はまさに日本の主軸産業。
それにお金を使うということは、社会貢献でもあるのです。
自分が自分に対して良いものを買ってあげなければ、誰も自分の身の丈は引き上げてはくれません。
身の丈を上げてくれるモノを買って、自分自身の仕事の活力にしていきたいものですね^^
想像してみてください。貴方の欲しいクルマがガレージに停まっている姿を。
ワクワクしたときが買い時ですよ^^

ということで、当ブログが参考になったよ、という方は、ネット見積もりをする際には↑の広告リンクから見積もっていただけると、毎日ブログを更新するうえで大変励みになります(笑)
2013年の3月にブログを開設して以来、毎日更新を貫いています!!
よろしければブックマークもお願いします^^
今後も気になる旬な車を中心にお届けしますので、応援よろしくお願いいたします^^
貴方と新しいクルマとの出会いが、素敵なものになりますように!^^
※追記!MAZDA3 X契約しました!!
【また買いやがった!!】MAZDA3 SKYACTIV-X 契約しましたww見積もり公開!20Sとの価格比較も!

【悲報】私のMAZDA3 スカイアクティブX 納期遅れ&ハイオク化(CX-30発売のが早い…)
↑それぞれ別ウインドウで開くので、クリックしておいて、後で読むも良し!
動画で見るワンダー速報「ワンソクtube」も随時更新中!!
今後は納車動画もアップする予定ですので、ぜひ見てみてチャンネル登録よろしくお願いいたします^^
では次回のワンダー速報もお楽しみに!
ワンダー速報管理人が毎回使ってるネット査定はコチラ



- 関連記事
-
- 【コミコミ価格は?】トヨタ新型スープラ見てきた&見積もりまとめ!Z4との比較も!
- 【ココがすごい!】新型MAZDA3買う前にチェックすべき価格やグレードごとの装備を解説!【動画アップ】
- このページのトップへ
コメント
- No title
- 先代アクセラのセダンに20Sがなかったり、ディーゼルがなかったり…
今のアテンザのガソリンモデルのMTやグレード構成とかもそうですが、
できるはずなのにあえて設定しないものが多いですね。
AWDやMT、シート色は特に不満が多いと思います。
あとこれはあくまで憶測でしかないんですが、
先代のセダンに後から2.2Lディーゼルが追加されたように、
後からパワートレインの追加や改良される可能性が否定できません。
運転に直結してくる部分なんで、ハイパフォーマンスが欲しい人は待ちかなと思います。
Xが高出力なので、マツダとしてはこれで十分と思ってるようですが…。
- いつも楽しみにしながら読ませてもらってますが、これだけの情報をまとめるのは本当に大変だと思います。
クルマ愛が半端ないですね笑
あとポンポン新車を買い換える経済力にも敬服します。今後も無理せず頑張ってください
- 360度セーフティパッケージは1.5ツーリングでもオプションで付けれますよ
- Re: No title
- キリアスさん、コメントありがとうございます。
後々、特別仕様や年次改良の際にパワートレインが追加になることは予想されますね。
SKYACTIVE-D GEN2なんてのも開発中らしいので、楽しみではあります。
- Re: タイトルなし
- ワンダーな名無しさん、コメントありがとうございます。
ありがとうございます^^
自分が興味あるクルマなら深掘りしますね(笑)
経済力はまだまだこれからですが、Youtubeなどで得た収益は、業界に還元していこうと思っています。
- Re: タイトルなし
- ワンダーな名無しさん、コメントありがとうございます。
おっと、そうでした。
ご指摘ありがとうございます^^
コメントの投稿
- 【コミコミ価格は?】トヨタ新型スープラ見てきた&見積もりまとめ!Z4との比較も!
- 【ココがすごい!】新型MAZDA3買う前にチェックすべき価格やグレードごとの装備を解説!【動画アップ】
- このページのコメント欄トップへ
- このページのトップへ