VW新型T-CROSS試乗しました!内装は辛口に…。試乗インプレ動画もアップ!

フォルクスワーゲンT-CROSSの内装の評価は?試乗ドライブフィール動画アップしました!


先日からT-CROSSの試乗レポートをお届けしていますが、今回は試乗ドライブフィール編をアップしました!

今回アップした動画はコチラ!



前回動画ではやや辛口な評価になってしまったんですが、その面目躍如となるドライブフィールは注目です。

そして今回のブログでは、前回ブログに続いて、T-CROSSの内装をインプレッションします!
動画の告知だけじゃないんやで(笑)

辛口な評価にならざるを得ない、T-CROSSの内装画像をたっぷりどうぞ…






フォルクスワーゲン新型T-CROSSの運転席周りをチェック!


VW Tcross04
↑クリックで拡大します。

コチラは初期導入モデルのT-Cross TSI 1st Plusという上位車種になります。
車両本体価格は3,359,000円となっています。

では早速運転席ドアを開けてみましょう。

VW Tcross39

先日アウディA1のインテリアもやや酷評していましたが、このT-CROSSも同じプラットフォームを使って作られており、サイズ感や作りは似ています。

ドアトリムはまさかのほぼハードプラ。

VW Tcross38

オーナメントは色がややついていますが、グロス塗装などはされていません。
グリップや内張り全てが無塗装素地でちょっと萎えます…。

かろうじて肘置き部分が柔らかいですが、これならトヨタライズやダイハツロッキーと変わらないレベル…。
フォルクスワーゲンブランドならもうちょっと頑張ってほしいというのが正直な感想です。

ヒンジはちゃんと鋳造性。

VW Tcross37

ボディ剛性はとても高そうで、ドアを締めた時の音は「ズン!」とかなり重厚感があります。


そしてドアトリムの安っぽさを補うのがこのカラフルなシート。

VW Tcross36

このおしゃれなシート地によって、T-CROSSの内装の印象を上げています。
硬めの座り心地とともに、シートは良いなと思いました。
ただ、上位グレードでもパワーシートの設定はなし。


続いてT-CROSSの前席全景を見てみましょう。

VW Tcross34
↑クリックで拡大します。

基本的にはベースとなっているポロのインテリアデザインに似ていますが、T-CROSSはオリジナルのデザインになっています。
ダッシュボードの派手なパネルが印象的。
ここは色は変更できます。

VW Tcross35

細かく見てみましょう。
まずはインパネですが、8インチのナビ「Discover PRO」が鎮座しています。
元フォルクスワーゲンオーナーからすると、このDiscover PROにはいい思い出がなく、まともに目的地検索できないポンコツでした。

VW Tcross29

今回のT-CROSSでも施設名検索で駅名を検索しても出てこない始末。
これだけは早急になんとかしたほうが良いと思います。

車載通信器(DCM)非搭載なので、オンライン施設検索もスマホをテザリングで接続しなければならず(Bluetoothでは不可)、非常に使い勝手が悪いです。


ナビの下にはエアコンの吹出口があるというデザインになっています。
その下にはエアコンの操作パネルがありますが、このあたりは普通ですね。
物理スイッチがある方が安心します。

その下にあるくぼみの部分には、USBポート2口と、スマホの非接触給電Qiが標準装備!

VW Tcross32

Qiが標準装備とは、輸入車はそういうところが充実していますよね。
でももっと他につける装備があるような気がしますが…。

シフトノブは新形状。
バックライトのインジケーターが付いたので、今どのギアに入っているかわかるようになったのは良いですね。

ただ、エンジンのスタートスイッチが日本にローカライズされておらず、何故か助手席側に付いてしまっているのはダメですね。

VW Tcross33

めちゃくちゃ押しづらいです。
シガーソケットそんなところにいらんです。むしろケーブル刺した時にジャマです。

その後方には、サイドブレーキとカップホルダーがあります。

VW Tcross31

T-CROSSもポロやA1同様にサイドブレーキ。
これが最大の欠点とも思います。
サイドブレーキが好きな人には朗報ですね。

サイドブレーキでもアダプティブクルーズコントロールは全車速追従可能なのは○。
ただし、停止保持ができないので、停止後2秒以内にブレーキを踏む必要があります。

アームレストは高さと長さを調整出来るのは良いですね。


続いてステアリングホイールですが、こちらは新意匠になっています。

VW Tcross30

ちょっとカッコよくなってますね。
ただ、クルーズコントロール周りのスイッチが煩雑なのはVW共通。
直感で操作しにくいです。

そして超絶残念だったのが、なんと初期モデルにはアクティブインフォディスプレイというデジタル液晶メーターは非採用!

VW Tcross13

アナログメーターはまだいいとして、中央のマルチインフォメーションディスプレイがなんとモノクロ!!

VW Tcross14

さすがに2020年になろうというのに、300万円以上のクルマにモノクロ1色のモニターはアカン…。
軽自動車のほうがもっと全然見栄えが良いです。
インポーターも少しは考えたほうが良いと思います。
少なくとも私なら、いくら走りが良くてもこの時点で購入対象から外れます。

ただ、このショボいメーターは初期モデルのみで、2020年春以降にラインナップされるカタログモデルではアクティブインフォディスプレイも選択可能になるはずです。

続いてステアリングホイールの右側ですが、こちらにはダイヤル式のヘッドライトスイッチがあります。

VW Tcross26

最近はどのメーカーもこのタイプのヘッドライトスイッチは廃止する方向になる中、残っているのはなんだかレトロな感じもします。


続いて助手席を見てみましょう。

VW Tcross28

助手席前のダッシュボードが派手ですね。
ただ、ダッシュボード上部までハードプラ。
フォルクスワーゲンでもコストダウンが感じられるようになってきました。

グローブボックス内部は起毛仕上げはされていません。

VW Tcross27

DVDやCDのスロットが残っているのは良いですね。
MercedesとかCDなどのスロットは廃止の方向です。
ETCのユニットもここに完備されますが、左端なのでちょっと遠い…。



フォルクスワーゲン新型T-CROSSの後席をチェック!


続いてT-CROSSの後席もチェックしちゃいます!

VW Tcross25

後席ドアを開けるとこんな感じ。
ヒンジは鋳造性ですが、内張りはアームレストも含めてすべてハードプラ…。

VW Tcross24

これはアカン…。
ここまでハードプラだったのはC-HRくらいですが、シボがあっただけC-HRのほうがマシですね。

後席窓はオートで全開まで開くのは◎。

そして後席のシートですが、前席同様おしゃれな柄になっているのは◎。

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ヘッドレストも3つあります。
ただ、後席のリクライニングはしませんし、アームレストも無いです。


一方、後席の足元空間はクラスを考えればかなり広いです。

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身長173cmの私の運転席ポジションでも、後席膝前にはコブシ2つ分はありますね。
シートバックポケットも運転席・助手席共に付いていて、これも◎です。


センターコンソール後端にはエアコンの吹出口はなく、謎の大穴が空いています。

VW Tcross21

後席用のUSBソケット2口あるのも良いですね。




フォルクスワーゲン新型T-CROSSのラゲッジスペースもチェック!


最後にラゲッジスペースも見てみましょう。

VW Tcross20

パワーテールゲートの設定はなし。
それでもこのサイズなら開閉は重くないです。

ちなみにテールゲートのヒンジはプレス製。

VW Tcross19

フォルクスワーゲングループでも、以前はテールゲートも鋳造性だったんですが、ゴルフ7以降だったかテールゲートはプレス製になってきています。


T-CROSSのラゲッジスペースは全長4.1mというコンパクトなボディを考慮すればかなり広いです。

VW Tcross18

ラゲッジ容量は455LとCセグを超えるレベルの容量を確保。

レクサスNXが475L、C-HRが318L、CX-30が430L、ライズやロッキーが369Lとなっているので、いかにT-Crossが大容量かわかると思います。
ちなみにいつもディスってる私が所有しているレクサスUXが220Lと激狭です(もういいってw)。


ラゲッジボードは2段階で高さ調整も可能。

VW Tcross17

455Lはこの状態かな?
かなり深く広いです。

そしてラゲッジボードを開けるとこんな感じ。

VW Tcross15

鉄板むき出しなのはちょっとどうかと思いますが、ラゲッジアンダーにも物は置けるようになっています。
ラゲッジボードを立てておくストッパーがあるのも良いですね。

そして後席を倒せば、フラットな荷室になります。

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ここまでフラットな荷室なら使い勝手も良さそう。
トノカバーも立派なものが付いていて、そういうところの作りは良いんですよね。



フォルクスワーゲン新型T-CROSSの内装を見た感想・評価は?


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さて、今回は前回のエクステリアに続いて内装を見てみましたが、良いところも悪いところもありましたね。

個人的な感想としては、「ドアトリムなどの質感不足は感じるが、デザインやシートの柄でカバーしている。ただ、アクティブインフォディスプレイが採用されないのは相当痛い」という印象です。

サイドブレーキはまだ仕方ないとして、モノクロのマルチインフォメーションディスプレイは相当萎えます。

VW Tcross14

これさえ無ければ、購入検討する人もいるんじゃないかと思いますが…。
まぁポロでも初期モデルではこういう売り方していたので、フォルクスワーゲンジャパンも後出し方式で良い装備を導入するのはトヨタと同じとも言えます。
ただ、こうしたユーザー本位ではない売り方が、今後も通用するとは思えません。

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今の時代、調べればすぐにわかってしまいますし、もし知らずに買ったオーナーさんもすぐに装備が充実したモデルが出たら悲しむでしょう。
出し惜しみをするのではなく、最初からユーザーが一番喜ぶものを全力で投入することが、結果として一番実直なやり方なんじゃないかと思います。
ユーザーが指名買いでくるような商品が用意できるか、現場のセールスが自信を持って販売できる商品を用意できるかが、メーカーやインポーターの仕事な気がします。

これはフォルクスワーゲンに限ったことではないので、すべての自動車メーカーが頑張って欲しいですね。
私は「クルマが一台でも多く売れる世の中」になるために、ユーザーの立場から応援していきたいと思っています。

VW Tcross03


フォルクスワーゲン新型T-CROSSはすでに見積もりも貰っているので、気になる方はそちらの記事も是非見てみてくださいね↓

【価格は299.9万円から】VW新型T-Cross(Tクロス)見積もりました!コミコミ価格はいくら?!

↑別ウインドウで開くので、クリックしておいて、後で読むも良し!

上位グレードのT-Cross TSI 1st Plusでも、コミコミ価格は363.5万円で購入でき、ベースグレードのT-Cross TSI 1stなら326.9万円で購入できるというのは、国産SUV勢に対しても十分競争力がある価格帯になっていると思います。

先日見積もりしたトヨタのC-HRのHYBRID Gが350万円を超えていましたし、マツダのCX-30も340万円前後になっていました。

【価格は安い?】マイナーチェンジしたトヨタC-HR(CHR)見積りました!GRスポーツとGを比較!

【価格は高いか?!】マツダCX-30見積りました!価格をCX-5・CX-3・MAZDA3と比較!【おすすめグレードは?】

↑それぞれ別ウインドウで開くので、クリックしておいて、後で読むも良し!

それらの価格を考慮すると、クラスはワンサイズ下になりますが、国産車にはないカジュアルさと走りの骨太さは折り紙付きなので、T-Crossを選ぶ価値もあるのではないかなと思います。

気になっている方は、お近くのフォルクスワーゲンディーラーに足を運んでみてはいかがでしょうか。
さいたま近郊なら頑張ってくれる営業マン紹介しますので、ワンダー速報PCサイトの右カラムにあるメールフォームからお便りくださいね^^
私もゴルフ7.5を買ったときには、ガッツリ頑張ってくれましたので…


ということで、T-Crossなど、そろそろ新車の購入をご検討の方は、試乗や見積りなどで実際にディーラーに行く前でも・ディーラーに行った後でも、ネットで愛車の無料下取り見積もりをしておくことを激しくオススメしますよ。

何故かというと、営業マンから「今契約しないと納車が更に遅れる!」とか「今日ハンコ押してくれるならこの条件で!」とかプレッシャーかけられて、下取り価格の吟味をする前にうっかりハンコを押しちゃったりすることがあるからです(実際私も経験あり^^;)。

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残価設定クレジットやローンの途中で中古車買取店に売却してしまっていいの?

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