シトロエンベルランゴデビューエディションに試乗させてもらいました。
先日記事にしたポルシェパナメーラと同じ、JAIA(日本自動車輸入組合)の試乗会で、シトロエンベルランゴに試乗してきました。
今回ももちろん、カー&レジャー様様で同行させていただきました。いつもありがとうございます!!

↑クリックで拡大します。
動画も鋭意製作中ですが、まずはブログで先行レポート!!
内外装をまとめてお届けします。
私自身、シトロエンは現行型C3に乗っていた身ですので、デザインとか面白さは多少なり理解しているつもりでしたが、このベルランゴは私の想像の遥か上を行っていましたね!
過去のシトロエンC3関連の記事は、以下のシトロエンC3関連記事一覧でチェックしてみてください↓
シトロエンC3関連記事一覧
そして今回お届けするベルランゴですが、突き抜けて面白いクルマになっています!
ご興味ある方は続きをどうぞ。
シトロエンベルランゴ デビューエディションのエクステリアをチェック!
まずお届けする車両ですが、シトロエンベルランゴのデビューエディションという初期限定モデルです。
車両本体価格は325万円からと、輸入車のマルチパーパスカーとしてはかなりリーズナブルな価格となっています。
しかし残念ながら、このデビューエディションはすでに完売。

↑クリックで拡大します。
カタログモデルが発売されるのは2020年秋頃と、かなり待たされる形となります。
エクステリアは、C3にも似た昨今のシトロエンフェイスになっています。
ダブルシェブロンというアローヘッドが2つ重なったデザインのブランドロゴをモチーフにしたグリルから、左右に繋がるように配置されたライトは、ポジションランプ兼デイタイムランニングライトになっています。
こちらはLED。

ただし、その下にあるヘッドライトやフォグランプはハロゲンとなっています。

私が乗っていたC3もそうでしたが、今どきハロゲンのみしか選べないというのはちょっと残念。
続いて、サイドの方に回ってみましょう。

↑クリックで拡大します。
ベルランゴのボディサイズは、全長4,403mm×全幅1,848mm×全高1,844mm、ホイールベース2,785mmとなっています。
意外にも全長はかなりコンパクトで、CセグメントのメルセデスAクラスやMAZDA3などよりも短いんです。
マルチパーパスカーと言えば、商用バンのイメージで、ルノーのカングーが一強状態でしたが、そのジャンルに一石を投じるモデルになりそうです。
見た目的にもファニーで可愛く、男性でも女性でも支持されそうなデザインなのはC3やC5同様。

ブラックアウトされたAピラーや、デビューエディションの専用装備でもある16インチのアルミホイール、ルーフレール、そしてシトロエンの特徴でもあるサイドロアにあるエアバンプと呼ばれる衝撃吸収材のブラックが、ボディ全体をリズミカルに統一しています。
サイドウインドウのデザインも単なる四角にならずに角が丸められているのもオシャレ。
デザインに関しては「さすが」と言わざるを得ないです。
ただ、残念なのはスライドドアは手動。

軽自動車でもパワースライドドアが当たり前になっている昨今、これはちょっと残念すぎる。
結構重いですし。
商用バンとしてタフに使うなら、手動のほうが良いのかもしれませんが、マルチパーパスカーとして個人で使うならパワースライドドアはあってほしいところ。
シトロエンベルランゴの内装、フランス車あるあるのネガティブな所も多数…
続いては内装も見てみましょう。

↑クリックで拡大します。
ドア周りは予想通りプラスチッキーですが、肘置き部分はファブリックが貼られています。

また、一部石材のようなテクスチャの樹脂があり、それもまた面白かったんですよね。
ハードプラながら安っぽく見えない工夫がされています。
シトロエンベルランゴの前席全景はこんな感じです↓

↑クリックで拡大します。
C3のような水平基調のシンプルなデザインとは多少異なり、立体的に機能別に分けられたデザインになっています。
ナビは8インチで24万円のオプションですが、CarPlayなどには対応していると思います。
メーターはオーソドックスな2眼タイプで、中央はカラーのマルチインフォメーションディスプレイになっています。

↑クリックで拡大します。
まぁ商業車としたらこれでも十分ですね。
そして最も特徴的なのが、このダイヤル式のシフトです。

回してシフトを選択するんですが、ぶっちゃけ操作しづらかったです。
高さが1cmくらいしかなくて、しかも結構硬いので狙ったタイミングで素早く操作、というわけにはいかないです。
バックで駐車する時に切り返しをする際などにはストレスになりそう。
これはイマイチと言わざるを得ない…。
そして電動パーキングブレーキ完備!!
しかし!ブレーキホールド機能はなし!!
これもフランス車あるあるです(笑)
個人的には、ホールド機能がない電動パーキングブレーキは、クリープのない珈琲くらい、意味がないと思います(私はブラック派ですがw)
電動パーキングブレーキだけあっても、Pレンジに入れた時くらいしか恩恵がなく、一番必要な「信号待ちのときにブレーキペダルから足が開放される」というのができません。
これは実に惜しい…。
そしてなぜかスマホの非接触給電Qiは標準装備。
こんな装備より他に付けて欲しい装備はいっぱいありますが^^;
さらに、予想はしていましたが、フランス車あるあるですがカップホルダー事情が最悪に近いです。
シフトの横にある丸い溝は一体何なのか…
さすがに缶コーヒーのショート缶も置くのは難しいでしょう。

ダッシュボードにあるベルトのようなデザインはオシャレで良いんですが、カップホルダーはショート缶くらいしか置けないんじゃないかというほど、小型。
ドアポケットにもドリングが置けるようにはなっていません。
プジョーは最近改善されてきていますが、シトロエンは未だカップホルダー事情が悪いです。
ベルランゴの内装、頭上や後席・ラゲッジにも独創的なギミックもいっぱい!
ネガティブな事ばかり続きましたが、ここからはベルランゴの良いところです。
まず驚くのが、天井ですね。

↑クリックで拡大します。
「MODUTOP(モジュトップ)」と呼ばれる、後席の方まで広がる広大なパノラマルーフですが、中央部分はすりガラスになっており、そこに物が置けるようになっています。
こんなストレージがかつてあっただろうか!!(いやない)
さらに、運転席助手席の頭上にも収納があり、そこへも物がヒョイと投げ込んで置けるようになっています。
これは実にユニーク!
このあたりは動画で撮ってきたのでアップをお待ち下さい!
ベルランゴの後席は、独立三座のシートになっていて、膝前にもコブシ2個分くらいの余裕があります。

↑クリックで拡大します。
MAZDA3よりも短い全長なのに、結構広いですよね。
さらにシートバックテーブルやポケット類も充実しています。
それにしてもシトロエンはシートが最高。
ファブリックシートなら世界一なんじゃないか?と思えるほど、シトロエンのファブリックシートは座り心地がいいんですよね。
それは運転席も後席も同様です。
張りがあるソファに座っているかのような座り心地で、腰も痛くならないです。
カラーリングもオシャレですしね。
続いてはラゲッジスペースですが、これもギミック多数。

まず、バックドアですが、パワーテールゲートなどの設定はありませんが、ガラスハッチ部分だけ開閉が可能。
そして、ラゲッジ容量は、後席を使用した状態でも597Lもの容積を確保。
さらに、後席を倒せば、最大2,126Lもの広大なラゲッジスペースになります。

助手席もフラットに折り畳めるので、最大で2.7mもの長尺物を積載可能。
ほぼフラットなスペースとなるので、車中泊とかお店をやるにもアレンジが効きそうですよね。
さらにユニークだったのが、ラゲッジの天井にあるストレージ。

これはガラスハッチからでも取り出せるし、後席側からも取り出せる60Lの収納になっています。

結構な広さがありますね。
スキーとかスノボなど、用品とかをヒョイヒョイ投げ込んでおけるストレージは便利!
かなり収納においてはギミック満載のベルランゴでした。
シトロエンベルランゴを見た感想、評価は?
と言った感じで、エクステリアと内装を見てみましたが、物欲刺激されたでしょうか?(笑)
個人的な感想としては、「他にはないユニークでファニーなエクステリアと、ギミック満載の内装やラゲッジは、商用車としてはもったいないほどに魅力的!個人が趣味で使うマルチパーパスカーとしては、ハイエースやNV200などにはない個性的な魅力がある。ただ、フランス車ならではの我慢が必要なシーンも多いと思われる。」と言った感じです。

見た目は本当に可愛くてかっこ良くて、見た目に惚れて買うのも全然アリだと思います。
エクステリアはハロゲンランプ以外は100点!(笑)
内装も、ブレーキホールドが無いのと、ドリンクホルダー事情は気になりますが、それさえ我慢できれば満足度の高いクルマになるはずです。

フランス車あるあるとしては、
・ナビのルート案内の音声が出てる時、BGMが完全ミュートされる(ラジオとか音楽が聞こえない)
・ドリンクホルダーにドリンクが置けない(大きなペットボトルとか入らない可能性もある)
・電動パーキングブレーキにブレーキホールドがない
などが大きなネガティブですが、これが許容できれば大いに買いだと思います。
こうしたネガティブも、「アバタにエクボ」で可愛がってあげられるおおらかな人にこそ、フランス車は似合うのかもしれませんね(笑)

シトロエンベルランゴなど、新車を少しでもお得に買うには?
ということで、そろそろ新車の購入をご検討の方は、試乗や見積りなどで実際にディーラーに行く前でも・ディーラーに行った後でも、ネットで愛車の無料下取り見積もりをしておくことを激しくオススメしますよ。
何故かというと、営業マンから「今契約しないと納車が更に遅れる!」とか「今日ハンコ押してくれるならこの条件で!」とかプレッシャーかけられて、下取り価格の吟味をする前にうっかりハンコを押しちゃったりすることがあるからです(実際私も経験あり^^;)。
ディーラーでの下取り交渉で、良い条件を出すためには、予めネットなどで愛車の買取り見積もりを取っておいて、ディーラーでの下取り金額の交渉材料として使うのがかなりオススメの手です。
買取店で出た査定金額を持ってディーラーに行くと、値引き+下取りで価格交渉ができるので手ブラで行くより良い条件が引き出せる可能性が高いんです!
実際に私がおすすめしたこの方法で、ブログ読者の方から「買取店よりも良い条件でディーラーで下取ってくれた」という報告もいただきました^^
ディーラーによっては、値引きが良くても下取りの条件が悪いことも良くありますので、そういう時は、買取店に売却してしまえば良いですしね。
逆に、ディーラーで下取りの見積りをした後で買取店で査定する際には、ディーラーでの下取り見積もり額を予め伝えておくと、それ以上の価格で買い取ってくれることが多いです!
ちなみに、私がいつも使っているサイトはこちら。
かんたん車査定ガイド


最初にアンケートが出るので「乗り換えを検討している」ってボタンを押せばOK。

1分程度の入力で、ざっくりした価格感がわかるのでとりあえず調べてみるのも良いと思います。
ガチで売却価格を上げたいのならば、上記のような一括見積もりサイトに車の査定を入力すると、複数の買取店が実際に車を見て買取額を決めたいと電話をかけてきます。その際、複数の買取店を同じ時間にアポイントを入れます。
「同じ時間帯にしないで欲しい」と言われるかもしれませんが、「まだ他の買取店からかかってきてない」と言っておけばOK(笑)
次に買う車の納期がわかっていると、売却時期について聞かれた時に答えやすいと思いますが、もしわからなかったら「現在の愛車の価値が知りたい」と言っておけばOK。
買取店が集まったら、「入札制にしますので、査定金額を名刺の裏に書いて、せーので見せてもらって、一番高いところに売ります!」と言うと、最初からMAX価格で勝負してきます。
何社も別の時間にアポイントをとるのも時間がもったいないし、一番この方法が良い条件出る可能性高いです。
この「入札制で」というのがポイントです!
ブログ読者の方からも、この裏ワザでディーラー見積りより数十万円も高く買取店で買い取ってもらえた!というご報告も多数いただきました!^^
私自身もディーラー査定よりも最大で100万円以上高い査定額で買い取ってもらいましたよ!→その時の模様はコチラ
まじでディーラーだけの下取り見積もりではもったいないですよ!
オプション追加できるくらい、買取額に差が出ますからね。
本気で高く売りたい方は、お試しあれ^^
売却時期がハッキリしていない人は、「とりあえず愛車の相場が知りたい」と言えばOK。
ディーラー下取り額が適正かどうかの判断材料として、愛車の価値を知っておくのは良いと思います。
一方で「電話がたくさん鳴るのは嫌だ!」とか「価格交渉するのは面倒くさい」と言う人も多いです。
そういう方には、私もゴルフ7.5を先日売却したユーカーパックをオススメしておきます。
査定は1社だけ、その査定を元に全国5000社が参加するオークションに代理出品してくれるので、複数の業者を相手にする必要もなく、さらに買取店に対してこちらが希望した額になるまで価格交渉も代理してくれます。
詳しいやり方は、私が実際にユーカーパックを使ったレポートに書いてあるので参考にしてくださいね↓
ゴルフ7.5ハイライン売却しました!いくらで売れた?ユーカーパックの買取査定の評価は?
しかもワンダー速報の紹介コードがあれば、カタログギフトも貰えちゃいますから、さらにお得な感じ!!(笑)
ユーカーパック ワン速特典カタログギフト紹介入力済みページ

↑をクリックすれば紹介コードが入力された状態になってますので間違いナシ!!
ワンダー速報以外のユーカーパックのバナーからではカタログギフトはもらえませんので、どうせやるならワン速からやったほうがお得です。
また、「残価設定クレジットで買っているけど途中で売却できるの?」って質問をたまに受けますが、まったく問題ありません。
こちらの記事にまとめているので、良かったらどうぞ↓
残価設定クレジットやローンの途中で中古車買取店に売却してしまっていいの?
私もいつも残クレで買ってますが、1年とかで売却してます(笑)
人生は有限です。
残クレとかローンで買うというのは、残りの人生の時間を買っているのと同じです。
70歳とか80歳の人が「お金貯まったらクルマ買う」と言うでしょうか?
目先の損を気にして時間を浪費するより、多少なり金利を払っても、好きなものを早く味わうほうが幸せな人生になると私は思っています。
(あと、残クレとかローンで買ったほうが値引きを引き出しやすかったりしますw)
それに、「お金がない」とか「贅沢は敵だ」なんて言って買い控えしていたら、日本経済が停滞してしまいます。
車やモノを買ってお金を使うということは、そのお金が誰かの給料になっているということです。
そして自動車はまさに日本の主軸産業。
それにお金を使うということは、社会貢献でもあるのです。
自分自身が良いものを買って身につけて行かなければ、身の丈は誰も引き上げてはくれません。
身の丈を上げてくれるモノを買って、自分自身の仕事の活力にしていきたいものですね^^

想像してみてください。貴方の欲しいクルマがガレージに停まっている姿を。
ワクワクしたときが買い時ですよ^^
ワンダー速報は、買いたい貴方の背中をグイグイ押します!(笑)
ということで、当ブログが参考になったよ、という方は、ネット見積もりをする際には↑の広告リンクから見積もっていただけると、毎日ブログを更新するうえで大変励みになります(笑)
よろしければブックマークもお願いします^^
今後も気になる旬な車を中心にお届けしますので、応援よろしくお願いいたします^^
貴方と新しいクルマとの出会いが、素敵なものになりますように!^^
では次回のワンダー速報もお楽しみに!
ワンダー速報管理人が毎回使ってるネット査定はコチラ

「売却することは決まっているけど、電話が何件もかかってくるのがストレス」と言う人で、カタログギフトも貰いたいならコチラ
ユーカーパック ワン速特典カタログギフト紹介入力済みページ


- 関連記事
-
コメント
コメントの投稿
- 【新型フィット vs ヤリス】どっちを買うべきか? 見積もり価格や装備などを比較対決!
- BMW X7試乗記 寄稿しました! & フリードクロスター試乗動画プレミア公開
- このページのコメント欄トップへ
- このページのトップへ