新しいクルマを買うメリットと理由。家族を説得する6つのポイント

「新しいクルマを買いたいんだけど…」と旦那さんや家族が言ってきた時、「そんなお金はどこにあるの!?そんな贅沢は要らない!」と頭ごなしに否定してはいませんか?

・今乗っているクルマだって十分動く!
・まだローンも残っている!
・今のクルマが気に入っている!


なるほどそれもごもっとも。
でも新車を購入することには、見た目が新しくなる以外にも大切なメリットがたくさんあることをご存知ですか?
新車だったら守れた命があるかもしれない。そう考えたことはありますか?

車購入

今回の記事では「新しいクルマを買うメリットと理由」について、語ってみたいと思います。

ご興味ある方は続きをどうぞ↓





①自動車の技術の進歩は早い


プリクラッシュ

結論から申し上げますと、新しいクルマを買うということは、それだけ「死ぬ確率が減る」「犯罪者になる確率が減る」ということです。

もっと表現を和らげるならば、「事故を起こす確率が減る」ということ。
誰しも「自分だけは事故を起こさない」と思っているでしょう。でも事故を起こしてしまった人もそう思っていたに違い有りません。

自動車の技術の進歩は早いです。
ほんの1年でも新しくデビューしたクルマは、それまでのクルマと比較しても安全装備や運転支援装備がより良くなっています。

事実、新しいクルマには以前では付いていなかった「緊急自動ブレーキ」や「踏み間違い防止機能」などが当たり前に付いています。
こうした安全装備の義務化などにより、近年では交通死亡事故は過去最低を毎年更新しています。

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出典:https://www.jtsa.or.jp/topics/T-310.html


ご自身が乗られているクルマには、そうした機能は付いていますか?
5年以上前のクルマに乗られている場合、そうした機能は付いていない可能性もあります。

さらに、数年前から

・歩行者検知自動ブレーキ
・白線のはみ出し抑制機能(レーンディパーチャーアラート)
・斜め後方の死角の検知機能(ブラインドスポットモニター)

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・夜間に対向車や先行車が居ないときにハイビームにする機能(オートマチックハイビーム)
・障害物を知らせてくれるセンサー(パーキングセンサー)


などがコンパクトカーですら装備される時代になっています。

さらにここ1〜2年では

・夜間の歩行者検知自動ブレーキ

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・自転車検知自動ブレーキ
・交差点右左折時の歩行者・自動車検知自動ブレーキ

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・後退時の死角からの車両や人の検知自動ブレーキ(リアクロストラフィックオートブレーキ)

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・路地から出る際の斜め前方の死角の車両検知自動ブレーキ(フロントクロストラフィックオートブレーキ)
・駐車時の電柱や壁などを検知する自動ブレーキ(パーキングサポートブレーキ)

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・自車の周囲を360°見渡せるカメラ(360°ビューモニター)

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・夜間に対向車と先行車以外を照らしてくれるハイビーム(アダプティブハイビーム)

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・高速道路などで先行車に追従してアクセルブレーキを自動で行う機能(アダプティブクルーズコントロール)
・高速道路などで白線の中央を維持してハンドルを制御する機能(レーンキープアシスト)

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・事故を起こしてエアバッグが作動するとオペレーターから連絡がきて救急車を手配してくれるサービス(ヘルプネット


なども、当たり前に装備される時代になっています。

さらに一部のクルマには、クルーズコントロール中に意識を失うと自動で減速、見通しの良い直線になったらハザードを炊いて停車し、ホーンを鳴らして周囲に異常を知らせつつ、オペレーターに接続して救急車を自動で手配する機能まで搭載されています。

ここまでの安全装備や運転支援が付いたクルマが普及すれば、事故も必然的に減っていくのはおわかりいただけると思います。

テレビなどでよく見る不幸な交通事故の大半は、

・夜間の歩行者に気づかず轢いてしまった
・飛び出してきた子供を轢いてしまった
・家の駐車場でバック時に気づかず子供を轢いてしまった
・居眠り運転で対向車線にはみ出してしまった
・よそ見運転で前方の停止車両や人に衝突してしまった
・アクセルブレーキの踏み間違いで暴走してしまった
・DとRを間違えてコンビニに突入してしまった


といった、人間の不注意や判断が間に合わなかったこと、いわゆる「ヒューマンエラー」が原因の事故ではないでしょうか?

最新のクルマの安全装備や運転支援は、こうしたヒューマンエラーによる事故が防げる可能性が上がるということです。

事故直前


誰しもが「自分だけは事故は起こさない」と思い込んでいますが、そうした思い込み自体がヒューマンエラーとも言えるのです。
そのヒューマンエラーによる不幸な事故で、ご自身や家族の命が失われる事を極力防ぎ、そして他人の命を奪ってしまう可能性も下げる事ができるのが、新しい安全装備や運転支援システムが付いたクルマを買うということです。

「まだ動くからもったいない」と言っていて、事故を起こしてからでは遅いのです。




②長く乗るよりも2年くらいで乗り換えたほうがお得なことも


新しいクルマを買うメリットはまだまだあります。

クルマに長く乗るということは、3年・5年目の車検、タイヤ、オイル交換、ワイパーのブレード、ブレーキ、エアコンなどのフィルター、延長保証、などなど様々な消耗品や点検コストなどもかかってきます。

フィルター交換

5年の車検も通してしまうとタイヤやブレーキパッドなどの消耗品も入れると、車種によっては80万円近くかかる計算になるのではないでしょうか。

さらに、長く乗れば走行距離も増え、年式も古くなり、売却するときに安くなるのは当たり前です。

2年程度で新しいクルマに乗り換えてしまったほうが、リセールを考慮しても得になる場合が結構あります。

購入する時点から「2年で乗り換える」と決めておけば、余計な延長保証やメンテナンスパックもカットできます。
これだけで10万円程度節約も出来ますし、2年ならコーティングしなくてもボディは綺麗に保たれる事が多いので、私は黒などの濃色以外ではコーティングはしないことがほとんどです。
これでも10万円近くカットできます。

5年乗っていたらかかっていたであろう50〜80万円の消耗品や点検コストをカットし、さらに新車購入時にも2年程度で乗り換えると決めてコーティングや延長保証やメンテナンスパックをカットすれば、合計して70〜100万円程度をカットしていることになるので、それを新車購入費用に充てていると考えれば、長く乗るよりメリットがあると思いませんか?




③残クレやローンの途中でも買い換えることは普通にできる


1年に何台も車を買い換えるクルマ道楽な私ですが、主に残価設定クレジット(残クレ)でローンを組んで、車を購入しています。

で、1年とか半年とかで売却しちゃったりしていますが、よくブログ読者やYouTube視聴者の方から「残クレやディーラーローンで返済中だけど車を売却することはできますか?」という質問が来ます。
結論から言ってしまうと、「残価設定ローンやディーラーローンの返済途中で車を売却しても問題なし!」です。

皆さん心配されてる方も多いみたいですが、残価設定ローンで返済期間中でも、フツーに売却できちゃいます。
3年とか5年の節目に、ディーラーに返さなきゃいけないと思っている人もいるみたいですが、フツーに査定して、売却してしまっても全然OKです。

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ただし、まず大前提として、「ローンの残債(+残価)は精算しなければならない」ということ。
ディーラー以外の買取店に売却するのでも、他メーカーのディーラーにでも、どこへでも売却はできますが、ローンの残債と車の残価はファイナンス会社に返済しないといけません。

そのため、車を買取りなり下取りなりで売却した価格が、ローンの残債+車の残価を上回っていればお金が戻ってきますし、残債+残価のほうが多ければ、追加でファイナンス会社へ支払って精算しなければなりません
そうじゃないと、所有権の移転ができないからです。

「なにそれ面倒くさい」と思うかもしれませんが、案ずることはありません(笑)
買取店さんなり、下取りしたディーラーの営業マンさんが、すべて段取りを整えてくれるので、それに従ってファイナンス会社への振込処理や、印鑑証明を取ってくるだけで、売却は完了します。
ズボラな私にもできるくらいなので、本当に案ずることは無いと思います。

ローンの残債がいくら残っているのかはディーラーの営業マンにでも聞けば教えてくれますし、自分でもざっくりとは把握しているのではないでしょうか。
その価格より、買取りや下取り査定が高かったら、残債を精算しても手元にお金が入るということです。


残価設定ローンの残債が買取額を上回っていた場合


私がMAZDA3 Xは残価設定ローンで購入していましたが、つい先日、個人間売買のカババで売りに出していたところ、上手く買い手がついて売却することができました。

この時のMAZDA3はコミコミで405万円くらい、5年の残価設定ローンで購入しました。
納車9ヶ月での売却でしたが、カーセンサーなどの最安値よりもさらに安く316万円で出品しましたが、買取相場よりは250〜300万円くらいなので、それよりは高く売却することができました。
カババは手数料が3万円だけなので、売る方にも買う方にもメリットが有るんですよね。

カババが気になる方はコチラ↓

マイカー査定の最後の砦『カババ』


とは言え、購入して9ヶ月での売却だったので、残債がまだ350万円くらい残っていたのに対し、売却金額は316万円だったので、34万円ほど足りませんでした。

ローンの残債はカババや買取店の営業さんが調べてくれます。
そして「○日までに、こちらの口座に○○万円を振り込んでください」と支持してくれるので、指定された口座にその金額を振り込めばOK。
そして、併せて印鑑証明を取ってくるようにも指示してくれます。

このように、売却額が残債より低い場合は、指定された口座に足りなかった金額を振り込めば、所有権の解除などをやってくれるのでそれで完了です。

買取店や下取りするディーラーによっては、ローンの完済証明が欲しいという言ってくるところもありますが、それもファイナンス会社に言えば書類で郵送してくれますので、それを渡せばOK。

だいたいこんな感じで終了です。
ほぼ、買取店や下取りするディーラーさんの指示通りに動けば問題ないので、わからなければその都度聞けばよいでしょう。



残価設定ローンの残債より買取額が上回っていた場合


ローンの残債よりも、売却する査定額が上回っていた場合は、さらに簡単です。
こちらも良い例があります(笑)

2年3ヶ月乗って売却したレクサスRX450hですが、こちらも残価設定ローンで購入したものでした。

【驚異のリセールバリュー!!】レクサスRXの中古買取価格は高いか?! 一括査定してみた結果は…!?

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2年3ヶ月時点での残債は450万円くらい残っていて、実際に一括査定で出た売却価格が610万円だったので、160万円ほどお釣りが出ました

某ディーラーでは450万円と査定されていたので、一括査定使って良かったです。

買取店の営業マンが残債を調べてファイナンス会社に精算してくれて、差額を私の口座に振り込んでくれました。
印鑑証明は必ず必要なので、それも取るように指示してくれます。

ほんと、これだけ。
ズボラな私でも、特に面倒くさいとも思いませんでしたね。


結論:残価設定ローン返済中でも問題なく売却できる!


残クレやローンで車を購入している人で、「早く買い替えたいけど、ローンが残ってたら売却できないのかな…」と悩んでいた方も潜在的に多いのではないかと思いまとめさせていただきましたが、これで問題なく売却できるとことがおわかりいただけたのではないでしょうか。

事実、私も残価設定ローンで車を購入して、バンバン短いスパンで乗り換えてます(笑)
レクサスRXのようにリセールバリューの高い車を購入すれば、売却時にもお釣りが来ますしね。

もちろん、現金一括払いとか、銀行のローンなどでもっと総支払額を抑えて車を購入する方法もあります。
私も現金一括払いで買ったり、付き合いのある銀行さんで金利を安く借りて車を買う場合もあります。

ただ、キャッシュを手元に置いておいたほうが何かと安心感もあるし、ディーラーの営業さんとの付き合いもあるので、私は残価設定ローンで購入することが多いです。

例えば、300万円のクルマを現金一括で買うと、預金は300万円減りますが、全額残クレで買って月々の支払い料を抑えた上で、300万円のうち150万円でも株や投資信託を買うという方法もあります。
私も残クレで購入して浮いたお金を投資信託に回していますが、年利10%以上は出てます。

投資

これなら残クレのローン金利よりリターンを得ていることになります。しかも複利で運用に回しているので、さらに利益は大きくなりますね。
このように、「ローンは無駄!現金一括が正義!」という価値観に縛られず、時間と安心を買っていると思えば安いもんですし、私のように投資に回してリターンを得ることも可能です。

それぞれのフトコロ事情に合わせて、お好みのプランで車を購入すれば良いと思います。

人生は有限です。
残クレとかローンで買うというのは、残りの人生の時間を買っているのと同じです。
70歳とか80歳の人が「お金貯まったらクルマ買う」と言うでしょうか?

人生は有限

目先の損を気にして時間を浪費するより、多少なり金利を払っても、好きなものを早く味わうほうが幸せな人生になると私は思っています。(あと、残クレとかローンで買ったほうが値引きを引き出しやすかったりします)




④次に買うクルマは高く売れるクルマにする


2年程度でクルマを買い換えるとしても、次に買うのは売却する際に高く売れるクルマなのがとても重要になります。
ただ、どうしても好きな車を買いたい!という場合もあるでしょうから、そういう場合は多少売却額が下がっても好きな車に乗るのも人生としては良いと思います。

では、「売却する際に高く売れるクルマって何よ?!」というのを私の経験からまとめてみたいと思います。


高く売れそうなメーカーやボディタイプを選ぶ


まず最初にどんな車が高くれる傾向にあるか、というのを箇条書きでまとめてみましょう。
これはあくまで私の経験から基づく一意見なので、異論は認めます(笑)


日本では一番売れている軽自動車は強い


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やっぱり軽自動車は人気なので、高く売れることが多いです。特にN-BOXやタントなどのスーパーハイトワゴンは人気
あと、個人で買う人も少ないかもしれませんが、軽バンなども商用として値落ちしないですね。中古車相場も高いです。
一方、軽自動車でもあまり人気のない車種を買ってしまうと売却価格も安いですのでご注意を。どの車種とは書きませんが、購入検討している際に、営業さんに「この車高く売れる?」って聞けば間違いないと思います。


レクサス・トヨタはやはり手堅い


なんだかんだ言って、トヨタは強いです。「トヨタ買っておけば間違いない」的な信仰は未だにあると思いますし、最近は普通にトヨタでも良い車増えてます。
なので、他の国産ブランドに比べて、高値で売れることが多いです。
特にこだわりがなくて、ミニバンとかセダンとか、ざっくりした形しか決まってないなら、とりあえずトヨタにしておけば、売るときには他メーカーに比べて査定が良い場合が多いと思います。

今ならアルファードの2.5L S “Cパッケージ”の白か黒を買っておけば間違いないでしょう。

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トヨタと並んで高く売れるのがレクサスです。レクサスは値引きをしないスタイルなので、中古価格も比較的安定しています。
レクサスなら同セグメントの他社の車よりは高く売れることが多いと思います。ただ、LSなどセダン系はレクサスでも値落ちは大きいのでご注意ください。


人気が高いSUVは今一番アツい!


やはり今一番人気が高いカテゴリーがSUVです。
人気が高いということは、それだけ中古車でも需要があるので、高く売れる傾向にあります。

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ミニバンも比較的安定している


かつてほどの人気ではなくなりましたが、ミニバンも実用車として根強い人気があります。

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フリードやシエンタなどのコンパクトミニバンや、セレナ・ステップワゴン・ノア・ヴォクシーなどのミドルサイズのミニバン、アルファード・ヴェルファイア、オデッセイやエルグランドなどのさらに大きなミニバンもあります。

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もちろん車種やグレードによって人気が変わってくるので、ミニバンならどれでも高く売れるわけではありませんが、比較的安定した人気があります。

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中でもアルファードは不動の人気車です。



新発売やマイナーチェンジ直後の早いタイミングで購入する


つづいて、高く売れる車のポイントとしては、早いタイミングで買って早いタイミングで売り抜けるということです。
高く売れるタイミングとしては、やはり高年式といってデビューしてから間もない車種のほうが人気が高いので、中古車市場でも高値で取引されるので、必然的に査定額も上がります

私はだいたい人気が出そうな車を発売前からチェックして、試乗もせずに先行予約をして購入し、2年程度で売却しています。
試乗しないで購入するのは結構リスクがありますが、2年で別の車に乗り換えると思えば後悔も少ないですし、気に入らなければ1年とかで売却してしまっても良いわけです(笑)

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よく新車がデビューした際に「マイチェン待ちだな」とか「後期型に期待」とか、買わない理由を挙げている人もいますが、デビュー直後に買って、後期型が出たらまた乗り換えれば良いんです。
新型車をできるだけ早く買って、マイナーチェンジして前期型が市場に溢れる前に高く売って乗り換えれば、それほど損するわけでもなく、常に新しいクルマに乗ることができて幸せです。



人気のグレード・人気のカラーを選ぶ


そして上記項目で挙げた、メーカーやボディタイプなど高く売れる車種を選ぶのと同じくらい大切なのが、人気のグレードとカラーを選ぶということです。

例え人気の車種であっても、その中でも不人気グレードや変なカラーを選んでしまうと、売却査定は劇的に悪化します。

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例えば、私が高額で売り抜けたレクサスRXのF SPORTは人気ですが、それ以外のグレードはF SPORTほどの買取額は出ません。
さらに白や黒などのボディカラーは人気ですが、不人気色を選んでしまうと、同じ車種だったとしても100万円近く買取額に差が出ることもあります。

車種によって人気のグレードは異なりますので、これも素直に営業さんに「どのグレードが人気?どれが高く売れる?」って聞くのがベスト。
ただ、一見客として訪問したところなどでは在庫車を売りつけられる可能性もありますのでご注意を。


また、ボディカラーに関しては、どのメーカーでもどの車種でも、白と黒なら間違いないです。
白でもホワイトパールとソリッドホワイト、黒もメタリックカラーとソリッドブラックなど、オプション費用が発生するカラーと無償カラーなどがありますが、あんまり差はありません。
それよりは、茶色とかピンクとか、あまり人が選ばないようなボディカラーを選んでしまうとマイナス査定になります。

シルバーは?と聞かれることも多いですが、白・黒はプラス査定になりますがシルバーはプラマイゼロ査定が多いそうです。
私も、レクサスNXはシルバーでしたが、売却する際に「白か黒ならもう一声出ました」と言われてから、白黒を選ぶようになりました。

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シルバー良い色なんですけどね…。

通常、赤はマイナス査定カラーですが、マツダなどはブランドカラーになっているソウルレッドクリスタルメタリックなどは、中古でも人気のためマイナス査定にはならないようです。

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同様にスバルならブルーもマイナス査定にはならないですが、白・黒のほうが無難とはセールスさんの弁。

選んだ車種の中でも、人気のグレード、白か黒のボディカラーにしておけば間違いないということです。



高く売るために必須のオプションは付ける


続いては、オプションですね。これは車種やグレードほど大きな影響はありませんので、あまり気にする必要はないのですが、レクサスなどではサンルーフやパノラマルーフは付けておいたほうが良いとか、社外製のナビよりメーカー純正ナビのほうが高く売れるなどの法則はあります。

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輸入車ではサンルーフはあんまり査定に関係ないというところも多いので、ケースバイケースです。
これも購入時に営業さんに「売却する際に高く売るために、付けておいたほうが良いオプションある?」って聞いておくと良いでしょう。




⑤下取りや中古車買い取りで出来るだけ高く売る方法


そして、新しくクルマを買い換える上で重要なのは、今の愛車をできるだけ高く売るということです。
いつも私が売却している必勝法もお教えしましょう。


手順①:ディーラーで下取り査定


時系列的には、一番最初はディーラーで下取りの査定をするのが良いです。

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「買い替えの予定がなくても、下取りや買取査定をしてもらっても迷惑じゃないの?」と心配する人もいるかもしれませんが、営業マンは営業活動として月間で○台下取り査定をするというのもノルマがあるので、査定額が知りたいと言えば喜んで査定してくれるはずです(笑)

もしそこのディーラーの車を買う予定があるならば、契約した際の納期も聞いておきましょう。
これは後で役に立ちます。

ディーラーでの下取りの条件は、納車する時期での売却金額なので、現在の相場より数カ月先の値下がりした価格を提示されることが多いです。
一方で、納車までは現在の車を乗っていていいという条件もあるので安心もできます。

買いたい車が、今お乗りの車と同じメーカーの場合、ディーラーでも高く買い取ってくれることも多いです。
それは自社の中古販売店での販路があるので、価格を調整しやすいからという事と、顧客の流出を防ぐ意味もあるからです。

私の場合、ボルボXC40は納期も半年以上かかる人気車種で、ディーラーさんがどうしても欲しいということでしたので、かなりの高値で買い取りだけしてもらいました。

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大きな声では言えませんが、1年乗って残債払ってもお釣りが来るレベルでした(笑)

ディーラーの査定では、【下取り査定金額】と、【納期】がわかればOKです。

新車の納期と下取りの査定額が分かったら、一旦検討する旨を伝えて家に帰ります。



手順②:ネットの中古車買取一括査定に申し込む


ディーラーの下取り査定で価格と次に納車されるクルマの納期を聞いたら、ネットの一括査定で売却を試みます。

ディーラーに行く前に一括査定をしておいてから、ディーラーでの見積り交渉に挑むという方法も良いのですが、明確な売却時期がわかっていたほうが、買取店さんも本気を出しやすいというのがあるので、まずディーラーで納期を聞いておくのが重要となります!

ディーラーで新車のだいたいの納期と下取り査定額を聞いておいてから、ネットの無料買取一括査定に申し込み!

ちなみに私がいつも使っている査定サイトはコチラ↓


かんたん車査定ガイド






いつもブログの最後に貼っていますが、コチラが個人的にはオススメですね。
私も実際に7回ほど利用していますが、ディーラー下取りとの勝率は6勝1敗とネット一括査定のほうが高く買ってもらっている実績があります。

上記の広告バナークリックすると、最初にアンケートボタンが表示されますが、アンケートはどちらを選んでもOK。

乗り換え

1分程度の入力で、ざっくりした価格感がわかるのでとりあえず調べてみるのも良いと思います。
買取店から電話がじゃんじゃんかかってきますが、すぐに売る予定がない人は「愛車の現在の相場を知りたかっただけ」と言えばOKです。

そしてここからはガチで売却価格を上げる方法ですが、車種情報入力で、「メーカー・車種名」「年式」「走行距離」など見積もりたい車の情報を入力します。

車種情報入力

査定には、名前や電話番号などの個人情報も必要ですが、こちらを入力しないと始まらないので入力します。
後ほど、買取店からの査定依頼の電話がじゃんじゃんかかってきますが、これは高く売るために必要なことなのでちゃんと入力しましょう。
電話番号を入力するとSMSメールで4桁の認証コードが送られて来るので、それを入力すれば「○○○円~○○○円」という、ざっくりとした価格がWEBサイトに表示されます。

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凹みやキズなど車の状態がわからないのでざっくりとした金額なのは仕方ないです。
予想していたよりも安い金額でショックを受けることもあると思いますが大丈夫です(笑)
私もこんな顔になりましたから(笑)

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でもこれはあくまでネットでの自動見積りの結果。
ここからが勝負となります。

その後、提携している買取店から、「実際に車の状態を見て、詳細な見積りをしたい」という電話での連絡があります。
何件か買取店から電話がかかってくるので、若干煩わしいですが、本気で高く売るためには真摯に対応しましょう。

複数社かかってきますので、それぞれを同じ時間帯にアポイントを入れます
これが実は高く売るための裏ワザのポイントでもあるんですよ。
これは次の項目で重要になってきます。

「他の買取店と同じ時間帯にしないで欲しい」と言われるかもしれませんが、「まだ他の買取店からかかってきてない」とか適当に言っておけばOK(笑)
次に買う車の納期がわかっていると、売却時期について聞かれた時に答えやすいと思いますが、もしわからなかったら「現在の愛車の価値が知りたい」と言っておけばOK。

電話がかかってきた複数の買取店を、同じ時間帯でアポを入れるのがポイントです。



手順③:複数の買取店を集めて「入札方式」で査定してもらう!!


査定のアポイントを入れた当日が勝負の日です!

私がRAV4を売却した際にはB社とN社さんが申し出がありましたので、実際に同じ時間にアポを入れました。

B社さんの査定士から時間と場所の確認電話がありましたが「同じ時間にブッキングしてもらって構わないですよ。そのほうが早いでしょうし。」と、慣れた感じの様子でした。


そしていざアポイントの時間になると、査定士さん同士すでに顔なじみの様子で、「今回は負けませんよ」とか和やかなムードでした(笑)

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ここで、高額査定を出すための2つのポイントがあります!

まず1つめのポイントです。
査定をしてもらう際に、査定士の皆さんには、

「入札方式にするので、各社見積もり終わったら、最後に名刺の裏に価格を書いて出してもらいます。」

と言っておきます。
後出しジャンケンができないように、時間を決めて、その時間に各社集合して、名刺の裏に見積りを書いて一斉に出してもらいます。

この際に、「競り方式にしてほしい」という要望もあるかもしれませんが、競りだと相手の様子をうかがいながら上がっていくのでビックリ価格が出にくいです。
程度の良い車なら、入札方式のほうが飛び抜けた価格が出やすいのでオススメです。

実はこの入札方式の査定方法、以前に買取店の査定士さんに教えてもらった方法なんです(笑)

そして裏ワザのポイントですが、ディーラーでもらった下取り査定額が高値で、自分でも満足いく価格だった場合は、その価格をあらかじめ買取店さんに伝えておくと良いでしょう。

「ディーラーで下取り査定したら○○円だったので、それ以下なら売りません」

と最初に宣言しておきます。
そうすれば、最低でもその額は超えた査定を出してくれるはずです。

逆に、ディーラーでの下取り査定がショボかった場合には、敢えて何も伝えずに買取店さんに査定してもらったほうが良いかもしれません。

この時は、ディーラーさんのお付き合いのある買取店で300万円という査定額が出ているので、「ディーラーさんから300万円の査定が出ているので、それ以上なら売ります」と伝えました。

どちらの買取店さんも「それは超えますよ!」と自信満々でした。

両社の査定額が決まったら名刺に査定額を書いて、「せーの」で見せてもらいます!

その名刺がこちら!!

どん!!

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B社が3,231,000円!!

N社が3,354,000円!!??


300万円を大幅に超えてきた〜!!!
まさかここまで高値出してくるとは私も想像してませんでしたwwwww
ありがとうございます!!!


ていうか、RAV4 G Z packageの車両本体価格は3,410,000円なんですけどwww
大丈夫なんでしょうか?!^^;

私のRAV4 G Z packageは走行距離も4200kmと低走行だったのもありますが、それにしても9ヶ月乗った残価率が車両本体価格の98.3%て!!

ちょっと想像を超えすぎました(笑)


ディーラー査定の最低額が某輸入車ディーラーの250万円、今回の売却額は335.4万円その差は85.4万円!!
こりゃそのままディーラーに買取してもらってたらだいぶ損してましたわ^^;


とは言え、オプションや諸経費込みで400万円をちょっと超えたくらいでしたので、そこからの残価率は82.8%
それでも輸入車とかから比べたらあり得ないほどの高額査定だと思います。


一括査定以外にも、ユーカーパックでネットオークションに掲載する売り方や、カババで個人間売買をするやり方など、多少手間はかかりますが他にも高く売却する方法はいくつかありますので、気になる方はこちらの記事もご参照いただければ↓

【2021年版】車買い替え必勝法!下取り・買取査定で高く売却する方法!! 車を早く買い換える4つのフロー

※別ウィンドウで開きます。





⑥クルマを買うということは、経済貢献でもある


一台のクルマを長く愛するのもとても素敵なことですが、皆がそうしてしまっていたら自動車産業は衰退してしまいます。

自動車は日本の基幹産業です。そこにお金を落とすということは、自動車メーカーだけでなく下請け企業や広告、保険、流通など多くの産業にお金が回ることになります。
新車を買うということは、そういう人たちの給料になっているということです。
そうして給料を得た人たちが、貴方の会社のサービスを利用してくれるかもしれないと考えれば、お金は巡り巡って自分のためでもあると思いませんか?
それって日本経済に貢献しているってことです。

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だから、「こんなにお金使って良いのかなぁ…」と暗い気持ちになるのではなく、「私がクルマを買うことは、自分が嬉しいだけじゃなくて経済貢献でもあるんだ!」とワクワクした気持ちでクルマを買って貰えればと思います。

そして、ちょっと高いクルマだったとしても、背伸びして買っちゃっても良いんです。
「身の丈に合わない」とか「分不相応だ」とか、自分で言ってしまっていてはダメです。
だって、自己評価以上の自分には絶対になれないのですから。

「お金がない」と言っている人は本当にお金がない人生にしかなりません。
身の丈は誰かが勝手に引き上げてくれるものではなく、自分で上げていかなければどうにもなりません。
「自分はこんなもんだ」と思っていたら、そうにしかならないということです。

なので、少し背伸びをしてでも、考え方や身に付けるものなどをアップグレードしていくことで、付き合う人が変わったり仕事に張り合いがでたりと、身の丈も上がっていくというものです。

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それでもどうしても「お金がない」というのでしたら、サラリーにだけ頼るのではなく、副業なり投資なりを始める変化をしてみてはいかがでしょうか?

私のやっているYouTube「ワンソクTube」のメンバーシップでは、クルマを買うためのお金の作り方などや人生を変えるスイッチになるようなポジティブ思考などのコンテンツを配信しています。
ご興味ある方はメンバーシップに入って、一緒に勉強していきましょう。

ワンソクTubeメンバーシップ「攻めのクルマ購入クラブ」はコチラ

攻めのクルマ購入クラブロゴs





まとめ:新しいクルマを買うというのは家族の命を守り、実はお得で経済貢献でもある。


さて、いろいろと長々書いてきましたが、新しいクルマを買うことのメリットとその理由はおわかりいただけましたでしょうか。

まとめますと、

①安全装備の進化は早いので、事故のリスクを減らせる
②車検を通すよりも2年で乗り換えたほうが維持費が安く、高く売れる
③ローン途中でも買い替え可能、高く売れればお釣りも来る
④高く売れるクルマで、高く売れる色やグレードを買う
⑤ディーラー下取り査定を元に、一括査定で競わせて売却する
⑥新車を購入して経済貢献もしつつ、身の丈も上げていこう


ということです。

もちろん、一台のクルマを長く愛することもとても素敵なことです。
でも、新しいクルマを買うことだって、メリットがあることもおわかりいただけたのではないでしょうか。


最近では、気になる新型車もぞくぞくデビューしていますので、「車買い換えたいなぁ」と思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

欲しいと思った時が買い換え時です!(笑)


ワンダー速報はいつでも、買いたいアナタの背中を押すブログでありたいと思います^^


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そうして募金していただいた報酬で、私は車を買います。
なので間接的に、自動車業界への貢献にもなります。

今後も気になる旬な車を中心にお届けしますので、応援よろしくお願いいたします^^

さいたまエリアで、レクサス・メルセデスベンツ・アウディ・フォルクスワーゲン・トヨタ車・ホンダ車・マツダ車・ジャガー・ランドローバーなどをご検討の方は、付き合いのあるディーラーさんを紹介するので、「ワンソク割」で買える場合があります。
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貴方と新しい車との出会いが、素敵なものになりますように!^^




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