
すでにエクステリアは公開されていましたが、こうして濃色のボディカラーの新型RZを見てみるとかなりカッコ良く見えますね!
トヨタのbz4xやスバルのソルテラと同じ、e-TNGAというEV専用のプラットフォームで作らえた初のレクサス車となりますが、bZ4Xのガワを変えただけと思うなかれ!想像以上に見た目も中身も別物に進化したモデルとなっていました!
内装も見どころいっぱいです!

ただし、手放しに絶賛かというと気になるところもいくつかあるんですよね…。
今回の記事は、「新型レクサスRZが気になる人はとりあえずコレだけ読んでおけばOK!」って内容にしておきますので、新型レクサスRZのボディサイズ・スペック・価格予想・内装・装備など、分かっていること全部をマニアックにまとめます!
動画でもまとめていますが、記事の最後にも貼っておきますのでブログで読んでからどうぞ。
レクサスRZ450eの内外装など詳細まとめは続きをどうぞ↓
そもそもレクサスRZってどんなクルマ?
今回発表されたレクサスRZは、今までのレクサス車のシリーズとは全く異なる車名が与えられた、しかもレクサス初となるe-TNGAというEV専用のプラットフォームを使ったバッテリーEVです。

すでにUX300eというEVが発売されていますが、あれはもともとのUXのボディを使ったもので、EV専用設計ではありません。
今回のRZは、先に発売されているトヨタのbZ4Xとスバルのソルテラと同じプラットフォームを使って開発された、いわばそれらとの兄弟車でもありますが、単に「ガワを変えただけ」という単純なものではなく、レクサスらしい専用装備の数々もおごられています。

車名のバッヂを見てみると「RZ450e」と「DIRECT4」のロゴが。
RZは、レクサスの他の車種のようにRZ○○○と言った複数パワートレインの展開はなく、発売当初はRZ450eのみの展開となりそうです。ただ、将来的には大容量バッテリー搭載や全固体電池など、違うバッテリーが搭載されたモデルが追加されればRZ550eとかRZ750eとか、もっと大きな数字を持つバリエーションも増えるかもしれませんね。
そしてDIRECT4ですが、こちらはLEXUS Electrifiedのコアテクノロジーとなる四輪駆動力制御システムで、前後100:0〜0:100まで駆動配分が可能とのこと!

公式の映像を見てみると、コーナー中でも後輪の駆動配分は左右均等なので、ダイナミックトルクベクタリングAWDのように、後輪左右に独立して駆動配分する機能はないようです。
同じe-TNGAのプラットフォームを使って作られた兄弟車のトヨタのbZ4XやスバルのソルテラのAWDと、レクサスのDIRECT4はどこが違うのか、機会があれば開発者の方に聞いてみたいですね。
レクサスRZ450eのボディサイズやスペックは?

続いてレクサスRZ450eのボディサイズですが、
全長4,805mm×全幅1,895mm×全高1,635mm、ホイールベース2,850mm
となっています。
兄弟車であるトヨタのbZ4Xのサイズが全長4,690mm×全幅1,860mm×全高1,650mm、 ホイールベース2,850mmなので、それよりも115mmも長く、35mm幅広く、15mm低くなっています。

こうして見比べると確かにRZ450eのほうが伸びやかでルーフが低められているので全体的シャープに見えますね。
bZ4Xとソルテラは瓜二つですが、RZ450eは全く別物に見えます。
レクサスRZ450eに組み合わされるパワートレインですが、bZ4Xのパワートレインをそのまま流用するだけかと思ったら大間違い!
レクサスRZ450eではモーターの出力が上っており、フロント150kW・リア80kWを発生させるモーターを採用。

bZ4XでのAWDモデルでは、フロント80kW・リア80kWだったので、RZ450eのほうが遥かに力強くなっています!
ソルテラやbZ4Xは、RZ450eのためにあえて出力が絞られている感すらありますね。
ちなみに電池容量は71.4kWhとbZ4Xらと同じで、航続可能距離は約450kmを目標に開発が進められているとのこと(J-WLTCモード)。
冬場でも暖房使って450km走れるなら、なんとかファーストカーとして使っても実用に耐えるのではないでしょうか。
果たして実際にはどのくらいになるのか、テストしてみたいですね。

レクサスRZ450eのエクステリア
続いてRZ450eのエクステリアを細かく分析してみましょう。

RZ450eでは今までのレクサス車のデザインアイデンティティであったスピンドルグリルが完全に埋まったデザインになっています。
これはRZ450eがEVであるため、エンジンを持たないのでグリルから空気を入れて冷やす必要がないためで、逆に冷やさないように閉じたフロントになっています。
今後電動化していく中で、今までのスピンドル(糸巻き)のモチーフを継承しつつ、それを立体的に表現したスピンドルボディへと進化しています。

グリルだった部分が塞がり、逆にそのサイドの部分をブラックアウトすることで、スピンドル形状を表現していますが、これはこれで全然アリですね。
以前に発表されていたコンセプトモデル「LF-Z Electrified」を上手く現実的にまとめた感はあります。

私も実際にLF-Zのコンセプトモデルを見ましたが、アレがそのまま出たら買う!と思っていましたが…。
RZ450eは、もうちょっとフロントヘッドライトが薄型だったらカッコいいのになとも思います。

こうした濃色のボディカラーになると、また印象も変わりますね。
今回のリリースで、ソニッククロームのようなボディカラーの画像がいくつか公開されましたが、こういう濃色系もまたカッコイイですね。

スピンドルボディのデザインを際立たせるなら、完全なブラックよりも、せめてこうしたダークグレーくらいのボディカラーなら、フロントサイドのブラックアウトされた部分の塗り分けが見れて良いかもしれませんね。



だんだんカッコよく見えてきませんか?

そして今回のRZ450eで個人的に好きなのはやっぱりリアビューですね。
低くワイドなスタンスを更にワイドに見せる左右一文字のリアコンビネーションランプは、まさにコンセプトモデルそっくり。

そしてユニークなのは、ルーフエンドの申し訳程度に付いているルーフスポイラーです。

たしかにbZ4Xでも左右分割されたスポイラーが装着されていましたが、それよりももっと小さくて、これで効果があるの?と疑ってしまうほど。

でもこれは効果があるそうです。

ヘッドライトは、レクサス伝統でもある三眼LEDではなく、単眼タイプの模様。

今までのデザインとは異なりますが、これには意図があるのでしょうか?

ちなみにウインカーとコーナリングランプはこんな感じで点灯する模様です。

今までのレクサス車の三眼LEDのデザインや密度感が好きだっただけに、これはちょっとユニット内部が寂しく見えますね。
おそらくアダプティブハイビームは備わっていると思いますが、皆さんコレどう思います?
個人的には三眼LEDのほうがカッコ良さそうな気がしますが…。
こうして消灯してブラックアウトしてるように見えればカッコいいんですが。

そして今回新たに追加された画像として、ツートンカラーもありましたがこれもまた鮮烈!

こちらはソニックカッパーという新色で、さらに先ほどから画像をアップしてるイーサーメタリックという青色の新色も含め、6色を展開するとのこと。

それぞれにツートンカラーが用意されるかは不明ですが、何れにせよボンネットフードごとルーフまで塗られたツートンカラーは今までのレクサス車の中でもかなり異例ですね。

ボンネットまでを含めてスピンドルって感じになります。
ツートンカラーを選択すると、スピンドルボディとしてボディカラーになっていたセンターのグリル部分が逆にブラックアウトされ、サイド部分がボディカラーになるようです。

通常のスピンドルボディの塗り分けと、どっちがお好みですかね?

ミラーはどちらもブラックアウトされています。

ちなみにホイールサイズは、bZ4Xらと同じ展開で、18インチと20インチが用意されています。

おそらくベースグレードと上位グレードのような分け方だと思われます。
今回のレクサスRZ450eでは、通常のレクサスモデルような、F SPORTとかversion Lとかのグレード展開は未だ不明。
20インチホイールのみ2パターン用意されているみたいですが、デザインは同じで塗装が違うだけですね。

おそらくNXの時のように、お好みで選べるオプションなのではないかと推測しますがはたして…。

どちらもそれほど印象が変わるわけではないので、お好み次第って感じですね。

レクサスRZ450eの内装の注目ポイントは?
続いては内装マニアの私も気になっていたRZ450eの内装の装備や質感の数々ですが、マニアックに見ていきましょう!

公開された内装画像ですが、第一印象はかなりシンプルな内装デザインだなぁということ。
黒だとさらにシンプル。

ダッシュボード周りやドアトリムの装飾がほとんど無いので、マテリアルの分割線くらいの演出はやや平坦に見えます。

その中で異彩を放っているのは、非正円のステアリングです。

これはbZ4Xでも採用されていた、ステアバイワイヤという車軸には電気信号のみで繋がっているステアリングホイールで、駐車時やコーナーでもハンドルの持ち替えが必要ない操舵感になっているそうです。
これは未来感ありますね!
そしてステアリングスイッチには、NXで採用されたタッチトレーサーオペレーションが用いられています。

これはヘッドアップディスプレイと連動してスイッチに複数の機能を持たせたもの。
スイッチに割り当てられた機能は切り替えボタンで変えることができます。

現在どのスイッチに何の機能があるかは、スイッチに触れるとヘッドアップディスプレイに表示されます。

これによってステアリングスイッチ自体が従来より減っていますが、デメリットもあり、例えばメーターディスプレイの情報切り替えと、レーダークルーズコントロールの操作が同じスイッチに割り当てられているため、レーダークルーズコントロール中にはメーター内の情報切り替えができなくなるなどの弊害もあります。

これはNXを使って感じた部分ですが、個人的には普通の物理スイッチのほうが必要なボタンに即座にアクセスできるので良いと感じた部分です。

ただ、ありがたいことにRZには通常の正円ステアリングも用意されています。

NXではヘッドアップディスプレイを付けるならタッチトレーサーオペレーション必須でしたが、RZでは通常ステアリングでもヘッドアップディスプレイが選べるといいですね。

また、ステアリングにはドライバーモニタリングシステムのセンサーが内蔵されており、これによって新型ヴォクシー同様アドバンストドライブが採用されています。

アドバンストドライブは、高速道路で40km/h未満という条件でのみ、ステアリングから手を離してもクルーズコントロールされる、いわゆるハンズオフが可能になった運転支援です。
40km/h未満というとかなりのノロノロ運転時のみと限定されますが、渋滞時などの疲労軽減には役立ちますし、未来感があるので個人的には歓迎です。
スバルのアイサイトXのハンズオフでは50km/h未満で作動するので、もう少し作動範囲を拡張して欲しいところですが。
ちなみに、期待されていたメーターですが、未だブレイクスルーは無かった模様。

メーターリングが移動しているような画像がありましたが、情報自体はNXと同様レベルが予想されます。

そろそろココの情報量もいちいち切り替えないと必要な情報にアクセスできないなどの旧態依然のものから新しいものにアップデートしてほしいですね。
欧州車ライバル勢と比べると、10年は進化が止まっている感があります。
続いての内装でのトピックですが、ナビ周りはレクサスNXの14インチの大型ディスプレイが採用されています。

これはとても見栄えは良いのですが、実際に使っている身としては、画面分割などができず、一度に表示される情報がかなり少ないので早急なオンラインアップデートを希望します。

エアコンなどの操作は画面下に割り振り表示できますが、それ以外の音楽やエネルギーフロー、地図の2分割表示などはできなくなりました。
↓はヴォクシーのエネルギーフローですが、このデザインは…。

欧州車などのUIと比べると小学生の教科書のよう…。
ナビのシステムが新しくなって高解像になるのは良いのですが、以前には出来た機能が無くなっているのはダウングレードですから…。
せめて地図とエネルギーフローや音楽などの複数情報をひと目で見れるようになってほしいです。

上記はヤリスクロスのナビ画面ですが、これで良いんです。
このくらいの情報はひと目で見たいです。
ナビ画面の下には、USBのタイプCのソケットが3口あります。

またその左には、アドバンストパークという自動駐車のスイッチと、パノラミックビューモニターの起動スイッチがあります。
その下のトレーの部分は、スマホの非接触給電Qiになっています。

昨今の半導体不足で、欧州車が軒並みQiを削ってきているだけに、国産車はこのあたりがしっかりしているのは嬉しいポイント。
続いてセンターコンソール部分では、シフトがbZ4Xやソルテラと同様のダイヤルタイプになっています。

この辺りはコンポーネントを共有している感はありますね。
電動パーキングブレーキやブレーキホールドももちろん完備しています。
センターコンソールのパネルは杢目に見えますが、これは杢目調パネルとのこと。
レクサスでは今までフェイクウッドはほとんど使用せず、本杢目を使うのがトヨタブランドとの差別化でしたが、RZでは杢目調になりました。

これはコストダウンなどではなく、昨今のサステナビリティ(持続可能な社会)の取り組みの一環として、再生可能な素材のみでクルマを造るという流れなのではないかと思われます。
シート表皮などのマテリアルも、本革の表記が見当たらなかったので、すべて合皮になっている可能性が高いです。

そして、センターコンソールはbZ4Xと同様に下に広い物置きがある2重設計になっています。

ここにはアクセサリーソケットが見えます。
続いての気になるポイントとしては、ドアですね。

ドアはNX同様のEラッチになっています。
Eラッチとは、ドアノブが電気式になっており、押すとカチャとドアが少し開く仕組みになっています。
従来のノブを引いてドアを押す、というスタイルから、Eラッチのスイッチを押してそのままドアも押せば開くので、この方が理にかなっています。
バッテリーが上がった際などは、Eラッチのスイッチを2回引けば、物理的にも開けることは可能です。
ウィンドウスイッチ自体のデザインも刷新されています。

シルバーの塗装部分が増えていますね。
そしてドアトリムが殺風景だと思っていましたが、夜間には間接照明が浮かび上がる仕組みで演出がなされます。

チューブ状に光る間接照明などではなく、プロジェクター型の演出は今までにないタイプですが、昼間がちょっと質感不足に感じないかは心配が残ります。

夜間はにぎやかで良さそうではありますが、この模様が何をイメージしているのかは不明。
豊田自動織機のボビンとかでしょうか?
ドア以外にもセンターコンソールの下の部分やフットイルミなど、アンビエントライトの演出はあるようです。

NX以降、色のカスタムが出来るようになっていますが、こちらのRZでも同様です。
そしてもう一つのトピックとして、トヨタではハリアーに続いて2例目となる調光パノラマルーフが採用されます。

スイッチひとつで透過度が変わるガラスとなっており、紫外線カット・断熱も99%達成しているとか。

私もハリアーで実際に体感しましたが、調光モードにしていると、障子のような柔らかな明るさで、真夏の日差しもそこまでジリジリと熱くなかったので、今までのパノラマルーフで1番シェードを開けて使ったルーフとなりました。

今まで所有していた通常のパノラマルーフは、シェード開けると熱くて眩しいので、ほとんどシェードを開けないままでした。
RZでは頭上のスペースの圧迫から開放する意味も含めて、シェードは最初から付いていない調光パノラマルーフとなっています。

でもこれがある意味理想的なパノラマルーフだと思います。ただ、はめ殺し窓になっているので、換気などの開閉は出来ません。
後席足元はBEVならではの開放感だと思われます。

実際にソルテラの後席には座りましたが、足元もかなり広かったです。
bZ4X同様、助手席前はグローブボックスを廃止した関係でかなり広くなっていますね。
ちなみに、車検証などはセンターコンソールが2重底になっているので、そこに収納可能。
ヘーゼルのようなブラウンの内装カラーが用意されているのもいいですね。

本革の表記はありませんでしたが、ウルトラスエードが用意される模様で、それはそれで良さそうな気がします。

前席センターコンソール後端にはエアコンの吹出口、リアシートヒーターのスイッチ、USBポート、20V150Wの電源などがあります。

1500Wの電源ではないんですかね?
bZ4Xがそうだったように、家電への電力供給機能はあるはずです。
内装については、質感面で心配な部分はあるものの、トピック的にはいろいろと新しい機能なども盛り込んでいるので面白いクルマになっていそうだと思いました。

レクサスRZ450eのココが良い!

ひとしきり内外装をまとめてみたところで、RZ450eの優れたポイントを箇条書きにしてみましょう。
①調光パノラマルーフ採用
②非正円ステアリング採用(ステアバイワイヤ)
③e-ラッチ採用(安心降車アシスト付)
④プロジェクション式 間接照明採用
⑤タッチトレーサーオペレーション採用・ノーマルステアリングも用意
⑥アドバンストパーク採用(リモートパーク機能付き)
⑦アドバンストドライブ採用(ハンズオフ機能)
⑧グリルシャッター採用
⑨グレードにより前後パフォーマンスダンパー設定
⑩周波数感応アブソーバーFRDⅡをLEXUS初採用
と言った感じでしょうか。
内外装のところで記載していませんでしたが、パフォーマンスダンパーの採用や、新型アブソーバーの採用など、走りの面でも期待できそうです。
そしてトヨタ・レクサスでの最新の運転支援も採用されるので、ハンズオフやプロアクティブドライビングアシストももちろん付いています。
レクサスRZ450eココが気になる

続いて、ココが気になると言うポイントも箇条書きにしてみましょう。
①航続可能距離が450km程度
②三眼LEDではない
③ナビがNXと同じ=表示される情報が少ない
④メーターにブレイクスルーは無かった
⑤タッチトレーサーオペレーションの使い勝手は…
⑥内装の質感が心配。本杢目や本革は不使用。
⑦価格や販売方法が気になる…。
一番の心配は航続可能距離でしょうか。
ライバル勢の航続可能距離はもっと長いだけに、400km程度だと軽自動車レベルの航続可能距離となってしまいます。
また、ナビやインフォテインメントシステムにアップデートが無かったので、見た目での目新しさがないのも、EV専用モデルとしては弱い部分。
さらに、bZ4XではKINTO専売のリース契約のみとなっていますが、果たしてRZ450eではどうなるのかも注目されます。
レクサスRZ450eの発売日は2022年後半

リリースの動画であったように、日本での発売は22年後半とのことで、当初の予想の23年初よりは少し早い印象ですが、その頃新型RXの発売もされそうで、カニバリが起きないかが心配です。
発売までまだ先ですが、情報が入り次第、記事をアップデートしていきますので、ブックマークなりをしてチェックしてみてください。

ということで、新型レクサスRZ450eなど、そろそろ新車の購入をご検討の方は、試乗や見積りなどで実際にディーラーに行く前でも・ディーラーに行った後でも、ネットで愛車の無料下取り見積もりをしておくことを激しくオススメしますよ。
何故かというと、営業マンから「今契約しないと納車が更に遅れる!」とか「今日ハンコ押してくれるならこの条件で!」とかプレッシャーかけられて、下取り価格の吟味をする前にうっかりハンコを押しちゃったりすることがあるからです(実際私も経験あり^^;)。
ディーラーでの下取り交渉で、良い条件を出すためには、予めネットなどで愛車の買取り見積もりを取っておいて、ディーラーでの下取り金額の交渉材料として使うのがかなりオススメの手です。
買取店で出た査定金額を持ってディーラーに行くと、値引き+下取りで価格交渉ができるので手ブラで行くより良い条件が引き出せる可能性が高いんです!
実際に私がおすすめしたこの方法で、ブログ読者の方から「買取店よりも良い条件でディーラーで下取ってくれた」という報告もいただきました^^
ディーラーによっては、値引きが良くても下取りの条件が悪いことも良くありますので、そういう時は、買取店に売却してしまえば良いですしね。
逆に、ディーラーで下取りの見積りをした後で買取店で査定する際には、ディーラーでの下取り見積もり額を予め伝えておくと、それ以上の価格で買い取ってくれることが多いです!
ちなみに、私がいつも使っているサイトはこちら。
かんたん車査定ガイド


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後ほど、買取店からの査定依頼の電話がかかってきますが、これは高く売るために必要なことなのでちゃんと入力しましょう。
電話番号を入力するとSMSメールで4桁の認証コードが送られて来るので、それを入力すれば「○○○円~○○○円」という、ざっくりとした価格がWEBサイトに表示されます。
ガチで売却価格を上げたいのならば、上記のような一括見積もりサイトに車の査定を入力すると、複数の買取店が実際に車を見て買取額を決めたいと電話をかけてきます。その際、複数の買取店を同じ時間にアポイントを入れます。
「同じ時間帯にしないで欲しい」と言われるかもしれませんが、「まだ他の買取店からかかってきてない」と言っておけばOK(笑)
次に買う車の納期がわかっていると、売却時期について聞かれた時に答えやすいと思いますが、もしわからなかったら「現在の愛車の価値が知りたい」と言っておけばOK。
買取店が集まったら、「入札制にしますので、査定金額を名刺の裏に書いて、せーので見せてもらって、一番高いところに売ります!」と言うと、最初からMAX価格で勝負してきます。
何社も別の時間にアポイントをとるのも時間がもったいないし、一番この方法が良い条件出る可能性高いです。
この「入札制で」というのがポイントです!
ブログ読者の方からも、この裏ワザでディーラー見積りより数十万円も高く買取店で買い取ってもらえた!というご報告も多数いただきました!^^
私自身もディーラー査定よりも最大で100万円以上高い査定額で買い取ってもらいましたよ!→その時の模様はコチラ
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MOTA一括査定のデメリットとしては、
①翌日18時まで一次査定が上がってくるのを待たなくてはならないので、通常の一括査定サイトより時間がかかる点
②結局現車を見ての査定勝負になるので、たくさんの買取店を集めたほうがビックリ価格が出る可能性もある点
が挙げられます。
なので、一括査定に慣れている人は、ナビクルなどの通常の一括査定サイトを使ったほうが良い場合もありますし、一括査定に慣れていない人はMOTAを使ったほうが安心感があります。
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MOTAでも最終的には3社が実際にクルマを見ての査定になるので、同時間帯にアポイントを入れて、名刺の裏に査定額を書いてもらって入札制にする手順は同じになります。
私も昔は、特に何も考えずディーラーで下取りに出してしまっていましたが、今ではこのフローにしたがって買い換えるようにしています。
ネット一括査定にエントリーすると電話がジャンジャン鳴ったり、同じ時間に呼んで入札制にするのは面倒くさいという人も居ますが、それをやるだけで数十万円高く売れるのであれば、やらない理由はないということです。
さて、最後によくある質問についてもお答えしておきましょう。
Q:古い車や過走行のクルマでも高く売れるの?
A:程度にもよりますが、ディーラー査定よりは高く売れる可能性は高いです。ディーラーでは廃車と言われた実家の10年落ちストリームが、一括査定をした結果、17万円で買い取ってもらえました。
Q:軽い気持ちでエントリーしたら、電話が鳴りまくってビビったw
A:エントリーするなら休日や仕事時間外など電話を受けられる時がオススメです。着信履歴は多くても、実際に電話してるのは3〜4社なので、4回くらい電話を受ければ終わります。すぐに売るつもりが無ければ「愛車の現在の相場が知りたかっただけ」と言って断ればOKです。
Q:納車までが長いんだけど、いつ一括査定にエントリーすればいいの?
A:納車日の1ヶ月〜2週間前くらいがベストです。ただし、毎年1月下旬〜2月中旬が中古車買取相場が高くなる時期なので、多少前後してもそのタイミングでエントリーしたほうが高く売れる可能性が高いです。下で解説しますが、引き取りのタイミングは調整可能です。
Q:売却するのが決まったらすぐ引き取られちゃうの? 代車は出してくれるの?
A:引き取りのタイミングはこちらの要望を聞いてもらえます。ただ、数ヶ月先などになると、査定額も本気では出してくれないので、エントリーのタイミングは納車の1ヶ月前〜2週間前くらいがベストです。そして納車日の前日とか翌日とか都合のいい日に引き取ってもらえばOKです。
また、買取店が「今すぐ引き取りたい」という場合には、代車を数週間貸してくれるところもあるので、相談してみると良いでしょう。
Q:ローンや残クレの途中なんだけど、売却できるの?
A:問題なく売却できます。ただし、売却が決まったら残債を精算しなければならないので、査定額が残債額未満の場合は、買取店の指定する口座に振り込む必要があります。残債以上で売れた場合には、差額が自分の口座に振り込まれます。
Q:買取店からの電話で、他の買取店と時間をずらして欲しいと言われるんだけど…
A:買取店は、他店が居ないところでの独占交渉を持ちかけてきますが、相見積もりさせないで「押し買い」される危険性があるので、独占交渉はできるだけ避けたほうが良いです。「他の買取店はまだ居ない」とか「こちらの都合が聞けないなら降りてもらって結構です」と言えばOKです。
Q:一括査定だと裏で談合されると聞いたけど…
A:談合されるよりも、独占交渉で押し買いされるほうが安い価格で売らざるを得なくなる可能性があるので、複数社集めて入札にしたほうが良いと思います。また、ディーラーでの下取り査定額プラス10万円くらいを最低価格として最初に言っておけば、少なくともそれは超えてくるので損することは有りません。
また、何件も別々に査定させたり、買取店をハシゴしたりすると、それだけで丸一日以上かかってしまうので、一括査定で2時間以内で終わらせるほうが時間的コストもかかりません。
Q:自宅の駐車場に何社もいっぺんに集めて査定させるのは厳しい…
A:近隣のコインパーキングや公園など、他の場所に来てもらうのも有りです。ただし、査定する際に車検証などが必要になるので、それは車内に置いておきましょう。実際に売却が決まったら、ハンコや書類の手続きが必要になるので、自宅に呼びたくない場合は印鑑や免許証(これは確実にあると思いますが)は持参するようにしたほうが良いでしょう。
たった一日の苦労で、数十万円の差が出るのなら、試してみない手はないと思います^^
実際にワン速方式で数十万円得した「喜びの声」も多数いただいてます(笑)
ちなみに車はドラヨスさんのワン速方式で一括査定をしたところ、ディーラー査定+67万円で売ることが出来ました!!
— けんぞー (@cx5kkno7) January 11, 2022
このお金で新しい車をニコニコ現金一括払いで買いたいと思います😆
自分もワンソク方式でやったら、ディーラー査定より+59万円で売れました!
— T (@lexus_t18) January 11, 2022
絶対にやったほうがいい! https://t.co/DGE6haIQyR
@phoshiaki
— つのっち (@LEXUS_nori) January 15, 2022
ドラヨスさん、こんにちは〜☺️
本日ワンソク流、一括査定実践しました!
ディーラー査定より+56万つきました!
気持ちよく契約です!✨
この度はたくさん勉強させて頂き、
ありがとうございました🙇♂️ https://t.co/eE8CF0UDeJ
60ハリアーをワン速方式にて@phoshiaki 一括査定!!
— だいご☺︎(ゴダイゴ☻) (@daigodayodayo) January 14, 2022
ディーラー下取り220万でしたがビックリ価格出ました✨✨
100万以上の違い👍
買取価格上がってますね✨✨👍
ありがとうございます😊#ハリアー#ハリアー買取 pic.twitter.com/Wxk6wruJHK
ワンソクさんの知識を拝借して車売る時は、複数業者一括召還同時査定して競合してもらったら、下取り提示額の2倍になった。。しかも、まだ途中
— はく (@haku_g2s) January 13, 2022
知らなかったら絶対損してた。ありがたや
一括査定の結果、112万円で売ることになりました!! ディーラー下取り+42万円🤤🤤 ドラヨスさんありがとうございます( 笑 ) 浮いたお金で今流行りのTRDいっちゃおうかしら🤔( 笑 )
— じーさん@G's (@gsn0325) January 10, 2022
数十万円の差になるなら、電話の対応くらい安いもんです!
数十万円高く売れたら、エアロとかオプションも追加できちゃうし、旅行だって行けちゃう。
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