しかも2台(笑)
ちょっと意味がわからない、という人もいると思いますが、それは後半で解説します!(笑)
今回は、新型セレナを購入検討している人のために、価格やグレード構成、グレード別装備、見積もり、購入前の注意点などをまとめます!

私は、新型ヴォクシーHYBRID S-Z、新型ステップワゴンe:HEV SPADA Premium Lineも所有しているという「あたおか」ですが、国産新型ミニバン3台(4台)購入して比較してレポートするので、ぜひブックマークやYouTubeチャンネル「ワンソクTube」をチャンネル登録してお待ち下さい^^

今回の見積もり部分を動画でもまとめました↓
そして私の納車された新型セレナの動画レポートも併せてどうぞ↓
ブログ記事の最後にも動画を貼っておくので、記事を最後まで読んでから動画も併せてどうぞ^^
新型セレナにご興味がある方は続きをどうぞ↓
日産新型セレナのパワートレインと駆動方式
2022年にフルモデルチェンジした新型セレナですが、プラットフォームは先代セレナからのキャリーオーバーとなっています。ライバルミニバンが軒並み新型プラットフォームで剛性などを強化しているのに対し、2世代前からのキャリーオーバーなのは少々辛さを感じる部分ですが、その分サスペンションの取り付け剛性の強化やステアリングをデュアルピニオンにするなど、ライバルに負けないための補強は行われています。このあたりは実際に走り比べて評価したいところです。

新型セレナの乗車人数ですが、一部のグレードを除いてほぼ8人乗りとなっています。
先代セレナのガソリンモデルであった、スマートマルチセンターシートがe-POWERにも標準設定となりました。

このシートはスグレモノで、2列目中央に配置した時には8人乗りの真ん中のシートとして使用でき、運転席助手席の間にまでスライドさせると1列目の肘置きとしても使うことが出来ます。こうすることで2列目はキャプテンシートになります。

なので8人乗りだけれど7人乗りキャプテンシートとしても使うことが出来るというアイデアシートになっています。
一部のグレードでは最初から7人乗りと最初に言いましたが、e-POWERのLUXION(ルキシオン)とe-POWERのAUTECHでは、このスマートマルチセンターシートは装備されず、7人乗り固定となりますのでご注意ください。
ただ、如何ともし難いのはフロアの高さで、ライバルが低床化でフラットな床面を実現しているのに、新型セレナではドア開口部に段差が生じています。

これだけはライバルに対して明確に劣る部分で残念。

アシストグリップの使い勝手なども納車されたら3台で比較してみたいと思います。
新型セレナのパワートレインは2種類、駆動方式には注意も

新型セレナは新開発の1.4L e-POWERと、2.0L ガソリンエンジンの2種類のパワートレインで展開されます。
この1.4L e-POWERは全く新しいエンジンで、完全に発電用として開発されたエンジンなので、黒子に徹した静粛性に優れたパワートレインとなっています。
一方、2.0Lガソリンモデルは、キャリーオーバーながらチューニングが施されているので走りはなかなか活発なようです。
組み合わされる駆動方式ですが、期待のe-POWERはFFのみとなっており、ガソリンモデルにのみFFと4WDが用意されます。
降雪地域に住まれる方はご注意ください。
新型日産セレナのスペック・燃費は?
最高出力や燃費を重視する方もいらっしゃると思うのでまとめておきましょう。
ちなみに、どちらも嬉しいレギュラーガソリン仕様となっています。
2.0L ガソリンモデル
最高出力:110kW(150PS)/6000rpm
最大トルク:200Nm(20.4kgm)/4400rpm
燃費:13~13.4km/L(WLTCモード)
1.4L e-POWERモデル
最高出力:72kW(98PS)/rpm
最大トルク:123Nm(12.5kgm)/5600rpm
モーター最高出力:120kW(163PS)
モーター最大トルク:315Nm(32.1kgm)
燃費:18.4〜20.6km/L(WLTCモード)
ガソリンモデルは先代からのキャリーオーバーなので、燃費も先代同様。
一方e-POWERは新開発ながら、先代の19.3〜20.6km/Lから若干悪化しているのが気になるところ。
おそらく重量増などが効いているのだと思いますが、実燃費では改善しているといいですね。
ライバルとなるステップワゴンの燃費は1.5Lターボのガソリンモデルで13.1~13.9km/L、2.0Lのe:HEVが19.5~20.0km/Lなので同じくらいでしょうか。
ノア・ヴォクシーはやはり燃費は強く、2.0LガソリンNAモデルで14.3〜15.0km/L、1.8L ハイブリッドで22.0〜23.0km/Lと、同クラスミニバンの中ではトップクラスです。

さすがトヨタは燃費については実燃費含めて強敵です。
<新型日産セレナのグレード展開と価格
続いて、気になる価格とグレード展開をまとめてみましょう。
2.0L ガソリンモデル
X(FF) 2,768,700円 / (4WD)ー
XV(FF) 3,088,800円 / (4WD)ー
ハイウェイスターV(FF) 3,269,200円 / (4WD)ー
AUTECH(FF) 3,733,400円 / (4WD)ー
※ガソリン4WDは2023年春以降の発売なので、2022年末時点ではまだ価格は公開されていません。
1.4L e-POWERモデル
X(FF) 3,198,800円
XV(FF) 3,499,100円
ハイウェイスターV(FF) 3,686,100円
LUXION(FF) 4,798,200円
AUTECH(FF) 4,150,300円
となっています。
一番安価なガソリン(FF)のXが276.8万円から、一番高価なe-POWER(FF)LUXION(ルキシオン)が479.8万円と、200万円もの価格レンジとなっています。

聞き慣れない「LUXION(ルキシオン)」というグレードですが、こちらの最上級グレードはe-POWERのみの展開となっており、このLUXIONのみプロパイロット2.0が搭載されるなど特別な仕様となっています。
オプションもほぼ標準装備とは言え、売れ線となるe-POWERハイウェイスターVより100万円以上高い本体価格にビビる人も多そう。
では実際にどのくらいの差があるのか、見積もりを比較してみましょう。
日産新型セレナの見積もりを公開!

それではお待ちかね、新型セレナの見積もりをいくつか頂いてきたので比較レポートしてみたいと思います。
そして私が購入したグレードの発表もしていきましょう。
※税金・環境性能割などはまだ未定なので、実際の見積もりとは異なる場合があります。
新型セレナ ガソリン XV(FF)の見積もり
「新型セレナをできるだけ安く・装備も妥協せずに買うなら」という設定で作った見積もりが、ガソリンモデルのXVという中間モデルのFFです。
出来上がった見積もりがコチラ↓

新型セレナ ガソリンXV(FF)のコミコミ価格は382.5万円!

ムムム…。
ガソリンモデルのFFとは言え、400万円近くにはなってしまいますか。
付けたオプションはコチラ↓

アラウンドビューモニター+ドライブレコーダー+アダプティブLEDヘッドライト+ETC2.0+インテリジェントルームミラー+インテリジェントアラウンドビューモニター+12.3インチアドバンスドドライブディスプレイ+12.3インチ統合型インターフェイスディスプレイ+Nissan Connectナビゲーションシステム+車載通信ユニット(SOSコールなど)+プロパイロット(ナビリンク機能付)+ワイヤレス充電器+6スピーカー、などがセットオプションで488,400円となっており、バラ売りされていないのでこれは付けざるを得ません。
この見積もりには含まれていませんが、「寒冷地仕様ホットプラスパッケージ(66,000円)」を選択すると、「ヒーター付きドアミラー・ステアリングヒーター・前席+セカンドシート シートヒーター・高濃度不凍液・PTC素子ヒーター」がセットオプションなので、6.6万円なら絶対付けたほうが良いでしょう。
それ以外ではディーラーオプションもETCセットアップのみの最低限なので、フロアマットくらいはかかってくると思います。
必要であれば、コーティングやドアバイザーの費用もかかりますが、私はドアバイザーなどは付けない派です。
それで出来上がった新型セレナガソリンモデルXVのコミコミ価格は382.5万円ということです。
これを基準に他のグレードの見積もりも見ていきましょう。
新型セレナ ガソリン ハイウェイスターV(FF)の見積もり
続いては、私が購入したのと同じグレード、ガソリンモデルのハイウェイスターV(FF)の見積もりを見ていきましょう。
出来上がった見積もりがコチラ!!↓

新型セレナ ガソリン ハイウェイスターV(FF)のコミコミ価格は421.5万円!

ふむう。
まぁガソリンモデルの最上級グレードと考えれば、そこまで高くもないかなと。
付けたオプションはコチラ↓

ボディカラーは私が購入するならという設定で、ブラックを選択。これがなんと有償カラーで4.4万円かかっています。
先程の見積もりと同様に、ナビやプロパイロットなどのセットオプション(48.8万円)は付けています。
それにプラスして、「寒冷地仕様ホットプラス&クリアビューパッケージ(9.9万円)」を付けました。
こちらは、ホットプラスパッケージとして「ヒーター付きドアミラー・ステアリングヒーター・前席+セカンドシート シートヒーター・高濃度不凍液・PTC素子ヒーター」が6.6万円、クリアビューパッケージとして「リアLEDフォグランプ・ワイパーデアイサー」が3.3万円の合計となっています。
それ以外ではディーラーオプションもETCセットアップのみの最低限なので、フロアマットくらいはかかってくると思います。
必要であれば、コーティングやドアバイザーの費用もかかりますが、私はドアバイザーなどは付けない派です。
それで出来上がった新型セレナ ガソリンモデル ハイウェイスターVのコミコミ価格は421.5万円となりました。
これも売れ線モデルになると思うので、ガソリンのハイウェイスターV(FF)で420万円くらいと思っておけばいいでしょう。
新型セレナ e-POWER ハイウェイスターV(FF)の見積もり
これが一番の売れ線モデルと思われる「e-POWER ハイウェイスターV」の見積もりです。
出来上がった見積もりがコチラ↓

新型セレナ e-POWER ハイウェイスターV(FF)のコミコミ価格は459.2万円!

安くはない!でもハイブリッドでこの価格なら思ったほど高すぎないですね!
付けたオプションはコチラ↓

こちらも私が買うならという設定で、いつもなら黒を選択するところですが、セレナは黒も有償カラー(4.4万円)になっているということから、同じ値段だったらセレナなら白かなということで、実際に買ったセレナは白をチョイス。
見積もり上では黒になっていますが、価格は変わりません。
それに加えて、e-POWERのみで選択可能な1500WのAC電源(5.5万円)も選択。災害時などには電源インフラとして活用できます。
アラウンドビューモニター+ドライブレコーダー+アダプティブLEDヘッドライト+ETC2.0+インテリジェントルームミラー+インテリジェントアラウンドビューモニター+12.3インチアドバンスドドライブディスプレイ+12.3インチ統合型インターフェイスディスプレイ+Nissan Connectナビゲーションシステム+車載通信ユニット(SOSコールなど)+プロパイロット(ナビリンク機能付)+ワイヤレス充電器+6スピーカー、などがセットオプションで488,400円となっており、バラ売りされていないのでこれは付けざるを得ません。
e-POWERモデルでは、さらに62,700円追加することで自動駐車支援システムの「プロパイロットパーキング」をつけることも出来ますが、今回の見積もりでは除外しました。
そして寒冷地仕様のホットプラス&クリアビューパッケージ(9.9万円)も選択。
それ以外ではディーラーオプションもETCセットアップとe-POWER専用フロアマット(6.6万円)が含まれています。
必要であれば、コーティングやドアバイザーの費用もかかりますが、私はドアバイザーなどは付けない派です。
それで出来上がった新型セレナ e-POWER ハイウェイスターVのコミコミ価格は459.2万円ということです。
ノア・ヴォクシーのハイブリッドS-Zでは471万円だったので、それよりはちょっと安いくらい。

ホイールサイズなど違いはありますがセレナも価格競争力のあるコミコミ価格になっていますね。
新型セレナ e-POWER LUXION(FF)の見積もり
最後に、e-POWERの最上級グレードルキシオンの見積もりも見ていきましょう。
実はこのルキシオンが私が購入した2台目のセレナになっています。
セレナは先行してガソリンFFモデルが2022年11月に発売、その後2023年春にe-POWERモデルが発売になるので、本命のe-POWER発売までの半年間をガソリンモデルで評価し、その後e-POWERに乗り換えようという算段です。
本来なら、e-POWERハイウェイスターVで十分なのですが、同じくCarTuberのゼミッタさんがe-POWERハイウェイスターVを買っていたので、それはゼミッタさんに任せようと。
私は最上級グレード「LUXION(ルキシオン)」に迷わず行くことにしました。
この最上級グレード「LUXION(ルキシオン)」ですが、e-POWERハイウェイスターVと見た目はほぼ変わらず、追加される装備として、
・LEDヘッドランプ
・アダプティブLEDヘッドライトシステム
●遮音フロントドアガラス
・インテリジェントアラウンドビューモニター
・インテリジェントルームミラー
●雨滴感知ワイパー
・プロパイロットパーキング
●プロパイロットリモートパーキング
●プロパイロット2.0
・12.3インチアドバンストドライブディスプレイ
・12.3インチ統合型インターフェイスディスプレイ
・ワイヤレス充電器
●ヘッドアップディスプレイ
●運転席センターコンソールボックス
・6スピーカー
・Nissan Connectナビ
・車載通信ユニット
・ETC2.0ユニット
●シャークフィンアンテナ
●LUXION専用トリム
●ブラック木目柄フィニッシャー
●アンビエントライト
●コンビニフック10個
●合皮シート
●2列目キャプテンシート(アームレスト付)
●LUXION専用塗装ホイール&ヘッドライトガーニッシュ
などとなっています。
一番の違いとしては、プロパイロット2.0が装備できるのはこのルキシオンだけとなっている点。
また、それに伴い7人乗り固定となり、スマートマルチセンターシートが無く、大型の前席アームレストコンソールボックスになる点も大きな違いとなります。
それ以外としては、アンビエントライトが付いたり、ヘッドアップディスプレイが付いたり、遮音フロントドアガラスになったり、合皮シートになったりと、内装の質感向上が挙げられますが、それ以外の小さな「・」で示した装備は、他のグレードでもオプションを付ければ装備できるものになっています。
特に、外装の見た目がほとんど同じなのは少々寂しい気もします。
車両本体価格は100万円以上の差となっていたLUXIONですが、コミコミ価格はどうなるでしょうか、見ていきましょう。
出来上がった見積もりがコチラ↓

新型セレナ e-POWER LUXION(FF)のコミコミ価格は520.8万円!

ぐわ〜!500万円オーバーだ!(笑)
高いと言われていたノア・ヴォクシーのS-Zよりも50万円くらい高い!
先ほどレポートしたe-POWER ハイウェイスターVより60万円高い!!
これはちょっとコスパが良いとは言えないな…。
付けたオプションはコチラ↓

こちらは私が購入したのと同じ見積もりとなっていますが、ボディカラーは黒ではなく、あえて白黒のツートンカラー(7.7万円)を選択しました。
それに加えて、e-POWERのみで選択可能な1500WのAC電源(5.5万円)も選択。災害時などには電源インフラとして活用できます。
そして寒冷地仕様のホットプラス&クリアビューパッケージ(9.9万円)も選択。
これで付けられるメーカーオプションはフル装備です。
それ以外ではディーラーオプションもETCセットアップのみの最低限なので、フロアマットくらいはかかってくると思います。
必要であれば、コーティングやドアバイザーの費用もかかりますが、私はドアバイザーなどは付けない派です。
それで出来上がった新型セレナ e-POWER ルキシオンのコミコミ価格は520.8万円になっちゃいました!
いや〜さすがにちょっとヒヨりますね(笑)
でも、ミニバン初となるプロパイロット2.0を使ってみたいというのもあり、これで予約しちゃいました!
異論は認める!(笑)
新型セレナのココがスゴい9つのポイント!

新型セレナを購入するにあたって、良かったポイント9つを挙げておきます。
他の車種と比較する際の参考にしていただければ!
①高速道路全車速域ハンズオフが可能なプロパイロット2.0採用!(LUXIONのみ)
②12.3インチナビ画面採用!
③12.3インチデジタル液晶メーター採用!
④パーソナルテーブルが3列目まで用意!
⑤中間グレードでも2列目シートヒーターを用意!
⑥新世代e-POWER採用!ステアリングもデュアルピニオンに!
⑦電動パーキングブレーキ+オートブレーキホールド(メモリー機能付)完備!
⑧スマートマルチセンターシートがe-POWERにも完備!
⑨便利なデュアルバックドアは踏襲!
新型セレナのココが気になる10のポイントまとめ!

そして最後に、新型セレナを購入する上での注意点をまとめておきますので参考にしていただければと思います!
①e-POWERは遅れて発売
②ガソリンの4WDモデルは遅れて発売
③e-POWERはFFのみ
④LUXIONとAUTECH e-POWER以外はすべて8人乗りで、LUXIONとAUTECH e-POWERは7人乗りキャプテンシートとなる
⑤全グレードでオットマンの設定は無し(ディーラーオプションではあるが…)
⑥リアモニターは11インチとノア・ヴォクシー(14インチ)やステップワゴン(15.6インチ)より小さい
⑦タイヤ&ホイールは最大でも16インチ、ノア・ヴォクシーやステップワゴンの17インチより小さい
⑧プロパイロット2.0はLUXIONのみ(NISSAN CONNECT年会費が約2万円必要に)
⑨パワーテールゲートの設定無し・3列目の格納が煩雑
⑩プラットフォームが2世代前からの流用でフロアが高い
日産新型セレナの値引き状況や納期は?
新型セレナの値引きはめちゃくちゃ渋く、車両本体価格からはゼロでした。
発売当初は仕方ないとしても、もうちょっとなんとかして欲しい…。
2022年12月時点の納期としては、e-POWERがまだ正式発売になっていないので何とも言えませんが、ガソリンモデルでは数ヶ月レベルと比較的早い納期となっている模様。
これも昨今の半導体不足の影響でさらに延びる可能性もありますので、気になっている方はお早めに商談されたほうが良さそうです。
そして、本命のe-POWERやガソリンモデルの4WDは、2023年春以降の発売となります。
e-POWERはすでに見積もりは作れますが、まだ正式発注は出来ず、2023年1月中旬以降の発注開始となります。
それ以前では、各店舗内でストックしている状況と思われるので、気になっている人はお早めに商談されることをオススメします。
最新の納期状況については店舗でご確認ください。

ということで、新型セレナなど、そろそろ新車の購入をご検討の方は、試乗や見積りなどで実際にディーラーに行く前でも・ディーラーに行った後でも、ネットで愛車の無料下取り見積もりをしておくことを激しくオススメしますよ。
何故かというと、営業マンから「今契約しないと納車が更に遅れる!」とか「今日ハンコ押してくれるならこの条件で!」とかプレッシャーかけられて、下取り価格の吟味をする前にうっかりハンコを押しちゃったりすることがあるからです(実際私も経験あり^^;)。
ディーラーでの下取り交渉で、良い条件を出すためには、予めネットなどで愛車の買取り見積もりを取っておいて、ディーラーでの下取り金額の交渉材料として使うのがかなりオススメの手です。
買取店で出た査定金額を持ってディーラーに行くと、値引き+下取りで価格交渉ができるので手ブラで行くより良い条件が引き出せる可能性が高いんです!
実際に私がおすすめしたこの方法で、ブログ読者の方から「買取店よりも良い条件でディーラーで下取ってくれた」という報告もいただきました^^
ディーラーによっては、値引きが良くても下取りの条件が悪いことも良くありますので、そういう時は、買取店に売却してしまえば良いですしね。
逆に、ディーラーで下取りの見積りをした後で買取店で査定する際には、ディーラーでの下取り見積もり額を予め伝えておくと、それ以上の価格で買い取ってくれることが多いです!
ちなみに、私がいつも使っているサイトはこちら。
かんたん車査定ガイド


1分程度の入力で、ざっくりした価格感がわかるのでとりあえず調べてみるのも良いと思います。
そしてここからはガチで売却価格を上げる方法ですが、車種情報入力で、「メーカー・車種名」「年式」「走行距離」など見積もりたい車の情報を入力します。

査定には、名前や電話番号などの個人情報も必要ですが、こちらを入力しないと始まらないので入力します。
後ほど、買取店からの査定依頼の電話がかかってきますが、これは高く売るために必要なことなのでちゃんと入力しましょう。
電話番号を入力するとSMSメールで4桁の認証コードが送られて来るので、それを入力すれば「○○○円~○○○円」という、ざっくりとした価格がWEBサイトに表示されます。
ガチで売却価格を上げたいのならば、上記のような一括見積もりサイトに車の査定を入力すると、複数の買取店が実際に車を見て買取額を決めたいと電話をかけてきます。その際、複数の買取店を同じ時間にアポイントを入れます。
「同じ時間帯にしないで欲しい」と言われるかもしれませんが、「まだ他の買取店からかかってきてない」と言っておけばOK(笑)
次に買う車の納期がわかっていると、売却時期について聞かれた時に答えやすいと思いますが、もしわからなかったら「現在の愛車の価値が知りたい」と言っておけばOK。
買取店が集まったら、「入札制にしますので、査定金額を名刺の裏に書いて、せーので見せてもらって、一番高いところに売ります!」と言うと、最初からMAX価格で勝負してきます。
何社も別の時間にアポイントをとるのも時間がもったいないし、一番この方法が良い条件出る可能性高いです。
この「入札制で」というのがポイントです!
ブログ読者の方からも、この裏ワザでディーラー見積りより数十万円も高く買取店で買い取ってもらえた!というご報告も多数いただきました!^^
私自身もディーラー査定よりも最大で100万円以上高い査定額で買い取ってもらいましたよ!→その時の模様はコチラ
まじでディーラーだけの下取り見積もりではもったいないですよ!
オプション追加できるくらい、買取額に差が出ますからね。
本気で高く売りたい方は、お試しあれ^^
売却時期がハッキリしていない人は、「とりあえず愛車の相場が知りたい」と言えばOK。
ディーラー下取り額が適正かどうかの判断材料として、愛車の価値を知っておくのは良いと思います。
ただ、ネットの一括査定では、①電話がジャンジャン鳴ること、②聞いたこと無い業者による高圧的な押し買い、などのストレスが挙げられます。
それらのリスクを避けるのには「MOTA一括査定」がオススメです。

通常の一括査定サイトとドコが違うのかと言うと、エントリーした時点では電話がジャンジャンかかってくることはありません。
翌日の18時までに、複数の買取店(最大20社)から査定が上がってきて、その中から査定額が高い上位3社とだけ商談をすればOKというサービスです。
上がってきた査定額は、上位3社以外の金額も確認出来るので、上位と下位の査定額にどのくらいの差額があったかも知ることが出来ます。
その後、査定額上位3社だけから、実際にクルマを見て査定してもらうための電話連絡が入ります。
結局その3社からは電話はかかってくるのですが、通常の一括査定サイトよりは電話の件数が少なく、しかも査定額がある程度保証されている買取店からだけになるので、煩わしさや胡散臭い業者はある程度この時点で選別が可能となります。
上位3社とも、実際にクルマを見て査定をしたいと言ってくるので、同じ時間帯にアポイントを入れて競わせるのは、通常の一括査定サイトと同じ手順となります。
MOTA一括査定のデメリットとしては、
①翌日18時まで一次査定が上がってくるのを待たなくてはならないので、通常の一括査定サイトより時間がかかる点
②結局現車を見ての査定勝負になるので、たくさんの買取店を集めたほうがビックリ価格が出る可能性もある点
が挙げられます。
なので、一括査定に慣れている人は、ナビクルなどの通常の一括査定サイトを使ったほうが良い場合もありますし、一括査定に慣れていない人はMOTAを使ったほうが安心感があります。
どちらでもお好みに合わせて使えば良いと思います。
一括査定に慣れている人はコチラ↓
かんたん車査定ガイド


一括査定に慣れてない人にはMOTA一括査定もオススメです↓

MOTAでも最終的には3社が実際にクルマを見ての査定になるので、同時間帯にアポイントを入れて、名刺の裏に査定額を書いてもらって入札制にする手順は同じになります。
私も昔は、特に何も考えずディーラーで下取りに出してしまっていましたが、今ではこのフローにしたがって買い換えるようにしています。
ネット一括査定にエントリーすると電話がジャンジャン鳴ったり、同じ時間に呼んで入札制にするのは面倒くさいという人も居ますが、それをやるだけで数十万円高く売れるのであれば、やらない理由はないということです。
さて、最後によくある質問についてもお答えしておきましょう。
Q:古い車や過走行のクルマでも高く売れるの?
A:程度にもよりますが、ディーラー査定よりは高く売れる可能性は高いです。ディーラーでは廃車と言われた実家の10年落ちストリームが、一括査定をした結果、17万円で買い取ってもらえました。
Q:軽い気持ちでエントリーしたら、電話が鳴りまくってビビったw
A:エントリーするなら休日や仕事時間外など電話を受けられる時がオススメです。着信履歴は多くても、実際に電話してるのは3〜4社なので、4回くらい電話を受ければ終わります。すぐに売るつもりが無ければ「愛車の現在の相場が知りたかっただけ」と言って断ればOKです。
Q:納車までが長いんだけど、いつ一括査定にエントリーすればいいの?
A:納車日の1ヶ月〜2週間前くらいがベストです。ただし、毎年1月下旬〜2月中旬が中古車買取相場が高くなる時期なので、多少前後してもそのタイミングでエントリーしたほうが高く売れる可能性が高いです。下で解説しますが、引き取りのタイミングは調整可能です。
Q:売却するのが決まったらすぐ引き取られちゃうの? 代車は出してくれるの?
A:引き取りのタイミングはこちらの要望を聞いてもらえます。ただ、数ヶ月先などになると、査定額も本気では出してくれないので、エントリーのタイミングは納車の1ヶ月前〜2週間前くらいがベストです。そして納車日の前日とか翌日とか都合のいい日に引き取ってもらえばOKです。
また、買取店が「今すぐ引き取りたい」という場合には、代車を数週間貸してくれるところもあるので、相談してみると良いでしょう。
Q:ローンや残クレの途中なんだけど、売却できるの?
A:問題なく売却できます。ただし、売却が決まったら残債を精算しなければならないので、査定額が残債額未満の場合は、買取店の指定する口座に振り込む必要があります。残債以上で売れた場合には、差額が自分の口座に振り込まれます。
Q:買取店からの電話で、他の買取店と時間をずらして欲しいと言われるんだけど…
A:買取店は、他店が居ないところでの独占交渉を持ちかけてきますが、相見積もりさせないで「押し買い」される危険性があるので、独占交渉はできるだけ避けたほうが良いです。「他の買取店はまだ居ない」とか「こちらの都合が聞けないなら降りてもらって結構です」と言えばOKです。
Q:一括査定だと裏で談合されると聞いたけど…
A:談合されるよりも、独占交渉で押し買いされるほうが安い価格で売らざるを得なくなる可能性があるので、複数社集めて入札にしたほうが良いと思います。また、ディーラーでの下取り査定額プラス10万円くらいを最低価格として最初に言っておけば、少なくともそれは超えてくるので損することは有りません。
また、何件も別々に査定させたり、買取店をハシゴしたりすると、それだけで丸一日以上かかってしまうので、一括査定で2時間以内で終わらせるほうが時間的コストもかかりません。
Q:自宅の駐車場に何社もいっぺんに集めて査定させるのは厳しい…
A:近隣のコインパーキングや公園など、他の場所に来てもらうのも有りです。ただし、査定する際に車検証などが必要になるので、それは車内に置いておきましょう。実際に売却が決まったら、ハンコや書類の手続きが必要になるので、自宅に呼びたくない場合は印鑑や免許証(これは確実にあると思いますが)は持参するようにしたほうが良いでしょう。
たった一日の苦労で、数十万円の差が出るのなら、試してみない手はないと思います^^
実際にワン速方式で数十万円得した「喜びの声」も多数いただいてます(笑)
ちなみに車はドラヨスさんのワン速方式で一括査定をしたところ、ディーラー査定+67万円で売ることが出来ました!!
— けんぞー (@cx5kkno7) January 11, 2022
このお金で新しい車をニコニコ現金一括払いで買いたいと思います😆
自分もワンソク方式でやったら、ディーラー査定より+59万円で売れました!
— T (@lexus_t18) January 11, 2022
絶対にやったほうがいい! https://t.co/DGE6haIQyR
@phoshiaki
— つのっち (@LEXUS_nori) January 15, 2022
ドラヨスさん、こんにちは〜☺️
本日ワンソク流、一括査定実践しました!
ディーラー査定より+56万つきました!
気持ちよく契約です!✨
この度はたくさん勉強させて頂き、
ありがとうございました🙇♂️ https://t.co/eE8CF0UDeJ
60ハリアーをワン速方式にて@phoshiaki 一括査定!!
— だいご☺︎(ゴダイゴ☻) (@daigodayodayo) January 14, 2022
ディーラー下取り220万でしたがビックリ価格出ました✨✨
100万以上の違い👍
買取価格上がってますね✨✨👍
ありがとうございます😊#ハリアー#ハリアー買取 pic.twitter.com/Wxk6wruJHK
ワンソクさんの知識を拝借して車売る時は、複数業者一括召還同時査定して競合してもらったら、下取り提示額の2倍になった。。しかも、まだ途中
— はく (@haku_g2s) January 13, 2022
知らなかったら絶対損してた。ありがたや
一括査定の結果、112万円で売ることになりました!! ディーラー下取り+42万円🤤🤤 ドラヨスさんありがとうございます( 笑 ) 浮いたお金で今流行りのTRDいっちゃおうかしら🤔( 笑 )
— じーさん@G's (@gsn0325) January 10, 2022
数十万円の差になるなら、電話の対応くらい安いもんです!
数十万円高く売れたら、エアロとかオプションも追加できちゃうし、旅行だって行けちゃう。
今すぐ売却する予定がない人も、こちらのページをブックマークしておいて、納車が近づいてきたら試してみると良いですよ^^
そしてエントリーするなら、私も利用しているコチラの一括査定がおすすめです↓
かんたん車査定ガイド


一括査定に慣れてない人にはMOTA一括査定もオススメです↓

人生は有限です。
残クレとかローンで買うというのは、残りの人生の時間を買っているのと同じです。
70歳とか80歳の人が「お金貯まったらクルマ買う」と言うでしょうか?
目先の損を気にして時間を浪費するより、多少なり金利を払っても、好きなものを早く味わうほうが幸せな人生になると私は思っています。
(あと、残クレとかローンで買ったほうが値引きを引き出しやすかったりしますw)
それに、「お金がない」とか「贅沢は敵だ」なんて言って買い控えしていたら、日本経済が停滞してしまいます。
車やモノを買ってお金を使うということは、そのお金が誰かの給料になっているということです。
そして自動車はまさに日本の主軸産業。
それにお金を使うということは、社会貢献でもあるのです。
自分自身が良いものを買って身につけて行かなければ、身の丈は誰も引き上げてはくれません。
身の丈を上げてくれるモノを買って、自分自身の仕事の活力にしていきたいものですね^^

想像してみてください。貴方の欲しいクルマがガレージに停まっている姿を。
ワクワクしたときが買い時ですよ^^
ワンダー速報は、買いたい貴方の背中をグイグイ押します!(笑)
ということで、当ブログが参考になったよ、という方は、ネット見積もりをする際には↑の広告リンクから見積もっていただけると、ブログを更新するうえで大変励みになります(笑)
よろしければブックマークもお願いします^^
今後も気になる旬な車を中心にお届けしますので、応援よろしくお願いいたします^^
貴方と新しいクルマとの出会いが、素敵なものになりますように!^^
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コメント
- こんにちは。当方Youtube垢持ってない者でしてこちらでコメントさせていただきます。本来の用途外になってしまってたらすいません。
8月くらいにもコメントさせていただいたのですが、ぜひスズキのエスクードをYoutubeの方で紹介していただけないでしょうか。正直電パもないですし、300万近くするのでもっといい選択肢が山ほどあると思います。あんまり紹介されているチャンネルがないので結構再生されると思います。電パもないしハードプラも多いんですがそこにお金かける!?みたいなとこが多くて面白いんですよねこの車。Bピラーのピアノブラックとか、前席シートヒーターとか、雨滴感知ワイパー、本革巻きステアリング、本革シート、ブラインドスポットインフォメーションなど全部標準装備です(ワングレードなので当然と言えば当然ですが)。部分部分を切り取ってみればその辺の新型車にも優れてる部分もあると思います。例えばヴェゼルなんかもBピラーピアノブラックで本革巻ステアリングでシートヒーター付で4WDを選ぼうとすると高いグレードしか選択肢ないと思います。(電パなど最新設備面でだいぶ負けていますが)
あとダッシュボード中央に時計がついていて、夜間も電飾付きで光るのでかなり綺麗です。アンビエントライト系がないのですがこれがあるおかげで相当見栄えいいんですよね。ぜひ夜間も乗ってみて欲しいです。(試乗されてみてほしいです)
電パないのでワンソクさんだったら選択肢としてはないと思いますがほんとに面白い車なのでぜひ紹介して欲しいです(時期を逃してしまった感はありますが、、)。
もし何か紹介できない理由があって紹介してないのであれば、追い討ちかけてしまって申し訳ないです。
これからもブログの方もYoutubeも応援しています!
長文失礼しました。
- Re: タイトルなし
- ワンダーな名無しさん、コメントありがとうございます。
エスクード、マイナーチェンジとかフルモデルチェンジしたのでしたっけ?
そういうタイミングでしたらぜひレビューしたいと思います。
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