前回は、ヴォクシー写真大量でフォトインプレッションをお届けしましたので、今回はようやくヴォクシーの試乗ドライブフィール編です。

ハイブリッド2台を乗り継いでるハイブリッドマニアな私の、ヴォクシー ハイブリッドの評価はいかに…?
※インプレッションはあくまで個人的な感想です。一部辛口なコメントが含まれる可能性がありますので、気分を害する可能性がある方はご遠慮ください。
ご了承いただける方のみ、続きをどうぞ↓
今までもノア・ヴォクシーのレポートを複数回にわたって書いてきましたので、以前のレポートを読みたい方はヴォクシー関連タグ一覧をご覧ください。
ヴォクシー関連タグ一覧
ここでおさらいですが、試乗車はヴォクシー ハイブリッドのVという最上級グレード。
カラーはホワイトパールメタリック(オプション価格32400円)
ヴォクシー ハイブリッドVの価格は、FFで305.4万円から。
ちなみにヴォクシー ハイブリッドのその下のグレードXだと、FFで293.1万円から。
※ヴォクシー ハイブリッドは、7人乗りしか用意されていません。
さらにちなみに、ヴォクシーのガソリンモデルの価格を書いておきますと、ガソリンモデルのエアロ仕様のZSがFF7人乗りで267.4万円から。
同じくヴォクシーのガソリンモデルのVが、FF7人乗りで267.4万円から。
その下の中間グレードXが、FF7人乗りで246.8万円から。
廉価版のX“C package”が、FF7人乗りで227.3万円から。
ヴォクシーのガソリンモデルには8人乗りが選べます。しかも8人乗りは、7人乗りの3万円安で選ぶことができます。
大は小を兼ねる、と言う人には嬉しいですね。
ちなみに、ヴォクシーのCMなどで使われている、かっこいいエアロがついたZSというグレードは、ガソリンモデルにしか設定されておらず、ハイブリッドモデルにはZS同様のエアロが付いたモデルはありません。
ヴォクシーのCMでカッコいいと思っても、ハイブリッドモデルではそれが買えないなんて、どうもチグハグな販売戦略な気がします…
多少燃費が落ちても、価格が上がったとしても、ハイブリッドモデルでもエアロ付きグレードも用意するべきだと思いますけどねぇ…
と、おさらいはこの辺にして、さっそくヴォクシー ハイブリッドに乗り込んでみましょう!
前回もお届けしましたが、内装の質感は非常に良いです。
トヨタはこの辺の作り方が本当に上手い。

ドア閉めた音も、高級感を感じられるくらい、上質になっています。
ブレーキを踏んで、青いスタータースイッチを押します。

トヨタのハイブリッドシステムTHSⅡは、システム起動時にはアイドリングチェックが必ず入りますので、エンジンはしばらくかかります。
バッテリーの充電が十分で、水温が40℃になるとエンジンは止まります。
水温計はついてないので社外品のチェッカーなどを使わないと見えませんが、まあ普通は見る必要もないと思います(私はスキャンゲージ付けてますが^^;)
アイドリング時のエンジン音と振動は、多少伝わってきますが、全体的な静粛性はかなり高いと感じました。
このクラスのミニバンでここまで静粛性高いのもヴォクシーはすごい気合入ってますね。
パーキングブレーキをリリースして、そろりと走り出します。
ハイブリッドがモーター走行するときに発生する「ミーン」という機械音も、車内では全く聞こえないほど静粛性は高いです。
まったくの無音無振動で走り出します。
これがトヨタのハイブリッドの世界観ですね。
未来のクルマに乗っている感覚があり、これを味わうだけでもハイブリッドを選ぶ価値はあると思います。
今回の新型ノア・ヴォクシーで初めてハイブリッドが導入されましたが、このクラスのミニバンではモーターのみで走行できるストロングハイブリッドは唯一の車種です。
セレナはハイブリッドを謳っていますが、あれはスズキで言う「エネチャージ」と同様で、単にブレーキエネルギーを回生して電装系の電力として使うだけで、モーター走行が出来ないのはもちろん、動力として電気を使うこともありません。
ハイブリッドのミニバンを選ぼうとなると、現状では必然的にノア・ヴォクシーになります。
これがトヨタの強みですね。
ディーラーを出て、幹線道路に出ます。
段差を超えても乗り心地はイイですね!
不快な突き上げなどは皆無、これは秀逸です。
ホンダのオデッセイアブソルートなども試乗しましたが、ガタガタと突き上げや路面のザラつきを拾っていたので、ヴォクシーのほうが上質だと思いました。
ウインカーなどのクリック音も、コチコチと安っぽくない音で良い感じです。
ロードノイズもかなり抑えこまれていて、ヴォクシー車内の静粛性は非常に高いです!
実は直前にハリアーハイブリッドに試乗していますが、静粛性や街乗りの乗り心地に関してはヴォクシー ハイブリッドも負けてないです。
アクセルを開けて加速してみます。
ブォォォーンと抑えこまれたエンジン音が聞こえますが、加速感はやはり必要十分レベルで、爆発的な加速とはいきません。
でも音質は悪くないですね。
ヘタするとハリアー ハイブリッドよりも押さえ込まれるんじゃないか…と思ってしまうほどヴォクシーの静粛性は良いです。
ヴォクシーの街乗りの快適性は非常に高いですね!
レクサスから乗り換えても、我慢を強いられることが無いレベルに作りこまれてます。
これって結構すごいことな気がします。
ブレーキも違和感なく使えます。
ハイブリッドの遊びのない回生ブレーキですが、私自身がハイブリッドに乗っているので全く違和感ないです。
ガソリン車に乗ってる方だと、ブレーキ効きすぎる印象でちょっとカックン気味になるかもしれませんが、慣れで解決します。
ヒューンという回生音も結構抑えこまれています。
ハリアー ハイブリッドより聞こえません。
ハンドリングは、街中の試乗なんであまり細かいフィーリングはわかりませんが、違和感なく運転出来ました。
ヴォクシーには、ミニバン特有のフワフワ感などもあまり感じなかったんで意外と良いかもしれません。
ガソリンもハイブリッドも、総じて新型ヴォクシーの印象は良いですね。
という感じで、新型ヴォクシー ハイブリッドを試乗してきました。
個人的な感想としては、ガソリンモデル同様に、商品力は非常に高いなぁと思いましたね。
今回のヴォクシーは内装の作りこみが非常にいいです。
マテリアルや色使い、デザインの効果で、ミニバンにありがちなプラスチッキーな感じがなく、質感高いです。
燃費も、ヴォクシーのガソリンモデルでも16.0km/Lからと、ライバルに対してもアドバンテージがあり、ヴォクシー ハイブリッドなら23.8km/Lとダントツです。
ただ、ハイブリッドは価格がガソリンモデルの約40万円高と、イニシャルコストがかかりますので、その価格分を燃費で回収することは難しいですが、それを抜いても維持費が安く済むのは精神的に嬉しいですし、環境性能が高いのは維持費にかかわらず嬉しいものです。
モーター単独走行ができるTHSⅡの世界観もハイブリッドならではですしね^^
ガソリンとハイブリッドの価格差40万とは言え、ハリアーは価格差90万以上とですので、それよりは遥かに導入しやすいと思います。
気になるヴォクシーの納期情報ですが、やはりガソリンモデルのほうが人気のようで、特にZSというエアロが付いたモデルの納期が一番かかっているようです。
2014年4月現在で、ZSが4~5ヶ月待ち!
ガソリンモデルのZS以外なら3ヶ月前後の納期がかかっているようです。
後発のハイブリッドのほうが納期が早くそうで2~3ヶ月の納車待ちになっているようです。
やはり新型ヴォクシーの一番のイメージリーダーであるZSというエアロ付きのモデルが、ガソリンモデルしかないのが影響しているみたいですね。
こりゃ販売面でもハイブリッドにZSのようなエアロ付きが無いのは痛いだろうなあ…。
こちらのヴォクシーの納期情報も、刻一刻と変わってきますので、詳細な納期情報はお近くのヴォクシーを販売しているトヨタネッツ店までお問い合わせください。
ライバルとしてはステップワゴンやセレナが強敵ですね。
どちらもデビューして時間が経っているので値引き幅などもノア・ヴォクシーよりも大きいです。
さて、新型ノア・ヴォクシーの購入をご検討の方、値引き交渉をするには他メーカーの車種と競合させるのも良いですが、実際にディーラーに行く前に、ネットで愛車の無料見積もりをしておくことを激しくオススメします。
何故かというと、買うつもりなくてとりあえずディーラーに見に行ったつもりでも、営業マンから「今契約しないと納車が更に遅れる!」とか「今日ハンコ押してくれるならこの条件で!」とかプレッシャーかけられて、下取り価格の吟味をする前にうっかりハンコを押しちゃったりすることがあるからです(実際私も経験あり^^;)。
ディーラーでの下取り交渉で、良い条件を出すためには、予めネットなどで愛車の買取り見積もりを取っておいて、ディーラーでの下取り金額の交渉材料として使うのがかなりオススメの手です。
かんたん車査定ガイド

買取店で出た査定金額を持ってディーラーに行くと、値引き+下取りで価格交渉ができるので手ブラで行くより良い条件が引き出せる可能性が高いです^^
実際に私がおすすめしたこの方法で、ブログ読者の方から「買取店よりも良い条件でディーラーで下取ってくれた」という報告もいただきました^^
ディーラーによっては、値引きが良くても下取りの条件が悪いことも良くありますので、そういう時は、買取店に売却してしまえば良いですしね。
買取店で査定する際には、ディーラーでの下取り見積もり額を予め伝えておくと、それ以上の価格で買い取ってくれることが多いです。
あなたの愛車は今いくら?ガリバーのカンタン無料査定

ちなみに、複数の買取店に一括見積りで、一番高く買い取ってくれるお店を探したい方は以下のサイトもおすすめですよ↓^^
かんたん車査定ガイド


自動車買取店の営業マンから聞いた裏ワザですが、本気で高く売りたい場合は、上記のような一括見積もりサイトにエントリーし、複数の買取店が実際に車を見て買取額を決めたいと言ってきたら、複数の買取店を同じ時間にアポイントを入れます。
そして、「入札制にしますので、査定金額を名刺の裏に書いて、せーので見せてもらって、一番高いところに売ります!」と言うと、最初からMAX価格で勝負してくるそうです!(笑)
何社も見積もるのも時間が勿体無いし、一番この方法が良い条件出る可能性高いそうです!
この「入札制で」というのがポイントです!
ブログ読者の方からも、この裏ワザでディーラー見積りより60万も高く買取店で買い取ってもらえた!というご報告も多数いただきました!^^
私もこの方式で査定してもらったところ、ディーラー下取りに比べて最大75万円も差がありました!
こんなに変わるものかと…^^;;;
私が実際に愛車の下取り一括見積りで高額査定を叩きだしたレポートは以下の記事をご参照ください↓
レクサスIS300h 下取り見積もりしてみた。 買取り一括査定ってどうよ?
ディーラーだけの下取り見積もりではもったいないですよ!
オプション追加できるくらい、買取額に差が出ますからね。
本気で高く売りたい方は、お試しあれ^^
ということで、当ブログが参考になったよ、という方は、ネット見積もりをする際には↑の広告リンクから見積もっていただけると、毎日ブログを更新するうえで大変励みになります(笑)
とりあえず今の愛車の下取り額がいくらか、見てみようかな…

2013年の3月にブログを開設して以来、毎日更新を貫いています!!
よろしければブックマークもお願いします^^
今後も気になる旬な車を中心にお届けしますので、応援よろしくお願いいたします^^
貴方と新しいクルマとの出会いが、素敵なものになりますように!^^
かんたん車査定ガイド


では次回のワンダー速報もお楽しみに!

- 関連記事
-
コメント
- はじめまして!
普段使いの車をどうするのかを検討していたのですが、妻と相談(を説得)してレクサスのCT200hのver.Cに決まりました!
相談の際にはワンダー速報様の記事も参考にさせていただきました
写真の方はグレードの問題で残念ながらさほど参考には出来ませんでしたが、フィーリングのほうは大変参考になりました
ありがとうございました
レクサスの今後10年ぐらいが本当に楽しみになりました
ただ、ドイツ高級車メーカー3社がエントリーモデルのコンパクトの値段を「200万円台から」というところまで下げて来ているということこそがレクサスの国内販売数の相対的なシェア低下の大きな原因かもとも思いました
毎日更新するのは大変かも知れませんが、応援しています!
個人的にはレクサスRC-FとBMWM4の記事を期待してます
- Re: タイトルなし
- こんばんわ^^
コメントありがとうございます!
CT200h後期型を購入されたとのことで、おめでとうございます!
CT200hは後期型はボディ剛性や乗り心地など、初期型オーナーが嫉妬するくらいかなり良くなっていますので、満足度が高いと思います。
私も乗り換えてなかったら悔しがってると思います(笑)
現在ISに乗り換えても、街でCTを見かけるとやはりカッコいいなと思うわけで。
やはりそのコンパクトさと、ハイブリッドならではの環境性能と静けさは、唯一無二の世界観だと思います。
現在NXの記事を書いてますが、今後はレクサスも先進装備を惜しまず出してくる可能性も高いです。
これからのレクサスにもご期待ください^^
RCとBMW4もデビューしたら試乗しに行ってきますね^^
コメントの投稿
- 速報【レクサスNX】発表!サイズも公開!先進装備満載でこりゃ売れるぞ!
- トヨタ 新型ヴォクシー(ボクシー)ハイブリッド試乗レポート!内外装の質感評価高し!
- このページのコメント欄トップへ
- このページのトップへ
トラックバック