
以前は展示車のレヴォーグ2.0GT-S EyeSightをじっくり見せてもらい、その質感に驚かされましたが、個人的に気になっていたのは新開発の1.6エンジン、「1.6L インテリジェントDIT」のほう。
今回試乗出来たレヴォーグは、その1.6Lエンジンを搭載したモデル、1.6GTでした。
乗ってびっくり!!
レガシィ2.0とも比較試乗させてもらいましたが、より新型のレヴォーグは今までのスバル車のレベルに収まってないです。
今回のレヴォーグ試乗編はまたロングプレビューになりますので、前編・中編・後編に分けさせていただきます。
前編は、試乗車であるレヴォーグ1.6GTの内外装のインプレッション、先日展示車をじっくり閲覧した2.0GT-Sとの比較を中心にお届けします。
果たしてその驚きの実力やいかに…
※追記
中編
スバル レヴォーグ試乗しました!(中編) 国産最強レベルの乗り味!納期情報も!
後編
【試乗比較】スバル レヴォーグ試乗インプレ!(後編) レガシィと試乗比較!見積りもとってみた。
7月追加記事!
【試乗】スバルレヴォーグ2.0GT-S試乗しました!1.6GTとの比較&納期情報も!
【試乗】スバルレヴォーグ1.6GT-S試乗しました!【前編】 国産車ベストバイ候補か!
↑こちらも併せてどうぞ^^
例によって、インプレッションはあくまで個人的な感想です。一部辛口な意見が含まれることが有りますので、気分を害する可能性の在る方はご遠慮ください。
ご了承いただける方のみ、続きをどうぞ↓
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レヴォーグの正式な発売日は伸びに伸びて、6月20日に発売とアナウンスされています(5/18現在)。
そんな発売1ヶ月前のレヴォーグを今回は先行で試乗させていただきました!
近所のスバルディーラーには、この土日の2日間しか試乗車がないらしく、内々のお客さんにだけ試乗のアナウンスしていたそうですが、相当数のお客さんが殺到していました^^;
私も予約をして開店時間に行きましたが、開店前から並んでいる方も数人おり、私も順番待ちでした。
すごい人気ですね。

試乗車はレヴォーグ1.6GT。
レヴォーグのラインナップの中では最安価のベースグレードです。
アイサイトはついてません。
色はクリスタルホワイト・パール(32,400円増)です。
レヴォーグ1.6GTの価格は2,267,600円(8%税込)
1.6L DOHCターボ AWD リニアトロニック(CVT)です。
ちなみに、レヴォーグのグレードラインナップと価格は
レヴォーグ1.6GT 2,667,600円
レヴォーグ1.6GT EyeSight 2,775,600円
レヴォーグ1.6GT-S EyeSight 3,056,400円
レヴォーグ2.0GT EyeSight 3,348,000円
レヴォーグ2.0GT-S EyeSight 3,564,000円
すべて8%税込価格です。
レヴォーグは、一番安価な1.6GT以外にはすべてアイサイトが備わるという安全意識の高さ!
この心意気は他のメーカーも見習って欲しいですね。
さらに、レヴォーグはすべてのグレードがAWD。
安価なFFを用意しないなんて、スバルのツーリングワゴンならではの気合入った展開ですね。
最近のスバルが好調な理由は、こうした消費者の意識をうまく汲み取って良いクルマづくりをしっかりやっているところにあるんだと思います。
さて、レヴォーグの試乗車に戻ります。
一番安価なレヴォーグの1.6GTとはいえ、エクステリアの見た目上での差別化はほとんどありません。

こちらのモデルにはディーラーオプションのデイタイムランニングライト「LEDアクセサリーライナー」がついてます。
このデイライナーは「ベースキット」というオプションセットで付けることで、リアバンパースカートやサイドアンダースポイラー、カラードナンバープレートベース、ナンバープレートロック、ホイールロックナット、フロアカーペットなどがセットになってバラで買うより少しお得な13.6万円から装備できます。
結構良心的な価格だと思います。
このレヴォーグ試乗車もベースキットで装備しているので、サイドアンダースポイラーなどもついてます。

レヴォーグ1.6GTのホイールは17インチ。

空気抵抗を軽減するカバーがついてます。
見た目はイマイチですが、燃費的には効果があるんでしょう。
レヴォーグ2.0GT-Sだとこんなホイールになります↓

そんなレヴォーグ1.6GTの燃費は、17.4km/Lとかなり良いです!(1.6GT-Sは16.0km/L)
しかも1.6Lモデルはお財布にやさしいレギュラーガソリン仕様!
アイドリングストップ機能も備わり、自動車取得税・重量税が100%免税対応です。
ちなみにレヴォーグの2.0Lのモデルは、ハイオク仕様で13.2km/L。
アイドリングストップ機能は備わりません。
なので自動車取得税60%軽減、重量税50%軽減と100%免税ではありません。
個人的には、今日日の車には燃費はさておき、アイドリングストップがついて欲しいところ。
スポーツ性を重視したとはいえ、最近ではポルシェにもアイドリングストップ付いてるくらいですからね。
レヴォーグ1.6GTのリアはこんな感じ。

レヴォーグで一番ベースグレードな1.6GTでも、2本出しのマフラー。

ベースキットのオプションが付いているので、サイドリア後端にはちょっとしたエアロパーツもついてます。
見た目上、上位グレードとの差はアルミホイールくらいでしょうか…
と言いたいところですが、ヘッドライトだけは差別化されてます。

コの字型に光るLEDポジションランプとヘッドライトはレヴォーグ1.6GTとレヴォーグ1.6GT EyeSightにはオプション設定。

でもオプションで選べるだけ良心的です。
ハロゲンだとこんな感じに見えます。

やっぱりここはLED付けておきたいところ。
2.0GT-Sはこんな感じ↓

やっぱりコの字に見えたほうがカッコいいです。
ミラーは同色。

↓ウェルカムライティングとキットのサテンメッキドアミラーは全車にオプション。

レヴォーグ1.6GTの内装も見てみましょう。
1.6GTだとベースグレードでしょぼい差別化がなされているのかと思いきや、意外や意外、レヴォーグGT-Sとそれほど変わるところもなく質感は良いです!

オーナメントなども同様に質感高く、一安心。
他のメーカーも見習って欲しいですね。
レヴォーグのナビは全グレードともオプション。
しかし、ナビ周りのパネルなどは、ベースグレードの1.6GTでも、上位グレード同様にピアノブラック調のパネルがついてます。

エアコンのボタン類の節度の良さも上位グレード同様。
以前に絶賛しましたが、なかなかタッチの節度感が素晴らしいです。
ドアトリムもこの通り。

デザインはオーソドックスながら、ウインドースイッチにもメッキ調の加飾がなされるなど、がんばってます。
メーター周りもこの通り、高精細のマルチインフォメーションディスプレイが標準で備わります。

センタークラスター上部にある別のマルチインフォメーションディスプレイもこの通り上位グレード同様のものが備わります。

最廉価版のレヴォーグ1.6GTでもこれとは、恐れ入ります。
ただし!レヴォーグ1.6GT唯一の差別化がこちら。

ブレーキが電気式ではなく、従来のサイドブレーキです。
1.6GT以外のグレードにはアイサイトVer.3.0がすべて付いてくるので必然的に電気式のパーキングブレーキ。
ここだけが気になったネガティブな差別化ポイントでした。
あと、革張りになっている部分の面積が少なかったかな?でも気になりませんでした。
後席もアームレストなどは、上位グレード同様にピアノブラック調の処理がなされるなど質感高いです。

レヴォーグは最廉価の1.6GTでも、そんじょそこらの国産車では太刀打ち出来ないくらい質感が高められています。
その分、スタート価格も266.7万円と上級セダン並の価格帯となっています。
これを安いと考えるか、高いと考えるかは人それぞれだと思いますが、国産車ではこのレベルでの商品力がある車はあまり思いつきません。
マツダのアクセラがかなりイイ線行ってると思います。
内装の質感ではハリアーのガソリンモデルのベースグレードが280万くらいからだったので、近い価格帯ではあります。
フォルクスワーゲンのゴルフも同じような価格帯から買えますので、相当なライバルになると思いますが、AWDツーリングワゴンとは直接的な比較対象とはならないかな?
ゴルフのワゴンであるゴルフヴァリアントも280万円からなので、バッティングするとしたらこちらか。
さて、そしてそのレヴォーグの新開発の1.6L直噴ターボエンジンと欧州車を意識したというボディの走りが気になるところ。
さっそく試乗に行かせてもらいました!!

その驚きの質感とは…
と行きたいところですが、ちょっと長くなりましたので、続きはレヴォーグ試乗レポート中編へつづく!!
中編
スバル レヴォーグ試乗しました!(中編) 国産最強レベルの乗り味!納期情報も!
そしてここで気になるレヴォーグの5月18日現在の納期情報です。
レヴォーグの正式発売は6月20日ですが、5月18日時点で予約を入れたとすると、生産ラインに乗るのはだいたい8月ギリギリ間に合うか、もしくは9月になるそう。
そうなると納車は9月にギリギリ間に合うか、10月以降になってしまいそうです。
すなわち、発売前の段階ですが、納期は5ヶ月近い待ち状況…。
3月くらいの段階では、2.0Lのほうが納車早いかもとのことでしたが、5月現在ではそれも無くなったそうで、どちらのグレードでも納期は同じくらいかかるそうです。
これも予約状況によっては増産体制などになるかもしれませんので、詳しくはお近くのスバルディーラーにその都度ご確認ください。

さて、絶賛予約受け付け中のレヴォーグですが、購入をご検討の方、試乗に行ってみようかなと考えている方、実際にディーラーに行く前に、そろそろネットで愛車の無料見積もりをしておくことを激しくオススメします。
何故かというと、軽い気持ちでとりあえずディーラーに見に行ったつもりでも、営業マンから「今契約しないと納車が更に遅れる!」とか「今日ハンコ押してくれるならこの条件で!」とかプレッシャーかけられて、下取り価格の吟味をする前にうっかりハンコを押しちゃったりすることがあるからです(実際私も経験あり^^;)。
ディーラーでの下取り交渉で、良い条件を出すためには、予めネットなどで愛車の買取り見積もりを取っておいて、ディーラーでの下取り金額の交渉材料として使うのがかなりオススメの手です。

買取店で出た査定金額を持ってディーラーに行くと、値引き+下取りで価格交渉ができるので手ブラで行くより良い条件が引き出せる可能性が高いです^^
実際に私がおすすめしたこの方法で、ブログ読者の方から「買取店よりも良い条件でディーラーで下取ってくれた」という報告もいただきました^^
ディーラーによっては、値引きが良くても下取りの条件が悪いことも良くありますので、そういう時は、買取店に売却してしまえば良いですしね。
あなたの愛車は今いくら?ガリバーのカンタン無料査定

ちなみに、複数の買取店に一括見積りで、一番高く買い取ってくれるお店を探したい方は以下のサイトもおすすめですよ^^

自動車買取店の営業マンから聞いた裏ワザですが、本気で高く売りたい場合は、上記のような一括見積もりサイトにエントリーし、複数の買取店が実際に車を見て買取額を決めたいと言ってきたら、複数の買取店を同じ時間にアポイントを入れます。
そして、「同時に見積金額を名刺の裏に書いてもらって、せーので見せて、一番高いところに売ります!」と言うと、最初からMAX価格で勝負してくるそうです!(笑)
何社も見積もるのも時間が勿体無いし、一番この方法が良い条件出る可能性高いそうです!
ブログ読者の方からも、この裏ワザでディーラー見積りより60万も高く買取店で買い取ってもらえた!というご報告もいただきました!^^
本気で高く売りたい方は、お試しあれ^^
ということで、当ブログが参考になったよ、という方は、ネット見積もりをする際には↑の広告リンクから見積もっていただけると、毎日ブログを更新するうえで大変励みになります(笑)
とりあえず今の愛車の下取り額がいくらか、見てみようかな…

2013年の3月にブログを開設して以来、毎日更新を貫いています!!
よろしければブックマークもお願いします^^
今後も気になる旬な車を中心にお届けしますので、応援よろしくお願いいたします^^
貴方と新しいクルマとの出会いが、素敵なものになりますように!^^
かんたん車査定ガイド


レヴォーグ関連の試乗Movieがアップされていたので、共有いたしますね。
アイサイトVer.3の実際に停止するまでの動作のムービーもありましたので共有しておきますね。
それぞれご興味ある方はどうぞ。
では次回のワンダー速報もお楽しみに!

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コメント
- No title
- レヴォーグの試乗に行ってまいりましたが・・まあ~順番待ちの大盛況で、「WRXもほとんど同じなのでどうですか?STIの2・0は、まだ試乗車がないので、1・6とは別物ですし・・」ということで、後日改めて試乗させてもうことを担当セールスと約束して・・それじゃ~と、WRX2・0に試乗させていただきました。
まあ~良い車ですね~・・スバルは乗らず嫌いであったことが、はっきりしましたよ!
でも・・あえて・・本当に重箱の隅をつつく様な思いで短所を言わせていただけば・・
まず、坂道発進時に、CVTのために、後ろへ下がってしまう・・通常はブレーキを離しアクセルを踏むまでに1秒間は下がらに様にできているそうですが・・それにしても1秒は短すぎる・・それを防ぐためにアシストするボタンスイッチがついている・・これって自動にならないものか?
また・・内装が・・やはり値段なり・・これはSTIになると別物になるそうですが・・
もっとも引っかかっているのが・・どうしてナビは純正ではないの~?社外のパナソニックやカロッツェリアなどを選ぶようになっているの~??
カタログのSTIを想像していたのですが・・すべてエアロパーツ装着車の写真で、エアロパーツを付けると、車高の低さは・・フェラーリ並み・・これじゃ~コンビニの段差も越えられないよ!!
走りに関しては、4WDの特徴でしょうが・・ハンドルと車の方向がダイレクトすぎて・・おやじには疲れるし、300馬力あるのに、CVTがやはり気持ち良い加速感を阻害している・・
ボンネットのインタークーラーの空気取り入れ口・・虫が入りインタークーラーのフィンの間に入るそうで、おまけに膨らんでいるので、視界が妨げられる。
まあ~いろいろ言いましたが・・あくまで、無理やりケチをつけたヒネクレ者の感想で、人気があるのがわかりますよ~・・良い車です!実際欲しくなりますもの・・
先日・・ベンツE200スポーツも少し乗せていたのですが・・これもすばらしく良い車でして・・
レヴォーグ2・0STIとベンツE200スポーツ・・ちょ~欲しい車です。
でも~愛車のC200ステーションワゴン・スポーツも良い車なんで・・どうしようかと迷うばかりですよ!!
- Re: No title
- ヒネクレおやじさん、コメントありがとうございます。
レヴォーグを始め、WRXも良い車ですよねぇ。
ただ、ミッションがCVTなのが残念ではあります。
とはいえCVTらしからぬダイレクト感がある発進加速を味わえるミッションだとは思います。
中間加速や息の長い加速時には、CVT特有のラバーバンド感があるのは致し方無いところです。
それでも、最高クラスの性能を誇るアイサイトや、日本にはちょうどいいサイズ感など、メリットも光ります。
メルセデスと比べる車ではないと思いますが、国産では太鼓判が押せる数少ない車だと思います。
ちょっと高いのが難点ですねぇ。
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