スバル レヴォーグ 1.6GT-S試乗しました!2.0GT-Sとの比較も!【後編】

だいぶ間が空いてしまいましたが、スバルの新型ツーリングワゴンレヴォーグの1.6GT-S試乗レポートの3回目です。




おさらいをしておきますと…



【試乗】スバルレヴォーグ2.0GT-S試乗しました!1.6GTとの比較&納期情報も!

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【試乗】スバルレヴォーグ1.6GT-S試乗しました!【前編】 国産車ベストバイ候補か!

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【試乗】スバルレヴォーグ1.6GT-S試乗しました!【中編】 内装写真大量アップ!納期状況も!

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と言った感じで、前編・中編ではレヴォーグ1.6GT-Sの内外装のインプレッションをお届けしていました。

後編である今回は、その試乗ドライブフィールのインプレッションをお届けしたいと思います!

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スバル レヴォーグの記事も過去に何度もレポートしてきましたし、これからの最新情報も併せて、ご興味ある方はレヴォーグ関連タグ一覧で御覧ください。

レヴォーグ関連タグ一覧

ベースグレードである1.6GTの試乗レポートなども、上記記事一覧からでもご覧いただけますので、どうぞ^^



それではレヴォーグ1.6GT-Sのドライブフィールインプレッションいってみましょう!


※例によって、インプレッションはあくまで個人的な感想です。一部辛口な意見が含まれることが有りますので、気分を害する可能性の在る方はご遠慮ください。


ご了承いただける方のみ、続きをどうぞ↓




 

 
まずはおさらいですが、レヴォーグのグレードラインナップと価格(税込)は


レヴォーグ1.6GT 2,667,600円

レヴォーグ1.6GT EyeSight 2,775,600円

レヴォーグ1.6GT-S EyeSight 3,056,400円


レヴォーグ2.0GT EyeSight 3,348,000円

レヴォーグ2.0GT-S EyeSight 3,564,000円


すべて8%税込価格です。

レヴォーグは、一番安価な1.6GT以外にはすべてアイサイトが備わるという安全意識の高さ!
この心意気は他のメーカーも見習って欲しいですね。

さらに、レヴォーグはすべてのグレードがAWD。
安価なFFを用意しないなんて、スバルのツーリングワゴンならではの気合入った展開ですね。



試乗に用意していただいたレヴォーグは、1.6GT-Sアイサイトです。
価格は305.6万円から。



 
早速そんなスバルレヴォーグ 1.6GT-Sに乗り込んでみましょう!

実はこの日は、レヴォーグ2.0GT-Sにも試乗させていただいて、その直後に乗り比べをさせていただきました。
ご提案いただいた営業マンSさん、いつもありがとうございます!


レヴォーグはプッシュ式のスターターボタンを押して、エンジンを始動させます。

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レヴォーグは1.6でも、エンジンが始動しても、静粛性は高いです。
ボディ剛性が高いのと、制音材も奢られているのでしょう。
不快な振動もありません。


そしてこの日は暑い日でしたが、レヴォーグはエアコンの効きが良いこと!
こういうところは国産車の安心感があります。
うちのISより効いてる気がするな…


レヴォーグ40



シフトをDレンジに入れて走り出します。

直前にレヴォーグ2.0GT-Sに試乗させてもらっているので差がわかりやすいのですが、ディーラー前の段差を超えた時点でも、レヴォーグ2.0GT-Sよりも軽さを感じました。



レヴォーグは1.6のグレードだと、レギュラーガソリン仕様でアイドリングストップも備わります

ディーラーを出て、幹線道路の前で一時停止しますが、アイドリングストップしません
何故かと聞いてみると、スバルのアイドリングストップは、右折待ちなどステアリングが切れている状態だとアイドリングストップしないそうです。
レヴォーグも、ステアリングがまっすぐになっている時に、アイドリングストップするそうで。
なるほど、右折待ちなどでもたつかないような配慮なんですね。


レヴォーグ20



幹線道路に合流しますが、出足の軽さは2.0GT-Sよりも、レヴォーグ1.6GT-Sのほうが感じますね。
トルクのピークの関係か、CVTの味付けの感じかはわかりませんが、1.6だからといって出足で重いということはなく、むしろ2.0よりも軽快。
アクセルを普通に開けた時の0~40km/hまでの加速感はレヴォーグ1.6GT系のほうが良いですね。
これは意外でした。

やはり1.6Lのエンジンのほうが、街中での使用をメインとして、低回転でのトルク重視になっているそうです。


レヴォーグ29



そして、信号で止まると、ステアリングがまっすぐだとアイドリングストップします。
レヴォーグ1.6のアイドリングストップの躾は最高に良いです。
まったく止まるときにブルンと揺れたりすることなく、わからないくらいの音と振動でスルリとアイドリングストップします。
これは素晴らしい。




信号が青になり、また加速します。
以前、レヴォーグ1.6GTという17インチを履くベースグレードに試乗しましたが、その時は静粛性と乗り心地を大絶賛しましたが、このレヴォーグ1.6GT-Sというスポーツグレードでは18インチとなり、乗り心地とロードノイズは印象が大きく変わりました。

レヴォーグ2.0GT-Sに試乗した時にも感じましたが、ロードノイズが17インチよりも大きく、乗り心地も路面のザラつきを若干拾う感じになっています。

見た目は18インチのほうが間違いなくカッコイイですが、レヴォーグは17インチの乗り心地のほうが好ましいかなぁ…
悩ましいところですね。

レヴォーグ16


ロードノイズが17インチよりも18インチのほうが大きいとはいえ、6月まで売られていたBP型レガシィよりは、明らかに静かです。




レヴォーグ1.6GT-Sは、60km/hくらいからの中間加速はやはりレヴォーグ2.0GT-Sよりも不感な印象で、踏んでもあまり加速感が無いです。
結構踏み増ししないと、中間加速は伸びません。
これはCVTなのも影響しているかもしれませんが。
出足の良さはCVTらしからぬダイレクト感がありますが、中間加速が苦手なのはCVTの仕方ないところか。
これはレヴォーグに限ったことではないですけどね。
同じCVTでも2.0Lモデルのほうが加速は力強いです。



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少し踏み込める直線があったので、レヴォーグ1.6GT-Sで全開加速を試みてみます。
思い切り踏んで加速します。
「グラララララァーン!」と気持ちいいサウンドと共に、加速します。
70km/hくらいまでは過不足ない加速感ですね。
ただ、直前に試乗していたレヴォーグ2.0GT-Sと比べると、加速感は大人しいです。
同じ時間だけ踏んでいても、レヴォーグ2.0GT-Sだと100km/h行くところ、レヴォーグ1.6GT-Sだと80km/hくらいといったところでしょうか。



せっかくなんで、レヴォーグでVer.3に進化したアイサイトも試させていただきました。
スバルのアイサイトは、ミリ波レーダーなどは使わず、すべてステレオカメラのみで認識するタイプ
なので比較的安価に導入できるそうで、いろいろな車種に展開していますよね。
このレヴォーグに搭載されるアイサイトVer.3からはカメラがカラーで認識しているそうで、より精度の高い制御ができるようになったとか。

実際に、速度設定して前の車を追従してみましたが、ごくごく自然に、イイ感じの距離感で追従してくれます。
また、急な割り込みなどがあっても、レーダーで追従していると大ブレーキがかかって逆に追突されそうになるようなこともありますが、アイサイトはカメラで認識しているので、急に割り込まれても穏やかに速度を落としてくれます。
この制御はさすがです。

信号などで前の車が止まると、それに追従して完全停止までサポートしてくれます。
アイサイトはカラーのステレオカメラで、前の車のブレーキランプも認識して減速してくれるそうです。賢い!

そしてレヴォーグはベースグレード以外は電動パーキングブレーキなので完全停止してブレーキもホールド。
アイドリングストップもちゃんとします。

うーん素晴らしい。
これからの車は、このように安全性能と環境性能の両立がされているのが理想的ですね。
レヴォーグは国産車の中では随一に近い全車速対応のクルーズコントロールを装備しており、この完成度の高いクルーズコントロールを付けたいとなると、レヴォーグくらいしか国産車の中では選択肢がありません。


前の車が動いたら、再始動のレバーを上に上げると足を動かすこと無く追従し始めてくれます。
前の車が3m以上進んで再始動しないと、発進お知らせの音がなります。
すごく良心的。

いやあアイサイト、すばらしいです。


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そんな感じで、レヴォーグ1.6GT-Sの試乗も終了。
いやぁ、商品力高いです!


そんなレヴォーグですが、以前に見積りもとっていましたので、気になる方はこちらもご参照ください。

【試乗比較】スバル レヴォーグ試乗インプレ!(後編) レガシィと試乗比較!見積りもとってみた。



同じ日にレヴォーグの2.0GT-Sと1.6GT-Sの試乗をさせていただいたので、その差もしっかり分かりました。

出足の軽さはレヴォーグ1.6GT-Sのほうが感じました。
一方で中間加速はレヴォーグ2.0GT-Sのほうがトルクを感じ、ゼロからの全開加速でもやはり2.0GT-Sのほうがスピードの乗りが全然違いますね。

レヴォーグ2.0GT系はハイオク仕様でアイドリングストップもしません。
一方、レヴォーグ1.6GT系はレギュラーガソリン仕様でアイドリングストップ付き。

このキャラクター分けの通り、レヴォーグ1.6GT系は街中での過不足ない走りを重視している設定で、その味付けが出足の軽さなどにも現れています。

一方、全域でスポーツ性能を味わえるのがレヴォーグ2.0GT系。
出足の転がり始めこそレヴォーグ1.6GTのほうに軽さがありますが、そこからのパワフルさは2.0GT系のほうが明らか。
特にレヴォーグ2.0GT-Sは1.6GT-Sにもないアルカンターラシートなどの専用装備もあり、レヴォーグの中でもフラッグシップモデルというのが伝わってきます。

燃費や環境性能よりも、スペシャリティ感やスポーツ性能を重視したい方にはやっぱりレヴォーグ2.0GT-Sなんでしょうね。




さて、気になるレヴォーグの納期状況ですが、2014年7月現在、納期としては3ヶ月半~4ヶ月くらいかかるようです。

一時期は半年待ちか!?と言われていたので、だいぶ増産体制なども整ってきたみたいで、あまり待たずに納車されそうですね。

とは言え人気モデルですので、気になる方はお早めにスバルディーラーまで足を運ばれることをオススメいたします^^


そんなスバルのレヴォーグですが、購入をご検討の方、試乗に行ってみようかなと考えている方、実際にディーラーに行く前に、ネットで愛車の無料見積もりをしておくことを激しくオススメします。

何故かというと、軽い気持ちでとりあえずディーラーに見に行ったつもりでも、営業マンから「今契約しないと納車が更に遅れる!」とか「今日ハンコ押してくれるならこの条件で!」とかプレッシャーかけられて、下取り価格の吟味をする前にうっかりハンコを押しちゃったりすることがあるからです(実際私も経験あり^^;)。

ディーラーでの下取り交渉で、良い条件を出すためには、予めネットなどで愛車の買取り見積もりを取っておいて、ディーラーでの下取り金額の交渉材料として使うのがかなりオススメの手です。







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ディーラーによっては、値引きが良くても下取りの条件が悪いことも良くありますので、そういう時は、買取店に売却してしまえば良いですしね。


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ちなみに、複数の買取店に一括見積りで、一番高く買い取ってくれるお店を探したい方は以下のサイトもおすすめですよ^^







自動車買取店の営業マンから聞いた裏ワザですが、本気で高く売りたい場合は、上記のような一括見積もりサイトにエントリーし、複数の買取店が実際に車を見て買取額を決めたいと言ってきたら、複数の買取店を同じ時間にアポイントを入れます
そして、「同時に見積金額を名刺の裏に書いてもらって、せーので見せて、一番高いところに売ります!」と言うと、最初からMAX価格で勝負してくるそうです!(笑)

何社も見積もるのも時間が勿体無いし、一番この方法が良い条件出る可能性高いそうです!
ブログ読者の方からも、この裏ワザでディーラー見積りより60万も高く買取店で買い取ってもらえた!というご報告もいただきました!^^

本気で高く売りたい方は、お試しあれ^^


ということで、当ブログが参考になったよ、という方は、ネット見積もりをする際には↑の広告リンクから見積もっていただけると、毎日ブログを更新するうえで大変励みになります(笑)


とりあえず今の愛車の下取り額がいくらか、見てみようかな…



2013年の3月にブログを開設して以来、毎日更新を貫いています!!
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今後も気になる旬な車を中心にお届けしますので、応援よろしくお願いいたします^^

貴方と新しいクルマとの出会いが、素敵なものになりますように!^^





かんたん車査定ガイド









レヴォーグのアイサイトVer.3を実験しているムービーがありましたので、共有しておきますね。






では次回のワンダー速報もお楽しみに!












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コメント

No title
>レヴォーグは1.6でも2.0でも、アイドリングストップの躾は最高に良いです。

 → 2.0はアイドリングストップの機能はついてないよ!
Re: No title
ご指摘ありがとうございました!

そうでした。
何故か間違って書いてました。
修正いたしました!
今後とも間違いがあったらどしどしご指摘お願いします!

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