2015年1月の登録車新車販売、昨対2割近い減!しかしマツダとスバルは100%超の躍進!

久しぶりの車関連ニュースのエントリーです。

私もツイッターでフォローしている、MagXさんのツイートで知ったんですが、2015年1月の登録車新車販売は、23万7,170台と、前年同月比で18.9%減と低迷しているそうで、台数にして5.5万台の大幅減少だそうです。

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データの詳細は、自動車販売協会連合会のHPでご確認ください。


コチラのデータを見てみると、なかなか興味深い結果となっておりまして。
ワンダー速報管理人の勝手な推測で数字を見てみたいと思います。


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ご了承いただける方のみ、続きをどうぞ。







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さて、こちらの表を見てみますと、全体では、昨年対比で2割近い減少となっていますが、そんな逆境の中、昨年対比で100%超えをしているメーカーが2つあります。

それが、 マツダ と スバル です。


メーカー別に見てみますと、

トヨタ 91,208台 79.4%

レクサス 3,485台 83.8%

日産 28,972台 73.0%

ホンダ 29,894台 60.5%

マツダ 17,189台 114.7%

スバル 10,804台 105.2%

三菱 3,431台 69.2%


となっています。


全体で昨年対比で2割近い減少なのは、昨年は増税前の駆け込み需要で年度末にかけて車も買われていたことも、原因として考えられます。

そんな中、マツダとスバルは頑張っていますね!
特にマツダの好調は最近ではよく知られるところとなっていますが、それが数字でもこうして見て取れるのは素晴らしいです。

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昨年1月の時点では、アクセラがモデルチェンジしたばかりでこれまた好評ではありましたが、その後、2014年後半にかけて新型デミオがデビューし小型車の販売が好調だったことに合わせて、さらに2015年以降では、もともと販売も好調だったCX-5がビッグマイナーチェンジでさらに商品力を上げてデビュー。
同時に、これまた定評のあったアテンザも、大幅に質感を上げてビッグマイナーチェンジ。
マツダではマイナーチェンジという呼び方をせず、「商品改良」と呼ぶのだそうですが、単なるお色直しにとどまらず、タイムリーな技術を出し惜しみせずにモデル半ばの車にも実装してくる姿勢が本当に素晴らしいです。
CX-5やアテンザは、この改良によって、モデル半ばにも関わらず電動パーキングブレーキを採用し、内外装の質感も飛躍的に高められました。もちろん、走りや静粛性にも改良が施されています。
これなら、モデル半ばでも車を積極的に買おうという気にもなります。









スバルもなかなかの大躍進。
スバルも最近とても元気がいいですよね。
北米など世界で支持されているのもありますが、国内でもレヴォーグを始め、とても筋が通ったスバルらしい車が作られているのが印象的。

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昨年はレヴォーグ、WRX、秋のレガシィと、スバルの代表的なモデルがデビューしたのも販売を押し上げている要因だと思いますが、そもそも車自体の魅力がなければ、モデルを出しても売れないわけで。
スバルもまた、車に対して出し惜しみが一切感じられず、オプションや装備の設定の仕方が、とてもユーザー本位に組み立てられているのが好印象です。
アイサイトもどんどん進化して、試乗した際に試させてもらいましたが、本当に素晴らしい制御で感動しました。
その進化したアイサイトをすでに展開していたインプレッサやXV、フォレスターなどにもアップデートしていくあたり、出し惜しみ無い感じでまた良いですよね。



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こうしたマツダやスバルなどの、車に対して、お客様に対して、何がベストかを考えてクルマづくりをする姿勢は、他社も見習って欲しいと思いました。
ヒエラルキーやオプション抱き合わせなどで、お金を搾り取ろうとするような販売方法よりも、こうしたマツダやスバルの真摯な姿勢が、ユーザーに支持されているんだと思います。

私はここ数年レクサスを乗り継いでいますが、トヨタには特にこの事を言いたいですね。
じゃないと、欧州車というよりも、マツダやスバルにお客さんを奪われてしまいますよ?と。
私もそろそろマツダ車買っても良いかなと、思ってきています。
スバル車も、人に自信を持って薦められる車だと思います。






そして、一方で大きく負けこんでいるのがホンダ。
ホンダは一人負けというかなぜか著しく落ち込んでいますね。
ホンダは、昨年1月は、新型フィットやヴェゼルなど、ニューモデルの販売パワーがあったのも昨対割れの原因だと思いますが、その後のリコール問題や、軽自動車に集中するモデルラインナップなど、どうもホンダらしさが失われているのが、ユーザーが離れていってしまっている原因な気がしてなりません。
かくいう私の家も、もともとはアコードSiRやフィット、ストリームと乗り継いだホンダ党。
それが、いまや欲しいと思える車があまり見当たらないのが現状です…。
これは悲しい限り。
ホンダのセダンなどに乗っていた層が、スバルなどに流れているのは少なくないんではないかと思われます。
たしかに、ホンダの軽自動車は乗って納得の素晴らしい出来栄えでしたが、軽や小型車に傾倒するのは、利益率で見てもあまり旨味もないですし、あそこまで軽自動車が多いと自社競合もありそうですし、ホンダの普通車から小型車、さらに軽自動車にダウンサイジングしてしまうユーザーもいたりして、どうも戦略が自らの首を絞めているように見えてしまいます。
もはやホンダは、軽自動車やコンパクトカー、ユーティリティ優先の白モノ家電のようなブランドイメージが付いてしまいました(管理人の主観です)。
それはそれで個性になっているんだと思いますが、元ホンダ党とすると、とてもさみしくもあります。
ホンダには、まだどこもやっていない、プレミアム感があってユーティリティも優れた車を出してくれたら、個人的には買いたいと思うんですけどね。

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ヴェゼルはなかなか良いところ突いてたと思います。





続いて不調なのが、日産。
日産もこれまた欲しいと思える車があまり無いんですよね…。
スカイラインは悪く無いと思いますが、当初の販売戦略がユーザーのニーズと乖離していたりして、これまた後手に回っていましたね。

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プレミアム感のある価格で、インフィニティブランドとして売っているのに、ノートやセレナと同じ生活感がある販売店に置かれていてはプレミアム感も感じられません…。
かくいう私は、ホンダ車を買う前は、代々日産を乗り継いでいた家系なので、余計にこれまた寂しく思うわけです。
代々ブルーバードに乗っていて、最後に日産に乗っていたのがR32のスカイラインでした。
昨今の日産も、ホンダと同じ白モノ家電的なクルマづくりのブランドイメージが付いてしまいました(これまた管理人の主観ですが)。
日産は今ある車種名を捨てて、ブランニューで車を出すか、古い車名を復活させたほうが、まだワクワクする気がします。
団塊世代が子育てを終えて、ミニバンから卒業する受け皿として、古い車名でアピールするのも悪くない気もするんですが。
日産からワクワクする車がデビューするのを心待ちにしているのは、私だけではないはずです。






トヨタは、昨年の1月は、まだハリアーの人気が大爆発していたころですし、増税前の駆け込み需要とその冷え込みがそのまま反映されている気がします。

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2月以降はノア・ヴォクシーがデビューし、ニューモデルも定期的に出していますが、納車待ちなどが長期化したモデルは、機会損失も結構あったと思います。
個人的には、自分が買いたいと思えるような車種はハリアー以来は無かったんですが、2015年の1月からは、アルファード・ヴェルファイアがモデルチェンジしたので、興味が湧いてきています。
トヨタはさすがの販売力と商品力で、いつもなかなか上手いところを突いていると思います。
ただ、上にも書きましたが、オプションやグレードの棲み分けが、ユーザー本位ではないんですよね。
最新の技術、安全装備までもオプション扱いだったりして、高いお金を出さないと良いモノにありつけないという商売。
今まではそれで良かったかもしれませんが、マツダやスバルが本当に頑張っているので、これからはもしかしたらシェアを奪われる結果になりかねないと思います。
なので、トヨタもユーザー本位なクルマづくりになってほしいと思います。
これはレクサスも同様です。
プレミアムブランドなら、ベースグレードがハロゲンとか、もうやめましょうよ。
今日日、軽自動車だって全グレードHIDだったりしてますし。
マツダもCX-5とか全グレードLEDになってたりしてます。
1オーナーとして、これからのトヨタ、レクサスにはユーザー本位なクルマづくり、オプション価格体系をお願いしたいです。





と言った感じで、各メーカーに対して管理人の主観でいろいろ語ってしまいましたが、頑張って良い車を作っているな、と感じていたマツダやスバルがちゃんと数字に現れているのが嬉しかったですね。
反面、欲しい車があんまり無いな…と思っていたメーカーの数字が悪かったりして、これまた世の中の人も同じように考えているのかなと…。

この流れをメーカーの方も汲んで、どんどん良い車を出してほしいなと思う次第でございます。
偉そうに好き勝手コメント書いていますが、これも愛ゆえです(笑)

たまには車のインプレではない、管理人の主観の記事でした。
長文読んでいただきありがとうございました。

















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コメント

No title
ドラヨスさん、に全くもって同意見ですね。

落ち込んでいるブランドはどれもワクワクするような車がラインナップされていない気がします。

ホンダの営業さんは、「N」シリーズが売れるのは良いが軽を売っても利益率が低い上に成績にならない・・・かと言って「N」シリーズを買いに来たお客を帰す訳にも・・・って嘆いてました。

日産も見に行こう!!って車が以前に比べて圧倒的に少ない気がします。
良いカモって思った車種が常識的な値段じゃなかったり、最初の車検で平気で70~80万かかる特殊パーツ使ってたり・・・

トヨタはミニバンや1BOX系に力入れてますし・・・
私はそれで買いたい車がなくレクサスに逃げましたが、レクサスも当然ホイホイ買い換えられるお値段ではないので悩ましいですね・・・
Re: No title
パンダマンさん、コメントありがとうございます。

パンダマンさんも同意見でしたか。
ホンダは、もともとすごく好きで何台も乗り継いできたので、最近の白モノ家電化はどうも悲しくもあります。

欧州で売っていたシビック5ドアのディーゼルとか、スタイリングも含めてすごく魅力的だったのにな。

日産もしかりです。
スカイラインは悪くないんですが、サイズや価格がユーザーフレンドリーではないんですよね。
あくまで北米で売るのを、ついでに逆輸入した感じがしてしまいます。

程よい価格、程よいサイズ、そして質感の高さ、となると、国産ではマツダを筆頭に、スバルなどに目が行ってしまいます。
レクサスも、オプションやグレードの棲み分けをもっとユーザーフレンドリーにして欲しいと思います。

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