今回で最終回になります!
前回までの記事はコチラ↓
メルセデス・ベンツ新型Cクラスステーションワゴン試乗しました!エクステリアインプレッション
メルセデス・ベンツ新型Cクラスステーションワゴン試乗しました!内装インプレッション1 運転席編
メルセデス・ベンツ新型Cクラスステーションワゴン試乗しました!内装インプレッション2 後席ラゲッジ編
前回までは、新型Cクラスステーションワゴンのエクステリアや内装をレポートしました。
ついに今回は試乗ドライブフィール編です!

メルセデス・ベンツCクラスは以前にも試乗したり特集したりしていますので、過去のCクラス関連の記事や、今後加筆されていくCクラスの最新情報は下記のCクラス関連記事一覧をご確認ください。
メルセデス・ベンツCクラス関連記事一覧
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以前に新型Cクラスのセダンに試乗した時は、ランフラットタイヤのせいなのか、タイヤからくる硬さを非常に感じる乗り味が印象に残っていましたが、今回のCクラスワゴンは一体どういったドライブフィールなんでしょうか…?
※例によって、記事の感想、インプレッションは個人の主観に基づくものです。一部、辛口なコメントも含まれる可能性もありますので、気分を害する可能性がある方はご遠慮ください。
ご了承いただける方のみ、続きをどうぞ。
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試乗車は、メルセデス・ベンツ新型Cクラスワゴン、C200 ステーションワゴンのアバンギャルド。
C200ステーションワゴン アバンギャルドの価格は559.0万円からとなっています。

ボディカラーはイリジウムシルバー。
別途86400円のオプション料金がかかります。
やっぱりCクラスステーションワゴンのサイドビューはカッコイイなぁ。
C200ステーションワゴン アバンギャルドのホイールは17インチ5ツインスポークアルミホイール。
このデザインもなかなか悪くないです。
ではさっそく、C200ステーションワゴン アバンギャルドに乗り込んでみましょう。

新型Cクラスのドアは、アルミなどを使うことで軽量化されているようで、「パチャン!」というやや軽い
不思議な音で締まります。
密閉感は感じますね。
ドアにある電動シートの操作スイッチで、シートポジションの調整を行います。

座面を伸ばしたり、ヘッドレストまで電動なんですね。
ステアリングも電動。

さすがこのクラスになると、電動であって欲しいです。
ブレーキペダルを踏んで、パワースイッチを押します。

遠くでセルの回る音がして、C200のDOHC直列4気筒ターボチャージャー付き2Lエンジンがかかりました。
さすがに遮音性が良く、遠くでエンジンがアイドリングする音質も心地よいです!
コラムシフトをDレンジに入れて、電動パーキングブレーキを解除してソロリと踏み出します。

今回のこのC200ステーションワゴン アバンギャルドは、エアマチックは付いていない、アジリティコントロールサスペンションという機械式のサスペンションです。
タイヤはランフラットですが、道路に出てみてまず感じたのは、夏に試乗したセダンよりも確実に当たりがマイルドです。
新型CクラスセダンのC200アバンギャルドAMGラインに試乗した時は、まずディーラーから出る段差を超えた時点で硬さを感じましたが、今回、C200ステーションワゴン アバンギャルドでは、段差を超えた時に、前回記憶していた硬さよりも全然快適だったので思わず「おや?」と思ったほど。
スポーツサスペンションじゃないからなのか、ランフラットタイヤ&ホイールが17インチだからなのか、全然乗り心地の印象が違います。
それも良い方に。

一緒に試乗した営業マンさんいわく、夏に試乗したC200アバンギャルドAMGラインは、空気圧も高めだったかもしれないとのことでしたが、エアマチックを付けたC200セダンAMGラインより、今回のC200ステーションワゴン アバンギャルドの17インチ&メカサスのほうが格段に乗り心地が良いです。
これは悩ましいなぁ…。
ウインカーの剛性感もイイですね。

ただ、クリック音に関してはちょっと軽いです。
C200ステーションワゴン アバンギャルドのシートはツインレザーというファブリックと合成皮革のコンビシートですが、これもなかなか張りがあって座り心地は良いです。

座面まで電動で伸びて、細かく設定できるのもイイですね。
トランスミッションは7速ATですが、アクセルレスポンスなどもよく、過不足なく加速します。
街中ではとても穏やかに快適なドライブが楽しめました。
停止状態からも、グイッと踏み込めば力強く加速します。
この辺りのトルク感は、やはりC180よりもC200のほうが良さそうですね。

メルセデス・ベンツのエンジンフィールってこれもまた独特なものがあり、直噴ならではのガラゴロとしたサウンドがしっかりと遮音されて心地よく車内に聞こえます。
ロードノイズや窓からの騒音はかなり遮音されていますが、エンジンの音は遮音されていますが、運転している感覚を感じるくらいは聞こえます。
これがまた心地よいですね。
音質は好みによると思いますが、個人的には嫌いじゃないです。
新型スカイラインのターボモデルはメルセデスからエンジン供給を受けていますが、スカイラインに乗った時も、この独特な運転している感の強いパワートレインにメルセデス・ベンツを連想されられたことを思い出しました。
C200ステーションワゴン アバンギャルドはブレーキもかなり剛性感を感じる効き応えで感心しました。
いやはや、良いですねぇ…。
今回試乗しているC200ステーションワゴン アバンギャルドは乗り心地が格段に良いので、総じて印象が良いです。
タイヤの扁平率が違うのが主な原因だと思いますが、これは想定している本来の乗り心地な気がしてきます…。
ランフラットでも17インチなら全然問題ないですね。
エンジンが温まって、バッテリーの充電が十分だと、アイドリングストップします。
止まる際も、スイっと自然に停止するので、音も振動もとても静か。
電動パーキングブレーキが付いていますので、ブレーキホールドも出来ます。
メルセデスのブレーキホールドは個人的には制御の仕方が一番理想的だと思います。
ブレーキホールドしたい時だけ、ブレーキペダルを奥まで踏み込むとHOLDランプが点いて、ブレーキホールドされます。
右折待ちなどでブレーキホールドしたくないときは、奥まで踏み込まなければいいだけなので、クリープを使いたいときや、信号待ちでホールドしたいときなど、任意でホールドするかを選べるのです。
これは素晴らしいなぁ。
アイドリングストップとブレーキホールドも両立できますし、復帰する際は、アクセルを踏めばブレーキホールドもアイドリングストップも両方解除されるのでわかりやすいです。
アイドリングストップからの復帰も早く、ブレーキホールド解除もアウディのように一瞬の引っかかりを感じることもなく、スイっと前に出ることが出来ます。
理想的です。
レクサスNXのブレーキホールドは、時速が0km/hになると勝手に作動してしまうので、クリープを使いたいときなどはアクセルを踏み直さなければならなかったりと、やや手間がかかります。

C200ステーションワゴン アバンギャルドのステアフィールは、車速感応式で、微低速ではものすごく軽いです。
しかし、スピードが乗ってくると、重めになり、直進安定性が良くなります。
車庫入れなどの時には軽くて良さそうです。
街中をグルっと一周の試乗でしたが、C200ステーションワゴン アバンギャルドの試乗をさせてもらって改めて新型Cクラスの良さを実感しましたね。
とにかく、今回のC200ステーションワゴン アバンギャルドは乗り心地が良かった!
以前に試乗させてもらったC200セダンもC180セダンも両方アバンギャルドのAMGラインだったので、どちらも硬めの乗り味がちょっと気になっていたんですが、今回は同じランフラットでも17インチだったからか、乗り心地が非常にマイルドでした。
もともとのボディ剛性の高さと、軽さ、それらがいい感じにマッチしていて、印象がとても良かったです。

↑こちらがCクラスセダンのAMGラインの5本スポークの18インチアルミ&タイヤ。
Cクラスステーションワゴンのスポーツにも、同様のアルミホイールが装着されます。
↓一方コチラがC200ステーションワゴン アバンギャルドに装備される17インチアルミ&タイヤ。

デザインはやはり18インチのほうがカッコイイですが、乗り心地がここまで違うと正直悩みますね。
C200ステーションワゴンは、セダンではパッケージオプションになっていた安全装備などがほどんど標準装備になっています(ベースグレードを除く)。
その分、価格も上がっていますが、わかりやすい価格設定で付けるオプションも殆ど無いので選びやすいです。
メルセデス・ベンツ新型Cクラスワゴンの価格ですが、
C180ステーションワゴン(受注生産) 442.0万円
C180ステーションワゴン アバンギャルド 528.0万円
C180ステーションワゴン スポーツ 573.0万円
C200ステーションワゴン アバンギャルド 559.0万円
C200ステーションワゴン スポーツ 604.0万円
C200ステーションワゴン スポーツ(本革仕様) 641.0万円
C250ステーションワゴン スポーツ 724.0万円
となっています。
価格としては少々高い印象ですが、前後のレーダーやステレオカメラによる、レーダーセーフティパッケージも標準装備。
歩行者検知機能付きのPRE-SAFEブレーキや、追突時にブレーキ圧を高めて自車をロックするリアCPA、全車速対応のレーダークルーズコントロール「ディストロニックプラス」や、ステアリング制御付きのレーンキーピングアシスト、ブレーキ制御付きのブラインドスポットアシストなどなど、安全装備は最高峰のものがてんこ盛りです(ベースグレードを除く)。
レーダーとステレオカメラの組み合わせは、今のところベストな安全性と言えると思います。
(アイサイトはステレオカメラのみ、LS以外のレクサスは現状レーダー・単眼カメラのみ)
それらを考えると決して高い値段ではないかな、とも思えます。
そもそも、この新型Cクラスの内装の質感は、他ではなかなか味わえないほどのクオリティですからね。

それも考慮すれば価格満足度は高いかもしれません。
いやー、改めて試乗して新型Cクラスの魅力にまたやられてしまいました。
ワゴンはこれまた商品力が高くて、食指がそそられますね。
ボディ剛性や遮音性などは、比べればセダンのほうがいいと思いますし、見た目のすっきり感もセダンが魅力。
もし自分が新型Cクラスを買うとしたら、セダンかワゴンか?と聞かれても、答えられないくらい悩みそうです(笑)
この価格帯の車を検討されている方で、未だ新型Cクラスを見ていない方は、一度メルセデスディーラーで試乗してみることをオススメします。
いろいろ価値観が変わると思います。
今回も新型Cクラスのムービーを貼っておきますね。
メーカーの気合の入り方が伝わりますでしょうか?
ご興味ある方はどうぞ。
ということで、メルセデス・ベンツ新型Cクラスなど新車の購入をご検討の方は、試乗などで実際にディーラーに行く前に、今のうちにネットで愛車の無料見積もりをしておくことを激しくオススメしますよ。
何故かというと、軽い気持ちでとりあえずディーラーに見に行ったつもりでも、営業マンから「今契約しないと納車が更に遅れる!」とか「今日ハンコ押してくれるならこの条件で!」とかプレッシャーかけられて、下取り価格の吟味をする前にうっかりハンコを押しちゃったりすることがあるからです(実際私も経験あり^^;)。
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コメント
- ありがとうございました!
- ついに!私の検討候補のメルセデスCワゴンをとりあげてくださいましたね(^-^)
感謝感謝(^-^)
NXとメルセデスC。甲乙つけ難いです。
実際にNXを駆られていらっしゃるドラヨスさんのインプレだけに、ずーっと興味がありましたが、大変参考になりました。
今回のインプレを拝見して、やはりメルセデスなのか?と思っております。
まだまだゆっくり選べますが、ドラヨスさんのインプレを拝見しながら人生最良の悩みの時間を堪能しようと思っております。
しかし…子供も巣立ってしまった私としては、妻と二人での使用が中心になりますから、9月発表のRC200tも楽しみで(笑)
どうしてもレクサスが頭から離れない私。
ドラヨスさんの記事で悩みまくります。毎日大変でしょうが、更新頑張ってくださいね!応援しております。
- Re: ありがとうございました!
- ふみなりさん、コメントありがとうございます。
メルセデスCワゴン、とてもよかったですよ^_^
価格は高めですが、NXもオプション付けると割高になるので同じくらいになってしまうかもしれません。
エクステリアのインパクトならNX、内装ならCといった印象です。
ただ、Cは革シートが高いです。
シートベンチレーションもないです。
こういう快適性は、レクサスのが得意ですね。
安全装備はCのほうが良いです。
どちらも良い車ですので、悩まれてみてください^_^
- 匿名
- エアマチック非装着車が、それに比べてよかったのは・・おそらく2000から3000キロくらい走っていなかったですかね~・・
メカニカルなサスペンションですから・・そのくらい走らないと本来の乗り心地にならないんですよね~・・
ステーションワゴンでは、スポーツに搭載されるエアマチックが、進化を発揮するのは、コーナーでして、曲がるGを感知して左右のサスの固さを変えるんですよ!
また・・高速走行時にも車高を低く、サスを固く絞って空気抵抗を下げつつ、安定したハンドリングが可能になるんです。
そのほかの機能も、アバンギャルドとスポーツには大きく開きがあり、できれば・・スポーツを選んだ方が、リトルSと言われるCの良さが分かる気がします。
実際、NEW Cの部品は、Sと共通のものが多いそうで、今後の差別化は、ボディーサイズや革の材質等で差別化していくようですよ。
- Re: 匿名
- 匿名さん、コメントありがとうございます。
私がエアサスに試乗したのはC200のセダンのみでした。
それが固く感じたのは、下ろしたてで、ランフラットも夏場で空気圧も高めだったからとは、営業マンさんの弁ですが。
そのときのエアサスとくらべての、この時のワゴンの印象でした。
なので、本来のエアサスの感じを私も味わってみたいと思っています^^
今回のCはとてもいいですよね。
私も買うならエアサスのモデルだと思います。
- エクステリアデザイン
- c classのレビュー見ているとやはりいろんな階段を確認して感じる。
昨今のE,5の方向性と反して私は3.Cの大きさで上質を求めている。
私は5シリーズのオーナーであるが、もうあのクラスの大型化には付き合えない。なので3の大きさでいいのであるが、その乗り換えは質感では無理なんだ、
C class私みたいな人も狙って来てますね。
- Re: エクステリアデザイン
- mukkunさん、コメントありがとうございます。
お気持ちわかります。
私もできるだけコンパクトで、それでいて上質な車を求めています。
内装クオリティはEクラスが良いですが、サイズはCで十分です。
同様に内装はRXが良いですが、サイズはNXやC-HRくらいで良いです(笑)
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