車離れの時代に、クルマと付き合うことの意味②

前回の「管理人のつぶやき」記事で、『クルマ離れの時代に、クルマと付き合うことの意味』としてコラムのような記事を投稿させていただきましたが、予想以上に反響が有り、ありがとうございました^^

皆さん、やっぱり車に対する想いはアツいんですね。

当ブログでは、昨今の、「クルマ離れ」と言われる現状に対して、あえてアンチテーゼを問いかけたいと思います。


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「車は移動の手段でしょ?他に何の意味があるの?!」

という人にはわからないかもしれませんが、車を所有することの意味って、それだけではないですよね。
このブログを読んでくれている多くの人は、その意味を何となく感じている人だと思います。

そんな車を所有する意味について、管理人のつぶやきを語るシリーズの第二回です。


続きをどうぞ。







車は安くない買い物です。
それでも、車に対する考え方は人によって様々です。

「とりあえず動けばいい」

「安くて燃費が良い軽自動車で十分」

「パワーがあってスポーティな車がいい」

「たくさん人が乗せられて楽しい車がいい」

「質感が高くて見栄えが良い車が良い」


などなど、車に対する考え方はその人のライフスタイルや所得によっても変わってくると思います。

車は生活必需品でしょうか?
それとも嗜好品でしょうか?

車を、普段着る服のように単なる生活必需品としか考えていない人も、世の中には実は多いのではないでしょうか。
でも確かに、私も車は服と同じだと思う部分も多いです。
(以前、コラムで寄稿した記事に同じようなことを書いたので覚えている方もいらっしゃるかもしれませんが)


服も、「着られればいい」というレベルの安い服もあれば、高級スーツやブランド物の高価なものまでピンきりにあります。
でもどちらも身体を覆い隠し、寒さをしのいでくれるものです。

車も同様です。
「動けばいい」というレベルなら、中古の軽自動車なら50万円もしないものもありますし、スーパーカーのレベルなら数千万円の車もあります。


これって似ていませんか?


皆さんは、車を服のように「身につけるもの」だと考えたことは有りますか?
服やカバン、財布などはブランド物を身につけていても、乗っている車にはあまりこだわりを持っていない方も世の中には結構多いのではないでしょうか(当ブログ読者の方には少ないかもしれませんが)。






良い服に身を包むと、自分の少し格が上がったような、背筋がピンと伸びて仕事や生活のパフォーマンスが向上することが多々あります。
事実、社長や投資家を相手にするような職業の営業マンは、ある程度の身なりをしていないと仕事になりませんし、アパレルの販売員をしている人が、ヨレヨレのシャツを着ていたら売れるものも売れないでしょう。

一方、ヨレた服やこだわりのない服に身を包んでいると、怠惰な生活に身を任せてしまったり、自分を卑下して見てしまったり、妥協や不満ばかりを口にしてしまったり。
「だってお金がないから」とか「ボロは着てても心は錦なんだよ」と言い訳ばかりしていても生活は一向に改善しません。

でも、そういう人に一張羅を着せてみたらどうでしょう。
きっと背筋が伸びて、何かやる気が漲ってきそうではありませんか?



車も服と同様です。
自分のライフスタイルや服装に似た車や、少し背伸びをしても良い車に乗ると見える景色が変わってきます。
貴方がオシャレをして出かける時、その服装を着て車から降りてくる様を想像してみてください。

今お持ちの車は、貴方の服装にマッチしていますか?
何も高い車を買えば良いということではありません。
ライフスタイルや服装に気を遣うのと同様に、車にも気を遣ってあげてください、ということです。





私も当初は、多少のこだわりは持っていたものの「車は動けばいい」と考えていました。
(でもこれは真意でもあるのですが(笑)この件については、次回のネタにとっておきます)

そして、初めて自分で買った車フィットを7年乗ったあと、車買い替えのタイミングでたまたま友人に連れられていったフォルクスワーゲンのディーラーに行った時、「なんとなく外車のほうが見栄え良いし、ちょっと背伸びしてみようかな」と思ったのです。

で、フィットからフィットへの買い替えを検討していましたが、急遽フォルクスワーゲンのゴルフを購入したのです。

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ここでまず最初の変化がおきました。
その時の給料は別に今までとは変わっていませんでしたし、本当に背伸びをして20万円ほど高い車のほうを買ってみたんです。
でもそれによって、ただの移動の道具としか思っていなかった車が、車種によってもこれほどまでに違うのか、と気づくきっかけになりました。
背伸びをした車に乗っている自分も、ちょっと気分が良かったですしね^^
見える景色が変わった、と言ったら大げさかもしれませんが、でもたしかにそんな感じです。

もちろんフィットが悪い車ってことは全然なく、今でも最新のフィットは私はものすごく評価している一台ですし、オススメできる車ではあるのですが、その時の自分にとって違う車に乗ることはとても意義のあることでした。

フォルクスワーゲンのゴルフに乗ってみて、車というものに対しての興味がもっと増しました。
車という乗り物に対して、もっと自分でプライドを持って乗ってみようかなと思うきっかけになりました。




「車はどれも大して変わらない」と思っている方は、ぜひ一度、予算オーバーでも今買おうとしている車より少し上級な車に試乗されてみることをオススメします。

同じ販売店の中で上級な車に試乗されるもよし、外車の販売店に行かれてみるのも良い刺激があると思います。
今まであまり興味がなかった車に対して、いろんな車に触れることで「あっちの車の内装のほうが可愛い」や「乗り心地が格段に違う」など、色々な興味が湧いてくることと思います。




これは女性においても同様で、特に車に興味が無い奥様のほうが服装やブランド品には気を遣われている事もあるかと思います。
車を服と同様に考えて見ると、内装などは欧州車のほうが垢抜けていたりして、外車ディーラーに行って奥様のほうが俄然興味が湧いてきたりすることもあります。


想像してみてください。
予算オーバーでも、イイなと思った車から自分が降りてくる様を。
ちょっと良いホテルのエントランスに停めたその車から自分が降りてくる様を。
ワクワクしませんか?




年収300万円台世帯が増えているとか、年々高くなる税金など、たしかに車を所有するには厳しい現状もあると思います。
でも、欲しい車があったとしても「うちは貧乏だから」とか「維持費が高くて買えない」とか、買えない理由を口にするのではなく、どんな車がある生活がわくわくするのか、どうすれば買えるのか、を考えて生きなければ絶対に状況は改善しません。

「夢が持てない」なんて言う人も結構多いですが、夢を持たずしてどうして豊かになれるでしょう?
夢というのは、いわば目的地です。
目的地を決めずに走り始めても、ただ同じ道をぐるぐると回るだけでガソリンを消費するだけです。
目的地を決めることで、初めて前に進むことができるのです。

その目的地が、「自分の好きな車を買うこと」だっていいじゃないですか^^
夢は描かなければ実現もしませんからね。






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コメント

No title
毎日、楽しく記事を読ませていただいております。
本記事、大変共感しました。

私は30代前半の若輩者で免許取得後はしばらく家族共用の車を使用していましたが、現在はマツダのMC後アテンザワゴンを購入して乗っております。

なぜマツダかというと、車が一度も登場しない「Be a driver」のCMを見て衝撃を受けたことが大きいです。
大きなコストをかけて打ち出すCMに、自動車会社が一度も車を出さないCMを作るのを、よく上層部がGoサインを出したなと感心し、マツダはとても面白い会社になったと感じました。

そして、アテンザのCM(重役会議か何かを終わった後、真っ赤なアテンザで一人颯爽と出発するもの)を見て、自分が目指すイメージはこれだと確信し、アテンザ購入を即決しました。

高級車ではありませんが、アテンザディーゼルのAWDですので決して安い買い物ではありません。

ただ、ほぼ一目ぼれだったのでアテンザに乗ってからは運転が本当に好きになりました。実は、それまではあまり興味がありませんでした。

おかげで、外出範囲が大きく広がり、休日には家族を連れて自然の中にピクニックに行ったりキャンプに行ったりと、アテンザ購入前は想像もしなかった場所まで出かけるようになりました。

車一台で、人生の行動パターンが大きく変わることを身をもって実感していたので、思わずコメント書かせていただきました。

車離れって
流行語のように車離れってマスコミは言いますが、僕はそうはあまり思わないんです。
確かに以前より、新車に買い換えるのは三年とはいかないようですが、
僕の友達ちがセダンから軽自動車に変えました。 ‘今から軽で行くから’と言われ、
見せてもらいました。 でも彼なりにピカピカの車体、カッコイイホイールなどを
説明され、‘軽も頑張るな’と関心しました^^
友人は本当はスピード狂なので、満足では無いと言ってましたが、彼の軽自動車は
生き生きしていました^^
それが僕には嬉しかったです✩

ぼくもレクサス2代目ですが、以前はLS460に乗っていました。
友人と同じようにランクはダウンしています。
ハッキリ言って、乗り心地などでは現在のNXより良かったです。
ですが、レクサス以外のSUVと言う異なるNX300h車を選び、また違うレクサスのおもてなし
を味わったとおもっています✩✩✩(セダンに飽きたのもあるんで。。。)
現在のレクサス車は当時のLSから進化し、スマホでのリモート操作や、なにより乗り込んで
始動スタートの静けさ!  未来的なカッコ良さ! 
短い通勤の30分間を快適な空間で有意義な気持ちでリフレッシュしてくれます。
スーパーカーで出勤している気分なんです(^〇^)。

レクサス店での豪華なオーナー専用ラウンジでのひと時も、
‘この自分の頑張りへのご褒美’として、くつろいでいます。
「頑張れば✩少しの努力でこの自分でいられる」
レクサスは、そんなオーナー達へのご褒美だと思ってます。
みんながお金持ちで、余裕でレクサス車を乗っているとは思っていません。
でも、そんな少しでも自分を良くしたい気持ちが、日本の経済を良くする
のではとおもっています。
レクサスのような、夢を庶民にも与えられる企業が増えたらいいのにって思います。


服を
よいたとえですね。
私の初めの車は、先輩から譲ってもらったアルファ147。たとえるなら、アルマーニの古着。なかなか、スタイリッシュでした。
さすがのイタ車の古着で、色んな所にほころびが出て、新車購入を決意。
手狭だったので、SUV希望でした。
ワンボックスは、ファミリーには便利でですが、
個人的にスタイリングが…
服にたとえるなら、
価格対はおいておいて、UNIQLO、GAP。
普段着には十分ですが、しっくりきません。

そこで出会ったのが、VWのティグアン
たとえるなら、adidas。なかなかいいなと思ってほぼ購入を決意しましたが、どこかで、ブランド名の通りドイツの大衆車のイメージは拭えず…

そんなおり、となりのディーラーはレクサス。軽い気持ちで寄ってみました。
そこには、発売前のNX。
妻と二人で、一目惚れとはこのことでしょうか…多分、目がキラキラしてたと思います。
たとえるなら、フォーマルすぎないスーツのオーダーメイド。セールスもガツガツせず、こちらのニーズをゆっくり丁寧に案内してくれました。予算より高めでしたが、
購入を決意。思い出のアルマーニの古着も、下取ってもらえました。

普段着としても、一段高く
たとえるなら、おしゃれな人は、どんなにカジュアルでも靴や時計など一品はこだわるみたいな、また、フォーマルな場では、きっちりと抜け漏れのないしっかりとした自分を演出してくれます。

もちろん、自己満足の領域は出ることはありませんが、心に秘めた喜びは、何よりも変え難い気持ちです。

ブログ主さんの記事を見て、
そんなことを思い返し、
嬉しい気持ちになりました。
ありがとうございます。


はじめまして
初めまして、いつも楽しく拝見させていただいております。

車離れ・・・良いテーマですね。
私は地方出身で車がある生活が当たり前でしたので、子供のころは家族でどこに出かけるにも車でした。だから大人になって結婚したら車を買うというのは当然のことで、もはやDNAに刷り込まれているようなものですね。

東京に来てもうだいぶ経ちますが、こちらの人は車を持つということに対してすごくネガティブな人が多いですね。

数か月前、たまには車じゃなくて電車で旅行でも行こうか、というノリで妻と温泉旅行に出かけましたが、まぁ不便ですね。電車の時間を気にしないといけないし、荷物はずっと持ったままだし、電車が混雑してれば座れないし、あんまり良いことないですね。。車はそんなことないですよね。

カーシェアなんてものもありますが、選べる車は少なそうだし、乗りたいときに乗れないし、やっぱり時間を気にすることになるので、これもありえない。

好きな音楽をかけて、好きな時に好きな所へ出かける、これほど楽しいことはないと思うのです。

NX200tを6月に納車したばかりですが、レクサス車、しかもプレミアムカー自体初めての体験ですが、やっぱり買って良かった!と思える車でした。今後、どんな車が出てくるんだろうとワクワクしています。できれば車の良さを周りに知ってほしいなーと日々考えています。

これからもブログ楽しみにしています。
低所得者には縁が無い話です。
走るだけで満足です。
Re: No title
ところてんさん、コメントありがとうございます。

共感していただき、ありがとうございます^_^
MC後のアテンザ、良いですよね。
マツダは勢いあります。

自分の理想のイメージで車を買うのはとても素晴らしいと思います^_^
夢は描かなければ現実になりませんし^_^

好きな車だからこそ、ドライブしたくもなりますものね!
ネガティヴに生きるより、好きなものを買ってポジティブに生きることこそが、人生では大切だと思います^_^
それが日本製品なら、買い物自体が社会貢献にもなってますからね^_^
Re: 車離れって
まさとさん、コメントありがとうございます。

おっしゃる通り、車のランクを上げることが全てではありません。
好きな車を買うことが大切なのです^_^

どんな車を買うのでも我慢して妥協して買うのではなく、自分の好きな車をポジティブな気持ちで買うことが、人生を上向きにする大切な要素だと思います。
レクサスは庶民のスーパーカーという概念は本当ですよね。
ディーラーのおもてなしなども、今までとは違う世界、景色を見れる車だと思います。
環境が人を変えます。
レクサスを買って、人生ぎ変わった人もいるのではないかと思います。
私がそうであったように^_^
Re: 服を
サムライさん、コメントありがとうございます。

アルファ147、カッコイイですよね!
私も知り合いが乗ってて憧れたものです。
アルマーニの古着とは、上手い例えですね^_^

レクサスはギラギラし過ぎず、それでいて冠婚葬祭何処へ出しても恥ずかしくないスーツのようなものですね。
数年ぶりに会った友人に、レクサスから颯爽と降りてきてカッコ良かった、と言われて嬉しくなりました^_^
車だけではなく、身なりや所作なども、美しくありたいと普段から気をつけています^_^
Re: はじめまして
Papikoさん、コメントありがとうございます。

都内だと駐車場代も高いので特にネガティヴに考えてる人も多いですよね。
車を買えない理由を考えて現状に甘んじるのか、買えるように何か行動を起こすのかによっても、人生は変わってくると思います。
あとは、買っちゃえば何とかなるものです(笑)
これは冗談でもなく、実際何とかなることが多いです。
買えない理由を考えるのではなく、買うと決意をして生きるのでは人生の質も変わってきそうですからね。

電車の旅も私も久しぶりにしてみましたが、暑いし疲れるし、やはり車のほうがいいなぁと思った次第です(笑)
それに、好きな車を運転している時って、何より楽しいですからね。
それに、気の知れた家族や友人と、好きな音楽をかけてドライブするのは、家と職場を往復するだけの景色に慣れた人にとっては、最高の人生のスパイスだと思います。

そういう風に感じてくれる人が増えることを、願って止みません。
Re: タイトルなし
401さん、コメントありがとうございます。

走るだけでも確かに最高です^_^
それはおっしゃる通りで、次のテーマとして書こうとしているネタでもあります。

でも、贅沢をしたいと願うことは悪ではありません。
欲求を止めないで、夢を描いても良いと思いますよ^_^
だってワクワクするじゃないですか。
いつか書こうと思っていますが、現状を打破するための方法なども書いていけたと思ってます^_^

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