前回は、築地散歩をしました。
東京ワンダー散歩 東京都中央区 ワンダートラベル68
今回はその続き、築地周辺のレトロな街並みを散歩してみたいと思います。

続きをどうぞ。
今回は前回の築地散歩の続きです。
浜離宮の近くを歩いていると、ワンダー建築として有名な中銀カプセルタワービルが見えてきました。

こちらの中銀カプセルタワービルは、黒川紀章氏が設計し、1972年に完成した世界で初めて実用化されたカプセル型の集合住宅だそうです。

それぞれのカプセルは取り外して交換できるそうですが、今まで交換されたことはないそうです。
その後は浜離宮を散策。

浜離宮から水上バスに乗って聖路加ガーデンまで戻ります。
築地のレトロな街並みを散策します。

築地周辺には、銅板建築もまだ残っています。
銅板建築とは、昭和初期に作られた住居兼商店で、外壁に銅板を貼ってある古いタイプの建物のこと。
いい感じに緑青とよばれる錆びが覆い、緑色になっているのも味があります。
震災後でもこのような古い建物が残っているのはすごいですよね。

いつまでも残っていて欲しいですが、だいぶマンションが建って築地の街並みも変わってきています。
少しでも写真に残しておきたいです。
昔ながらの長屋も残っていました。

歴史ある建物は、それだけで絵になります。

細い横丁には、飲食店が立ち並びます。

酒場放浪してみたいものです。
レトロな街並みの暗い路地裏で、ハッとするような鮮やかな黄色を発見して思わずパチリ。

何気ない風景の中にも美しさを感じるんですよねぇ。
普通は花鳥風月のような風景写真のほうが美しいと思いますが、私はこうした日常風景の中の何気ない風景写真が好きです。
他の人があまり興味を持たないような風景にもアートはあると思います。
どこか懐かしいようなノスタルジックな風景を求めて写真を撮っています。
昭和レトロな風景で、どこか良いスポット有りましたら教えて下さい^^
散歩を続けていると、細い路地から呼ばれているような気がしました。

昼なお暗い密集した建物。
東京のど真ん中にこんな風景が残っているんですね。

さらに路地を進んでみると…
打ち捨てられた古いタイプライターを発見!

これに呼ばれていたみたいです。
人知れずいつからここに放置されているのか…

それにしても絵になります。
一言で「ゴミ」と片付けてしまうにはもったいない存在感。
このタイプライターだけで何回シャッターを切ったことでしょう。
よく見てみると、タイプの文字盤はカタカナ表記です。

今だととても珍しいですね。
何時頃使われていたものなのか…
この路地に入ってこなければ出会えなかった素敵なタイプライター。
こういう思わぬ出会いがあるから、カメラ散歩はやめられないのです^^
この後は築地本願寺を回って解散。
普通の観光ルートとは全く違う散歩でしたが、とても味のある風景に出会えた築地レトロ探訪でした^^

「フツーじゃない旅」のカテゴリー、ワンダートラベルでした。
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