前回までの記事では、納車後インプレッションとして、エクステリアや内装の評価をしてみました↓
マツダのディーゼルは大丈夫!デミオXD納車後インプレッション1!燃費も満足!
マツダ デミオXD 納車後インプレッション2!内装の評価は?
マツダ デミオXD 納車後インプレッション3!後席や荷室はやっぱり狭いか?
今回はデミオXDドライブフィールについての納車後インプレッションです。

今までもざっくりとしたドライブフィールはお届けしてきましたが、今回はもう少し細かくインプレッションしてみたいと思います。
過去に書いたデミオの記事や、今後加筆されていくデミオの最新記事は、以下のデミオ関連記事一覧でご確認ください↓
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さっそくデミオXD Touring L Packageのドライブフィールのインプレッションに入ります。
「Be a Driver」というキャッチコピーを使っているマツダだけに、ドラポジなどには相当拘ったみたいです。

アクセルペダルはオルガン式ですし、フィットよりも長い全長に対してボンネットが長い分、居住性は狭いですが、運転席足元にホイールハウスの出っ張りが来ていないので、足を伸ばした時に自然な位置にアクセルペダルが有ります。
デミオよりも高級な車でも、足元の左右が窮屈だったりフットレストが中央にオフセットしていたり、ドラポジがうまく撮れない車もありますが、デミオは自然な着座姿勢が取れていると思います。
アクセルペダルがオルガン式ってのも、個人的にはポイント高いです。
先日の内装インプレでも述べましたが、ステアリングホイールの手触りもGOOD。

上位車種と同じステアリングホイールを使っているので、しっかりしていて当然です。
これもクラスを超えた質感で、ドライバーズコンシャスですね。
エンジンを掛ける前ですが、鍵を開けて車内に入ると、メーターのリングがドクンドクンと脈打つように光ります。

この演出も、納車されてから気が付きましたがイイですね。
プッシュ式のエンジンスタートボタンを押すと、1.5Lのディーゼルエンジンが始動します。

さすがにアイドリング中はガラガラとしたサウンドと振動が身体に伝わります。
特にエンジンが暖まっていない状態ではその振動騒音も大きい気がします。
革巻きのサイドブレーキをおろして、シフトをDレンジに入れて走り出します。

デミオは、手に触れる部分の質感には相当お金をかけています。
シフトもシフトブーツが付いていますし、サイドブレーキの革巻きも触り心地は良いです。
うちのデミオXDは、6速ATのモデル。
SKYACTIV-DRIVEというマツダ独自のトランスミッションは、ロックアップ比率が80%を越えるという、トルコンATとDCTの良い所どりのようなトランスミッション。
このドライブフィールは、初めて乗った時には「これはDCTなんじゃないか?」と思うほどダイレクト感があり、アクセルオフでエンジンブレーキがかかり減速します。
普通のAT車だと、アクセルオフにしてもスィーっと流れていきますが、デミオ(SKYACTIV-DRIVE)だとDCT車のようなエンジンブレーキが効いたようになるので、微低速でアクセルをオン・オフをすると普通のAT車のようにはスムーズに惰性で流れてくれるわけではないので慣れないとカクカクするかもしれません。
完全にアクセルを抜ききらなければ良いだけなのですぐ慣れると思いますが。

(↑「この写真の場所はどこ?」というリクエストが有りましたのでお答えしますと、長野県白馬村にあるホテルグリーンプラザ白馬です)
ギア間の繋がりはAT同様にとてもスムーズだし、DCTのような発進時のギクシャク感やジャダーもありません。
本当にDCTとトルコンATの良い所どりのトランスミッションのようです。
ただ、発進時の微低速時のみトルコンを使っているそうで、たしかに1速での発進時のみダイレクト感が薄い感じがします。
DCTだと1速からガツンとしたダイレクト感がありますが、デミオ(というかSKYACTIV-DRIVE)は、1速の発進時のみアクセル開度に対してはイメージしているより穏やかな加速感となります。
しかし、トルコンATの良い面としてクリープも自然に発生しています。

以前の試乗記でも、「発進時の加速感は穏やか」と書いた気がしましたが、まさに発進時のみ滑りを利用するトルコンを使っているなら納得ができます。
これに違和感があるかというと、全くそんなことはなく、普通のAT同様な発進加速です。
それ以外のロックアップ時が異様なダイレクト感なだけだと思います(笑)
DCTのダイレクト感が好きなので、このテイストは割と好みです。
それでいて燃費効率も良く、DCTよりギアの繋ぎが滑らか。
頑張ってます、マツダ。

ただ、そのドライブフィールに高級感があるか?といえばそういうテイストではなく、やはりディーゼルエンジン特有のガラガラとした騒音と振動が身体に伝わります。
特に、1速〜2速くらいではわかりやすいです。
身体が慣れてしまったので、不快にも思わなくなったのですが、久しぶりに仕事でヴェルファイアハイブリッドに乗ったら、全然騒音と振動がなくて驚きました(笑)
アイドリング中でも振動がほとんど感じません。
いかにデミオのディーゼルエンジンの振動騒音になれてしまっていたか。
でも、デミオだけに乗っているなら、まったく気にならないくらい身体が慣れてくれます。
それに、このクラスでディーゼルという希少性ゆえ、このガラゴロとした音も、どこか重厚感すら感じる気がしています。
トラックみたいな音なのに、コンパクトカーってちょっと面白いです(笑)
ギアが3速くらいに入ると、騒音も振動も気にならなくなります。
それで1300rpmくらいからトルクがあるので、モリモリと静かに加速してくれます。
2000rpm以上回さないで街中の運転は全て完結できます。

何処なんだここは?という写真ですが(笑)
全体的にコンパクトなのに重厚感があるテイストで、足回りもどっしりしています。
ギャップを超えた時のいなし方などは、下手な高級車よりいいんじゃないか?と思えるほど、角の取れた硬質感を出せています。
個人的にはとても好みの乗り味です。
ステアリングに関しても同様。
前車のIS300hを超えるほどステアリング剛性がものすごく高いか?というとそこまでではありませんが、デミオはクラスを超えたステアリングの質感があると思います。
そもそもステアリングホイールがCX-5と同じものを使っているので、他社コンパクトカーと比べたら2ランクぐらい良いモノが付いていることになります。
コンパクトゆえの回頭性の良さと握り心地の良いステアリングホイールのおかげで、運転していてとても心地よいです。
エンジンからの振動と音が適度に聞こえている方が、運転していて楽しいんだな、と改めて気づいた感じです。
静粛性と乗り心地も、高ければ良いってもんじゃないんですね。
運転している感覚が薄れてくるんですよね。
まあ長距離などを楽に乗りたい場合は、そういう静粛性や乗り心地が良い車のほうがいい時もありますが。

ブレーキのタッチもこれまたイイカンジ。
踏み始めから制動が始まり、なんとも粘りのあるブレーキフィールです。
ハイブリッドの遊びのない制動力に慣れていても、過不足ないブレーキタッチだと感じます。
かといって、止まり際にカックンとなるくらいではないです。
これは他のメーカーでもあまり体感したことのないブレーキタッチで、遊びが少なく踏み代に応じた制動力があってGOODだと思いました。
デミオXDのアイドリングストップもまた優秀です。
NX200tでは走り始めてしばらくはアイドリングストップしなかったり、冬場ではなかなかアイドリングストップしなかったりしましたが、デミオXDでは走り始めてすぐでもアイドリングストップします(今のところは)。
冬場などはどうなるかはまだわかりません。
たまに、アイドリングストップしなくなる時がありますが、ディーゼルのPM(スス)除去優先時にはアイドリングストップしなくなるみたいです。
これもしばらくすると、元に戻ります。

また、マツダはあまり声高にプロモーションしていませんが、i-ELOOPというエネルギー回生システムをオプションで用意しています。
私が買ったデミオXDにはこちらが付いていたんですが、スズキで言うところのエネチャージみたいなものです。
回生したバッテリーは車内の電装品に利用することで、燃費が若干良くなるというシロモノです。
もともとハイブリッド車を乗り継いでいるので、燃費に関してはスペックが良いほうが嬉しいです。
こうしたメカ系はできるだけ付けておきたいタイプ(笑)
デミオXDの燃費ですが、概ね満足しています。
ただ、短距離が多くなるとそれほど伸びないのはガソリン車やハイブリッドとも同じです。
むしろディーゼルだと短距離走行だけでは、PMを除去するDFP再生が機能しづらくなるので燃費的にはメリットが無くなります。
一度の走行で、ある程度距離を走る人にとって、メリットが有るディーゼルですね。
私は通勤のちょい乗りと、週末の中距離使用になりますが、ついついドライブしたくなって通勤帰りなどに遠回りして走ったりしています^^

デミオのディーゼルというかSKYACTIV-DRIVEですが、燃費向上にはコツが有りますね。
それも機会があったら書いてみたいと思います。
と言った感じで、デミオXD Touring L Packageの納車後インプレッションのドライブフィール編でしたが、いかがでしたか?
デミオは本当に味の濃い車に仕上がっているなぁと思います。
まず、運転するときに手足に触れる部分の質感がとても高いこと。
内装の質感もそうですが、オルガン式のアクセルペダルであったり、適正なドラポジであったり、ステアリングホイールの質感であったり。
これがドライバーの気分を高めてくれます。
そして、ディーゼルの騒音と振動も、慣れれば重厚感を感じて悪く無いです(笑)
ドライブフィール自体も、クラスを超えたものがあると思いました。
角の取れた硬質感であったり、クイックな回頭性であったり、粘りあるブレーキフィールであったり。
SKYACTIV-DRIVEのダイレクト感あるシフトフィールもいいですね。
燃費面でも良いですし、マツダの技術には感心いたしました。
いろいろな面を総合して、デミオXDはとてもコストパフォーマンスが高い車であると思います。
デミオより上のクラスでも、ここまでの質感になっていない車も多々ありました。
じゃあデミオは悪いところはないのか?と言われれば、もちろんあります。
それはまた、別の機会に「納車されてわかった悪いところ」シリーズとして書いてみたいと思います。
お楽しみに!
デミオの開発ヒストリームービーの4と5です。共有しておきますね。
ご興味ある方はどうぞ^^
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では次回のワンダー速報もお楽しみに!

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コメント
- インプレありがとうございますー
- 今回の記事はホント走るのが楽しそう感じが伝わってますね! ここ数年でマツダは最近走りもデザインも良くなって街中でつい振り向いちゃいます。
最近の国産車って燃費や安全機能が特徴になってクルマ本来の走りを重視したクルマが少なくなってる気がします。 そうゆう自分も燃費気にしてエコ運転しちゃてるんですけどね^_^
免許取り立ての頃のクルマで走るのが楽しくて仕方なかった頃が懐かしいです^_^
ドラヨスさんいいクルマを買われましたね! 今度僕もマツダへ試乗に行ってみようと思います!
- i-stop
- デミオXD-TL MTに乗ってます。
i-stop が効かない要素は
①DPF再生が始まっている
②室内温度が設定値と離れている
③ブレーキの踏み方やドアを開けた他
で、季節によって影響されるのは②の室内温度とエアコンの設定値で、冬場になかなかi-stopが効かないのは室内温度が設定値より低いからです。
水温も要素ですが条件が25℃以上ですのですぐに成立します。
②は裏を返せばエアコン(送風まで)をOFFにすると条件が成立しi-stopが効くようになります。
これは夏場の冷房も同じで、停車時だけエアコンをOFFするとi-stopが効く時間が長くなります。
裏技でした!!
- Re: インプレありがとうございますー
- togariさん、コメントありがとうございます。
デミオ、本当によく出来てます。
小さい事はある意味最高の性能なのかもと思い始めました(笑)
デミオは安全装備もてんこ盛りできます。
うちのは最上位グレードにメーカーオプション全部のせでしたが、コミコミ220万。
クルコン、ブラインドスポットモニタ、レーンデパーチャーアラート、リアクロストラフィックアラート、ヘッドアップディスプレイまでついてますから、私が乗ってたISよりも装備充実してます(笑)
- Re: i-stop
- kim_bugさん、コメントありがとうございます。
いろいろ条件教えていただき、ありがとうございます^_^
やはり水温も関係してますか。
となると冬場は、アイドリングストップするのに時間かかりそうですね。
エアコンは如実に反映されますよね。
ハイブリッドでもそうでした。
でも、マツダのi-stopは頻繁に止まるので優秀だなーと思いました。
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