このNAVI・AI-AVSは、新型IS以外にも、クラウンや旧型GSにも装備されていたもの。
現行GSにはAVSとは表記されていますがNAVI・AI-AVSとは表記されていないのでどんなAVSが装備されているかは私のリサーチでは不明。
そもそも、AVSとはAdaptive Variable Suspension Systemのことで、路面状況などに応じて自動的に減衰力を調整してくれるサスペンションシステムのこと。
アブソーバコントロールコンピュータが、各センサーやドライブモード、コンピューターからの信号を基に車両の状態を推定して、4輪それぞれのショックアブソーバの減衰力を制御するそうです。
一般的に、ショックアブソーバの減衰力を低くしたほうが、荒れた路面からの振動を吸収し乗り心地がよくなりますが、高速走行時やブレーキング時、コーナリング時には、ロールが大きくなったり、大きな段差やうねりのある路面では振動の収まりが逆に悪くなります。
そこで、NAVI・AI-AVSでは、さまざまなセンサーやコンピューターによって、車輪速度、出力トルク、車体上下加速度、操舵量、操舵方向、水平方向加速度などを協調感知して、荒れた路面を走行する時には減衰力を低めに切り替え、一方、高速走行時やコーナリング時には減衰力を高めに切り替えるなど、路面に応じて減衰力を制御しているそうです。
これにより、低速時の乗り心地と、高速・コーナリング時の操縦安定性を両立。
さらには、ブレーキング時のアンチダイブ制御、加速時のアンチスクワット制御、コーナリング時に4輪を独立で制御しロールを抑制…などなど、機械式では不可能だったレベルの乗り心地と操縦安定性を確保しているそうです。
VSCやプリクラッシュセーフティシステムとも連動していて、危険を察知した時にも最適な減衰力に設定してくれるそうですよ。
あまりPRされていないように思えますが、かなりすごい技術ですよね。
そして、「NAVI」と名前が付くだけに、カーナビゲーションシステムとも連動しているそうです。
アブソーバコントロールコンピュータがカーナビから車両前方のコーナー情報を受信、コーナーで発生する横加速度を計算して、ハンドリングタイミングに合わせて減衰力を最適に調整するとのこと!
超ハイテクですね!
(※しかしながら、先代クラウンなどにあったナビに連動した段差学習制御機能は、現行クラウン同様省略されている可能性が高いです。)
もちろん、ドライブモードによっても減衰力は制御され、ECO・NORMAL・SPORTでは乗り心地優先の減衰力、Sport S+モードでは操縦安定性を高めた減衰力になるそうです。
さあ、文字ばっかりで解説してきましたがいかがだったでしょうか?
まとめますと、
サスペンションの減衰力を、ナビの情報や路面状況に応じて4輪独立して電子制御し、低速では乗り心地を、高速やコーナリング時には操縦安定性を最適に制御することで、しなやかな乗り心地と剛性感ある操縦安定性という相反したサスペンション制御をリアルタイムに成立させている 、ということです。
たしかに、IS300hの標準16インチホイールと、IS250Fスポーツの18インチを乗り比べましたが、18インチでも街中での硬さをそれほど感じなかったのは、このNAVI・AI-AVSのおかげなのかもしれません。
このNAVI・AI-AVSは、Fスポーツには標準、Ver.Lに18インチホイールとセットで10万円程度のオプションとなっています。
ノーマルの足回りとFスポーツの足回り、さらにはVer.LでAVSをつけた足回り、どれが一番乗り心地が良いのさ!?と悩んでいる方もいると思います。
ここまでハイテクな制御をしているAVSが5万円と考えるなら、お得な装備かもしれませんね。
ということで、
レクサス車 など、今後車の購入をご検討の方は、試乗などで実際にディーラーに行く前に、今のうちにネットで愛車の無料見積もりをしておくことを
激しくオススメ しますよ。
何故かというと、買うつもりなくてとりあえずディーラーに見に行ったつもりでも、営業マンから
「今契約しないと納車が更に遅れる!」 とか
「今日ハンコ押してくれるならこの条件で!」 とかプレッシャーかけられて、下取り価格の吟味をする前にうっかりハンコを押しちゃったりすることがあるからです(実際私も経験あり^^;)。
その時点から一旦帰ってネット見積もりなどをすると、再度ディーラーを訪れるまでに時間がかかり、とくにデビュー直後の車だと
1週間契約が遅れるだけで、納車が1ヶ月遅れることも… 。
ディーラーでの下取り交渉で、良い条件を出すためには、
予めネットなどで愛車の買取り見積もりを取っておいて、ディーラーでの下取り金額の交渉材料として使う のがかなりオススメの手です。
他社競合車種で、値引き合戦などをさせるのも手間と時間がかかりますので、手早く良い条件を出させるには、ネットで愛車下取り見積もりだけでも取っておくと、例え1社だけで商談するにしても交渉材料として使えるのでオススメですよ^^
買取店で出た査定金額を持ってディーラーに行くと、
値引き+下取り で価格交渉ができるので手ブラで行くより
良い条件が引き出せる可能性が高い です^^
※レクサスは車両本体価格からは値引きが一切ありませんが、
下取り価格上乗せ が実質値引きに相当する場合が多いです。
実際に私がおすすめしたこの方法で、ブログ読者の方から「
買取店よりも良い条件でディーラーで下取ってくれた 」という報告もいただきました^^
そういう私も、なんと某買取店のダブルスコアでディーラーに買い取ってもらった経験あり…。
ネット見積もりで下取り条件の物差しを事前に用意しておいたほうが、いざディーラーの営業マンから急かされた時にも落ち着いて交渉できるのでおすすめですよ^^
ディーラーによっては、値引きが良くても下取りの条件が悪いことも良くありますので、そういう時は、
買取店に売却してしまえば良い ですしね。
ということで、当ブログが参考になったよ、という方は、ネット見積もりをする際には↑の広告リンクから見積もっていただけると、
毎日ブログを更新するうえで大変励みになります (笑)
2013年の3月にブログを開設して以来、毎日更新を貫いています!! よろしければブックマークもお願いします^^
今後も気になる旬な車を中心にお届けしますので、応援よろしくお願いいたします^^
では次回のワンダー速報もお楽しみに!
関連記事
←毎日ブログ更新するために、こちらの「車ブログ」 ボタンを押していただけると大変励みになります!